レノボが販売するノートPC、ThinkPad Yoga 260のレビューです。

Thinkpad Yoga 260は、ディスプレイが360度回転する12.5型のビジネス向け2in1ノート。

ラップトップスタイルをはじめ、テントやスタンド、タブレットといった4つのスタイルへと変形・利用できるモバイルタイプのマシンです。

12.5型サイズのThinkPadというと X260が頭に思い浮かびますが、Thinkpad Yoga 260は タッチパネルを搭載しながらも最小約1.36kgという、X260と同等の重量を実現しており、バッテリ駆動時間も比較的長めであるなど優れたモバイル性能を持ちあわせています。

オプションでは、2,048段階の筆圧検知に対応する充電式のタブレットペンの追加が可能です。

現在 ThinkPad X260の購入を検討されている方、また使いやすい12.5型のモバイルノートをお探しの方には、購入の有力な候補となるのではないでしょうか。

今回は、そんなThinkpad Yoga 260の外観や使い勝手、性能面について詳しく触れたいと思います。


当ページに掲載の製品には後継モデルが出ています。あわせてご確認ください。

ThinkPad Yoga 製品ページ
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【ThinkPad Yoga 260 レビュー記事目次】

・ThinkPad Yoga 260 筺体外観・インターフェース
4通りのスタイルが可能外観・インターフェース液晶筐体内部の構造重量

・Lift’n’ Lock(リフトンロック)キーボードの外観や操作性
キーボードの外観や操作性をチェックリフトンロックキーボードを採用タッチ式の指紋センサー

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・まとめ
ThinkPad Yoga 260 まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


4通りのスタイルで利用できる2in1構造を採用

冒頭でも述べた通り、ThinkPad Yoga 260には360度の回転が可能なディスプレイが搭載されており、様々なスタイルで利用する事ができるようになっています。

通常作業時はラップトップスタイル、また動画鑑賞時や、ペン(選択可能)を使って画面にかきこみたい場合にはテントやスタンド、タブレットなど、用途にあわせて自在にスタイルを変える事が可能です。

また後の記事で触れますが、ThinkPad Yoga 260には画面回転と共にキーボードのフレームが上昇し、キーをロックする Lift’n’ Lock(リフトンロック)キーボードが採用されていますので、キーボード面を底にして机に設置するような場合であっても、キー表面を擦ったりトラックポイントを引っかけたりすることなく快適に利用する事ができます。



ラップトップモード。
入力メインの作業を行う場合に便利なスタイルです。




スタンドモードやテントモード。
タッチ操作メインでマシンを利用したい場合などに、便利なスタイルです。

ペンで何かを描きこんだり、動画を閲覧するような場合にも便利。



そしてタブレットモード。



筐体がやや傾斜する形状であるため、タブレットモード時には少し内側が浮いたようになります

私自身は、本製品のような2in1ノートでタブレットモードを使用する事は殆どないのですが、外出時にPCを設置できないような場所で画面を閲覧したり、メモを描きこんだりするような場合には結構使い勝手の良いモードだと思います。

Yoga 260に関しては、手で持っても裏面のキーボードの感触があまり気にならない所が良いです。



外観・インターフェース

ThinkPad Yoga 260の筺体外観や、インターフェースの内容をチェックします。




ブラックカラーをベースとする質感良い天板です。
おなじみとなるThinkPadやLenovoのロゴが入るデザインを採用しています。

触れても指紋痕が付きにくく、頻繁に持ち出すモバイルノートとしては扱いやすいと思います。

またビジネス向けのノートPCだけあって頑丈にできており、ディスプレイ開閉時のたわみが殆ど気になりません。安心して利用できます。




天板にあるThinkPadやLenovoロゴ

最薄部17.8mmの薄さを実現しており、見るからに薄いです。
容量が小さめのバッグにも入れやすいです。



背面から見た筺体全体の様子。



電源オン時は、天板にあるThinkPadのiの点が赤く光ります。



正面から見た場合の筐体全体の様子。



ディスプレイの右下あたりにはYoga 260の文字。





筐体側面にあるインターフェースの内容を確認します。

左側面には電源コネクター、Lenovo OneLink+、Mini DisplayPort、Powered USB 3.0が並びます。
カスタマイズにて、スマートカードリーダーの搭載が可能です。




