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日本HPが販売する個人向けデスクトップPC、HP ENVY 700-260jpのレビューです。

HP ENVY 700-260jpは、第4世代 Coreプロセッサを搭載するデスクトップPC。

グラフィックスにGeForce GT 640、上位モデルではGeForce GTX 760 を搭載するなど、ゲームのプレイも可能な構成を持ちあわせたモデルで、メモリは最大32GB、ストレージは3台まで搭載する事ができます。

東京にある昭島工場での生産を行っているため、カスタマイズを行っても比較的納期が短く、信頼性などの面でも安心感のある製品です。デスクトップのラインアップの中では人気の高いマシンだと言えるでしょう。

今回は、そんな HP ENVY 700-260jpの外観や実際の性能などについて詳しくレビューしてみました。


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【HP ENVY 700-260jp レビュー記事目次】

・HP ENVY 700-260jp ケースの外観や内部構造をチェック
ケース外観ケース内部の構造キーボードや付属品

・HP ENVY 700-260jp 構成と特徴・ベンチマークテストの結果
構成とその特徴搭載のGTX760についてベンチマーク結果消費電力・温度

・HP ENVY 700-260jp レビューまとめ
総評


ケース外観

まず、HP ENVY 700-260jpのケース外観やインターフェースの内容について解説します。

筺体のサイズは、幅約175mm、奥行き415mm、高さ412mmで、重量は構成によって若干異なりますが、仕様には約9.0kgという記載があります。それ程大きくはないですが、コンパクトでもありません。

ケース前面はシルバーのフロントパネルをベースに、ブラックカラーのパネルを重ねるようなデザインを採用しており、見た目は中々スタイリッシュ。が、ブラックカラーのパネルは光沢素材であるため、指紋がつくと目立ちます。

フロント部分には上部に2基のドライブベイを搭載。中央のパネルは下に引き下げることができるようになっており、内部にはUSB端子やメディアカードスロットを備えています。




マシン起動時、フロント中央付近に設けられたLEDのラインが赤く点灯します。




フロントパネル上部には2基のドライブベイを搭載する事が可能。
今回のモデルは上部のベイにブルーレイディスクドライブを、下部のベイは空です。




パネル中央付近に取っ手のようなものがついており、下にスライドさせる事ができるようになっています。




パネルの内部には、メディアカードスロットとUSB2.0が4基配置されています。
アクセスしやすい位置にカードスロットやUSB端子があるのは便利です。




パネルの下部には「hp」や「ENVY」「beats audio」のロゴ。




ケース天面の様子です。
前方に電源ボタンや端子類が備わっているのが見えます。その他の場所はシルバー一色です。やや金属質な質感。




天面前方には電源ボタン、USB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力といった端子類が配置されています。

前面のパネル内部にあるカードスロットやUSB端子に加え、天面にもUSB端子やオーディオ端子を備えるなど、使い勝手は中々良いです。




天面の後側には、社名「HEWLETT-PACKARD」が印字されています。




天面を背面側から見ると、端から中央にかけてやや湾曲している事がわかります。

小物などを置くのに便利です。
例えば、スマートフォンなどをUSB端子を利用して充電する場合などに便利な配置だと思います。




ケース左側のサイドパネル。
中央にhpの大きなロゴ、上下にメッシュ状の通気口が設けられています。




底面の足は、前方から後方にかけてケースが傾斜するような形で設置されています。




ケース右側のサイドパネルの様子。
前後2か所にメッシュ状の通気口が設けられています。

なお、ケースの内部にアクセスする際はこちら側のパネルを外します。




そして背面全体の様子。

上から電源コネクター、中央にTVチューナーカードやグラフィックカードが搭載された拡張スロット、下部右側にはオーディオポートが6基、USB3.0が2基、USB2.0が2基、LAN、SPDIF(光)が配置されています。

見て分かるとおり、インターフェースの配置が一般的なPCとは逆。ENVY 700は、マザーボードを逆に設置する倒立型のPCケースを採用しています。




中央の拡張スロットに設置されている、TVチューナーカード。
ピクセラ製の 地デジ/BS/110度CS対応ダブルチューナーを搭載しています。外付けのチューナー と違って余分に場所を取らないところが良いです。

なお、TVチューナーはカスタマイズオプションです。



ケース内部の構造

ENVY 700のケース内部の構造をチェックします。
先でも述べた通り、ケース内部へアクセスするにはケース右側のサイドパネルを開きます。

背面にあるネジを一つ外せば、サイドパネルは開きます。
ドライバー等は不要。手で緩めて外す事が可能です。




ケース内部の様子。
マザーボードが逆倒立に設置されている事がわかります。

パーツ類の配置は左上から時計回りに、光学ドライブ(5.25インチベイ×2)、電源ユニット、TVチューナーカードやグラフィックカード、プロセッサ、メモリ、mSATAスロット、ストレージ(3.5インチ×3)。

ケース内は、前面やサイドから吸気して背面から排気するエアフローとなっています。




3.5インチベイが3基備えられており、3台のドライブを搭載する事ができます。今回のモデルはSSDを1台、HDDを2台搭載しています。

このベイはツールレスでHDDやSSDを取り外しする事が可能であるため、メンテナンスが容易です。





CPUの様子

最大出力460Wの電源ユニットを搭載。
+12Vは3系統でそれぞれ15A、18A、10A。+12Vの最大出力は360Wです。

なお、ここまで読んで疑問を感じられた方がおられるかもしれません。

今回の製品にはGeForce GTX760の搭載も可能だと記載していますが、選択できる電源は460Wのみ。しかしGTX760は消費電力が170Wもあり、他にもいろいろパーツを足せる事を考えると460Wの電源では心許ないです。

私自身も疑問に思って調べて見た所、どうも今回のENVY 700には、通常のGeForce GTX760よりも低消費電力(130 W)なOEM版のGeForce GTX760が使用されているよう。夏モデルで選択可能であった、GTX 660よりも消費電力が低いです。(OEM版のGeForce GTX760の仕様

そういうわけでカスタマイズ内の構成であれば電源の出力が足りなくなるという事はないと思われますが、通常のGeForce GTX760よりもパフォーマンスは落ちるだろうと想像されます。

といっても、性能は十分に高いです。(性能については次記事に掲載)



キーボードやマウス他 付属品について

製品に標準で付属している、キーボードやマウスなどの付属品をご紹介します。
なお、実際に販売されている製品の内容とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。

ワイヤレスキーボードとマウス。
ワイヤレスタイプはカスタマイズで選択可能なオプションで、通常はUSBタイプのキーボードとマウスが付属します。






Windows8に最適化された、普通のキーボードです。
キートップは平らな形状。




キーボード面が傾斜するような構造になっています。




キーボードの底面。
単3乾電池を2本使用します。(電池は付属)




ワイヤレスマウスとドングル。




こちらはカスタマイズでTVチューナーを選択すると付属する、専用のリモコン。




DVI端子を、アナログRGB(ミニD-sub15ピン)端子に変換するためのアダプターも付属。
その他、解説書や電源ケーブル等が付属します。



HP ENVY 700-260jp に使われているケースの詳細や付属品については以上となります。
次記事では、掲載モデルの構成や性能面について触れたいと思います。
→ HP ENVY 700-260jp 構成の特徴とベンチマーク結果 i5-4570や GeForce GTX 760搭載モデル




※製品購入時は、製品ページの情報と合わせてキャンペーン情報もご確認いただければと思います。