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2010年9月30日に日本HPの2010年冬モデル新製品が発表・販売開始されました。
その中の一つである「 HPE 390jp FF14推奨認定PC 」をお貸出しいただきましたので、詳しくレビューしたいと思います。

今回の冬モデルは個人向けデスクトップPC、個人向けノートPCあわせて16シリーズが発表、発表会ではノートの新ブランドである HP ENVY14 Beats Edition に焦点が当てられた内容となっていたのですが、それと同じ位印象的であったのが、デスクトップPCで最も高性能なHPEシリーズの最上位モデル HPE 390jp

HPE 390jp FF XIV推奨認定PC

この HPE 390jp、特に新しいブランドなどではなく、仕様も夏モデルのHPE 290jpをマイナーアップデートさせただけという内容なのですが、今回のこのモデルはHP側でも非常に力が入っているのが発表会の内容などに見てとれました。

FF14が登場し、特にゲーミングモデルに注目が集まっているという理由もあると思いますが、HPE 390jp は、個人向けデスクトップPC HPEシリーズの中で最も高性能なモデルであり、他のゲームをされる方でも購入するという傾向があるそう。

やはりそれはパフォーマンスの高さは勿論、納期の短さや優れたコストパフォーマンス、カスタマイズの自由度の高さ(大手メーカーにしては)などもあるでしょう。

今回お借りしたモデルは、最高クラスのプロセッサや24GBものメモリ、より高性能なGPUへとカスタムされており、FF14推奨認定PCの標準構成よりもさらにハイスペックな内容とグレードアップされています。

旧モデルの HPE 290jpも非常に高性能なモデルではあったのですが、今回のモデルはその夏モデル以上のパフォーマンスを発揮できるであろう内容となっており、ベンチマーク等の結果も面白いものになるのではないかと考えています。

というわけで、今後数記事にわたって HPE 390jp の詳細をレビューすると共に、前回の夏モデルと今回の冬モデルの違いなどについても触れてみますので、HPE 390jp に興味をお持ちの方はご覧いただければと思います。

HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp 製品ページ

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
販売中の製品、およびキャンペーン&セール情報については以下でご確認ください。

HP製品のキャンペーン一覧

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HPE 390jp FF14推奨モデル インターフェースをチェック

HPE 390jp の外観、インターフェース等を早速チェックしてみました。

HPE 390jp は、少し前に掲載した夏モデルの HPE 290jpと全く同じ筐体を使用しているので、見た目は夏モデルも冬モデルも全く変わりません。

ですが、マシンの構成によって背面の拡張スロットが内容が多少異なっていたり、一部ポートの搭載の有無が変化していたりと全く同じというわけではなく。

なお先に言ってしまうと、少し前に掲載した夏モデルの 290jp はTVチューナー搭載モデルですが、今回の HPE 390jp は、TVチューナーが搭載されていません

