HP ENVY14-2000 レビュー 外観と筐体内部の詳細 & 昨年のENVY14 と比較
ENVY14-2000 Beats Edition レビューの続きです。
(前記事 → ENVY14-2000 Beats Edition レビュー Beats Audioの世界観を再現したPC)
前回の記事で簡単に概要をご紹介した「 ENVY14-2000 Beats Edition 」、
今回の記事では ENVY14-2000 のインターフェースの詳細や底面パネル内部の内容などを、
写真と共にチェックしてみました。
ちなみに今回、夏モデルとして登場した ENVY14-2000 は、
昨年のENVY14冬モデルとインターフェースの内容は一部を除いてほぼ同じです。
ですが側面などの見た目が若干変化しており、夏モデルではよりENVYらしいデザインが採用されました。
というわけで以下、ENVY14-2000 Beats Edition のインターフェースの詳細です。
昨年のモデルとの違いが分かるよう、参考までに2010年冬モデルのENVY14の写真も掲載してみました。

ENVY14-2000の天板。
天板の角にはhpのロゴ、中央には「Beats by Dr.Dre」のロゴがプリントされています。
ENVY14-2000 の左側面。
左からスロットイン方式の光学ドライブ、USB2.0×2、
ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボ、ヘッドフォン出力。
ヘッドフォン出力が2基搭載されています。
ちなみに2010年のENVY14では・・
写真のように、ENVY14-2000と右側のインターフェースの内容は同じです。
ですが、側面の素材(※)が異なります。
※ENVY14-2000では黒。写真を見比べてみて下さい。
ENVY14-2000の右側面。
左からインジケーターランプ、USB3.0、HDMI、Mini DisplayPort、
セキュリティロックケーブルのスロット、LAN、排気口、電源コネクタ。
冬モデル(2010)のENVY14では・・
USB2.0とeSATAのコンボポートをのぞいて後は同じです。
(USB2.0とeSATAのコンボ→USB3.0となった)
ENVY14-2000 の前面。
左側にBeats Audio対応のスピーカー、右側にメディアカードリーダー(2in1メディアスロット)。
昨年のENVY14 2010冬モデルでは・・
夏モデルのENVY14-2000と全く同じです。
背面には排気口以外は何もありません。
以下、ENVY14-2000の様々な角度からの筐体写真を載せてみました。
ディスプレイには、14.5型HD(1,366×768)光沢液晶を搭載。
液晶ベゼル上部左右には Beats AudioとENVY14のロゴ、
その中央には約92万画素のウェブカメラを搭載。
ENVY14-2000のキーボードです。
アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
キーボード拡大写真。
英語配列のキーボードが搭載されています。
というより、ENVYには英語配列のキーボードしか用意されていません。
英語配列のキーボードの方を好む方も結構おられますが、
慣れていない方には使いにくいと思います。
その他の特徴として、右端一列にHomeやPgUp等のキーを配置しています。
キーボード上部には電源ボタン、写真矢印先のキーはキーボードバックライトボタン。
このキーボードバックライトボタンを押すと・・
写真では少し分かりづらいですが、キーボードバックライトが赤く点灯します。
「b」キーの部分には、「Beats by Dr.Dre」のロゴ。
この「b」キーとFnとの同時押しで、
前面に搭載された Beats Audio ステレオスピーカーのオンオフを切り替える事が出来ます
こちらは光学ドライブのイジェクトボタンです。
ENVY14-2000のタッチパッド。
クリックボタンとの一体型タッチパッドです。
HPのこのタイプのタッチパッドは、
ボタン部分がやや固めで自分は苦手です。
ただ、昨年(2010)のENVY14に搭載されていたタッチパッドとはやや異なり・・
このように、よく見るとパッドとボタンの境界部分が微妙に隆起しています。
ENVY14 2010年冬モデルのタッチパッドはというと・・
このように、パッドとボタンの間には何もありません。
昨年のモデルと比べると、デザインはそのままで若干改良されたようです。
ENVY14-2000 の底面。
4角に四角い小さな足が設けられています。
底面中央にはバッテリーのリリースラッチ。
バッテリーのリリースラッチをスライドさせると、
底面半分のパネルが開きます。
パネルの中身は、左がストレージで右側にバッテリー。
バッテリー左右のロックを外し、中央のタブを引っ張ると・・
バッテリーが外れます。
バッテリーやHDベイの上部にある5つのネジを外すと
残り半分のパネルが開きます。
ENVY14-2000には、ファンが2つ搭載されています。
手前には無線LANモジュール、CPU、そして奥にメモリ。
メモリはサムスン製の4GBメモリが一枚。
スロットは2基です。
ENVY14-2000の外観に関しては以上となります。
昨年のENVY14と比較すると、一見非常に似ているように見えますが、
見た目、操作性共に若干ですが良くなってるように思います。
なお、当サイトには今回の ENVY14 と同じENVYシリーズである ENVY17も掲載していますが、
ENVY17 と ENVY14 ではやや製品の性質が異なっており、自分的には別シリーズのモデルだと考えています。
(デザインに拘っているという点は同じ)
というわけで、引き続きENVY14-2000のレビューを掲載していきます。
製品に興味をお持ちの方は、是非次のENVY14-2000のレビューもご覧下さい。
→ ENVY14-2000 Beats Edition レビュー Beats Audioの世界観を再現したPC
→ ENVY14-2000 レビュー 外観と筐体内部の詳細 & 昨年のENVY14 と比較 (現在の記事)
→ ENVY14-2000のベンチ結果 音やデザインに拘った14.5型ノートPCの構成と性能