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2017年4月21日に実施されたデルのVR体験イベント、「Dell VR ゲーミング体験イベント」へ参加させていただきましたので、展示機器やイベントの様子をご紹介いたします。

今回の「Dell VR ゲーミング体験イベント」は、デルの様々なゲーミングPCを利用してVRの世界を体験する、というコンセプトで実施されたイベント。

現在デルでは、「ALIENWARE」と「DELL」の2種のゲーミングブランドをラインアップしており、会場ではそれらの機器でVRコンテンツやPCゲームを体験できるほか、ゲスト(電通様、Intel様)によるトークセッションも実施。

最新のVRの世界観や情報に触れることができる、とても中身の濃いイベントでした。

今回、デルのゲーミングPCイベントということで、展示されていた機器類を中心に、VR体験などを交えご紹介させていただきます。


デルのゲーミングPCで「Zwift(ズイフト)」をVR体験

会場では、デルのゲーミングPCに複数のヘッドセット(HTC Vive、Oculus Rift)を用いたVRコンテンツが提供されており、自由に体験できるようになっていました。

今回、Zwiftを使ったVR体験コーナーが用意されていたため、実際に体験してみることに。


Zwiftはロードバイクやマウンテンバイクを利用し、自宅に居ながら世界中のZwiftユーザーと様々なコースを走り回ることができる、オンラインのサイクリングシミュレーター。

単調で退屈な自宅でのトレーニングをゲーム感覚で行えるほか、ソーシャルといった要素も兼ね備えており、サイクリング愛好家の方たちの間で人気を博しているのだとか。

イベントでは、そのZwiftの世界をVRで体験できるというユニークな場が設けられていました。





会場に設置されていたZwiftのVR体験スペース


使用PCはALIENWARE Aurora

ヘッドセットを装着して走行します。
Zwiftのロゴがプリントされていますが、Oculus Riftです。



Zwiftで提供されているバーチャルコースを、世界のオンラインユーザーと共に走ります。

通常のZwiftでは、平面のディスプレイを見ながらペダルを漕ぐことになりますが、今回ヘッドセットを装着しているため、風景を360度見渡すことが可能。本当に走っているという感じがします。

ペダルを漕ぐ早さで走行スピードを調整できることはもちろん、坂道はペダルが重くて結構辛い・・前方からの風があれば(例えば扇風機を使うとか)、さらに臨場感が味わえたかもしれません。

VRを体験されたことがある方ならわかると思いますが、単に平面のディスプレイを眺めながらゲームをプレイするのとは感覚が全く異なるのですよね。

情けないことに体力がなくスローペースでの走行であるため、どんどん他のユーザーに追い抜かれていくのですが、人に追い抜かれるたびにハッと驚いてしまうような不思議な感覚があり、しばらく走行したら酔ってしまいました。



Zwiftの他にも、デルの様々なゲーミングPCでVRを体験できるようになっていました。



ALIENWARE AuroraやHTC Viveを使用したVR体験スペース


ALIENWARE 15によるVR体験 ノートでもVRが利用できます


デルのゲーミングPCを使用し、PCゲームをプレイできるスペースも

PCでのVRはある程度のスペックが必要となる事、またヘッドセット自体がやや高額であるため、一般的な個人ユーザーへの浸透は時間がかかりそうですが、様々なイベントで認知が急速に広まっている感はあります。

需要があれば、そのうちにアミューズメント施設のアトラクションや映画を楽しむような感覚で、誰もがVRを身近に体験できるようになるのではないでしょうか。

個人的には必要な機器類がもう少しリーズナブルになると嬉しいのと、長時間の装着がつらいため、もう少しコンパクト・軽量であって欲しいと思いますが、まだまだこれからの分野ですから、さらに改良された新製品が出てくるだろうと期待しています。

今後のVR普及を考えると、今からゲーミングPCを買おうというのなら、VRの利用を前提にスペックを考慮したいところです。



デルのゲーミングブランド「ALIENWARE」と「DELL」とは?

冒頭で、現在デルでは「ALIENWARE」と「DELL」の2種のゲーミングブランドをラインアップしていると述べましたが、これらの違いは一体何でしょうか?

簡単にいうと、ALIENWAREブランドは本格派ゲーマー向け、DELLブランドはエントリーゲーマー向けのモデルで、機能も価格も大きく異なります。


デルのゲーミングブランド


多くの方がご存知の通り、ALIENWAREは従来から存在するゲーミングブランドで、どちらかと言うとマニア向け、PCゲームを極めたい人に向いています。

【ALIENWAREブランドのラインアップ】

ALIENWARE 13 (ALIENWARE 13 R3 OLEDモデルレビュー
ALIENWARE 15 
ALIENWARE 17 (ALIENWARE 17(R4)レビュー

ALIENWARE ALPHA
ALIENWARE Aurora (ALIENWARE Aurora R5 レビュー
ALIENWARE Area-51

など(2017年4月26日現在)


ALIENWARE 17


ALIENWARE 15

ゲーミングらしいデザインが取り入れられていることはもちろん、ゲーム向けの機能が充実しており、こだわりがあるゲーマーにはたまらないゲーミングPCです。



一方でDELLは、PCゲーム初心者の方、またもっと気軽にゲームを楽しみたいという方向けのブランド。

ALIENWAREのような特殊な機能は持たないものの、ゲームプレイに十分な性能や操作性を持ちあわせており、なおかつ価格がリーズナブルであるところが魅力の製品です。