自分はTVは殆どといってもいいほど観ませんので、TVチューナーを搭載せず、かつ非常に高性能な今回の 390jp の構成の方が好みです。


HPE 390jp 正面

HPE 390jp を正面から。
最上位モデルだけあり、筐体サイズは170 × 385 × 420(mm)と結構大きめです。



HPE 390jp 上部

HPE 390jp の筐体上部。



HPE 390jp のユニバーサルトレイ

他のHPEシリーズと同じく、筐体上部にはユニバーサルトレイが設置されています。
リモコンや、ちょっとした周辺機器などを置いておくのに便利なトレイです。



HPE 390jp の電源ボタン

電源ボタンは上部に配置されています。



メルロートリム

フロントパネルの周囲にはメルロートリムが施されています。
夏モデルと同じです。

HPE 380jp や 360jp は、ブラックトリム



HPE 390jp 左側面

HPE 390jp の左側面。
製品の型番等が記載されたシールと、プロダクトキーシール、排気口があるのみ。



HPE 390jp 右側面

HPE 390jp の右側面。
こちらも排気口があるのみです。



HPE 390jp 筐体の足

筐体底面にはが付けられており、前部から後部にかけて筐体が緩やかに傾斜しています。
熱を逃がしやすくする為の構造です。



HPE 390jp フロントパネル上部のインターフェース

HPE 390jp のフロントパネル上部には、
左側にUSB2.0ポートが2つ、右側には15in1メディアスロットを配置。



HPE 390jp 2基のドライブ

続いて2基のオプティカルドライブ



ドライブカバーの中

ドライブのカバーの中身はこのような感じです。
今回の HPE 390jp には、ブルーレイ記録ドライブとDVD-ROMドライブが搭載されています。

前回の夏モデル HPE 290jp と同じです。



HPポケット・メディア・ドライブベイ

光学ドライブの下には、HPポケット・メディア・ドライブベイ(2.5インチ)を配置。



HPポケット・メディア・ドライブベイ 中身

HPポケット・メディア・ドライブベイには、
オプションで付属可能な、着脱式のHPポケット・メディア・ドライブを挿入する事ができます。

HPポケット・メディア・ドライブは、HPマシン専用のポータブル・ドライブで、
電源を入れたままの着脱が可能なとても便利なドライブです。



HPE 390jp フロントパネル中央のロゴ

フロントパネル中央にあるロゴ
このロゴはマシン起動時、青白く光ります。

以前はこの位置に、バックアップなど行う為のボタンが搭載されているモデルがあったような気がするのですが、
いつの間にかなくなってしまったようです。



HPE 390jp フロントパネル下側

HPE 390jp のフロントパネル下側の様子。



東京生産のロゴシール

東京生産のロゴシールが貼られています。
東京で生産を行う事で、フルカスタマイズモデルでも5営業日という短期での配送が可能となっています。

ちなみに、今回のHPEシリーズに関しては、従来モデルより東京生産だったのですが、
今回2010年9月30日に発表された新製品では、以前は海外生産だったモデル()も東京生産となり、
多くのモデルでより迅速な配送が可能となりました。
※ p6000の一部モデルと、オールインワンPC200

これは国内に生産拠点を持つHPの強みだと思います。



HPE 390jp バタフライドア

フロントパネルの下部には、バタフライドアを設置。



バタフライドアの中身は各種ポート

バタフライドアの中身はUSB2.0ポートと、マイク入力、ヘッドフォン出力




次に HPE 390jp の背面の様子です。

HPE 390jp 背面

HPE 390jp の背面全体。
HPE 290jp と殆ど変わりません。



HPE 390jp 背面上部

電源コネクタにランプ

HPE 390jp の背面上部には、電源コネクタに電源ランプを配置。



HPE 390jp 拡張スロット類

こちらは拡張スロット
この部分は、構成によって内容が異なります。

今回の HPE 390jp は、一番上のスロットにはUSB3.0拡張ポート、2番目のスロットには何もなしで、
下2つのスロットにGeForce GTX460が搭載されています。

少し前に掲載した HPE 290jpには、2番目のスロットにTVチューナーカードが搭載されていました。



HPE 390jp 背面下部

HPE 390jp の背面下部のインターフェース。



HPE 390jp 背面下部の各種ポート類

背面下部の右側には、各種のポート類が配置されています。

左上から時計回りに、ライン入力、ライン出力、マイク入力、サイドスピーカー出力、
リアスピーカー出力、センタサブウーファー出力

その下にLAN、USB2.0×4、IEEE1394ポートを搭載。



eSATAやデジタル音声出力端子

更にその下には、eSATA×2、デジタル音声出力端子を搭載。



何も装備されていません

背面下部の左側には、排気口以外は何もありません。
TVチューナー搭載モデルだと、この位置にIR IN/OUT コネクターが搭載されます。



HPE 390jpの内部構造のチェックと HPE 290jpとの違いを解説

次に、HPE 390jp の筐体内部の各パーツの構造確認と、夏モデルHPE 290jpとの違いなどにも触れてみたいと思います。

何度も述べているように、このマシンは前モデルの HPE 290jp と全く同じ筐体を使用していますので、スロット周りの構成などに若干違いは見られるものの、マザーボードやパーツの配置などについては前モデルと変わりありません。


