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マウスコンピュータの11.6型ノートブックPC「LuvBook Lシリーズ」のレビューです。

LuvBook Lシリーズ

現在、マウスコンピューターで販売されている LuvBook Lシリーズには、
320GBのHDDを搭載したエントリー構成モデル、500GBのHDDを搭載したスタンダード構成モデル、
80GBのSSDを搭載したハイスペック構成モデルが提供されています。

今回の記事では、500GBのHDDを搭載したスタンダード構成モデルと、
80GBのSSDを搭載したハイスペック構成モデルのパフォーマンスを簡単に比較してみました。

ちなみに、SSDを搭載したモデルと HDDを搭載したモデルとではパフォーマンスが異なるのは勿論、
価格面でも大きな差が・・と思ってしまいますが、実はそうでもありません。

LuvBook Lで提供されているSSD搭載モデルは容量は80GBと控え目ですが、
それさえ気にならなければ非常にコストパフォーマンスが高く、はっきり言ってHDDモデルよりもかなりお得です。


とりあえず、価格は最後においておき、
LuvBook Lシリーズの外観詳細や、SSDとHDDモデルのパフォーマンス比較等を簡単に掲載します。


LuvBook Lシリーズ

LuvBook L全体写真

LuvBook Lシリーズ。
11.6型(1,366×768)の光沢液晶を搭載します。

重量は約1.25kg。



LuvBook Lシリーズ レッド

LuvBook Lシリーズ レッド

天板のカラーがレッドのモデルです。
天板にはヘアライン加工を施したアルミニウム素材を使用しており、高級感があります。

今回はこちらにSSDを搭載しています。



LuvBook Lシリーズ シルバー

LuvBook Lシリーズ シルバー

こちらは同シリーズのシルバー。

サイトで確認したところ、このカラーが販売されているのを確認する事が出来なかったのですが、
現在は選択できないのでしょうか。



LuvBook L 左側面

LuvBook Lシリーズの左側面。
HDMIにマイク入力、ヘッドフォン出力、インジケーターランプが並びます。



LuvBook L 前面

写真では全く分かりませんが、前面の左右にはマイクが内蔵されています。



LuvBook L 右側面

LuvBook Lの右側面には、USB2.0×2。



LuvBook L 背面

LuvBook Lの背面。

セキュリティロックケーブルのスロットに、USB2.0、排気口、VGA、
LAN、カードリーダー、ACコネクを配置しています。



LuvBook Lのキーボード

LuvBook Lのキーボードを真上から。
スクエアタイプのキーボードを搭載しています。

「め」や「ろ」、「む」などのキーピッチがやや短め、
Fnが左、Ctrlが右の配列です。



キーボードベゼルのランプなど

左側のキーボードベゼルには、インジケーターランプを、
左上には電源や無線LANのオンオフボタン、タッチパッドのオンオフボタンを配置。



タッチパッド

タッチパッドはクリックボタンがシーソータイプ。
パッドとクリックボタンが一体のものよりもは使いやすいかも?

でもこのタイプのタッチパッドは余り好きではありません。



LuvBook Lの画面

上にも記載しましたが、11.6型(1,366×768)の光沢液晶を搭載しています。
ややうつり込みはきつい感じです。

モバイルだから、非光沢液晶の選択肢等があれば・・と思います。



ウェブカメラ

液晶ベゼル上部には、130万画素のウェブカメラを搭載。



LuvBook Lの底面

底面。
中身は確認していませんが、今回のモデルはバッテリーは内蔵とありました。

バッテリーの駆動時間は約2.7時間と少な目。
モバイルですので、そこはもう少し改善して欲しいです。




次に、LuvBook LのHDDモデルとSSDモデルパフォーマンスを簡単に比較してみました。

画像がかなり荒く殆ど見えない部分もありますが、ご了承下さい。
画像の下にスコアをかきだしてありますので、そちらをご覧下さい。

まず構成は・・・


【LuvBook L ハイスペック構成モデル(80GB SSD)の主な仕様】

OS Windows 7 Ultimate SP1 64bit
プロセッサ Core i3-380UM(1.33GHz)
チップセット HM55 Express
グラフィックス HD グラフィックス3000(チップセット内蔵)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-10600 DDR3 SODIMM)
ストレージ 80GB SSD(intel SSD 320/MLC)
ディスプレイ 11.6型(1,366×768)、光沢あり
無線機能 802.11b/g/n、Bluetooth v2.1 + EDR準拠
バッテリー 内蔵リチウムイオン(駆動時間:約2.7時間)
サイズ 288×195×25(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.25kg
カラー レッド

