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前に掲載してからかなり間が空いてしまいましたが、
HPのノートPC「 HP ProBook 5330m 」のレビューの続きです。
(前→ HP ProBook 5330m レビュー 優れた堅牢性とセキュリティ性を持つ13.3型ノート

ProBook 5330m

ProBook 5330m は13.3型の液晶を搭載する、HPのビジネス向けPC製品。

指紋認証機能やセキュリティチップなどのビジネス系の機能を標準搭載しつつ、
デザイン性の高い筐体やBeats Audioといった機能など、若干コンシューマー向けの要素も備えるマシンです。

今回はそんな ProBook 5330m の構成とパフォーマンスの内容に触れてみました。





まずは掲載している ProBook 5330m の構成です。

なお、今回搭載しているモデルは性能よりもビジネスノートとしての機能性や、
コストパフォーマンスの高さが魅力のモデルですので、性能面はそれ程重視する所ではありません。

ですので、性能は普段載せているコンシューマー向けのモデルのように高くはないのですが、
目安として、いつも通り複数のベンチ結果を掲載しています。

ProBook 5330m CPU-Z

【HP ProBook 5330m の主な構成】

OS Windows Vista Home Basic SP2 32bit
プロセッサ Core i3-2310M(2.1GHz)
チップセット QM67 Express
グラフィックス HD グラフィックス3000(チップセット内蔵)
メモリ 2GB(2GB×1/PC3-10600 DDR3 SDRAM/最大8GB)
ストレージ 250GB HDD(7200rpm)
ディスプレイ 13.3型ワイドHD(1,366×768)、非光沢
ウェブカメラ 720p HD Webカメラ
バッテリー 4セル(駆動時間:約4.4時間)
サイズ 328×225×25.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.82kg

上記構成の ProBook 5330m は基本構成で、価格は¥84,000(税込/2011年9月25日現在)~。

今回のモデルにはWindows Vistaが搭載されています。
(Win 7 Home Premium へのアップグレードは¥4200)
ですので、7が良い方は忘れずにカスタマイズ画面で選択してください。

5330m は元々高性能を目指したマシンではなく、
堅牢性や法人向けならではの機能やサポートが特徴のモデルですので、
構成的に、それ程上位のパーツは用意されていません。

ですが一応、標準電圧版のインテルの第2世代のプロセッサを搭載している為、
パフォーマンスは普通に使っている分には結構良いです。

その代わり、重量がモバイルノートの割りに重め(冷却関連で)になっていますが、
薄めの筐体はカバンに収納しやすく、携帯性は悪くはないと思います。

内容も価格を考えると中々充実しています。




次に、掲載の ProBook 5330m のパフォーマンスをみてみます。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

エクスペリエンス・インデックス

プロセッサ 5.8
メモリ 5.9
グラフィックス 4.5
ゲーム用グラフィックス 5.2
プライマリ ハードディスク 5.9

ProBook 5330m の基本スコアは4.5。
標準構成(最小構成)のモデルですので、スコアはそれ程高いというわけではありませんが、低くも無いです。

ネットやメール、文書作成などの作業であれば快適にこなせるレベルのパフォーマンスです。

普通に使っていて遅いと感じる事はありませんが、
同時に複数のウィンドウを立ち上げたりアプリを起動させたりすると、動作が遅くなります。

気になる場合は、メモリの追加や上位のプロセッサー(Core i5-2520M)、
また128GBのSSDなどを搭載する事も可能です。


【CrystalDiskMark】

CrystalDiskMark

Seq 92.7993.96
512K 28.9742.21
4K 0.3270.681
4K QD32 0.7890.690

左がRead、右がWrite

ディスクの速度は普通。
HDDにしては遅くはないです。

なおこのモデルのHDDは、「HP 3Dドライブガード」に対応しています。

HP 3Dドライブガードとは、衝撃などからHDDを保護する機能で、
落下などの大きな衝撃はもちろん、携帯時の小さな揺れなどからもHDDを保護します。
(もちろん、無故障を保証するものではありません)


【CrystalMark 2004R3】

CrystalMark 2004R3

Mark ・・・ 103477
ALU ・・・ 30241
FPU ・・・ 29799
MEM ・・・ 22481
HDD ・・・ 11279
GDI ・・・ 6193
D2D ・・・ 1543
OGL ・・・ 1941


【3DMark06】

3DMark06

3DMark score ・・・ 3289
SM 2.0 Score ・・・ 1089
SM 3.0 Score ・・・ 1334
CPU Score ・・・ 2564

インテルの第2世代Core i内蔵のグラフィックス利用なので、
内蔵グラフィックスでもそこそこ3D性能は高め。


【モンスターハンターフロンティア 絆】

モンスターハンターフロンティア

1280×720 ・・・ 1336~1362


【BIOHAZARD】

BIOHAZARD

平均fps ・・・ 14.6
RANK ・・・ C


【FINAL FANTASY XIV】

FF14 LOW

FF14 HIGH

LOW ・・・ 410
HIGH ・・・ 221


性能は、一般的な作業に使われるビジネスノートとしては普通ではないかと思います。
もう少しパフォーマンスをあげたければ、プロセッサやストレージのカスタマイズを行なうと良いでしょう。

特に128GBのSSDなどを搭載すれば、かなり体感速度は上がると思います。

ただ、上にも記載した通りこのモデルは、
パフォーマンスの高さよりも保証や機能面を重視したビジネス系のモバイルノートです。

もちろん、文書作成や表計算などのソフトを快適に使えるレベルの性能はもちあわせていますが、
それよりもHDDの保護機能やセキュリティ機能など、
コンシューマー向けの製品にはない機能を多数搭載するという特徴があります。

それらの機能については、また後の記事で触れます。



というわけで、HP ProBook 5330mのレビュー記事は続きます。