まずはじめに筐体のカバーを開きます。
といっても・・

HPE 390jp 背面のネジ

HPE 390jp 背面のネジ2

写真のように、背面左側にあるネジを一本緩めるだけです。

なお、昨年のマシンなどでは、このネジは手で緩める事ができたのですが、ネジの種類が変わったのか、ドライバーを使用しなくては開ける事が難しくなってしまいました。



HPE 390jp の側面カバーをずらす

カバーは、ネジを外して側面のカバーを少しずらすだけで簡単に外れます。



HPE 390jp 内部構造

HPE 390jp 内部の構造です。
一箇所ずつ見ていきます。



HPE 390jp 電源

まず右上には、最大460WのATX電源を搭載。



USB3.0ポート拡張カード

矢印の先にあるカードは、USB3.0ポート拡張カード
こちらはオプションです。



HPE 390jp 背面のUSB3.0ポート

拡張カードにより、背面のスロット一番上にUSB3.0ポートが装備されます。



HPE 390jp のグラフィックス

USB3.0ポート拡張カードの下には、グラフィックス

今回のHPE 390jp FF14推奨機には、HPE 390jp で提供されている中では最上位にあたる GeForce GTX460 を搭載。

このオプションは、夏モデル HPE 290jp にはなかったもので、今回の新製品の一番ポイントとなる部分です。



HPE 390jp 背面のDVI-I 端子

このように、グラフィックスの搭載によって背面のスロットにDVI-I 端子が提供されます。ちなみにこのグラフィックスは、2つ分のスロットを占有します。



内蔵電池

グラフィックスの奥のほうには、内蔵電池が見えます。



HPE 390jp グラフィックスの下側

次に筐体下部。
奥にはマザーボードが見えます。

このマシンではマザーボードを逆倒立に配置し、エアフローの効率化を図っています。(逆倒立の配置はHPEシリーズに限った事ではない)



HPE 390jp のプロセッサ

手前に見えるのは、HPE 390jp に搭載されているプロセッサ。
今回のFF14モデルには、最高クラスのプロセッサ Core i7-980X エクストリーム・エディション が搭載されています。
(3.33GHz、TB時最大3.6GHz/L2:1.5MB + L3:12MB)



HPE 390jp メモリスロット

プロセッサの左側には、メモリスロット
合計6つのスロットを備えます。

掲載している HPE 390jp には4GBのメモリが6枚、計24GBもの容量のメモリが搭載されています。(最大24GB)



HPE 390jp ハードドライブ

メモリの更に左に見えるのは、ハードドライブ



HPE 390jp ハードドライブ

今回の HPE 390jp は、HDDとSSDの2ドライブが搭載されています。

SSDの選択肢は夏モデルの HPE 290jp では存在しなかったもので、あれば良いのにと思っていたのですが、HPE 390jp でHDDと共に選択する事ができるようになりました。

ハードドライブに関しては、その他にもRAIDや1ドライブ構成など、いくつかの選択肢が用意されています。



HPE 390jp 光学ドライブ

HPE 390jp 光学ドライブフロントパネル側

ハードドライブの上側には、光学ドライブ。
前回の夏モデル同様 DVD-ROMドライブとブルーレイドライブ、2基のドライブが搭載されています。




HPE 390jp FF14推奨PC の内部構造については以上となります。

簡単にまとめると、冬モデルの HPE 390jp には、夏モデル HPE 290jp の選択肢にはなかった、SSD(HDD+SSDの2ドライブ構成)グラフィックス(GTX460)が搭載されており、それがそのまま、夏モデル HPE 290jp と 冬モデル HPE 390jp の構成の差異となります。

という事は殆ど変わっていないとも言えるのですが、前回のモデルで「これはあっても良いのでは」と思われていたものが追加されたので、自分的には中々良い内容になったのではないかと思っています。

ちなみに今回、FF14推奨モデルという事ですが、実際は、他ゲームのプレイ目的で購入される方も多いそうです。

FF14推奨だと、最小構成でも大抵のゲームは余裕でプレイできますので、安価で高性能なゲーミングマシンをお探しの方には最適なモデルではないかと思います。



HPE 390jp でベンチマーク FF14推奨PCの性能は?

HPE 390jp FF14モデルを使用して、幾つかのベンチマークテストを行ってみました。

この HPE 390jp FF14推奨認定 モデルとは、先日発売されたファイナルファンタジー14の動作を推奨するスペックを満たし、快適なプレイが可能な事を保証するPCです。

ファイナルファンタジー14は、動作環境の要求水準が非常に高く、現時点で普及しているゲーミングマシンの中でも、特にハイスペックな構成のものでなければ、このゲームで推奨されるスペックを満たす事ができません。

しかし、今回のような特定のゲームの動作を保証するモデルでは、予め要求される水準を満たしたマシンを入手する事ができるため、ゲーミングマシンをお探しの方にはとても便利なパッケージだといえます。

