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dynabook KIRA V832の簡易レビューです。

dynabook KIRA V832は東芝が販売するUltrabook。

dynabook R632の後継となるモデルですが内容は大きく変化しており、構成はもとより、13.3型サイズでありながら2,560×1,440ドットという高解像度な液晶を搭載しています。

今回は、そんなdynabook KIRA V832について簡単に触れてみたいと思います。



dynabook KIRA V832 外観

まずは外観について。

本体サイズは幅316mm、奥行き207mm、高さ9.5~19.8mm、重量は公称で約1.35kg。

かなり筺体は薄めですし、重量もタッチパネルを搭載している事や、13.3型のサイズである事を考えると軽いです。(タッチパネルを搭載すると重量が増します)

ハニカムリブ構造と呼ばれるねじれに強い構造を採用しているそう。




天板の様子。
隅に、dynabookのロゴが配置されています。

ボディのカラーはシルバーで、ヘアライン加工が施されています。天板だけでなく底面までシルバー一色のデザインです。私自身はこういったヘアライン加工のシルバーデザインは結構好みですが、よくあるデザインといえば、そうかもしれません。





側面のインターフェースをチェックします。

左側面の様子。
左から電源コネクター、HDMI出力、USB3.0×2を搭載。




右側面の様子。
左からSDカードスロット、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポート、USB3.0を搭載。

LANは搭載されていないようです。
また、前面と背面側には端子類は配置されていません。




次に液晶について。

見ての通り、2,560×1,440ドットの液晶を搭載しています。
視野角は広めです。





液晶全体


デスクトップアイコン

少し見辛いですが、左側に並ぶアイコンがとても小さい事がわかります。




フォルダを開くとこのような感じに。
上部メニューや左側のリンクの表示がとても小さいです。

私はどちらかというと高解像度な液晶が好みですが、この解像度だと文字などが小さすぎて操作がし辛くなるのではと思います。ですが制作系のソフトウェアなどを使う場合や、左右にエディタなどを並べて作業をする場合などには重宝するでしょう。

なお、本製品には画面の表示サイズを簡単に変更する事の出来る「画面設定ユーティリティ」というソフトウェアが用意されているため、場面によって臨機応変にサイズを変更するといった使い方が出来そうです。





次にキーボードについて。


キーボード全体


キーボード左半分


キーボード右半分

アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
仕様によるとキーピッチは縦が約19mmと普通サイズですが、キーストロークが約1.5mmと浅目。

打った感じではやはりストロークが浅いと感じるのですが、思ったほど打ち心地は悪くなく、慣れればそれなりに使いやすいのでは?と思うようなキーボードです。

ファンクションキーの各所にスペースが設けられている部分や、カーソルキーは小さ目ではあるものの、他のキーから独立している部分など、キーの配置はとても良いです。





独立したカーソルキー


キートップの形状はほぼ平ら(若干湾曲しているようにも見えます)

タッチパッドについては、ボタン一体型のクリックパッドを搭載。

操作はそこそこしやすいと思うのですが、パッドがやや右寄りであるため、キーボード操作を行ったときに手が触れてしまい誤操作が起こりやすいです。

パッドの面積が大きいのは、操作がしやすくて良いと思います。





harman/kardonの文字。harman/kardon製のスピーカーを内蔵しています。音については聞いていないので不明。


パームレスト左側にはKIRAの文字。



主な構成とエクスペリエンス・インデックススコア

dynabook KIRA V832の主な構成は、Core i5-3337U、8GBメモリ、128GB SSD、グラフィックスにはCPU内蔵のHD グラフィックス4000を利用。

これは量販店向けのモデルの構成で、直販の東芝ダイレクトではCore i7や256GB SSDを搭載したモデルが提供されています。

無線機能に関してはIEEE 802.11a/b/g/n準拠のワイヤレスLANやBluetooth 4.0を標準で搭載。有線LANポートがないため、通常は無線LANを使用してネットへの接続を行う事になると思います。


【Win エクスペリエンス・インデックス】


プロセッサ 6.9
メモリ 7.4
グラフィックス 5.6
ゲーム用グラフィックス 6.4
プライマリ ハードディスク 8.0

構成的に性能は十分であると容易に想像がつきますが、やはり性能は高いです。スコアを見る限りかなり高速なSSDを搭載しているのではないかと思われます。

負荷をかけた場合の様子やバッテリ駆動時間など、詳細なベンチ等を行ってみなくてはわからない事も数多くありますが、操作感はサクサクと快適です。



dynabook KIRA V832については以上となります。

13.3型のモバイルノート・・は個人的には少し大きすぎる感があるのですが、比較的大きな画面のノートを持ち歩きたいユーザーには適したモデルだと思います。

サイズの割に軽めですし、薄い割にキーボード操作などが行いやすく、液晶も綺麗です。(光沢で映り込みが結構目立つところが残念)

価格は安価な方ではないですが、最近のUltrabookは高価なものが多いですし、V832に関しては高解像度な液晶など、アピールポイントが多い製品である事を考えるとまあ妥当だと思います。