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富士通が販売するノートPC「 LIFEBOOK SH76/EN 」のレビューです。

この LIFEBOOK SH は、13.3型の液晶を搭載する薄型・軽量のモバイルノート。

光学ドライブを搭載する13.3型のノートPCの中では世界最薄(2011年9月5日時点)とされる製品で、
最厚部で約23.2mmの薄さと、光学ドライブを搭載して約1.43kg(公称値)という軽さを誇ります。
※重量は構成によって若干変化します。

今回掲載するのは LIFEBOOK SHシリーズの中でも富士通の直販サイト「WEB MART」
のみで販売されているカスタムメイドモデルの「 LIFEBOOK SH76/EN 」。

Core i7やSSDなどかなりハイスペックな構成となっている為、パフォーマンスはかなり高いです。

しかし実際に使ってみた感触としては、この製品の良いところはそういった部分よりも
どちらかというとベースとなる本体の設計や実用性などにあると感じており・・

特に側面の光学ドライブを取り外し、マルチベイ用のカバーをつけて軽量化したり、
他のユニット(バッテリやモバイルプロジェクタ)に交換する事ができる
「モバイル・マルチベイ構造」の採用は非常に便利。

この機能についてはまた後ほど詳しく触れたいと思います。


というわけで、今後の記事では性能面について触れるのは勿論ですが、
特にこの製品ならではの機能や特徴を中心にご紹介していきたいと思います。

今回はまず外観面です。
中々興味深いモデルですので、製品に興味をお持ちの方は是非ご覧下さい。




LIFEBOOK SH の天板。
今回掲載している SH76/EN は本体のカラーが「マットブラック」の上位モデル。

他に、シャイニーブラックや アーバンホワイト、
ガーネットレッドといったカラーを選べるSH54/ENもラインアップされていますが、
そちらはCore i3、Corei5の選択となり、Core i7を選択する事ができません。
(他にも仕様に違いがありますが、煩雑になるのでここでは触れません)



LIFEBOOK SH の筺体左側面の様子。

左側から電源コネクター、LAN、排気口、VGA、HDMI、PoweredUSB、
USB3.0、マイク入力、ヘッドフォン出力を搭載します。




次に右側面。

LIFEBOOK SH の筺体右側面には、ExpressCard スロット、メモリーカードスロット、
ブルーレイディスクドライブ、USB2.0、セキュリティロックケーブル用のスロットを搭載。




そして前面。

前面左側には無線LANのオンオフスイッチ、
右側には電源やバッテリなど各種のインジケーターランプを配置しています。



背面には何もありません。



今回掲載している LIFEBOOK SH76/ENのディスプレイには、
薄型で軽量な13.3型ワイドHD(1366×768)非光沢液晶を搭載。

非光沢の液晶を選べるのは直販の「WEB MART」でだけで、有料のオプションとなりますが
どちらかというと光沢が苦手な自分にとってはこのようなオプションの用意は嬉しい所です。



液晶上部のベゼルには、約30万画素のウェブカメラを搭載。




次にキーボードについて。

アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
特に配列に変わったところはありません。

13.3型とサイズが大きめなのでキーのサイズや隙間にも余裕があり、
かつタイプ感もアイソレーションタイプのキーボードとしては良い方だと思います。

キーストロークは約1.7mmで、どちらかというと軽めの打ち心地。



カーソルキーの位置が他のキーよりも少し離れており、この辺はとても使いやすいです。



最初、フラットな形状のキートップを使用しているのかと思いましたが、
キートップの縁よりも僅かに中央部が窪んでいるようです。
(光加減により、完全に平らでない事がわかると思います)



キーボードの左上側には、DTS社の「DTS Boost」機能を採用したスピーカーを搭載。

DTS BoostはノートPC等の音量や音質をオーディオ処理技術により、
向上させるテクノロジーです。

このようなサウンドテクノロジーの搭載は、最近のノートでは良くある事なので珍しくは無いですが、
DTS Boostをオンにしている場合とそうでない場合には音が違います。



キーボードの右上側には、キーボードのインジケーターランプ、電源ボタン、
明るさセンサー、ECO ボタン。

ECO ボタンは省電力ユーティリティの事で、押すと省電力モードへの切り替えや解除が行なえます。
こちらもまた後に触れます。



そしてタッチパッド。
公式サイトによると「フラットポイント」と呼ぶようです。

中央にパッド、そして下にはボタンと指紋センサー、
さらに右側にはスクロールパッドと呼ばれる丸いパッドが配置されます。

このタッチパッド(フラットポイントだと呼び難いのであえてタッチパッドと呼びます)は非常に使い易いです。
パッド面は指すべりがよく、ボタンは少し固めですが押し難いほどではありません。

中央の指紋センサーが邪魔になるかと思いましたが、操作していて触れたり気になるような事もないですし、
スクロールパッドは指を置いてくるくる回すだけで楽にスクロールが行なえます。
(スクロールパッドは某社のノートにも搭載されていますが、操作性が非常に良いです)




次に底面です。

写真は上側にバッテリスロット、中央に2つのパネル、左側にドライブベイが見えます。
ここでは、上にも記載していた「モバイル・マルチベイ構造」に触れてみます。



「モバイル・マルチベイ構造」とは、通常搭載されているDVDスーパーマルチドライブや
ブルーレイディスクドライブなどを取り外し、他のユニットに付け替える事の出来る構造。

今回のモデルにはブルーレイディスクドライブが搭載されていますが、
そのドライブを取り外し、標準添付のモバイル・マルチベイ用カバーを装着してマシンを軽量化したり、
増設用の内蔵バッテリパックやモバイルプロジェクターユニットを装着する事もできます。

バッテリパックとモバイルプロジェクターユニットは、オプションで販売されているものですが、
マシンの用途によっては非常に便利なものだと思います。




というわけで、実際にドライブの中身を入れ替えてみます。

まず、LIFEBOOK SH76/EN からブルーレイディスクドライブを取り外します。
ドライブを外すには、ドライブのすぐそばにあるロックを解除し・・



ドライブを引き抜きます。



ドライブを取り外した状態。



こちらは製品に標準で添付されている、モバイル・マルチベイ用カバー。
ドライブを引き抜いた後のマシン側の端子を保護するものです。

このカバーをドライブベイに差し込みます。



このように、ドライブを使用しない時にはこのモバイル・マルチベイ用カバーに付け替える事で、
若干ですがマシンを軽量化する事ができます。

今回の SH76/EN であれば、ブルーレイディスクドライブ装着時は約1.45kgの所が、
モバイル・マルチベイ用カバー装着時では約1.31kgとなります。
(構成によってマシン重量の数値は多少増減します)




次に、モバイルプロジェクターユニット。

こちらをマシンのドライブベイに装着すると・・



写真のような感じで、LIFEBOOK SH/EN をプロジェクターとして利用できるようになります。
(使用前にドライバーのインストールが必要です。後でためしてみます。)

なお上にも記載しましたが、このモバイルプロジェクターユニットや増設用の内蔵バッテリパックは
オプションで別売りとなっているもので、製品には付属しません。

モバイルプロジェクターに関しては、利用されたいと思われる方はごく一部なのでは?と思うのですが、
増設用の内蔵バッテリパックはニーズが多そうです。

装着する事で約16.1時間の長時間駆動を実現するなど、非常に便利なものだと思います。




というわけで外観は以上となります。

引き続き、次のレビュー記事でもLIFEBOOK SH/EN の詳細について詳しく見ていきます。
製品に興味をお持ちの方は、是非次記事もご覧下さい。