ちなみに今回掲載している HPE 390jp FF14推奨モデルは、FF14の標準構成モデルを更にカスタマイズし、HPE 390jp ではほぼ最上級の内容に構成されたもので、どのベンチマークでも非常に高いスコアを示しています。

というわけで以下、その HPE 390jp FF14推奨モデルの構成と、ベンチマーク結果等を掲載してみました。


まず最初に、掲載している HPE 390jp FF14推奨PC の主な構成です。

HPE 390jp speccyの要約

【HPE 390jp FF14 推奨認定モデルの主な構成】

OS: Windows 7 Ultimate 64bit
プロセッサ: Core i7-980X EE (3.33 GHz、TB時最大3.6GHz/L2 1.5MB + L3 12MB)
メモリ: 24GB(4GB×6/スロット数6/最大24GB)
チップセット: X58 Express
グラフィックス: GeForce GTX460
HDD: 1TB HDD(7,200rpm) + 160GB SSD
光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ、ブルーレイドライブ(ブルーレイ記録)

※エクストリーム・エディションの略

前回の記事で、夏モデルの HPE 290jp と 冬モデルの HPE 390jp の違いは、SSD GTX460 の選択肢が追加された事だと述べましたが、今回掲載している HPE 390jp にはそれらの選択肢、SSD と GTX460 が搭載されている為、夏モデルとの違いがとても分かりやすいです。

というわけで、夏モデルの HPE 290jp とのスコア比較も行ってみました。


なお、ここで比較を行う 夏モデル HPE 290jp の主な構成は以下のようになります。

【HPE 290jp の主な構成】

OS: Windows 7 Ultimate 64bit
プロセッサ: Core i7-980X EE ※ (3.33 GHz、TB時最大3.6GHz/L2 1.5MB + L3 12MB)
メモリ: 24GB(4GB×6/スロット数6/最大24GB)
チップセット: X58 Express
グラフィックス: GeForce GTX260
HDD: 2TB HDD(7,200rpm)
光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ、ブルーレイドライブ(ブルーレイ記録)

赤文字で示した部分が、HPE 390jpと異なる部分です。

全体で見ると、テレビチューナーの搭載・非搭載などの違いはあるのですが、性能に大きく関係するだろうと思われる構成の差異に関しては、上の通りです。




では以下、ベンチマークテストの結果です。

【Windows エクスペリエンス・インデックス】

HPE 390jp Windows エクスペリエンス・インデックスのスコア

プロセッサ  7.8
メモリ  7.8
グラフィックス  7.5
ゲーム用グラフィックス  7.5
プライマリ ハードディスク  7.7

HPE 390jp FF14モデルの基本スコアは、グラフィックス・ゲーム用グラフィックスの「7.5」。
非常に高数値です。

特に、SSDがプライマリディスクに設定されているため、そちらのスコアも7.7と高数値。


では以下、HPE 290jp との比較です。

Win Exインデックス HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
プロセッサ 7.8 7.8
メモリ 7.8 7.8
グラフィックス 7.5 7.1
ゲーム用グラフィックス 7.5 7.1
プライマリ ハードディスク 7.7 5.9

非常に分かりやすい数字だと思います。

前回の HPE 290jp ではグラフィックスにGTX260、今回の HPE 390jp FF14 モデルでは、グラフィックスにGTX460を搭載しており、上記の表のスコアの差がそのまま性能差を表していると思われます。

プライマリ ハードディスクのスコアに関しても同じく、HPE 290jp ではHDDHPE 390jp ではSSDが設定されている為、上記のようなスコア差がでます。




【CrystalMark 2004R3】

HPE 390jp CrystalMark 2004R3のスコア

Mark ・・・ 279319
ALU ・・・ 63339
FPU ・・・ 59709
MEM ・・・ 55481
HDD ・・・ 29833
GDI ・・・ 16972
D2D ・・・ 18213
OGL ・・・ 35772

CrystalMark 2004R3 各項目の意味

CrystalMark 2004R3 HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
Mark 279319 245414
ALU 63339 63254
FPU 59709 59873
MEM 55481 52529
HDD 29833 15126
GDI 16972 17253
D2D 18213 8961
OGL 35772 28418

