ThinkPad X230に搭載のHDDで「代替処理された不良セクタ」の数が増加
数日前に、たまたまCrystalDiskInfoで自分のX230のS.M.A.R.T.値を確認したところ、健康状態が注意と出ていました。
前にチェックしたときには出ていなかったのですが、よく見てみると代替処理された不良セクタの数が少しずつですが増加しているようです。
自分のX230はmSATA用のスロットに128GBのSSDを載せて起動ドライブとし、もともと搭載されていた320GBのHDDは、セカンドドライブとして使用しています。
バックアップはこまめに取っていますし、OS側ではないのでそれ程注意する必要はないのかもしれませんが、仕事で使うものなので急に不具合等を出されても面倒です。
【ThinkPad X230のHDD換装 記事目次】
・ThinkPad X230に搭載のHDDで「代替処理された不良セクタ」の数が増加
・ThinkPad X230のセカンドHDDを換装する
(HDDを購入 / クローン作成・HDD換装 / 換装後のHDDの状態)
X230のHDDを久しぶりにチェック
X230の現在の状態は以下のような感じです。
CrystalDiskInfoのSMART値
見ているのは「代替処理済のセクタ数」「セクタ代替処理発生回数」「代替処理保留中のセクタ数」「回復不可能セクタ数」で、このうち「代替処理済のセクタ数」と「セクタ代替処理発生回数」の数値(生の値)が0以上になっています。
「代替処理保留中のセクタ数」と「回復不可能セクタ数」の値は0ですし、代替処理が正常に行われているようなので今すぐに何かする必要はないのかもしれませんが、少しずつ「セクタ代替処理発生回数」は増加しており、またふとした操作で「代替処理済のセクタ数の値」が増加したので、やはり気になります。
一応他のツールもいくつか試してみました。
HD Tuneのトライアル版。とりあえず今はこちらで監視しています。
CrystalDiskInfoは生の値の数値が16進数で表示されますが、こっちは10進数なのでみやすいです。エラースキャンやベンチマーク等も行えます。
X230に搭載されているHDDはSeagate製なので、SeaTools などでもいくつかの検査を行ってみましたがこちらは異常なしでした。Windows標準のScan Diskはまだ行っていません(仕事でずっと使っているのでスキャンする間がない)。
多分当分は大丈夫ではないかと思いますが(S.M.A.R.T.値はあまりあてにはできないとか言われますし)、最近数値が上がり始めた事、また不安を感じながら使い続けるのも何なので、新しいHDDに換えようと思っています。
どちらにしろ、500GB HDDに交換しようかどうか迷っていたので、ちょうど良いかもしれません。まだ買って1年も経っていないので、完全に壊れたら保証が使えると思うのですが、今の状態だと多分無理でしょう。
しかし、X230のHDDは7mmなので、そうでないノートに比べると選択肢がないところが残念。どうせ買うのなら容量の大きいものの方が良いです。
というわけで、またレポートしたいと思います。