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富士通の販売する薄型ノートPC「 LIFEBOOK SH76/EN 」のレビューです。
(前→ LIFEBOOK SH にモバイルプロジェクターユニットを装着して使ってみる

今回の記事では、LIFEBOOK SH76/EN の特徴や機能、
性能、使用感など、製品の内容についてまとめてみたいと思います。

この製品は薄型でサイズも13.3型と、一見すると今話題のUltrabookにとてもよく似ていますが、
内容も使用感もUltrabookとは異なります。

私的にはUltrabookよりもパフォーマンスは高く、操作性もよく考えられていると感じており、
更に光学ドライブを搭載するなど機能面でも大きな差があります。

今回の記事ではそういった部分についても触れてみました。






■13.3型液晶・光学ドライブ搭載でありながら薄く軽量

これまでの記事でも何度も述べていますが、この LIFEBOOK SHシリーズ は
13.3型サイズの液晶や光学ドライブを搭載しながら、薄く軽い筺体を実現しています。

今回掲載の SH76/EN では、厚みは最厚部で23.2mmと非常に薄く、
また重量に関してもブルーレイディスクドライブ装着時には約1.45kg、
モバイル・マルチベイ用カバー装着時だと約1.31kgととても軽量。

携帯性はUltrabook並ですが、Ultrabookには光学ドライブ搭載のモデルは出回っていません(※)し、
光学ドライブを載せてこの重量は魅力です。
(※CES 2012で2スピンドルのUltrabookが発表されたりしているので、先ではわかりません)





■使い易い(操作性に優れる)

LIFEBOOK SHに搭載のキーボードやタッチパッドは、とても操作性に優れます。

特に、同じ薄型という共通点を持つUltrabookのキーボードと比べるとその差はあきらか。

私的に、UltrabookはメインPCにはなりえないのですが、
LIFEBOOK SHはメインPCとして長く使っていけるだけの内容を持ち合わせています。





■起動が高速・バッテリ駆動時間が長い

LIFEBOOK SHシリーズに限った事ではないのですが、富士通の幾つかの製品には
電源ボタンを押すとすぐにPCがスタートする「クイックスタート」という機能が搭載されています。

ちょっとした調べ物やメールチェックなどを行ないたい時、またちょっとした隙間の時間にも
PCをすぐに使う事ができるのはとても便利です。

今回掲載しているSH76/ENも勿論この機能に対応しており、またSSDを搭載しているので
起動もシャットダウンも非常に高速です。

特にシャットダウンなどは、マシン終了後より3秒か4秒程度で電源がオフになるなど、
正常に終了したんだろうかと思うくらい高速でした。

特にスピード重視の方にはSSD搭載モデルはお勧めです。


LIFEBOOK SH76/ENのディスクの速度


あと、LIFEBOOK SHシリーズはバッテリ駆動時間も長めです。

標準電圧のプロセッサを搭載するなど、イメージ的にはさほど省電力ではなさそうに思えるのですが、
SH76/ENのバッテリ駆動時間の公称値は約12.0時間。

さらに増設用内蔵バッテリユニットをマシンに装着する事で、
約16.1時間の長時間駆動が可能になるそうです。




LIFEBOOK SHのモバイルマルチベイ構造

ただ、使用時の電力消費を見ていると実際の使用ではそこまで長くはないです。

今回バッテリ駆動時間を正確に計測していない為、はっきりとした数値は出せないのですが、
テキスト入力やネット閲覧を行ないながら、メーラー、複数のアプリを起動させた状態で3時間使用し、
バッテリの電力が半分強残った状態でした。

しかし比較的負荷をかけた状態でそれだけ持てば、バッテリ駆動時間は十分長いといえるでしょう。

また上にも記載した通り、LIFEBOOK SHにはモバイルマルチベイ構造が採用されている為、
光学ドライブを外して増設用内蔵バッテリユニットを装着する事も出来ます。

増設用内蔵バッテリユニットを装着する事で、更にバッテリ駆動時間を延ばすことができるなど、
外出時間が長いという方にはとても便利なオプションです。





■高パフォーマンス

LIFEBOOK SH76/ENには、薄型でありながら標準電圧版のCPUが搭載されています。


今回のLIFEBOOK SH76/ENに搭載のCPUの情報

現在薄型ノートというと話題のUltrabookが思い浮かびますが、
薄型という製品の性質上、どの製品にも低電圧版のCPUを搭載。

低電圧版のCPUは標準電圧版のそれよりも省電力である分、パフォーマンス面ではやや劣っており、
同じCore i7でも性能には結構開きがあります。

その他、今回掲載の SH76/EN には256GBのSSDが搭載されており、
マシンの起動やシャットダウンなども非常に高速。

パフォーマンスはカスタマイズ時に選択するオプションによっても変化するので、
同じモデルであっても掲載モデルと同じパフォーマンスを発揮できるというわけではないのですが、
自分の用途にあわせて性能をある程度調整できるというのは無駄が無くて良いと思います。





以上となります。

今回のLIFEBOOK SH、一見した所では今話題のUltrabookに
光学ドライブを搭載しただけのように思えるかもしれませんが、中身はかなり違います。

パフォーマンスや機能も勿論違いますが、
キーボードやタッチパッドなど基本的な部分の操作性が大きく異なると感じました。

他にも非光沢・光沢を選択できるディスプレイの用意や、製品が国内生産である点など、
特徴と呼べる部分は他にも幾つかあるのですが、きりが無いのでこれくらいにしておきます。


なお上にも記載したとおり、掲載の SH76/EN は冬モデルとして富士通 WEB MARTで販売されていた製品で、
現在は春モデルの SH76/GNSH76/EN の後継として販売されています。

冬モデルのLIFEBOOK SH76/EN と春モデルの SH76/GN の違いは、
選択可能なCPUやSSDの容量が若干変化している部分。

性能には殆ど違いがないと思われますし、製品の筺体や機能は全く同じである事から、
これまで掲載した SH76/EN の記事は 春モデルを購入される場合にも参考にしていただけると思います。


なお、冬モデルはアウトレットPCとしても販売中(2012年1月19日確認)です。

アウトレットは支払方法などが限られてしまうなど、通常製品の購入とはやや異なる部分があるのですが、
製品をお得な価格で購入できるというメリットがあります。
(アウトレットには、梱包箱に微小な傷がついてしまったワケあり品などもあります。製品自体は未使用未開封。)

アウトレット品であっても、カスタムメイドモデルはカスタマイズが可能ですし、
メーカーの保証サービスも付属するので安心。

旧機種といっても少し前まで販売されていた製品ですので、
新製品に拘らないと言う方にはアウトレットの選択も良いと思います。

ただ、数量限定のモデルなどもありますので、
購入を検討されている方は早めのチェックをお勧めします。