HP 2311x レビュー HP純正の23型非光沢液晶をチェック
HPのデスクトップ製品のセットオプションとしても提供されている HPの純正モニターの一つ、HP 2311xを簡単にご紹介します。
基本的に、直販のHP Directplusではデスクトップ製品に液晶は付属しておらず、カスタマイズオプションで液晶の有無を選択する事ができます。
液晶には何種類かのラインアップが用意されており、他にも2画面セットや、最大で4画面の液晶セットが用意されるなど、用途や好みにあわせて選択することができます。もちろんPCとセットでなく、単品で購入することも可能です。
今回は数あるラインアップの中より、23型の非光沢液晶「HP 2311x」の内容をチェックしてみたいと思います。
HP 2311x 外観
HP 2311xの外観をチェックします。
上にも書いた通り、HP 2311xは23型ワイドの非光沢液晶を搭載しています。
解像度は1920 x 1080 (60Hz)。
全体のサイズ(スタンド含む)は557.95×159×416.5(mm)で、重量は約3.91kgです。
見た目に高級感等があるとは言えないのですが、このサイズの液晶にしてはとても軽く、省スペースで扱いやすいです。非光沢なので映り込み等が気にならないところも良いと思います。
液晶下にはhpのロゴ。
液晶右下には、DCR(コントラスト調整)のオンオフなどを行うOSDボタンや、電源ボタンを搭載しています。
側面からの様子。
液晶は0°~+25°の範囲でチルトさせることができます。
スイーベルには対応していません。
背面全体の様子。
背面中央にはhpのロゴ。
hpロゴの下には電源コネクターやHDMI、DVI-D、VGAといった端子が搭載されています。
なお、必要なケーブルはすべて製品に同梱されていますので、どの端子を利用する場合でもケーブルを用意する必要はありません。
HP 2311x と HPのゲーミングデスクトップPC「HP ENVY Phoenix h9-1490jp」を並べてみると、以下写真のような感じになります。
個人的には非光沢液晶の方がゲーム等のプレイには良いと思うのですが、オプションでは2311x以外の光沢液晶なども提供されています。
液晶の見やすさなど
次に、HP 2311xの液晶の質について。
詳しいスペック等には触れません。ここでは見た目がどうであるかについて述べます。
正面から見た所。
上から見た所。
横から見た所。
液晶の種類はTNパネルとありましたが、視野角は広いです。(水平:170/垂直:160°)
斜めからだと多少色が変化しますが、複数人で液晶画面を見る場合でも、問題なく見る事ができると思います。
画面が明るい為、日中の明るい部屋での利用でも快適です。
付属品
HP 2311xの主な付属品を掲載します。
なお、掲載の内容と実際に販売されている製品とでは内容が異なる可能性があります。また以下には、保証書等やマニュアル等は含まれません。
モニタ出力用のケーブルや、電源アダプタ類。
上でも述べましたが、2311xには搭載されている端子に対応するケーブルがすべて同梱されているため、ケーブルを別に用意する必要がありません。
HDMIケーブル
DVIケーブル
アナログ RGB ミニ D-sub15 ピンケーブル
電源アダプタと電源ケーブル
上記のケーブル以外に、外付けのスピーカーが同梱されていました。
USBタイプのminiスピーカーです。
接続にはUSBとマイク出力端子を使用します。
付属のスピーカーなので、音は良いという事も悪いこともなく普通。ノートのようにスピーカーを搭載しないデスクトップPCでは、ないよりもあると便利だと思います。
HP 2311xについては以上となります。
上記の内容が、HPの液晶を購入検討されている方、またはPC購入の検討をされている方で液晶をお持ちでない方の参考になれば幸いです。
なお、デスクトップPC購入の際のオプションには、今回掲載した 2311x以外の液晶も数多くそろっています。
上は、現在(2013年3月14日)販売中のデスクトップPC購入時に選択できる液晶の種類です(写真はh9で選択できる液晶)。※未確認ですが、製品によって選べる液晶が異なる可能性があります。また、ラインアップの内容や価格は時期によって変化する可能があります。
比較的安価な価格から用意されており、PCと合わせて選びやすいと思います。
ただ、時期によってはキャンペーンなどでPCと液晶のセットが安く売られていたりする事もありますので、製品を購入する前に、公式サイトのキャンペーン情報をチェックされる事をおすすめいたします。