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LuvBook Sシリーズに続き、今度は15.6型の「 LuvBook K 」シリーズの解説です。

マウスコンピューターには15.6型の液晶を搭載したノートが多数存在するのですが、
このLuvBook Kシリーズは15.6型モデルとしてはハイエンドに位置づけられる製品。

一応整理しておくと、現時点で販売されている15.6型のモデルはLuvBook T、LuvBook K、LuvBook P、
そして昨日(2012年5月28日)追加されたIvy Bridgeの新モデル LuvBook F シリーズの4種となります。

LuvBook TとLuvBook Fがスタンダードな構成(いわゆる性能抑え目)を持つモデルであるのに対し、
LuvBook KとLuvBook Pには前者よりも高性能なグラフィックスが搭載されており、液晶もフルHDと高解像度。
またKシリーズにおいてはSSDとHDDの2ドライブ構成も選べるようになるなど、性能には期待できそうな内容です。

KやPシリーズのように15.6型の液晶にフルHDの解像度だと表示がかなり細かくなりますので、
使用するユーザーを選ぶ製品だと思うのですが、これが結構人気があって売れているのだそう。


なお、今回掲載のLuvBook KシリーズはIvy Bridgeが搭載された新しいモデルの方です。

Sandy Bridge搭載の旧モデルよりも高性能なグラフィックスが標準で搭載されている事もあり、
旧モデルよりも若干ベース価格が高めとなるのですが、内容からみると決して高くはありません。

ゲームをはじめ、負荷の高い作業をこなす事が出来るマシンをお探しの方向けのモデルだといえます。


というわけで今回の記事では、LuvBook Kの外観や機能、性能等の一通りの特徴について触れてみました。





まずは外観から見ていきます。

LuvBook Kを正面から。
ディスプレイには15.6型のフルHD光沢液晶を搭載しています。

光沢ですが、画面は結構明るく見やすいです。




細かな幾何学模様がプリントされた光沢の天板を採用。
端の方にマウスコンピューターのロゴが入っています。

光沢でパネルの色も黒い為、指紋が付くとやや目立ってしまうのですが、
携帯するようなモデルではないと思うので、それ程気にしなくても良さそうです。





インターフェースの内容は・・・

左側面にはVGA、LAN、USB3.0×2、HDMI、マルチカードリーダー、USB3.0とeSATAのコンボポートを搭載。




前面左側には各種のインジケーターランプ。




右側面にはヘッドフォン出力、マイク入力、S/PDIF(オプティカル)、USB2.0、光学ドライブを搭載。




背面側の左端にはセキュリティケーブル用のロックスロットを搭載。




LuvBook Kにはフルサイズのアイソレーション型キーボードが搭載されています。
キーピッチは約19mm、キーストロークは約2mmと標準的なキーボードです。

キートップはフラットな形状で、打ち心地は普通。
このモデルはLuvBook Sシリーズとは異なり、FnとCtrlの配置は標準的です。

右側にテンキーが搭載されているのですが、
左側の通常キーとの間に境界等が設けられていないため、気をつけていないと打ち間違えそうです。




タッチパッドはボタン分離型。
ボタンがやや硬めであるように感じますが、使いにくいことは無いです。




キーボードの左上にはVGAボタンと幾つかのインジケーターランプが設置されています。
このVGAボタンについては、やや細かくなるので別記事にしたいと思います。





次に掲載しているLuvBook Kの構成です。

【 LuvBook K スタンダード構成(LB-K810S) の主な仕様】

※記載の価格や構成は2012年5月29日時点のものとなります

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-3720QM(2.60GHz/TB時最大3.60GHz)
チップセット HM76 Express
グラフィックス GeForce GT650M(1GB)+HD グラフィックス 4000(NVIDIA Optimus対応)
メモリ 8GB(PC3-12800 DDR3 SODIMM/最大16GB)
ストレージ 500GB HDD(5400rpm)
ディスプレイ 15.6型フルHD(1,920×1,080)、光沢あり
無線機能 802.11b/g/n、Bluetooth V3.0 + HS
バッテリー 内蔵リチウムイオンバッテリー(駆動時間:約3.5時間)
サイズ 374×250×35~44(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約2.71kg

