GALLERIA QF770HE 標準搭載のソフトウェアをチェック
GALLERIA QF770HEに、標準で搭載されているソフトウェアを一通りチェックしてみました。
ドスパラのようなBTOメーカーのPCは、比較的ソフトウェアの搭載数が少ない傾向にあります。
今回のQF770HEもそれに違わず、それ程多くのソフトウェアは搭載されていませんが、ライティングソフトやバックアップの為のツールなど、あると便利だと思われるソフトウェアが幾つか入っています。
以下、その内容について掲載してみました。システムリカバリの手順についても、簡単にですが掲載しています。
【GALLERIA QF770HE レビュー記事目次】
・GALLERIA QF770HE 外観・インターフェース内容の詳細
(外観・インターフェース / キーボードの操作性 / 筐体内部の構造 / 液晶)
・GALLERIA QF770HE 構成や性能面について
(構成と特徴 / ベンチマーク結果 / 消費電力と温度 / バッテリ駆動時間)
・標準搭載のソフトウェア・他
(ソフトウェア一覧 / システムリカバリの手順)
搭載ソフトウェア一覧
まず、製品購入直後のデスクトップ画面の様子です。
なお、選択するオプションや、製品の購入時期によっては異なる可能性もあります。
左:デスクトップ画面/右:モダンUI(クリックすると別窓で開きます)
CyberLinkのソフトウェアが多数搭載されているのが目につきます。
ライティングソフトやバックアップ、ウェブカメラの機能拡張ソフト等、特にあっても邪魔ではないソフトウェア群だと思います。
一通りのソフトウェアの内容を見ていきます。
ATOK 無償試用版
ATOKのソフトウェアは QF770HEに限ったものではなく、ドスパラの他のモデルにも搭載されています。
CyberLink Media Suite
マシンに搭載されている CyberLink社の各ソフトウェアに、アクセスする事ができるツールです。
You Cam
ウェブカメラの機能拡張ソフトウェア。
ユニークなエフェクトを多数備える他、映像監視機能などで留守時の監視等を行う事ができるなど、多機能です。
Power DVD。動画再生ソフトウェア。
付属品の中にソフトウェアが添付されており、そちらにCDキーが記載されていました。実際の製品にメディアが添付されているのかどうかは不明です。
Power2Go。コピーやバックアップなどが行える、ライティングソフト。
PowerBackup。
バックアップスケジュール機能やパスワード保護機能など、多機能なバックアップソフト。
LabelPrint。
ディスクラベルのデザインなどを作成できるソフトウェア。
無料のテンプレートの配布などもあります。
パソコン診断ソフト PC-Doctor。
PCのハードウェア上の問題を診断するソフトウェア。
私はこの手のソフトウェアにはあまり期待していませんが(ソフトウェアでトラブルが解決した事がないので)、何かあった時に原因が突き止められれば便利です。
Killer Network Manager。
このソフトはネットワークやアプリケーション等の動作状況をモニター、設定できるソフトウェア。アプリケーション毎のネットワーク優先度設定などを行う事ができます。
今回の製品にはKiller E2200という、MSIのゲーミング向けマザーに搭載されるLANチップ(※)が使用されていますが、その設定を行うユーティリティソフトウェアです。
ゲーム中にファイルをダウンロードしながらゲームのプレイを行う場合、また音声通話を行いながらプレイするような場合もあると思いますが、そのような様々な場面でのネットワークのトラフィックコントロールを最適化する事ができます。
※自分自身はオンラインゲーム等を殆どしないため、LANチップの有り無しによるネットワークへの効果については不明ですが、ゲーム向けとしては定評があるようです。
Sound Blaster CINEMA。
こちらもMSIのゲーミング向けマザーに搭載される事の多い、サラウンドサウンドを実現するソフトウェア。
ゲームや映画など、場面に適したサウンド環境を手軽に切り替える事ができます。
こちらはマシンに搭載されている、システム調整を行うツール。
無線LANやウェブカメラ、Bluetooth、電力などの基本的なシステム設定を行う事ができます。
システムリカバリ
簡単に、マシンのリカバリについて触れておきます。
GALLERIA QF770HEはWindows 8を搭載した他の製品と同じように、Windows 8標準の回復機能を利用してリカバリを行う事ができます。
手順はとても簡単。
まず、チャームを表示させて設定を選択、その中より右下に表示された「PC設定の変更」をクリック。
PC設定の変更画面が起動したら「全般」を選択し、さらに「すべてを削除してWindowsを再インストール」という項目内にある「開始する」ボタンをクリック。
その後は、ウィザードに従って進んでいくだけで、リカバリ(リセット)を行う事ができます。
この方法でリカバリをおこなうと、製品購入後にユーザーが作成したファイルや設定はすべて消えてしまうため、必要であればファイルのバックアップなどを取っておいた方が良いです。
なお、単にマシンの調子がおかしいという場合などには、工場出荷時の状態に戻してしまうリセットではなく、リフレッシュの方が良いかもしれません。
リフレッシュではユーザーが作成したファイルなどは残ります。(但し、インストールしたプログラムなどは消えてしまいますので、重量なソフトウェア等はバックアップを取っておいた方が良いと思います。)
ソフトウェア関連については以上です
次記事では、QF770HEの使い勝手などをまとめてみます。
製品の購入等を検討されている方は、次記事も是非ご覧ください。