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先日、「 NEXTGEAR-NOTE i300 」というマウスコンピューターの 11.6型ゲームノートを記事にしましたが、
そちらのモデルの様子を簡単に解説&掲載してみたいと思います。

この NEXTGEAR-NOTE i300 はインテルの第3世代Core iプロセッサー(Ivy Bridge)も搭載可能な、
G-tuneブランドでは初となる11.6型サイズのゲーミングノートPC。

モバイルしやすいサイズと重さ、さらにゲームPCとしてのパフォーマンスを持ち合わせながらも、
下は69,930円(税込/2012年5月10日現在)とかなり安価な価格設定がなされているのが特徴の製品です。

11.6型サイズのゲーム向けノートは市場ではとても数が少ないという事、
また価格もかなり魅力な設定となっており、個人的には期待できる製品だと感じています。


今回はレビューといっても簡単なものとなりますが、実機の写真や特徴、構成、性能などについて触れてみました。





NEXTGEAR-NOTE i300を正面から。
ディスプレイには11.6型ワイドHD(1,366×768)サイズの光沢液晶を搭載。

あまり視野角は広くはないようで、斜めからだとやや画面が見辛いです。
とはいっても製品の価格を考えると普通。別に悪くはないと思います。

筐体サイズは287×207×12.7~37.1(mm)で重さは約1.8kg。

11.6型のモデルとしては特に小さくもなく、またサイズを考えると軽くも無いですが、
ゲーミングノートという製品の性質を考えるとその辺は仕方が無いかもしれません。




液晶上には130万画素のWebカメラを内蔵しています。




筐体のインターフェースの内容はというと・・

NEXTGEAR-NOTE i300の左側面には、LAN、VGA、HDMI、ヘッドフォン出力、マイク入力、USB3.0×2。




右側面にはセキュリティロックケーブル用のスロット、USB2.0、電源コネクターを搭載。




筐体の前面左側にはマルチカードリーダー。
11.6型サイズのノートとしては、インターフェースは普通に充実しています。




キーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチは約17mmとやや狭め。
UltraBookのように筐体が特別薄いわけではない為、キーストロークがある程度確保されていて打ちやすいです。
(キーストロークは公称値約2mm)

配列も変わったところは見当たりませんし、一部キーが小さくなっている箇所がありますが、
特に使いにくいということはありませんでした。




右下のカーソルキーは、PgUpやHomeなどのボタンも兼ねています。

カーソルキーの位置がShiftの方へ入り込んでいるのが、気になるといえば気になりますが、
カーソルキー操作時に誤って他のボタンを押したとしても、それ程操作に影響はなさそうです。

※例えば、カーソルキーの周りにPgUp等のキーがあったりすると、
誤って押した時にカーソルの位置が飛んでストレスが溜まりますが、そういうキーは配置されていない




タッチパッドは分離型。
パッド表面はエンボス加工が施されています。
(パームレストなどの部分にも同じ加工がなされている)

指が滑り難いのではないかと思いましたが、実際の操作ではそういった使い難さは感じませんでした。
ボタンもそれ程硬くなくて押しやすいです。

指紋がついても目立ちにくいのも○。




天板にも、エンボス加工が施されています。
カラーはブラックと思いましたが、ダークブラウンとの事。

多分このモデルはゲーム向けのノートとしてだけではなく、高性能なモバイルPCが欲しいという方にも
需要があると思いますので、見た目は地味ですがそのほうがかえって持ちやすくて良いと思います。

タッチパッドと同様に指紋がついても目立ち難いというのも良いです。





次に構成と性能面ですが、この NEXTGEAR-NOTE i300 には3種のモデルが提供されています。
(各モデルはブロンズ、シルバー、ゴールドに分類)

今回掲載しているモデルは中間の構成にあたるシルバーモデルで、以下はその構成となります。
各モデルの構成の違いについても触れてみました。

【 NEXTGEAR-NOTE i300(i300SA1/シルバーモデル) の主な構成】

※記載の価格や構成は2012年5月10日時点のものとなります

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i7-3612QM(2.10GHz/TB時最大3.10GHz)
チップセット HM76 Express
グラフィックス NVIDIA GeForce GT650M(2GB)/HDグラフィックス4000(Optimus対応)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-12800 DDR3 SODIMM/最大16GB)
ストレージ 320GB HDD(5400rpm)
ディスプレイ 11.6型ワイドHD(1,366×768)、光沢あり
無線機能 802.11b/g/n、Bluetooth V3.0 + HS
バッテリー 内蔵リチウムイオンバッテリー(駆動時間:約4時間)
サイズ 287×207×12.7~37.1(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.8kg

