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NEXTGEAR-NOTE i410のレビューの続きです
(前:NEXTGEAR-NOTE i410のベンチマーク結果 Core i7-4700MQやGTX765M搭載モデルの性能

NEXTGEAR-NOTE i410の長所や短所など、使い勝手をまとめてみました。

総合的に見てとても良いモデルだと思いますが(コンパクトでありながら高性能、また操作性もそこそこ良く液晶も綺麗であるなど、ゲームノートを買うならこういう製品が欲しいと思う)、幾つか気になる点もあります。

今回の記事ではそういった点について触れながら、製品についてまとめてみたいと思います。


【NEXTGEAR-NOTE i410 レビュー記事目次】

・NEXTGEAR-NOTE i410 外観・インターフェース・内部構造など
外観・インターフェースの詳細キーボードの操作性筐体内部構造液晶の見やすさ

・NEXTGEAR-NOTE i410 構成詳細とベンチマーク結果
主な構成と特徴ベンチマーク結果消費電力と温度バッテリ駆動時間

・NEXTGEAR-NOTE i410 レビューまとめ
長所・短所まとめ


i410の長所・短所

【長所だと思う点】

・携帯も可能な13.3型のゲーミングノート
・サイズの割に拡張性が高い
・液晶は13.3型でフルHDと高解像度で、表示が綺麗
・キーボードやタッチパッドなど、操作性はそこそこ良い

【短所だと思う点】

・軽い負荷でも温度上昇しやすい(高温という程にはならない)
・高負荷時、ファンの音が煩い
・USB端子などの配置が手間に集中しており、邪魔になる事がある


まず、i410の良いと思う点についてですが、最近のゲームノートでは珍しい13.3型サイズであるという所が一番にあげられると思います。

約2.1㎏の重さは、モバイルノートとしては決して軽いとは言えませんが、高性能なパーツやそれに見合った冷却システムを搭載したノートとしては軽量。

「ゲームノートがコンパクトである必要性があるのか」と思う方もおられると思いますが、携帯できるサイズであればゲームノートを携帯したいという方もいますし、屋内で移動して利用したいという場合にも便利です。

個人的には、テーブルの上に置いても圧迫感がない所が良いと感じます。
サイズの割に拡張性が高く、購入時のカスタマイズはもちろん、その気になれば後から増設などできる所も良いです。


液晶に関しては、ゲームをされる方はある程度液晶の質に拘られる方が多いのではないかと思います。
i410の液晶は高精細で視野角が広く、発色も良いです。非光沢パネルの採用で映り込みなどが気にならない点も○。

特に質の良さを謳ってはいませんが、大抵の方は綺麗な液晶だと思われるのではないでしょうか。ゲームの映像などを楽しむのにはもちろん、画像や動画の編集などにも適していると思います。




視野角の高い液晶


キーボードやタッチパッドなどの操作性に関しては、群を抜いて使いやすいと思うようなものではありませんが、キーボードは撓みなどがなくしっかりとした打ち心地で、タッチパッドもボタン分離タイプを採用するなど使い勝手はまあまあ良いです。

キーボードは一部のキーが横長であるため、慣れるまではミスタッチしてしまう事もあったのですが、それ以外に不満はありません。

ただ、全体的な操作性に関しては、液晶がタッチ対応ではないため Windows 8特有の操作がやや煩わしく感じられることがありました。(Windows 7搭載の構成も選択可能です)




キーボードやタッチパッド




次に短所だと思う点について。
短所と呼ぶほどのものではありませんが、マシン使用時、軽い負荷であってもCPU等の温度が上昇しやすい部分が少し気になりました。

温度自体はそれ程高くまで上がるわけではないので、注意が必要というわけではありませんが、i410は筺体のサイズが小さ目にできていますので、大きなマシンよりは温度が上がりやすいのかもしれません。温度が上がるとファンが高速回転しますが、その際の音の煩さも少し気になります。

といっても、GTX765Mクラスのグラフィックスを13.3型サイズの筐体に搭載している事を考えると、ある程度は仕方がない事だと思います。大抵のゲーム向けのノートでは避けて通れない課題です。

ファンの音はともかく、発熱が気になる方は冷却台などの利用をお勧めします。


あと端子の配置について。
USB端子や映像出力端子が筐体左右の手前側に置かれているのは、理想的な配置ではないと感じます。

外部のモニターに映像を出力する時や、USB端子使用時にケーブルなどが右手に干渉してしまう可能性があるため、私自身は余り好きな配置ではないです。

一般的にゲーム系のノートでは映像出力などは背面に置く製品が多く、その配置はとても使いやすいと思うのですが、今回の製品はゲームノートにしてはやや小型。構成相応の冷却性能や拡張性を高めた結果、このような配置(USBが手前に寄るような)になっているのではないかと思います。

有線のマウスなどを利用される方には不便だと言えるでしょう。




筺体右側面のインターフェース



製品のまとめ

NEXTGEAR-NOTE i410についてまとめます。

上に書いたような幾つかの気になる点はあるものの、ゲーミングノートとしての使い勝手は良い製品だと思います。一般的なゲーミングノートに比べてコンパクトであるため、携帯しようと思えばできる所も○。

価格も構成内容を考えると安価です。
下はCore i3から提供されており、GTX765M搭載のノートPCが10万円弱の価格(2013年12月13日時点/送料込)で手に入ります。

性能は高く液晶も綺麗であるなど安かろう悪かろうの製品ではなく、購入したユーザーの満足度は高いのではないかと思われる内容です。

携帯出来るとは言っても持ち歩くにはやや重めの重量ではありますが、屋外へ持ち出すとまではいかなくとも、屋内でノートを持って移動したい方、またコンパクトなゲームノートが欲しいという方に向くモデルです。