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沢山製品が発表され色々書きたいこともあるのですが、
今回の記事ではThinkPadのキーボードの変化について少しだけ・・


ThinkPad X220の7列キーボード

これまでのマシンに採用されていた7列キーボードは多くのThinkPadユーザーに支持されており、
今回なぜ全てのThinkPadキーボードが6列に変化してしまったのか、理由が良くわかりませんでした。

私と同じく、残念に思っているユーザーは少なくないと思います。

ただ、リンク先の記事を読む事でこれまでのThinkPadキーボードの歴史的背景と、6列配列のキーボードが採用された理由が良くわかるのですが (→ 変わるThinkPad、変わらないThinkPad ~6列キーボードになった意図とは (PCWatch)

キーボードは今は6列が主流(世のノートPCの9割以上が6列配列)になりつつあり、企業で利用されるPCの選定においても
他社PCからThinkPadに乗リ換える際、6列→7列への移行に戸惑うのではないかという事で、
担当者から敬遠されてしまうことがあったのだとか。

また、7列目のキーを利用するユーザーは減ってきていることからも、7列配列の必要性は減りつつあり・・
(使わないキーの為に単独でキーを配置する必要はなく、Fnキーとの組み合わせで機能を実現させるだけで十分)

確かに7列のキーボードはまず見かけませんし、7列キーボードをこれまで使った事が無ければ
自分も6列じゃないと使い難い・・と敬遠していたかもしれません。


ですが慣れて当たり前になったものを変えるのは結構難しい事で、慣れるまでは正直面倒。

今もThinkPadの6列キーボードを使う事はありますが、それは一時的にであり普段は7列です。
といっても、メイン作業に新キーボードを使い始めればあっというまに慣れてしまい、どうって事なかったとなるのだと思いますが・・


なお、ThinkPadにタッチパッドが追加されるようになった際にも同様の議論が発生したそうです。

タッチパッドは、タッチパッドを使っているユーザーがトラックポイントだけのノートに慣れるのは大変だから
という理由で追加されたそうですが、これまでトラックポイントのみで操作してきたユーザーにしてみると、
タッチパッドが追加された事でトラックポイントがなくなるのではという事になり・・・

これに関しては、私自身がトラックポイントの操作が苦手でタッチパッド派な為、
今回の件に当てはめて考えると、7列キーボード(トラックポイント)じゃなく、6列キーボード(タッチパッド)じゃないと使い難いって言っているのと同じ事なのかもしれません。

とはいえ、タッチパッドに関しては今もトラックポイントと共存できており、キーボードもそちらと同じように両方を維持できればベストなのですが、コストや手間などを考えるとそうもいかないのでしょう。



という感じでかなり残念なのですが、ThinkPadの利点はキーボードだけではありませんし、
既に出ているThinkPad(X1とかEdgeとか)のアイソレーションキーボードは、アイソレーションタイプにしては使いやすいです。

7列じゃなくなったから他のPCでもいいかと考えないのは、やっぱり使い易いからで、
よほど変な変更がない限りは、今後もThinkPadをメインPCとして使い続けるでしょう。




ThinkPad X1のアイソレーションキーボード 新製品のキーボードはこれとはやや違うようです

ただ現行の6列キーボードは、7列キーボードのようにファンクションキーの間に、
キーを区別する為の隙間が設けられておらす、パッと見たときに一瞬で各ファンクションキーの位置を把握し難いです。

特に私は文字入力が多く、全角半角の切り替え等をファンクションキー(F8、F9、F10)を利用して良く行なう為、
それらのファンクションキーの位置を一瞬で把握できる7列キーボードの配列はとても便利。

写真をみる限りでは、新しいモデルでもファンクションキーの配置は
これまでのアイソレーションキーボードと同じようなので、今後、その辺りが改善されれば良いなあと思います。


ただ、やっぱり6列は・・というユーザーは、従来のモデルを購入するというのもありかもしれません。

従来製品は現在かなり安くなっていますし、新製品で同等の構成の製品を買おうとなると最初は結構高価です。
新しく搭載された機能等の違いはあるにせよ、従来製品でも十分高性能で使い易いです。


なお、新しいThinkPadシリーズの発表と同時に新しいIdeaPadシリーズ(U310、Y580、Z580、G580)も発表されましたが、ThinkPadの新モデルとあわせると数が多い為、そちらは後ほど記事にまとめていきたいと思います