前面・背面には何もなし。



右側面には電源ボタン、ボリュームコントロールボタン、ThinkPad Penの収納スロット(今回は非搭載)、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポート、microSDカードリーダー、USB3.0、HDMI、セキュリティスロット等が搭載されています。

USBが計2基と数が少ない事、またカードリーダーがmicroSD対応となっている部分など気になる点はありますが、ドックとの接続を行えるOneLink+端子の搭載や、映像出力端子は2系統を備えるなど、薄型ノートとしては端子の内容はかなり充実しているのではと思います。

なお、microSDの下にSIM用のスロットがありますが、日本向けの製品はWWANのオプションに対応していません。



ThinkPad Yoga 260本体と、付属の電源アダプター&ケーブル。



角型のコネクターです。
上下関係なく差し仕込む事ができます。




電源アダプターのプラグの形状はメガネタイプ、仕様は20V、2.25Aで45W。



液晶の見やすさをチェック

液晶の外観や見やすさをチェックします。

10点のマルチタッチが可能な、12.5型サイズの液晶です。
パネル表面は半光沢と言う感じで、通常の光沢パネルに比べると映り込みなどは低減されていますが、光が差すような明るい場所では少し見難くなります。



液晶左下のベゼルにはレノボのロゴがうっすらと入っています。



液晶上にはHD 720pのWebカメラ、液晶下の方にはタッチ式のWindowsボタンが配置されています。





初期時の画面のスケーリングは125%に設定されていた

掲載のモデルには、12.5型フルHDのIPS液晶が搭載されていました。
他に、HD解像度のIPS液晶の選択も可能です。いずれも10点のマルチタッチに対応。


なお、ThinkPad Yoga 260ではフルHD液晶を選択した場合のみ、WiGig対応の無線LANカードが選択できるようになります。

選択の仕方が少しややこしく、カスタマイズ画面でフルHD液晶を選択後、WiGig Selectionというオプションを「対応」とする事で、Tri-Band対応のワイヤレスLANが搭載されます。



WiGig Selection対応を選択する事により、WiGig対応の無線LANだけではなく WiGigドックも同梱となるようです。

WiGig Selection対応を選択する事により、WiGig対応の無線LANが選択できるようになります。
WiGigドックに関しては、以前はWiGig対応の無線LANを選択すると自動的に同梱となっていたのですが、現在は自動で同梱とはならないため、別途周辺機器のカスタマイズで選択が必要です。

後日追記:WiGigドックのレビューはこちら →ThinkPad X1 Carbonと ThinkPad WiGig ドックの使用感は?





IPSパネルが採用されているため、液晶の視野角は広いです。
複数人で斜めから画面を見るような場面であっても、とても見やすいです。




Spyder 4 Eliteで測定

sRGBのカバー率は68%、AdobeRGBは53%と言う測定結果になりました。

色域はやや狭いです。
といっても一般的なノートPC程度でしょうか。



ガンマ補正カーブ。
今回の液晶は、デフォルトではやや緑がかった色味の画面でした。


なお、全ての製品に上記と同じ液晶パネルが搭載されるとは限りませんので、ご注意ください。



筐体内部の構造をチェック

ThinkPad Yoga 260の底面からアクセスできる、筐体内部の様子をチェックします。



底面の様子です。
バッテリは内蔵されており、脱着はできません。

内部へアクセスするには、底面カバー全体を取り外します。カバーは爪の引っ掛かりが少なく、比較的簡単に外れました。



内部の様子です。



バッテリは44Wh。



メモリスロットは1基のみ。




黒いフィルムの下にあるスロットには、非常に高速なNVMe接続のSSDが装着されていました。



無線LANカード。
隣りにWWAN用だと思われるスロットがありますが、周囲にアンテナは見当たりませんでした。



重量

ThinkPad Yoga 260の重量を測定してみました。



本体の重量は1316g。
最小約1.43kgの ThinkPad X260(SSD&フロント3セル+リア3セル)よりも少し軽いです。

軽いだけでなく薄いので、持ち運びがしやすいです。
また数字よりも軽く感じます。



付属の電源アダプターやケーブルを合わせた重量は223g。
PC本体と一緒に持ったとしても1.5kg弱と、十分持ち運べる重さです。




ThinkPad Yoga 260の外観については以上となります。
次記事では、キーボードやその周りの操作性について少し細かく触れたいと思います。

次記事: ThinkPad Yoga 260のキーボードの使い勝手 リフトンロックキーボードの採用でタブレットスタイル時も快適に利用できる