LuvBook Lの 80GB SSDを搭載した「ハイスペック構成モデル」の価格は59,850円(税込)。

但し、今回のモデルはOSを「Windows 7 Home Premium」→「Windows 7 Ultimate」に
カスタマイズしてある為、+9,450円となり、価格は69,300円(税込)。



次に500GBの大容量HDDを搭載した、スタンダード構成モデルの仕様はというと・・

【LuvBook L スタンダード構成モデル(500GB HDD)の主な仕様】

OS Windows 7 Home Premium SP1 64bit
プロセッサ Core i3-380UM(1.33GHz)
チップセット HM55 Express
グラフィックス HD グラフィックス3000(チップセット内蔵)
メモリ 4GB(4GB×1/PC3-10600 DDR3 SODIMM)
ストレージ 500GB HDD(5400rpm)
ディスプレイ 11.6型(1,366×768)、光沢あり
無線機能 802.11b/g/n、Bluetooth v2.1 + EDR準拠
バッテリー 内蔵リチウムイオン(駆動時間:約2.7時間)
サイズ 288×195×25(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.25kg
カラー シルバー

LuvBook Lのスタンダード構成モデル(500GB HDD)の価格は、56,700円(税込)。
(通常59,850円ですが、6月19日時点で56,700円に値下げされていました)

こちらは特にカスタマイズはなし。


SSD搭載のLuvBook Lと、500GB HDD搭載のLuvBook Lの内容の違いは、
OS(SSDモデルはUltimateにカスタマイズされている為)、そしてストレージの内容のみ。

カラーは、掲載のデモ機ではシルバーとレッドが提供されていますが、
現在マウスコンピューターの直販ではレッドしか見当たりません。

その他、320GBのHDDを搭載したエントリー構成モデルも提供されており、
そちらの価格は49,980円(税込)。

上記2機との違いは、ストレージの内容と、メモリが標準2GBだという部分。
ですが、現在4GBへ無償アップグレードされるとの事ですので、
実質の違いはストレージの内容のみとなります。

※価格は現時点のもので、後に変更される可能性もあります




というわけで、上記構成2機(SSDモデル、500GB HDDモデル)のパフォーマンスを簡単に見てみます。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

LuvBook L SSDモデル
LuvBook L SSDモデルのエクスペリエンスインデックスのスコア

プロセッサ 4.6
メモリ 5.1
グラフィックス 3.2
ゲーム用グラフィックス 4.9
プライマリ ハードディスク 7.6

基本スコアはグラフィックスの3.2。
Core 3-380UMの内蔵グラフィックス(HDグラフィックス)を利用していますので、
スコアはあまり高くはありません。

ですが、SSD効果でプライマリ ハードディスクのスコアは7.6。
全体的なスコアよりも、体感速度が速い感じのパフォーマンスです。


LuvBook L HDDモデル
LuvBook L HDDモデルのエクスペリエンスインデックスのスコア

プロセッサ 4.6
メモリ 5.1
グラフィックス 2.8
ゲーム用グラフィックス 4.7
プライマリ ハードディスク 5.8

LuvBook L HDDモデルの基本スコアは2.8。
やはりスコアは全体的に低め。

HDDを利用していますので、プライマリ ハードディスクは5.8となります。
SSDモデルよりも目に見えてパフォーマンスは落ちる感じです。



次に両モデルのCrystalDiskMarkの実行結果。


【CrystalDiskMark】

LuvBook L SSDモデル
LuvBook L SSDモデル CrystalDiskMarkのスコア

LuvBook L HDDモデル
LuvBook L HDDモデル CrystalDiskMarkのスコア

SSDモデルはシーケンシャルライトがリードに比べて低いですが、
全体的にみてHDDモデルよりもかなり高速。

自分的には、SSDモデルとHDDモデルの価格差がそれ程大きくないことを考えると、
SSDモデルの80GBという少ない容量さえ気にならなければ、
SSDモデルの方がコストパフォーマンス面で圧倒的に有利だと思います。

ただ、両モデルともバッテリー駆動時間が公称値では2.7時間とされており、
これはモバイルに利用するノートPCとしては、ちょっと短すぎるのではないかと思います。
(一般的に、駆動時間は公称値よりも低くなるので2時間~2時間半程度?)

この駆動時間だと、何か作業する為のモバイルというよりは、
メールやネットなど、ちょっとした時間つぶしに向けのマシンといえそうです。

とはいえ、高速なSSDを搭載しても60000円を切る価格を実現しているというのはかなり優秀。
(今回のモデルはUltimateにカスタマイズしてあるので69,300円ですが、標準構成は59,850円)

上で述べた事の繰り返しとなりますが、HDDモデルは容量面では余裕がありますが、
パフォーマンスはやはりスコア通りといった感じですので、
80GBという容量の小さささえ気にならなければ、私的にはSSDモデルを選択したい所です。