dv6-6100冬モデル 夏からの変更点と「スタンダード」「プレミアム」の違いを確認
dv7-6100の記事に引き続き、今度はdv6-6100冬モデルの詳細です。
dv6-6100冬モデルもdv7と同様、夏モデルと内容は殆ど変わりません。
変化したのは最新のCPUが追加された部分のみで、その他の構成や筐体、機能等は全く同じ。
なのでこちらも、以前掲載した dv6-6100 のレビュー記事を見ていただくと、
内容が良くわかると思います。
ちなみにこのモデルは構成によってスタンダードライン、
プレミアムラインといった具合に種類が分かれているのですが、
この2モデルの違いがよくわからないといった声も多いそうで・・
これに加えて、限定のリネンホワイトというカラーのモデルなども提供されており、
はじめて見る人がそれらのモデルの内容を把握するのは難しいと思います。
大まかに述べるとプレミアムラインが高性能な上位モデル、スタンダードラインが下位モデル、
リネンホワイトはCore i3やCore i5搭載の最短5営業日納品の下位構成のモデルで、
どちらかというとスタンダードラインに似た内容ですが、ほぼ固定仕様(メモリはアップグレード可)となります。
ここでは、煩雑になってしまうのでリネンホワイトについては細かくはふれません。
一応こういうデザインのモデルもあるということで・・
というわけで、ここではdv6-6100の夏から変更点と、
プレミアムライン、スタンダードラインの違いについて簡単にまとめてみました。
dv6-6100のプレミアムライン。
写真は夏モデルですが、筐体は同じなので流用します。
左側面には・・
VGA、HDMI、LAN、USB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力×2。
dv7同様、このモデルもヘッドフォン出力を2基搭載しています。
(Beats Audioに対応しているからだと思います)
なお、スタンダードラインに関しては、USB3.0ではなくUSB2.0が搭載されています。
※また記事の下の方で触れます。
右側面には・・
光学ドライブ、USB2.0×2、セキュリティロックケーブル用スロット、電源コネクター。
前にはBeats Audio対応のステレオスピーカー。
スピーカーもプレミアムとスタンダードでは異なっており、
プレミアムラインはBeats Audio対応のステレオスピーカー、スタンダードラインはALTEC LANSINGのスピーカー。
キーボードは右側にテンキー付き。
上部のファンクションキーにはメディア系の機能が割り当てられています。
(個人向けモデルのキーボードは大体そういう仕様)
右側のパームレストには指紋センサーが標準で搭載。
指紋センサーはプレミアムラインのみの仕様です。
液晶は15.6型ワイドのフルHD(1,920×1,080)非光沢液晶を搭載。
これもスタンダードラインでは選べない仕様です。
標準は15.6型HD(1,366×768)の光沢液晶。
底面部。
底面パネルを開くリリースラッチは、バッテリーのリリースラッチと共用になっています。
左にスライドさせればバッテリーが外れ、
右にスライドさせれば中央のパネル(メモリなどが収納されている)が開く仕組みです。
次に、プレミアムラインとスタンダードラインの違いについて。
dv6-6100(スタンダードライン) | dv6-6100(プレミアムライン) | |
デザイン | エスプレッソブラック | ダークアンバー |
CPU | Core i3-2310M/i3-2330M/i5-2410M/i5-2430M | Core i7-2630QM/i7-2670QM/i7-2720QM |
GPU | HD グラフィックス3000 | Radeon HD 6770M(GDDR5 2GB) |
ディスプレイ | ・15.6型HD(1,366×768/光沢) | ・15.6型HD(1,366×768/光沢)・15.6型フルHD(1,920×1,080/非光沢) |
USBポートの内容 | USB2.0×4 | USB3.0×2USB2.0×2 |
ステレオスピーカー | ALTEC LANSING | Beats Audio対応 |
指紋認証機能 | なし | 標準搭載 |
最小構成価格(税込) | 46,830円 | 66,780円 |
※価格は2011年9月20日現在
※上記のプロセッサのうち、今回の冬モデルで追加されたのはi7-2670QM、i5-2430M、i3-2330M
カラーはスタンダードラインがエスプレッソブラック、
プレミアムラインがダークアンバー。
これら2つの違いはカラーだけではなく、
スタンダードラインの筐体にはHP Imprintテクノロジーを利用したデザインが施されており、
プレミアムラインの筐体にはヘアライン加工を施したアルミニウムが使用されています。
また、スタンダードラインがCore i3~i5や内蔵のHD グラフィックス3000を搭載しているのに対し、
プレミアムラインはCore i7やRadeon HD 6770M(2GB)を搭載。
液晶は、スタンダードラインは15.6型HD(1,366×768)の光沢液晶のみですが、
プレミアムラインでは15.6型HDの他、15.6型フルHD(1,920×1,080)の非光沢液晶も選択可能となっています。
その他にも上記に記載した通り、
スタンダードラインとプレミアムラインとでは様々な部分に違いがあります。
これらモデルの最小構成価格ですが、表にも記載の通り、
スタンダードラインは46,830円(税込)~、プレミアムラインは66,780円(税込)~。
価格差は結構大きいですが、それだけの内容差はあると思います。
自分的には外部GPUが標準搭載、
フルHDを選択する事の出来るプレミアムラインに魅力を感じます。
スタンダードラインに関しても、それなりの内容を備えながらも価格は4万円台~となっており、
サブノートとしての利用やライトユーザーにも最適な内容だと思います。