HPが販売するノートPC、HP Pavilion 15-cu0000のレビューです。

HP Pavilion 15-cu0000は、15.6型フルHD液晶を搭載するノートPC。

CPUにはU付きの第8世代Core i5やCore i7を、また上位モデルにはAMD Radeon 530 グラフィックスを搭載するモデルを提供するなど、比較的高い性能を持った製品です。

高性能かつ洗練されたデザインを採用しながらも、お手頃な価格を実現しており、デザインや性能にこだわりつつもできるだけコストを抑えたPCが欲しいというユーザーに向いています。

今回は、上位モデルである「HP Pavilion 15-cu0000 パフォーマンス・オフィスモデル」を使用してみましたので、その特徴や使用感、性能についてご紹介いたします。

HP Pavilion 15-cu0000 製品ページ
個人向けPC 割引クーポンはこちら
※当サイト経由で、12万円(税抜)以上の個人向けPCを購入時に「7%Off」となるクーポンを提供中です。

【HP Pavilion 15-cu0000 レビュー記事目次】

HP Pavilion 15-cu0000 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェース
 ・キーボードの操作性
 ・重さ

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度
 ・バッテリ駆動時間

製品のまとめ
・ HP Pavilion 15-cu0000 まとめ

※掲載製品は Linkshare様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP Pavilion 15-cu0000 筺体外観・インターフェース

冒頭でも述べたとおり、HP Pavilion 15-cu0000は比較的リーズナブルな価格帯の製品ながら、洗練された筺体デザインを採用しています。

高性能、なおかつデザインにこだわった製品は最小構成でも10万円を超えてくることが珍しくありませんが、本製品は構成によるものの、下は70,000円(税抜/2018年1月12日時点)~というお手頃価格を実現。

買い得感のあるノートパソコンだと思います。





本製品にはモダンゴールド、ロイヤルブルーの2種のカラーリングによるデザインが提供されています。

写真は、モダンゴールドカラーの天板です。
モダンゴールドをベースに、中央には鏡面仕上げのhpロゴを配置するおなじみのデザインを採用しています。

ロイヤルブルーは、ややクラシカルな印象を受けるカラーで、モダンゴールドはロイヤルブルーよりも華やかさが感じられるカラーです。

カラーによって随分印象が異なりますが、いずれも多くの世代に使いやすい上品なデザインだといえます。





背面、正面側からみた筐体全体の様子です。
どの角度からみても粗のない、きれいな筺体です。

天板はモダンゴールドですが、本体部分は落ち着いたシルバーで仕上げられています。

製品ページによると、3Dメタル仕上げを施してあるのだとか。
高級感があるようにみえますね。



ディスプレイには、15.6型フルHD(1920×1080)のIPS光沢液晶を採用。

明るい場所だとやや光沢感が目立って見づらいことがあるのですが、サイズが大きく解像度もほどほどに高いため、ネット閲覧や入力作業など細かい操作がしやすいです。

簡単な写真や動画編集などにも使いやすそうですね。






IPS液晶であるため視野角は広く、どの角度からも見やすいです。
IPS特有のクッキリと明るい表示も、きれいで良いと思います。




液晶上部ベゼルには、約92万画素のHP Wide Vision HD Webcam(Webカメラ)が、下部には小さなhpロゴがプリントされているのがみえます。



液晶の最大開閉角度は、約125~130度。
一般的なノートPCのディスプレイの可動域と、大体同じくらいですね。



ちなみに本製品には、ヒンジ部分に「リフトアップヒンジ」と呼ばれる機構が採用されており、ディスプレイを開くと背面がせりあがって本体がやや傾くようになっています。


リフトアップヒンジを採用

キーボード面がわずかに傾斜するため、タイピングなどの操作が行いやすいだけではなく、筺体底面に隙間ができることによって排熱効果もアップするのだとか。




筐体側面のインターフェースの内容を確認します。

左側面です。
こちら側にはLAN、HDMI出力、USB3.1×2基、USB3.1 Type-C、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポート、セキュリティロックケーブル用のスロットが搭載されています。



右側面にはSDカードスロット、DVDライター、電源コネクターが並びます。




筐体正面、背面側には何もありません。
背面中央部には、PAVILIONの文字が小さくプリントされています。




背面中央部にあるPAVILIONの文字


インターフェースについては、USBはType-AのほかにType-Cも備わっていますし、映像出力、カードリーダーやLANに加え、光学ドライブも標準搭載するなど、家庭用のPCとしては十分な内容です。

