EOS Kiss X6iのファームウエア Version 1.0.4がリリース フリーズ現象の改善となるか?
少し前にX6iがフリーズする現象についての記事を掲載しましたが、キャノンからX6iの新しいファームウェア「Version 1.0.4」がリリースされました。
修理に出した際に、キャノン側でフリーズ現象などについての改善を行うための検討はされている・・と聞いてはいましたが、これだけ早くリリースされるとは思っていませんでした。(されないのでは・・とも思っていた)
※早々にお知らせを下さった とよきち様、どうも有難うございます。
というわけで、早速ファームウェアのバージョンアップを行います。
まず、キャノンのサイトより、ファームウェア変更内容の確認やファイルのダウンロードを行います。
使用中にフリーズしてしまう現象も変更に含まれるようです。
X6iを利用する環境によっては、このような症状は全く出ないという方もおられるかと思います。
ファームウェアのバージョンアップは、PCとカメラを繋いで行う方法と、カードリーダーにファームウェアのアップデートファイルをコピーし、カメラ単体でバージョンアップを行う方法があります。
私自身は、SDカードにファイルをコピーしてバージョンアップを行いましたので、その手順を以下に掲載します。
なお、カメラのみでアップデートを行う場合は、途中で電源が切れたりしないよう、予めバッテリの充電を行うなどの準備をしておいて下さい。
上に掲載したキャノンのページ下方にファイルのダウンロードページへのリンクがありますので、そちらより該当するページへ移動します。
ダウンロードボタンより、圧縮ファイルをダウンロード。
ダウンロードしたファイルを解凍し・・
ファイル内の「CCF13104.FIR」を、フォーマットしたSDカードにコピーします。(カードのルートディレクトリにコピー)
ファイルをコピーしたSDカードを、X6iのカードスロット挿入。
その後電源を入れ、メニューより機能設定 4を開き・・
十字キーで移動し、ファームウェア Ver.XXという項目を選択して開きます。
※今回バージョンアップの対象となるのは、Version 1.0.1までのファームウェアを搭載したX6iです。
ファームウェアアップデート画面が表示されました。
レンズを付けていなければ、レンズのファームウェアについては表示されません。
今回カメラのファームウェアアップデートを行いたいので、カメラを選択。
カメラのファームウェアアップデートについての確認が表示されるので、OKを選択。
先ほど、SDカードにコピーした「CCF13104.FIR」が表示されています。
既に該当のファイルが選択されているので、そのまま「SET」を押して先へ進みます。
アップデートをするか否かを尋ねられるので、OKを選択。
するとアップデートが開始されます。
アップデートが終わるまでしばらく待ちます。
当たり前ですが、アップデート中は電源を切ったり、ボタンに触れたりしないようにします。
アップデートが完了しました。
これで、フリーズ現象が改善されたのかどうかはまだわかりませんが、とりあえず不具合への対処がなされたという事で一安心です。結構頻繁にカメラを利用するため、改善されていなければすぐに気が付くと思います。
しばらくは、普通に使いながら様子を見る事にします。(そして改善されていなければ、またその時にどうするか考えます。)
【EOS Kiss X6i レビュー記事目次】
・キャノンの EOS Kiss X6i EF-S18-135 IS STM レンズキットを購入
・キャノン のEOS Kiss X6iと18-135mmのレンズで写真撮影
・EOS Kiss X6i 使用中にフリーズする現象
・修理に出していた EOS Kiss X6iが返ってくる
・EOS Kiss X6iを再び修理へ フリーズする現象についての回答
・EOS Kiss X6iのファームウエア Version 1.0.4がリリース フリーズ現象の改善となるか?