今回掲載のLuvBook Kは、スタンダード構成モデルをややカスタマイズした構成内容となっています。

具体的なカスタマイズ内容はCore i7-3610QM → Core i7-3720QMで、カスタマイズ後の価格は¥99,750(税込)。
ここに送料¥3,150がプラスされ、トータル¥102,900となります。

いうまでもなく、内容からみて価格は安いです。

ですが、Kシリーズは最下位の構成の製品でもスペックは高めとなる為、
普段からある程度負荷のかかる作業をするという方でなければややオーバースペックかもしれません。

※Kシリーズは構成に応じて4通りのモデルがラインアップされています。(OfficeセットやOS無しモデルを含まず)
 全てカスタマイズ可。今回のスタンダード構成は4モデルのうち、下から2つ目に当たる構成です。

マウスでは15.6型のモデルは他にもラインアップされていますので、
たいした作業を行なわないのであればそちらを選んだほうが無駄がないと言えます。


なお冒頭に記載した内容の繰り返しとなりますが、
Kシリーズの構成の主な特徴としては15.6型でありながらフルHD液晶である事、
またSSDとHDDの2ドライブ構成が可能である事などがあげられます。

SSDとHDDの構成については、仮に今回のモデルに60GBのSSDを搭載した場合は¥9,870のプラス料金となります。
容量の小さいSSDであっても、HDDとSSDの構成でSSDをキャッシュとして利用すれば
高速なSSDの恩恵を受ける事が出来ますので、早いほうが良いという方にはSSDの選択はかなりお勧めです。

なお、現在期間限定で値下げが実施されている為に上記のような製品価格となっていますが、
時期によってはここに記載の価格と実際の価格とは異なる場合があります。

あくまでも2012年5月29日現在の価格・仕様という事で、
実際の製品情報は公式サイトでご確認頂くようお願い致します。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.5
メモリ 7.7
グラフィックス 6.7
ゲーム用グラフィックス 6.7
プライマリ ハードディスク 5.9

グラフィックスの欄にHDグラフィックス4000とあるように、
このスコアは外部グラフィックス(GT650M)のものではありません。

Kシリーズは、マシンの負荷によって自動で外部グラフィックスをオンオフするNVIDIA Optimusに対応していますが、
エクスペリエンス・インデックス スコアの計測を行なう際、そのOptimusによって外部グラフィックスが自動でオフとなってしまう為、
このような結果となってしまいます。

エクスペリエンス・インデックスのスコアはとりあえずの目安だと思うので、一応参考までに・・




ゲームも出来る性能を持つという事で、FINAL FANTASY XIVのベンチを走らせてみました。

実行したのはHIGHモードのみ。
HIGHモードでこのスコアだとすると、低解像度の設定でなんとか遊べる性能でしょうか。

高負荷なタイトルでなければゲームも出来ると思います。





とりあえずLuvBook Kシリーズについては以上となります。
記事中程で触れた「VGAボタン」については、また後の記事に詳しく掲載する予定です。

あと、もし後日さらに詳しくマシンに触れる機会があれば、もう少し突っ込んだ内容の製品情報を掲載したいと思います。


なお、このKシリーズの旧モデルであるSandy Bridge搭載のKシリーズは
「K800シリーズ」として2012年5月28日現在も販売されています。(残り少ないようですが)

K800は新モデルよりもややスペックは落ちますが、通常よりも安く販売(現時点で59,850円~)されるなど、
新モデルに拘らない方にとってはお買い得な製品となっています。

Kシリーズに興味をお持ちの方は、併せてそちらもご覧になられると良いと思います。