個人的には右側にもUSBが欲しかったのですが、今のままでも不便なわけではありません。




筺体底面です。
写真は上が筐体背面、下が正面側です。

通気口やゴム足以外、何も見当たらないすっきりとしたデザインです。バッテリも完全に内蔵されています。



HP Pavilion 15-cu0000と、同梱されていた電源アダプターやケーブル、ウォールマウントプラグです。




電源アダプターは19.5V、3.33Aで65W。

掲載モデルには65Wの電源アダプターが付属していましたが、Core i5-8250Uを採用する下位のスタンダードモデルやスタンダードプラスモデルには、45Wの電源アダプターが付属するようです。



キーボードの操作性

HP Pavilion 15-cu0000のキーボードをチェックします。





アイソレーションタイプの日本語キーボードを採用。
右側にはテンキーを搭載しています。

主要なキーのピッチは約18.7×18.7mm、キーストロークは約1.5mmと、HPのノートでは標準的なサイズ、深さを持つキーボードです。

加えて配列や機能に変わったところはなく、またキーには適度なクリック感があってタイピングがスムーズに行えます。

特別使いやすいというわけではありませんが、普通に使い勝手のよいキーボードです。
キーにも本体と同じ、シルバーカラーがとりいれられているところがデザインに一体感があってきれいですね。



キートップの様子です。
ほぼ平坦な形状を採用しています。



白色のバックライトを内蔵。
明るさの調整はできないものの、暗い場所で作業を行うことがある方には便利な機能です。



キーボードの上部に、B&O PLAY(Bang & Olufsenのカジュアルブランド)のサウンドテクノロジーに対応するスピーカーを内蔵。

標準搭載のサウンドユーティリティを利用し、サウンドのチューニングが行えます。




プリンストールされている、HPとB&O PLAYのサウンドユーティリティ



左側のパームレスト上に、PAVILIONの小さな文字がプリントされています。



タッチパッドはボタン一体型。
HPではイメージパッドと呼ぶようですね。

パッドの縁に沿ってダイヤモンド・カット加工が施されており、光が当たる角度によってキラキラ光って見えるところがお洒落です。

肝心の使用感については、ややホームポジションにたいして右寄りだとは感じるものの、パッド面はそこそこ広く操作がしやすいこと、またクリックボタンも適度な硬さで押しやすく、悪くない使い心地です。



重さ

HP Pavilion 15-cu0000の重さをはかってみました。



PC本体の重さは、2107g。
さすがに軽くはありませんが、高性能な15.6型サイズのノートの重さにしては、やや軽めだと思います。

外出時に持ち運べるほどの軽さではありませんが、ちょっと部屋を移動したりするのにはちょうど良いサイズ感です。



同梱されていた電源アダプターやケーブルの重さは、345g。



HP Pavilion 15-cu0000 構成内容とその特徴について

掲載しているHP Pavilion 15-cu0000の構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】


【GPU-Z】

【搭載ストレージ】

【HP Pavilion 15-cu0000 の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-8550U(1.80GHz~4.00GHz)
ディスプレイ   15.6型ワイドフルHD(1920×1080)IPSディスプレイ
グラフィックス   AMD Radeon 530 グラフィックス
メモリ   8GB(8GB×1/DDR4-2400MHz/最大8GB)
ストレージ   128GB SSD(SATA M.2/Samsung製)+ 1TB HDD(5400回転/Seagate製)
光学ドライブ   DVDライター
ネットワークコントローラー   内蔵Gigabit LAN(10/100/1000)
無線機能   IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.2
バッテリ   リチウムイオンバッテリ(3セル)、約9時間(公称値)
電源   65W スマートACアダプター
サイズ   376×248×22.5~24(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.07kg
カラー   モダンゴールド
主な付属品 速効!HPパソコンナビ特別版ほか
標準保証   1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2019年01月12日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、15.6型フルHD液晶、Core i7-8550U、AMD Radeon 530 グラフィックス、8GBメモリ、128GB SSD&1TB HDD、DVDライターを搭載する構成のモデルです。

本製品には、Core i5-8250Uを搭載する「スタンダードモデル」や「スタンダードプラスモデル」、またCore i7-8550Uを搭載する「パフォーマンスモデル」、「パフォーマンス・オフィスモデル」の4種が提供されており、掲載モデルは最上位の「パフォーマンス・オフィスモデル」にあたります。

最上位とはいっても、パフォーマンスモデルにオフィスを標準搭載しただけの構成であり、内容はパフォーマンスモデルと変わらないと考えて良いでしょう。

省電力かつ高性能なU付きのCore i7に、グラフィックスにはAMD Radeon 530 グラフィックスを、またストレージにはSSD&HDDの2ドライブを採用するなど、多くの方に使いやすい構成内容です。

本構成では、16GBメモリの選択も可能です。


補足として、今回外部グラフィックスを搭載する構成ではあるものの、搭載されているAMD Radeon 530 グラフィックスはCPU内蔵グラフィックスよりもわずかに性能が高い程度であり、グラフィック性能が必要な重い用途には向きません。

