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NECが販売するノートPC、Lavie Direct NS(H)[Note Standard] のレビューです。

Lavie Direct NS(H)[Note Standard] は、15.6型の液晶を搭載するノートPC。

フルHD、もしくは4Kの高解像度で美しいIPS液晶の搭載や、YAMAHAのサウンドシステムを採用するなどAV系の機能が充実している事に加え、やや負荷高めの作業も快適にこなせる性能を持ち合わせるなど、日常で様々な用途に使える15.6型ノートをお探しの方に向く製品だと言えるでしょう。

今回は、そんなLavie Direct NS(H)[Note Standard]の外観や使用感、性能面について詳しく触れてみたいと思います。

なお、掲載モデルは2015年春に発売されたモデルとなりますが、現在販売中の2015年夏モデルの内容とほぼ変わりません。選択できるスペックなども、2015年夏モデルの仕様を元にして記載しているため、夏モデルのレビューとしてご覧いただいても差し支えないと思います。


販売中のモデルの詳細については、以下のページをご覧ください。

LAVIE Direct NS(H) 製品ページ
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【Lavie Direct NS(H) レビュー記事目次】

・LAVIE Direct NS(H) 外観や液晶・使用感等について
外観・インターフェースキーボードの操作性底面と内部構造液晶の品質

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度

・標準搭載されているソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品レビューのまとめ
LAVIE Direct NS(H) [Note Standard] まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Lavie Direct NS(H) [Note Standard]  外観・インターフェース

まず、Lavie Direct NS(H)の外観をチェックします。

本製品にはタッチパネル搭載のモデルとそうでないモデルが提供されており、タッチパネルの有り無しで筺体の厚みがやや異なります。

今回のモデルはタッチ対応のモデルであり、筺体全体のサイズは幅382mm、奥行き270mm、厚みが29.6mmで、重量は約2.9kgとなります。

最近の15.6型のノートとしては相応のサイズと重さだといえるでしょうか。





筺体のカラーはクリスタルブラック。
良くみると細かなラメが全体に散りばめられた、艶のある美しい質感の天板です。

構成によって選択できるカラーは異なりますが、他にクリスタルホワイトやクリスタルレッド、クリスタルゴールド、シャインレッドなどといったカラーが提供されています。




背面から見た筐体


前面から見た筐体

タッチ操作に対応する、15.6型Ultra HD(3840×2160)のIPS光沢液晶を採用しています。

光沢感はやや強いですが、鮮やかかつ高精細で美しい液晶です。
液晶についてはまた後の項で詳しく触れます。




ディスプレイはやや縁が細い


液晶上にはインテル RealSense 3Dカメラが内蔵されている


液晶下部にはNECのロゴ




側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面には電源コネクター、HDMI、LAN、USB3.0×2、ヘッドフォンとマイクのコンボポートが並びます。



右側面にはUSB3.0、USB2.0、光学ドライブ、セキュリティスロットを搭載。
光学ドライブにはDVDスーパーマルチドライブ、もしくはブルーレイディスクドライブを選択できます。

掲載モデルはブルーレイディスクドライブを搭載。




前面には左端の方にメディアカードスロット。



背面には何もなし。

側面のインターフェースの内容は、家庭用ノートPCといった感じの内容で普通に充実しています。特に不便を感じるような事はないでしょう。




液晶の最大開閉角度は約135度程度。
角度調整は行いやすいです。




PC本体と付属の電源アダプター・ケーブル


電源アダプターのプラグの形状は角型、コネクターはメガネタイプ


電源アダプターの仕様は20V、2.25Aで45W



キーボードやタッチパッドの操作性

LAVIE Direct NS(H) のキーボードやタッチパッドの操作性をチェックします。




キーボード全体


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

抗菌処理が施された、アイソレーションタイプのキーボードを採用。
主なキーのピッチは約19mm、ストロークは2mmと深さのあるキーで打ちやすいです。

テンキーを搭載しており、普段からテンキーを利用される方には便利なキーボードだと思います。

上段のファンクションキーの所々に設けられたスペースや、独立したカーソルキーなど、キーの配置なども使いやすく工夫されています。

なお、抗菌対応のキーボードは構成によっては選択できません。




キートップは完全にフラット


キーのサイドカラーはホワイト



キーボードの上部にはYAMAHA製ステレオスピーカを内蔵

ノートPCにありがちなシャカシャカとした音が少なく、ノートにしてはいい音だと思います。
音楽を聴いたり映画を観たりといった程度の用途なら、十分満足出来るレベルです。




