Lenovo ミニ・ワイヤレスキーボード N5902を購入 ラケット型の小さなキーボードをレビュー
先月の事になりますが、レノボが販売するミニ・ワイヤレスキーボード「N5902」を50%割引のクーポンを利用して購入しました。
だいぶ前にN5901という、似たようなラケット型のワイヤレスキーボードを記事に掲載しましたが、N5902はその次モデル。秋葉原で安く購入したBluetoothキーボードが使い物にならないので、その代わりにと購入しました。(家にはN5901があるのですが、別の機器で使用している)
定価(6000円台)のままだと割高に感じてちょっと手が伸びないのですが、半額だとなんだかとても得した気分です。
といっても現在、既にレノボの直販には見当たらないのですが(見つからないだけかもしれませんが、検索しても出てきません)、Amazonなどで半額近い価格で販売されているようなので、欲しい方はそちらなどから購入すればよいと思います。
というわけで、簡単にレビューをしてみたいと思います。
外観や付属品チェック
まず、N5902の外観と付属品をチェックします。
多分購入してから1週間程度で届いたと思います。
海外からの発送なので、納期が事前にはっきりとわからない所が落ち着きませんね。
当然ですが、N5902と書かれています。
N5902はよくあるBluetoothキーボードではなく、付属のドングルを機器に装着して機器とキーボードを無線接続するタイプ。
これまで使っていたBluetoothキーボードはスムーズに操作ができるときはできるのですが、時には全く操作が出来ない事があってイライラする事が多かったので、N5902を購入しました。
箱の中身はこんな感じです。
簡単な解説書。
USBドングルと単3乾電池2本。
キーボードはこの単3乾電池2本を使用します。
キーボード部分の様子。
キーはQWERTY配列です。その上部に各種メディアキーがあり、手前側にLRクリックボタン(マウスのボタン)。右側に見える「C+A+D」キーでは「Ctrl&Alt&Delete」の操作を行えます。
さすがにキーが小さいので文字入力は行い難いですが、この手のキーボードは皆似たようなものだと思います。
N5901でこの部分にトラックボールが搭載されていましたが、N5902では光学式のナビゲーションボタンが搭載されています。
操作は、トラックボールの方が素早く動かす事ができたように思いますが、細かい操作は今回のナビゲーションボタンの方が行いやすいです。
写真ではわかり難いのですが、N5902にはキーボードバックライトが搭載されています。
キーボードバックライトはN5901にはなかったもの。
暗い場所で操作を行う事が多いため、このライトは重宝します。
最初は気付かなかったのですが、グリップ部分にスクロールバーが搭載されています。(中央のラインのような所)こういったスクロールバーは、N5901には無かったのではないかと思います。
背面全体の様子。
電源ボタン。
OFF、バックライト、ONの3段階の切り替えが可能です。
バックライトを使う場合は中央にスイッチを合わせ、キーボード側のバックライトボタンを押せばライトが点灯します。バックライトを使わない場合は右端のONにスイッチを合わせればOK。
背面のグリップ下部に、電池入れがあります。
上にも書きましたが電池は単3の乾電池を2本使用します。(付属)
真ん中に、ドングルを収納するスロットがありますが、これはキーボード未使用時に、ドングルをなくさないように収納しておくためのものです。こういう小さな部品はなくしやすいので、こういったスロットの用意は結構便利だと思います。
N5902とN5901を簡単に比較
N5902と、旧モデルN5901を比べてみます。
ラケット型の形状は変わってはいませんが、デザインやキーの配列、ボタンなど細かい所が結構変化しています。
N5901はWindowsキーがなかったようです。
オレンジのボタンは、確かエクスプローラーのオープンボタンだったと思います。
キーボード下部にある左右(LR)のクリックボタンは、N5901ではボタンがグリップから独立しておらず、一体型タッチパッドのクリックボタンのような感じであったのですが、N5902はボタンが独立タイプになったため、随分と押しやすくなりました。
N5901はトラックボール、N5902は光学式のナビゲーションボタン。
表面に使われている素材も異なるようです。
N5901はグリップ上部に光沢タイプの素材が使われていますが、N5902は非光沢。
持ち手の部分は指紋が付きやすいので、非光沢の方が良いです。
背面のスイッチ部分です。
N5901にはキーボードバックライトが搭載されていないため、スイッチはオンとオフしかありませんが、N5902ではオンとオフに加え、キーボードバックライトのオンスイッチがあります。
使う環境にもよりますが、キーボードバックライトがあるのとないのとでは、使い勝手が大きく異なります。
まとめ
ラケット型はキーボードにしては珍しいですが、片手でも両手でも持ちやすく操作性は良いです。
そのN5901の形状はそのままに、細かい部分で様々な改良が加えられており、とても使いやすいワイヤレスキーボードとなりました。
USBを一つ消費しますが、Bluetoothキーボードのように設定が不要である所は便利。また以前使っていたBluetoothキーボードのように、環境によって接続がプチプチと切れない所も良いです。
ボタンは正直押しやすいとは言えませんが、サイズ的に仕方がないかと思います。
なお、N5902が直販から消えてしまったのは次のモデルが出るからなのでは?とも思いますが、詳細は不明。
直販はともかくAmazonなどで半額近い値段で売られているので、欲しい方はそういった所で購入されるとよいと思います。間違っても定価に近い価格では買わないようにしましょう。