ただし、AMD Radeon 530 グラフィックスに内蔵されているグラフィックメモリを利用できるため、メインメモリの消費を抑えてパフォーマンスに余裕を持たせる効果は期待できます。

それほど複雑でない写真や動画編集、また多くのアプリを同時に使用するようなPCの使い方をする人に、上位モデルはおすすめです。



以下、本製品で提供されている構成のバリエーションです。
記載している構成を自由に組みあわせられるわけではないため、ご注意ください。

OS
・Windows 10 Home 64bit

液晶
・15.6型ワイドフルHD(1920×1080)IPSディスプレイ

CPU
・Core i5-8250U(1.60GHz~3.40GHz)
・Core i7-8550U(1.80GHz~4.00GHz)

グラフィックス
・インテル UHD グラフィックス 620
・AMD Radeon 530 グラフィックス

メモリ
・8GB(8GB×1/DDR4-2400MHz/最大8GB)
・16GB(8GB×2/DDR4-2400MHz/最大16GB)

ストレージ
・1TB HDD(5400回転)
・128GB SSD(SATA M.2)+ 1TB HDD(5400回転)

光学ドライブ
・DVDライター

ネットワーク
・IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth4.2
・内蔵Gigabit LAN (10/100/1000)

電源アダプター
・45W スマートACアダプター
・65W スマートACアダプター

ボディカラー
・モダンゴールド
・ロイヤルブルー

今回提供されている中では、最小構成にあたるスタンダードモデルのみに 1TB HDDが搭載されます。その他のモデルは全て、128GB SSD& 1TB HDDの2ドライブです。

ストレージの速度などを考慮すると、できればストレージにはHDDだけではなくSSDを搭載したモデルが好ましく、快適に作業を行いたい場合は、最小構成のスタンダードモデルは避けた方が良いかもしれません。

ストレージにSSD&HDDの2ドライブを搭載する、スタンダードプラスモデル以上がおすすめです。



ベンチマークテストの結果

掲載しているHP Pavilion 15-cu0000で実施した、ベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


左がSSD、右がHDDのスコア


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720、1920×1080/標準品質、ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】



上から1280×720、1920×1080(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


ゲームに向く製品ではありませんが、軽いゲームタイトルなら負荷を落とせば普通にプレイできるくらいのパワーはあります。

スタンダードクラスのノートPCとしては、十分すぎる性能です。

ネット閲覧やストリーミング視聴、写真や動画編集、オフィスを使用した事務作業など、幅広い用途に利用できる構成だといえるでしょう。



消費電力・温度

HP Pavilion 15-cu0000のアイドル時、およびベンチマーク実行時(FF XIV)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定、バックライトキーボードはオフに設定した上で測定しています。(以降、この設定を使用)

アイドル時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 54W

※実際の値は若干上下します

アイドル時の消費電力が非常に低いです。
ベンチマーク実行時はやや電力消費が増加しますが、ゲーミングPCほどではありません。




以下、アイドル時、高負荷時(FF XIVを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

パーツ温度もキーボードの表面温度も、全般的に低めのようです。



バッテリ駆動時間

バッテリベンチマークソフト「bbench」を利用し、HP Pavilion 15-cu0000のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から10%に減少するまでの時間は42827秒。
約11.9(11.8963888…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

パワーのあるノートながら、バッテリの持ちはとても良いようです。
もちろん、負荷をかけた使い方をすればバッテリの持ちは大幅に短くなる可能性がありますが、15.6型ノートにしては持つ方だと思います。

電源のない場所であっても、ある程度のまとまった作業が行えるはずです。



HP Pavilion 15-cu0000 まとめ

HP Pavilion 15-cu0000のレビューは以上となります。
最後にまとめます。

・省電力・高性能な第8世代のCore i5、Core i7を搭載
・IPS液晶やリフトアップヒンジ、キーボードバックライトなど使いやすい機能を採用
・スタイリッシュなデザイン
・高性能、高機能、高級なデザインの割にリーズナブル

CPUには、省電力かつ高性能なUつきの第8世代Core i5、Core i7を搭載し、最大16GBメモリや2ストレージ、外部グラフィックスを搭載する構成を提供するなど、比較的高い性能を備えたスタンダードノートです。

スタンダードノートでありながらキーボードバックライトやリフトアップヒンジなど、PCを使いやすくする機能を数多く搭載していること、また高級感あるデザインを採用するなど、上位のプレミアムシリーズを彷彿とさせる要素を持ちあわせています。

そのような内容の製品でありながらも、価格がリーズナブルなところが大きな魅力です。

本製品の価格で、今回ご紹介したような内容を実現しているのはお得だと思います。購入ユーザーも、価格以上の満足感を得られるのではないでしょうか。

特にコストパフォーマンスを重視する方に、おすすめの製品だといえます。