【DELL ゲーミングブランドのラインアップ】

Inspiron 15 5000ゲーミング 
Inspiron 15 7000ゲーミング (Inspiron 15 7000ゲーミング (7559)レビュー
New Inspiron 15 7000ゲーミング (Inspiron 15 7000ゲーミング(7567)レビュー

XPSタワー スペシャルエディション (XPSタワー スペシャルエディションのレビュー

など(2017年4月26日現在)


Inspiron 15 7000ゲーミング


Dellのゲーミング担当者曰く、各ゲームタイトルのマルチプラットフォーム展開がメジャーになってきていることから、これまでPSやXboxなどのコンソールゲーム機を使用していたユーザーが、ゲーミングPCでゲームを遊ぶようになるというのは自然な流れであり、そんなユーザーの入門用として「DELL ゲーミング」ブランドの製品が適しているとのこと。

確かに、いきなりALIENWAREブランドに手を出すのは重すぎる感があります。
一般的なPCとしても通用し、かつ価格も手頃な「DELL ゲーミング」ブランドの製品の方が、多くのユーザに受け入れられやすいでしょう。

ゲームプレイのみならず、写真や動画編集マシンとしても無駄がなく良いと思います。

詳細はまだ言えませんが、今後もデルブランドでの新ゲーミングPCリリースを予定しているとのことで、今後の製品にも期待できそうです。



新しく生まれ変わった ALIENWARE Alpha

3年ほど前に、ALIENWARE Alphaと呼ばれるコンソールマシンが登場したのを覚えているでしょうか?

参考:ALIENWARE Alpha レビュー 「PC」と「コンソールゲーム機」の2つの顔を持つゲーミングマシン

ALIENWARE Alphaは、Steamへアクセスできる独自の「Alpha UI」を備えた、いわばSteam専用機ともいえる小型マシンで、今回改めて小型のゲーミングPCとして NEW ALIENWARE Alphaがリリース、2017年3月28日により販売が開始されました。

掲載写真は今回の会場に展示されていたものですが、見る限りサイズ感やデザインは初代のモデルと変わっていないようです。




NEW ALIENWARE Alpha。
片手で軽々持てるくらいの小型サイズです。

もともとPS4やXboxと同じようなコンセプトで登場したモデルだけに、小さなTVボード内にも余裕で設置できます。


主な構成は第6世代インテルCPU、GTX 960(4GB)など、スペック的には最新とはいえない内容ですが、このALIENWARE Alphaの筐体サイズを考えれば十分にハイスペックだといえます。

小さいながら他のALIENWAREブランドと同じく、イルミネーション機能のAlienFXとはじめとするALIENWARE独自の機能を備えている点も魅力です。

さらに注目すべきは、ALIENWARE Graphics Amplifierに対応しているという特徴で、ALIENWARE Graphics Amplifierと外付けグラフィックカードを用意することで、グラフィックスの拡張が行えます。

GTX 960では難しい、4Kでのゲームプレイや、VRマシンとしても利用できる可能性があるのは、ユーザーにとって利便性が高いです。




ALIENWARE Graphics Amplifierと ALIENWARE Alpha

どちらがPC?と思わず考えてしまうような、筐体のサイズ感です。





ALIENWARE Graphics Amplifier ALIENWAREならではのエイリアンモチーフが目を惹きます


NEW ALIENWARE Alphaの概要

なお、本製品には GTX 960Mの他にRadeon R9 M470X(2GB)の選択肢(2017年4月26日現在)も提供されていますが、見る限りではRadeon R9 M470X(2GB)搭載モデルは、ALIENWARE Graphics Amplifierには対応しません。

購入する場合は、その点をご考慮ください。

製品ページ: alienware-alpha-r2-desktop(2017/3/28発売)



おまけ: ALIENWARE STORE AKIBA 配信スペースが一般公開

イベントとはあまり関係がありませんが、プレゼンの中で触れられていたALIENWARE STORE AKIBAの配信スペースについて簡単にご紹介します。


2016年12月にオープンした秋葉原の「ALIENWARE STORE AKIBA(旧デル・リアルサイト)」に設置されている配信スペースが、一般向けにも公開されました。

もともと、デルのイベント時の生放送用に使用されていたスペースですが、事前予約(利用内容の審査、本人確認あり)を行うことで、一般ユーザーでも無料でゲーム実況の配信に利用できるようになったのだとか。

現在ゲーム実況を行われている方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

詳細:デル、「ALIENWARE STORE AKIBA」の配信スペースの一般向け利用を開始





以上となります。

今回の「Dell VR ゲーミング体験イベント」、様々なVRコンテンツを好きなタイミングで楽しめるという自由度の高いスケジュールで、肩の力を抜いて楽しませていただきました。

パワーが必要なVRですが、最近の製品ではゲーミングノートでも利用出来るなど、以前に比べると導入のハードルは確実に低くなっており、今後はさらに身近になるでしょう。

これからゲーミングPCを買うのなら、VRの利用も視野に入れてスペックを選びたいところです。