Inspiron 14 簡易レビュー デルの14型低価格ノート
先日、デルの本社で新製品(2013年1月に発表)を見てきたので、その内容を簡単に掲載したいと思います。
まずは14型のInspiron 14から。
Inspiron 14はスペック抑え目で低価格を実現したシリーズです。薄型でUltraBookのInspiron 14zとはまた違います。
スペック抑え目といっても、上は第3世代のCore i5を搭載しているので性能は良いです。
なお、記事に掲載の製品は既に販売されているものですが、
掲載の製品に関しては実際の製品と仕様が異なる可能性などがありますので、予めご了承ください。
【Inspiron 14 製品の特徴をチェック】
Inspiron 14は、低価格向けの14型ノート。
若干薄型設計ですが、UltraBookではありません。
やや変わったデザインの筐体を採用しています。
重さは載せるバッテリーによって異なり、4セルだと約1.99 kg、6セルだと約2.09 kgとの事。
携帯出来ない事はないですが、余り向かない製品です。
液晶は光沢で、解像度は1366 x 768とやや低め。
高解像度液晶が好きな方にはぱっとしませんが、
文字が大きめに表示されるので見やすいというメリットはあります。
スペック抑え目で低価格・・というカテゴリの製品なので、
解像度は低めの方がニーズがあるのかもしれません。
天板の様子。
パームレストなどと同じ、凸凹としたデザインを採用しています。
(テクスチャードトップカバー、パームレストなどと呼ぶようです)
カラーはブラック、マット仕上げで指紋がつきにくいところが良いです。
見た感じ、地味だなあという印象ですが、
スタッフの話によるとこのデザインを「可愛い」といわれる方もいるのだとか。
確かに言われてみると、色は地味ですが細々としたテクスチャーが可愛い印象はあるかもしれません。
なんていうか、周りの小物の合わせ方によって可愛く見える事もあるという感じです。
インターフェースをチェックします。
左側面にはセキュリティロック、電源コネクター、HDMI、LAN、USB×2、ヘッドフォン&マイクのコンボポート。
右側面にはUSBポート、DVDスーパーマルチドライブを搭載。
USBは左右あわせて3つ、USB3.0が2基でUSB2.0が1基という内容です。
筐体の前面には、インジケーターランプとメディアカードスロットを搭載。
前面下側の左右には、ステレオスピーカを搭載。
ステレオスピーカはWaves MaxxAudio 4処理を採用しているそうです。
キーボード。
右側一列にHome等のキーが並ぶ、アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
個人的に右側にHomeなどのキーが並ぶ配列は好きではないのですが、
結構この配列を採用する製品は多いです。
逆に、「使いやすいよ」っていう方を見かけたことがないので、
なぜ多くの製品でこの配列が採用されるのかが良くわからなかったりします。
ただ、この配列を採用したデルの製品は、EnterやBackSpaceといったキーの横幅が通常よりも広めにとられており、
そうでないキーボードよりも若干打ちやすいです。
全体としては、普通に打ちやすいキーボードだと思います。
キートップは完全にフラット。
タッチパッドはボタン分離型。
ボタンは適度に柔らかく、使いやすいです。
底面の様子。
バッテリースロットと、もう一つ前面側のほうに大きなスロットカバーが見えます。
中身はわかりませんが、多分HDDとメモリではないかと思います。
次に性能面ですが、性能に関しては搭載するパーツによっても異なる事、
また、掲載製品の内容と販売されている製品の内容とでは異なる可能性がありますので、
あくまでも参考としてみていただければと思います。
プロセッサ 6.4
メモリ 5.9
グラフィックス 4.9
ゲーム用グラフィックス 6.3
プライマリ ハードディスク 5.9
掲載モデルはCore i3を搭載。
Core i3でも性能は高く、日常の作業に関しては十分なパワーです。
なお、Inspiron 14はPentiumの構成も可能。
最大ではCore i5などを選ぶ事もできるようです。
内蔵グラフィックス採用で、メモリは最大8GB(用意されているのは4GBまで)、
HDDを搭載した構成で価格をかなり安く抑えている所が魅力。
予算に限りのある方や、スペックはそこそこで安く抑えたいという方には向いた製品だと思います。