★本ページはプロモーションが含まれています★

前に掲載したThinkPad T530と、一昨年前(2011年)に発売されたEdgeの15.6型ノート ThinkPad Edge E520を撮り比べてみました。

本当はE530を出すべきですが、手元には無いので・・

といってもE520と比べ、E530はカラーバリエーション等は増えていますが筐体は大きくは変わらないため、T530とE530の比較としてみていただけるかと思います。(キーボードのレイアウトなど細々と変更されている部分はありますが)

というわけで以下、同じ15.6型ノートであるEdgeとTシリーズの外観比較です。比べてみると、改めてEdgeも値段の割りに良く出来ていると思います。




ThinkPad T530 と ThinkPad Edge E520の外観を簡単に比較

左がT530のロゴで右がEdge E520のロゴ。
ヒンジの素材等が異なります。




E520のパームレスト右側に配置された、ThinkPad Edgeのロゴ。

マシン起動時、「i」の上部にある赤丸が点灯します。EdgeはHDD等のインジケーターランプが無いため、このランプで起動しているかどうかを見ます。




T530の右パームスト上のThinkPadロゴ。
ここは点灯しません。





次にキーボード。

上がThinkPad T530のキーボード、そして下がThinkPad Edge E520のキーボード。
見てわかるとおり、テンキーのありなしはあるものの配列はほぼ同じです。

ちなみにE520では標準でテンキー搭載でしたが、E530ではテンキーのありなしを選択する事ができます。

あと、E520とE530ではキーボードのレイアウトが若干異なっており、E520のカーソルキーは左右のキーと同列にありますが、E530のカーソルキーは左右のキーよりもやや下側に配置されています。(T530と同じような感じに)

Edgeは低価格なモデルですが、価格の割りにキーボードが使いやすく、このあたりでコストパフォーマンスの高さを感じます。




T530もEdge E520も、キートップがお椀のように反っています。
このようにキートップが反っていると、指で押した時のなじみが良く使いやすいです。





タッチパッドはというと・・


T530のタッチパッド


E520のタッチパッド

どちらもボタン分離型のタッチパッドを搭載しています。

といってもパッド面の加工やボタンの形状など細かい部分異なっており、使いごこちはT530の方が上ですが、E520のタッチパッドも中々使いやすいです。

ただ、次モデルのE530ではタッチパッドがボタン一体型になってしまっており・・使い勝手は悪くは無いのですが、ボタン分離型のタッチパッドの方が好きな私はちょっと残念に思います。

といっても、サイズ的にE530ではタッチパッドを利用されない方も多いと思うので、それ程気にする部分では無いかもしれません。




液晶はT530もE520も非光沢。
E520の次モデルであるE530では光沢と非光沢を選択できますが、T530は非光沢のみ。

Edgeはコンシューマーを意識した製品なので、内容がややそちら向けになっているのでしょう。




どちらの製品も、ディスプレイは180度をやや超えるところまで開く事が出来ます。
ThinkPadならではの筐体の構造です。(例外モデルもありますが)




あとがき

しつこいですが、こうやって比較して見るとEdgeは本当にコストパフォーマンスの高いノートだと感じます。

T530とE530では、似たような構成だと倍くらい価格が違います。それ程の価格差がありながら、Edgeのキーボード等の操作性はTシリーズに比べて劣りません。

もちろんTシリーズとEdgeでは、vProの対応・非対応やセキュリティチップの有無など細かい部分で結構違いがあるのですが、Edgeは低価格ではあっても価格以上の内容をもっていると思います。NVIDIA GeForce 610Mなど、外部GPUを選択できる点も中々魅力です。


ただ、液晶の解像度が1366×768ドットしか用意されていない点は残念。

あと、E520に限っての事かもしれませんが、液晶の画質は正直良くないです。視野角は狭いですし、文字や映像もなんとなくざらざらした感じに見えます。一般的な低価格ノートの中でみると普通かもしれませんが、液晶にある程度拘りたい方には向かないと思います。

ですが、そのあたりが気にならない方ならEdgeはおすすめ。

もちろん、予算に余裕があるのであればTシリーズがお勧めですが、現在のE530は、昔のEdgeシリーズに比べるとカスタマイズも充実しており、安く高性能で使い易いノートを手に入れたい方には適した製品です。





ちなみに掲載のE520は3万円台で購入したCeleron搭載の激安モデルですが、現在はCore i5-2520、16GBメモリ、SSDという内容でパフォーマンスはかなり良く、まだまだ現役です。