上記構成のNEXTGEAR-NOTE i300の価格は89,880円~(税込)。
インテルの最新プロセッサであるIvyBridgeを搭載したモデルです。

なお、その他のモデルとしては、IvyBridgeではないCore i3-2350Mを搭載した最下位のブロンズモデル(i300BA1)、
またシルバーモデルと同じCore i7-3612QMを搭載した最上位のゴールドモデル(i300GA1)が存在します。
価格はブロンズモデルが69,930円~、ゴールドモデルは119,700円~となります。

各モデルの主な違いは、最下位のブロンズモデルはプロセッサにCore i3-2350Mを搭載しているという関係上、
メモリの規格がPC3-10600となるのに対し、IvyBridge搭載モデルに搭載のメモリの規格はPC3-12800。
簡単に書くとPC3-12800はPC3-10600よりもメモリのデータ転送速度が早いのですが、
体感できる位違いがあるかというとそんな事はないので、あまり意識しなくて良いと思います。

最下位のブロンズモデル(i300BA1)と今回掲載のシルバーモデル(i300SA1)との違いは、プロセッサとメモリの規格のみです。

そしてシルバーモデルと最上位のゴールドモデルとの違いは、シルバーがメモリ4GBであるのに対し、
ゴールドが8GB、またストレージにおいてもブロンズとシルバーでは320GB HDDを採用しているのに対し、
ゴールドモデルは240GBのSSD(ADATA S511シリーズ)を搭載しています。

【ブロンズ】
・Core i3-2350M
・4GBメモリ
・メモリの規格はPC3-10600
・320GB HDD
・69,930円~

【シルバー】
・Core i7-3612QM
・4GBメモリ
・メモリの規格はPC3-12800
・320GB HDD
・89,880円~

【ゴールド】
・Core i7-3612QM
・8GBメモリ
・メモリの規格はPC3-12800
・240GB SSD
・119,700円~

今のところ、上記のような内容となっています。

なお、いずれのモデルもグラフィックスにはGeForce GT650M(2GB)を搭載しており、
またNVIDIAのOptimus(グラフィック切替え機能)に対応している為、内蔵グラフィックスの利用も可能。

マウスコンピューターは送料が¥3,150かかってしまうのですが、
それを含めてみても安価な価格設定だと思います。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.4
メモリ 5.9
グラフィックス 5.3
ゲーム用グラフィックス 7.0
プライマリ ハードディスク 5.8

上記のスコアは、Optimus機能で内蔵のHDグラフィックス4000利用にした場合のスコアとなります。

IvyBridgeは、旧モデルよりも更に内蔵グラフィックスの性能が向上したと言われていますが、
内蔵グラフィックスのみでも、中程度のゲームを低解像度モードで快適にプレイ出来るくらいの性能はあると思います。

なお、本来ならGeForce GT650Mのスコアも掲載するべきなのですが、
うっかりこちらだけを撮影してしまった為、今回はスコアはありません。

また後日、撮る機会があれば掲載します。




ファンタシースターオンライン2のベンチ結果です。

自分で設定などをして実行させたものではないという事と、比較できるデータもないという事で、
余り参考とはならない大まかなスコアとなりますが一応掲載しておきます。

解像度は1366×768。
きちんとしたベンチマークを行なう機会があればまたやってみたいです。





以上となります。

性能は、ゲ-ム用途のノートとして買うのであれば、
やはりシルバーorゴールドモデルの構成が適していると思います。

最下位モデルはゲーム向けと言うよりは、高性能な11.6型ノートの購入を検討されている方向けで、
今回のモデルはそういったニーズも結構高いのではないかと考えているのですが、
重量が約1.8kgと軽くは無い部分がややネックです。

とはいえ、ゲームのプレイも可能な性能を持つコンパクトなノートPCは多くない事、
またあっても高価なものが多い事を考えると、このNEXTGEAR-NOTE i300の内容はとても魅力的。

モバイル用途でなくても、コンパクトな筐体は扱いやすいというメリットがありますので、
結構人気の出る製品なのではないかと思われます。