290jp と 390jp で特に大きく異なるのは、HDD(ハードディスク)、D2D(2Dグラフィックス性能)、OGL(3Dグラフィックス性能)。

やはりこちらも、上記のエクスペリエンス・インデックスと同じ理由で、このような性能差がでているのだと思われます。




【3DMark06】

HPE 390jp 3DMark06のスコア

3DMark score ・・・ 22358
SM 2.0 Score ・・・ 8400
SM 3.0 Score ・・・ 10278
CPU Score ・・・ 7212

3DMark06 HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
3DMark score 22358 18239
SM 2.0 Score 8400 6939
SM 3.0 Score 10278 7638
CPU Score 7212 7339

3D性能に関しては、HPE 290jp と HPE 390jp FF14モデルのスコア差が大きめ。

HPE 290jp も非常に高性能で、大抵の3Dゲーム等を余裕で行えるスペックを持ち合わせているのですが、HPE 390jp FF14モデルはそれ以上だということになります。

冬モデルの新製品は、あまり夏モデルと大きな差がなく、これは果たして新製品と呼べるのだろうかと思えるモデルもあるのですが、HPE 390jp と HPE 290jp に関してはオプションなどの構成差は大きくはないものの、
性能面には大きな変化をもたらしていると思います。




【大航海時代 Online】

大航海時代 Online、3Dゲームのベンチマークです。

HPE 390jp 大航海時代 Onlineのスコア

平均 ・・・ 3708~3711

大航海時代 Online HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
平均 3708~3711 3562~3605

ゲームのプレイに関しては両者とも余裕です。
やはりここでもスコア差が見られます。




【デビル メイ クライ 4】

HPE 390jp デビル メイ クライ 4のスコア

平均fps ・・・ 163.24~346.08
RANK ・・・ S

デビル メイ クライ 4 HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
平均fps 163.24~346.08 173.98~311.07
RANK S S

こちらの3Dゲームは、ランダムで出現する敵や位置等が変化する為、
実行するたびにスコアが若干上下します。

ですが両者ともSクラス、HPE 390jp FF14モデルでは最高346.08fpsという数値が出ています。




【BIOHAZARD】

HPE 390jp BIOHAZARDのスコア

平均fps ・・・ 154.5
RANK ・・・ S

BIOHAZARD HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
平均fps 154.5 109.5
RANK S S

HPE 390jp は平均で154.5fps
ゲームのプレイに関しては、両モデルとも何も問題とならないスコアです。

一応目安として様々なベンチマークの結果を掲載していますが、多分、これまでに登場した大抵のゲームでは、このような結果になると思われます。(FF14以外は)




【モンスターハンターフロンティア】

HPE 390jp モンスターハンターフロンティアのスコア

平均 ・・・ 19396~19570

モンスターハンターフロンティア HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
平均 19396~19570 16785~16888

こちらも3Dゲームのベンチマークです。
非常に美しい映像で、特にコメントもありません。




【モンスターハンターフロンティア 第2弾 絆】

HPE 390jp モンスターハンターフロンティア 第2弾 絆のスコア

平均 ・・・ 13507~11534

モンスターハンターフロンティア HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
平均 19396~19570 16785~16888

上に掲載したモンスターハンターフロンティアの第2弾 「絆」のベンチマークスコアです。

若干スコアは下がりますが、HPE 290jp も HPE 390jp FF14モデルにおいても10000を越えるスコアです。




【FINAL FANTASY XI】

HPE 390jp FINAL FANTASY XIのスコア

LOW ・・・ 12531
HIGH ・・・ 10579

FINAL FANTASY XI HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp FF14推奨 HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp
LOW 12531 11724
HIGH 10579 9451

そしてFINAL FANTASY XI
こちらは従来からのFFベンチマークです。

言うまでもなく高スコアなのですが、こう続くと見慣れてしまい、それが普通なような感覚に陥ります。

ちなみにスコアの目安として、この FF XI では3000以上あれば「とても快適」に動作するとされています。ですので、従来のファイナルファンタジーのベンチでは、HPE 290jp も HPE 390jp も、かなりオーバースペックな構成であると考えられます。




