★本ページはプロモーションが含まれています★

SSDを搭載した NEXTGEAR-NOTE i300 で幾つかのベンチマークを行なってみました。
(前記事→ NEXTGEAR-NOTE i300 レビュー 外観・インターフェースの内容を写真と共に詳しく解説

今回掲載している NEXTGEAR-NOTE i300 は、Core i7-3612QMや128GBのSSD、8GBメモリを搭載する
シルバーモデル カスタム(型番:NEXTGEAR-NOTE i300SA2-SP)。

NEXTGEAR-NOTE i300シリーズで提供されているモデルの中では、ちょうど中間に当たる価格帯のモデルで、
個人的には非常にバランスの良い構成を持つコストパフォーマンスの高いモデルだと考えています。

今回の記事ではその構成内容と特徴、価格などの詳細に加え、
NEXTGEAR-NOTE i300で行なった各種のベンチマーク結果を掲載してみました。


11.6型サイズのノートでここまでの性能、コストパフォーマンスを実現した製品は中々無いと思います。
高性能が故の欠点もあるにせよ、それ以上の内容を持つモデルだといえるでしょう。

製品に興味をお持ちの方は、是非以下の内容をご覧下さい。





まず最初に、掲載しているNEXTGEAR-NOTE i300SA2-SPの主な構成と特徴について解説します。

【NEXTGEAR-NOTE i300SA2-SP(シルバーモデル カスタム)の主な構成】

※価格や構成内容は2012年6月21日確認の情報となります。

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-3612QM(2.10GHz/TB時最大3.10GHz)
チップセット HM76 Express
グラフィックス GeForce GT650M(2GB)+HD グラフィックス4000(CPU内蔵)
メモリ 8GB(4GB×2/PC3-12800 DDR3 SODIMM/最大16GB)
ストレージ 128GB SSD(ADATA SX900)
ディスプレイ 11.6型HD(1,366×768)、光沢あり
無線機能 802.11b/g/n、Bluetooth V3.0 + HS準拠
バッテリー 6セル(駆動時間:約4時間)
サイズ 287×207×12.7~37.1(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.8kg
カラー ダークブラウン

上記のNEXTGEAR-NOTE i300SA2-SP(シルバーモデル カスタム)の価格は99,750円(税込)~。
マウスコンピューターでは送料が3,150円かかるので、大体10万円弱という事になります。

このNEXTGEAR-NOTE i300には、今の所(2012年6月21日現在)7種のモデルがラインアップされており、
その中で「シルバーモデル カスタム」はちょうど中間の価格帯に当たるモデル。

この製品の構成の特徴としては、標準で2GBの専用メモリを持つGeForce GT650Mを搭載している事、
最大で4コアのCore i7-3612QMを搭載可能である事、またHDDの他に128GB~256GBのSSDやハイブリッドHDDを
搭載可能な事などが上げられます。(ハイブリッドHDDは2012年6月18日に追加されたばかりのオプション)

私的にはCore i7-3612QM、8GBメモリ、128GBのSSDを搭載した今回のモデルは
価格的にも性能的にも最もバランスが良い構成だと考えており、実際にパフォーマンスはかなり高いです。
このようなゲーム向けのノートが10万円前後で手に入るというのには驚きです。

製品の性質的に重量が約1.8kgと重めである点は注意が必要ですが、
構成や価格面等の見てわかる部分については特に問題はなく、これ以上のものは中々無いと思います。


なお、高性能なモバイルノートとして懸念される事柄の1つにバッテリーの持続時間が上げられます。

一応このNEXTGEAR-NOTE i300には、11.6型のノートとしては大きめな6セルのバッテリーが搭載されていますが、
公称値によるバッテリー駆動時間が約4時間という事から、実際の駆動時間は更に短くなることが考えられ・・
モバイル用途のノートとしてはその辺りが非常に気になる所です。

冒頭でも述べたように高性能であるからこそ、避ける事が難しい欠点もあります。
記事では、そういった部分についても順に見ていきたいと思います。




以下、NEXTGEAR-NOTE i300SA2-SPのベンチマーク結果です。

なお、今回のモデルはNVIDIAのOptimusに対応しており、
マシンにかかる負荷に応じて自動で外部グラフィックスのGT650Mをオン・オフします。

グラフィックパワーが必要な時にはGT650Mをオンにし、
それ程パワーを必要としない作業時には内蔵のHD グラフィックス4000のみで稼動・・
といった具合に、GPUを使い分ける事で電力消費をコントロールします。

今回掲載しているベンチマーク結果は、GT650M稼動時のスコアです。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.4
メモリ 7.8
グラフィックス 7.1
ゲーム用グラフィックス 7.1
プライマリ ハードディスク 7.9

最低ラインがグラフィックスの7.1。

今回のモデルは128GBのSSD(ADATA SX900シリーズ)を搭載していますが、
その効果でOSやアプリの起動他、処理が非常に高速です。

重ささえ気にならないのであれば、外出時の作業用マシンとしても良いと本気で思います。


【CrystalDiskMark】

Seq 467.9168.1
512K 409.3167.7
4K 30.0165.62
4K QD32 113.2164.4

左がRead、右がWrite

上の繰り返しとなりますが、NEXTGEAR-NOTE i300SA2-SPには128GBのSSDが搭載されており非常に高速。
数値上のパフォーマンスではなく、実際の体感速度も早いです。


【CrystalMark 2004R3】

Mark ・・・ 257646
ALU ・・・ 61978
FPU ・・・ 51955
MEM ・・・ 57646
HDD ・・・ 44733
GDI ・・・ 16124
D2D ・・・ 215
OGL ・・・ 24995

なぜかD2D(2Dグラフィックス)のスコアだけ異常に低い数値がでました。(数回測定)
稀にこういう事があるので、特に気にするものでもないと思います。


【3DMark06】

3DMark score ・・・ 13282
SM 2.0 Score ・・・ 5409
SM 3.0 Score ・・・ 5784
CPU Score ・・・ 4127


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1280×720 ・・・ 6294~6310


【ファンタシースターオンライン2 】

Score ・・・ 3484

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作

ファンタシースターオンライン2は、設定をフル画面表示に変更した以外は、ほぼデフォルトのままで測定しています。


【デビル メイ クライ 4】

【1280×720】
平均fps ・・・ 82.47~180.83
RANK ・・・ S


【FINAL FANTASY XIV】

LOW

HIGH

LOW ・・・ 3033
HIGH ・・・ 1770


ゲーム系のベンチなど、11.6型サイズのノートPCのスコアとは思えません。
設定にもよるでしょうけれど、映像のコマ落ちも殆ど無いです。

そこそこ重めなPCゲームであっても、設定を軽めにすれば十分にプレイできるでしょう。

ゲームノートというジャンルで考えると、性能はそれ程高い方ではないと思うのですが、
携帯できるモバイルノートでこの内容はすごいです。

本気でゲームをするのであれば、画面サイズの大きいゲーミングノートをお勧めしますが、
ノートPCで日常的な作業もするが、ゲームもする・・という方にはNEXTGEAR-NOTE i300は良いと思います。



次に消費電力やパーツの温度、バッテリーのベンチについてですが、少し長くなるので次の記事に続きます。