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デルが販売するAlienwareシリーズのデスクトップPC、Alienware X51のレビューです。

このAlienware X51は2012年1月にデルが販売開始した、Alienwareシリーズの製品。

AlienwareのデスクトップPCとしてはこれまでにない位小さく、
それでいてハイエンドな内容を持ち合わせているという事で長く注目を集めています。

AlienwareのデスクトップPCというと、巨大な筐体にキラキラ光るイルミネーションが印象的。
ですがその巨大さゆえに、どうしても本格的なゲーマー向けの製品というイメージが否めませんでした。

しかし今回のAlienware X51は綺麗なイルミネーションと性能はそのままに、幅95mmというコンパクトな筐体サイズを
実現しており、今までAlienwareには縁の無かった層のユーザーにも人気があります。

特に、美しいイルミネーションは女性にも受けるのではないでしょうか。
手頃感のある価格はとても魅力ですし、部屋に置くにも圧迫感がありません。

構成面に関しても、今年半ば頃にIvy Bridgeの構成が追加されており、
価格も上位モデルのAuroraに比べるとかなりお手頃・・と魅力の大きい製品です。


今回は製品の基本的な特徴や性能面などに加え、
Alienwareならではのイルミネーション機能など、色々遊びながら細かく見ていきたいと思います。

製品に興味をお持ちの方は是非ご覧下さい。



【Alienware X51 コンパクトな外観をチェック】

まずは Alienware X51の外観チェックです。

サイズは縦置き時で幅95mm、奥行き318mm、高さ343mm。
筐体のカラーはマットステルスブラック。

今回の製品、本当に小さくて設置場所に余裕がないという方にも向いています。




Alienware X51の前面パネル。
電源ボタンやスロットイン式のスーパーマルチドライブ、USB2.0×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を搭載。

ちなみにこのスーパーマルチドライブですが、CDを取り出す際に勢いよくメディアが飛び出してくる事があります。

調べてみると同じような事を言っている人は結構いるようで、
知っていれば大した事はないですが、知らないで使うと最初は驚くと思います。

なお、飛び出すのは縦置きの場合のみのようで、横置き時ではそのような現象は起こっていません。




前面下部にはエイリアンの顔。
Alienwareではおなじみのエイリアンですが、個人的に結構気に入っていたりします。

※余談ですが、スマホの絵文字にこれと良く似た顔があり、使うたびにAlienwareを思い出します。





本製品は横置きにも対応しています。

横置きできるよう、筐体両側面に排気口等は設置されていません。




エイリアンの顔は横置きにも対応。
くるっとまわす事が出来ます。

私は基本的にデスクトップPCの本体は縦置き派なのですが、
横置きに対応したデスクトップPCは、ラック等に設置したい場合などに便利です。

ただ底面と天井に当たる部分(縦置き時)は吸気を行うため、設置の際はふさがないように注意が必要です。





筐体側面の様子はというと・・

筐体右側面。

エイリアンの謎の文字が配置されています。
この部分はラバー製のようです。横置きにした際の滑り止めになると思います。




筐体左側面。

左右側面に、イルミネーションライトが取り付けられており
マシンの起動時に点灯します。

※イルミネーションについては後で詳細に触れます。




筐体上部に当たる部分は、吸気を行うためにメッシュ状に加工されています。
ややスリットが入っているのは、設置時にふさいでしまう事がないようにとの工夫です。




底面にあたる部分もメッシュ状となっており、筐体上部と同じくスリットが入っています。

このAlienware X51は、構成によっては筐体の容量的に可能だと思われる以上の
消費電力を持つパーツを詰め込むことになります。

そうなると発熱が気になりますが、当然冷却面は良く考えられています。
ベンチマークの項でも述べますが、高負荷時でも筐体内の温度上昇は大きくありません。





筐体背面のインターフェースをチェックします。

筐体背面、上半分の様子。

左上からSPDIF出力×2(同軸/光角型)、HDMI出力、USB2.0×4、LAN、USB3.0×2、オーディオ入出力。
右側は排気口になっています。




筐体背面、下半分の様子。
左下側に電源コネクター、右側にはグラフィックカードによる映像出力が搭載されています。

今回掲載しているモデルのグラフィックスはGeForce GTX660。

Alienware X51に搭載できるグラフィックスとしては最も高性能(2012年12月19日時点)なグラフィックカードで、
インターフェースはDual-Link DVI-D、Dual-Link DVI-I、DisplayPort、HDMI。

内部のスロットに空きはなく、これ以上の拡張性はありません。




背面下部の左側の隙間から、仕様等が記載されたカードを引き出せるようになっていました。





最後に電源ですが、Alienware X51には非常にコンパクトな筐体が採用されているため、
筐体内に電源ユニットを内蔵する事ができません。

ACアダプターを利用する形となります。

非常に大きな電源アダプターです。
標準構成では240Wの電源が付属するそうですが、今回の構成では330W電源が付属していました。




かなり重いですし大きいです。
熱を持つので、置く場所に気をつけたほうがよいかもしれません。




【Alienware X51を市販のゲーム機と比較 Xbox360他】

Alienware X51を、市販のゲーム機と外観比較してみました。

Alienware X51は、Xbox360風と謳われる事もあったくらいコンパクトな筐体を実現しています。
実際はXbox360よりもやや大きめですが、縦置きでも横置きでも設置面積的には余り変わりません。

左がPlayStation 3、中央がAlienware X51、右がXbox360。




2種のゲーム機に比べると、ややAlienware X51は大き目に出来ていますが、
ゲーム向けのデスクトップPCでこのサイズは非常に小さいです。

PS3やXbox360といったゲーム機をお持ちの方は、
Alienware X51のコンパクトさが把握できるかと思います。




外観については以上です。
引き続きAlienware x51の付属品や、Alienware専用のゲーミングキーボード等について掲載します。

興味をお持ちの方は次記事もご覧下さい。