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LuvBook Lシリーズ のレビューの続きです。
(前の記事→ SSD搭載の LuvBook L でベンチマーク 5万円台の11.6型ノートの性能は?

LuvBook L

掲載の LuvBook L は、11.6型の液晶やSSDを搭載するハイスペック構成のモバイルノートPC。

SSDやCore i3を搭載しながらも、価格は6万円を切るという、
とてもコストパフォーマンスの高いマウスコンピューターの製品です。

今回の記事では、そのノートPCの操作感や特徴、
使ってみた感想などをまとめてみました。




今回掲載している LuvBook L(ハイスペック構成モデル) の主な仕様です。

【LuvBook L ハイスペック構成モデル(80GB SSD)の主な仕様】

OS Windows 7 Home Premium 64bit
プロセッサ Core i3-380UM(1.33GHz)
チップセット HM55 Express
グラフィックス HD グラフィックス3000(チップセット内蔵)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-10600 DDR3 SODIMM)
ストレージ 80GB SSD(intel SSD 320/MLC)
ディスプレイ 11.6型(1,366×768)、光沢あり
無線機能 802.11b/g/n、Bluetooth v2.1 + EDR準拠
バッテリー 内蔵リチウムイオン(駆動時間:約2.7時間)
サイズ 288×195×25(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.25kg
カラー シルバー

上記構成のLuvBook Lの価格は、59,850円(税込)。
大きなカスタマイズは行えず、OSの種類やオフィスの有無などを購入時に選択できます。

なお、このモデルの他に 320GB HDD、及び 500GB HDD を搭載したモデルも提供されていましたが、
500GB HDDモデルのほうは先日完売してしまい、現在は 320GB HDD と上記の 80GB SSD モデルの提供のみとなります。

80GBと容量は少ないとはいえ、4GBのメモリやSSDを搭載したモデルが6万円を切る価格とは、
非常にコストパフォーマンスに優れていると思います。




上記構成の LuvBook L のパフォーマンスは・・


【Win エクスペリエンス・インデックス】

LuvBook L Win エクスペリエンス・インデックスのスコア

プロセッサ 4.7
メモリ 4.9
グラフィックス 3.3
ゲーム用グラフィックス 4.7
プライマリ ハードディスク 7.7

基本スコアはグラフィックスの3.3。

全体的に見ると決して高いスコアではないのですが、
このノートPCには、インテル製の高性能なSSDが搭載されている為、
プライマリ ハードディスクだけは7.7と非常に高スコアです。

実際のパフォーマンスにおいても、SSDの効果はかなり高いです。





以下、SSDを搭載した LuvBook Lシリーズの特徴と感想などをまとめてみました。



【キーボード】

LuvBook Lのキーボード

キーピッチは約17.5mmとやや狭め、スクエアタイプのキーボードを搭載しています。

Fnが左でCtrlが右側の配置、また右側にあるキーのピッチが幾つか狭くなっており、
この部分だけ少々押し難いですが、操作性に関しては普通だと思います。

キータッチは軽め。



【タッチパッド】

LuvBook Lのタッチパッド

タッチパッドは分離型。
クリックボタンはシーソータイプの形状のボタンを採用しています。

ボタンがやや固めではありますが、こちらも操作感は普通。

5~6万円前後のマシンですから、
キーボードもタッチパッドも価格相応だと思います。



【液晶】

LuvBook Lのディスプレイには、11.6型(1,366×768)の光沢液晶を搭載。

光沢液晶ですので、光の入る窓際や屋外では使いにくいです。
色自体は比較的はっきりとした発色で、視野角は普通。



【静音性・発熱など】

発熱は、キーボードがやや暖かくなる程度でそれ程気になりません。

音に関しても、高負荷時でも特に気になるほどではありませんが、
静かな場所での使用時、マシンの電子音のようなものが聞こえるのが少し気になりました。
(小さな電子音が聞こえるマシンはたまにあります)



【機能】

機能に関しては、特に変わったものが搭載されているというわけではありません。

機能とはやや異なりますが、
インターフェースにHDMIや130万画素のウェブカメラが搭載されています。

また購入時のオプションとして、オフィスを選択する事も可能です。



【パフォーマンス】

SSDの性能

パフォーマンスは上でも述べていた通り、高速なSSDの影響で中々良いと思います。

SSD以外のスペックは、ネットブックよりは若干良い・・といった感じの内容ですが、
SSDを搭載する事により、マシンの起動やシャットダウン他、
様々な作業の体感速度が上がっていると思います。

ちなみに少し前に、マウスコンピュータの本社で行われたイベントで、
HDDを搭載したLuvBook Lを触ったのですが、そちらはやはり遅いです。

ネットブックよりは高性能ですが、負荷をかけるとすぐに動作が鈍くなったりと、
自分的にはHDD搭載モデルのパフォーマンスではストレスを感じそうです。

SSDモデルは80GBと容量は少なめですが、
HDDモデルと大体1万円前後程度の価格差しかない事を考えると、
SSDモデルの方がコストパフォーマンスには優れていると思います。



【携帯性(重量)】

11.6型の液晶搭載で、重量は約1.25kg。
この程度の重量であれば、外出時の携帯にも許容範囲です。

携帯性に関しては問題ないと思います。
ネットブックなども1kg~約1.2kg程度のモデルは多いです。



【バッテリー駆動時間】

パフォーマンス、操作性、重量など、価格の割りに内容は良い LuvBook Lですが、
バッテリー駆動時間が短いという欠点を持ちます。

公称値では約2.7時間のバッテリー駆動という事ですが、実際は2時間弱程度となりますので、
外出時に利用するモバイルノートPCとしては、やや頼り無いです。




LuvBook L SSD搭載モデルのまとめと感想については以上となります。

上にも記載した通り、価格の割りにパフォーマンスはかなり高く、
インターフェースの内容も操作性も良いとまではいかなくとも、
普通程度のクオリティを確保しています。

6万円に満たないという価格を考えた場合、十分過ぎる内容に思えるのですが、
ただ一つ、バッテリー駆動時間が短いという欠点を持っており・・

自宅で使用するマシンとして、このサイズのノートを購入する事は余り無いでしょうから、
やはりモバイル用途で購入される方が殆どだと思うのですが、
駆動時間の短さは非常に気になる部分です。


というわけでこのLuvBook L は、外出時に利用するマシンを必要としており、
かつさほど長時間使用しないというユーザーに適したマシンだといえます。

メールチェックや、ちょっとしたネット程度の作業しかしない方には、
コストパフォーマンスが高く良い製品だと思います。