キーボード右上には電源をはじめ、各種の機能を利用できるボタン


パームレスト右側にはNFCポートを内蔵 カスタマイズで選択できる

タッチパッドはボタン一体型。
ボタンは柔らかく程良いクリック感があり、使いやすいタッチパッドです。

本製品ではマウスを利用される方が多いと思いますが、タッチパッドでもそこそこ快適に操作が行えます。




タッチパッドの機能調整は「NX PAD」から行える デフォルトではタスクバーにアイコンが表示されている



マウスを利用しようとは思っているけれど適当なマウスをお持ちでないという場合、製品購入時のカスタマイズでBluetooth レーザーマウスを追加(有料)する事が可能です。


ブラックカラーのBluetoothマウス。
履歴の移動機能など、特殊機能が搭載された便利なマウスです。

PCのボディカラ―と同色のマウスを選択できます。



筺体底面の様子と内部構造

LAVIE Direct NS(H) の筺体底面の様子をチェックします。




底面の様子 写真は上が筺体背面側、下が前面側

底面にはバッテリスロットの他、写真手前の方に開閉可能なパネルのカバーが見えます。





搭載バッテリの仕様は14.4V、46Wh



底面からはメモリやM.2スロットなどにアクセスできるようです。



液晶の見やすさ・品質をチェック

LAVIE Direct NS(H)の液晶の見やすさや品質をチェックします。
実際の製品とは異なる可能性がありますので、参考としてご覧ください。

なお、今回のモデルに搭載されているのは、4Kの解像度を持つタッチ対応のパネルです。
他にフルHDのタッチパネルや、タッチ非対応のフルHDパネルが提供されています。




3840×2160ドットの15.6型タッチパネルを搭載


画面の表示サイズ(スケーリング)は超特大(250%)に設定されていた

4Kと非常に解像度の高い液晶ですが、初期状態では表示サイズが250%に設定されているため、アイコンや文字のサイズはかなり大きめ。

細かな文字が苦手な方でも見やすいと思います。




超特大(250%)設定時のデスクトップ画面の見え方(初期設定)


100%に設定した場合のデスクトップ画面の見え方 内容が小さすぎて見辛い



画面の視野角をチェックします。



IPSパネルというだけあり、視野角は広いです。
斜めから見た場合でも色が殆ど変らず、内容をはっきりと読み取ることができます。

なお、画面斜めから見た場合に画面の内容がぶれて見えるのは、視差によるものです。




次に、色域を測定。
以降、Spyder 4 Eliteによる測定結果を掲載、検証を行っています。

sRGBのカバー率は100%、AdobeRGBのカバー率は77%。
色域は広く、とても鮮やかで色濃く見えるパネルです。




ガンマカーブを確認します。


左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2) / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブにはそれ程大きなばらつきは見られません。
補正カーブを見るとわかりますが、デフォルトでは青や緑が強めの液晶です。




さらに、画面の均一性を測定。
色ムラや輝度ムラをチェックします。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色ムラも輝度のムラも若干は存在するものの、目立つほどではありません。

色鮮やかで綺麗な液晶です。
光沢感がやや目立つ感じはありますが、高精細で色も綺麗であり、写真や映像等を楽しめると思います。





LAVIE Direct NS(H) の外観操作性、液晶などについては以上となります。
引き続き、次記事では掲載モデルの構成や性能、ソフトウェアなどについて触れたいと思います。

次: Lavie Direct NS(H)のベンチマーク結果  Core i7-5500U やM.2 SSD(PCIe)搭載で快適な使用感