Inspiron 15z の特徴(製品解説)

Inspiron 15zは15.6型のUltrabook。
インテルの超低電圧版プロセッサ Core i5やCore i7を搭載する薄型・軽量のノートPCで、15.6型サイズでありながら最小で約2.17kgという軽さを実現しています。
薄くかさばらないため、屋内の移動や近場への携帯も可能なノートPCです。
液晶の解像度はHDのみですが、タッチパネルの構成も選択可能となっており、Windows 8をタッチパネルのノートで使いたいというユーザーにも適します。
構成面に関しては、外部グラフィックス(GT630M)の構成も用意されるなど、選択する構成によっては比較的高い性能となるため、メインマシンとしても十分に活用できるUltrabookだといえます。
Ultrabookというと価格高めのものが多いですが、この製品の標準ストレージはHDDで、
それに加えてキャッシュ用のmSATA SSDで高速化を図るという構成を採用している為、価格はかなり安価。
普通の(Ultrabookではない)PCに近いくらいの価格設定です。
もちろん、mSATA SSDを搭載しているとはいえSSDをメインドライブに搭載したPCの速度には全然かないませんが、
全体的なパフォーマンスは高く、さらにGT630Mの構成も選択可能となるなどメインマシンとして十分に利用できる製品です。
薄くても光学ドライブは搭載されているため、普通サイズのPCに比べて不足を感じる部分はないといえます。
私的には、15.6型のノートというと完全に据え置きでの利用を考えるので、
わざわざUltrabookを購入する必要はないと思うのですが、PCを持って屋内を移動されるような方には便利な製品ではないでしょうか。
なお、タッチパネルを搭載すると約2.46kgと、そうでない場合よりも少し重くなります。
【構成の一例】
Inspiron 15z プレミアム
Windows 8 (64bit)
Core i5-3337U
4GB (4GB×1)
15.6型ワイドHD、光沢
HD グラフィックス4000
500GB HDD+32GB SSD(mSATA)
IEEE802.11b/g/n+Bluetooth4.0
駆動時間:実測で約4.5時間(bbenchで測定)
¥59,980 (税込)~
価格・構成内容は2013年4月12日時点
以下、Inspiron 15zの簡単な写真です。


掲載モデルのカラーはファイアレッド。従来からのなじみのあるデザインを採用。
ファイアレッドのカラーはオプションで選択できるものです。
標準ではムーンシルバーとなります。

画面は光沢タイプ


Ultrabookといっても、そうでないPCと同じ位インターフェースの内容は充実しています。

キーボード

タッチパッド
キーボードとタッチパッドの操作感はとても良いです。
右端一列にHomeなどのキーが並ぶ配列はあまり好きではありませんが、
Ultrabookの割にストロークがそれ程浅くはなく、キーの打感は良いです。

底面。中央にあるパネルの内部には、メモリスロットがあります。

エクスペリエンス・インデックスのスコア

CrystalDiskMarkのスコア
キャッシュ用のSSDが搭載されているため、ディスクのスコアが高め。
実際の速度は作業内容によって早かったり、そうでもなかったりとムラがありますが、HDD単体構成時よりは高速です。
現時点(2013年4月12日)ではSSDの構成も用意されているため、HDDが嫌な方はそちらを選択されると良いと思います。
製品については以上です。
より製品の細かい特徴や性能について興味をお持ちの方は、Inspiron 15zのレビュー記事をご覧ください。
正確な価格や仕様に関しては、デル公式の製品ページをご確認いただければと思います。