しかし冒頭でも述べましたが、新しいファイナルファンタジー14は、従来のものとは比べ物にならない位動作環境の要求水準が高い為、上のような感じにはいきません。

というわけでFF14のベンチマークの内容です。

HPE 390jp FF14ベンチ キャラクター選択

今回はエレゼンというキャラクターを選択してみました。

ちなみに、選択するキャラクターによってスコアに差が出るのではないか?という疑問について調べてみた所、やはり若干の差はあるようです。

ですが、そのような細かい数値を気にしなくてはならないレベルのスペックで、FF14がプレイできるとは思えませんので、ベンチマークの際には余り考慮には入れていません。


【FINAL FANTASY XIV のベンチマーク】

HPE 390jp FF14ベンチマーク LOWのスコア

LOWは4699


次に、HIGHモードの結果です。



HPE 390jp FF14 HIGHモード

FF14 HIGHモードのスコア

HIGHは2432
画面が大きいと、PCで観る以上に迫力です。

LOW ・・・ 4699
HIGH ・・・ 2432

スコアは上記のような結果になりました。
このスコアを公式サイトで公開されている、スコアの指標に当てはめると



FF14ベンチ スコアの指標

LOW4699(4500~5499)で快適(「やや快適」に近い「快適」)、
HIGH2432(2000~2499)でやや重い(「普通」に近い「やや重い」)となりました。

見ている限りでは、とても美しく滑らかな映像でしたが、実際のゲームプレイとベンチマークとは異なると思いますので、HIGHモードなどでプレイするとなると、稀に動作が重くなる事もあったりするのかもしれません。

LOWモードでは問題ないと思います。


では次に、夏モデルのHPE 290jpなどとの比較です。

FINAL FANTASY XIV HP Pavilion Desktop PC HPE 390jp HP Pavilion Desktop PC HPE 290jp SSD非搭載のHPE 390jp
LOW 4699 3129 4233
HIGH 2432 不明 2383

一番左は今回掲載している HPE 390jp FF14推奨モデル、中央は夏モデルの HPE 290jp、そして一番右は、左と同じく HPE 390jp FF14推奨モデル なのですが、今回のもののようにSSDを搭載していません。(他はほぼ同じスペック)

この中の夏モデルの HPE 290jpでは、LOWが3129、HIGHが不明(液晶の解像度が足らず、スクリーン右端に表示されたスコアが見えなかった)

夏モデルでは、LOWモードではまあ普通にゲームのプレイを行えるかもしれませんが、LOWのスコアから予測するに、HIGHモードとなると厳しそうです。


そして今回の HPE 390jpと、SSD非搭載の HPE 390jp ですが、SSDを搭載しないとしているのとでは、数値に若干の差が出ています。

そのスコア差が、実際のプレイで実感できる程度のものなのかはわかりませんが、パフォーマンスを追及するのであれば、SSDは搭載したほうが良いかもしれません。

SSDを搭載する事により、ゲームに関わらず、あらゆる場面で高速な動作が期待できます。




ちなみに、ベンチマークのデモ映像を観ている限りでは、スコアが快適に満たないモデルであっても、普通に美しく精細な映像が流れています。

ですのでゲームでの実際のプレイにおいて、
重い」という評価のスコアがどの程度の動作を表すものなのかについては、定かではありません。

他のベンチスコアが高かっただけに、今回のスコアはあまりパッとしないように思えますが、他メーカーのFF14モデルのスペックやベンチスコアなどを見ていても、「5500~7999 とても快適」「8000~ 非常に快適」といったスコアを出すマシンは非常に稀で、今回のHPE 390jpのスコアが低いというわけではありません。

ちなみに少し前の記事でも述べたのですが、このFF14推奨モデル、FF14をプレイされる方は勿論ですが、他のゲームのプレイ目的で購入される方が結構多いそうです。

FF14が動くのなら大抵のゲームは快適に動きますし、これだけスペックが高いと将来登場するゲームの環境にも対応できますので、マシンで様々なゲームをされるという方にも適したモデルだといえるでしょう。



HPE 390jp FF14推奨モデル レビューまとめ

HPE 390jp FF14推奨認定モデルレビューのまとめ記事です。

これまでに掲載してきた HPE 390jp の内容をまとめると共に、価格面などについても触れてみたいと思います。

まず、製品の概要や特徴についての確認です。


【HPE 390jp の概要と主な特徴】

この HPE 390jp には量販店モデルとウェブモデル(HP Directplusモデル)があり、同じ製品でも若干特徴や構成が異なります。

ここでは主に、ウェブモデルの構成と特徴について触れてみました。


■デザイン

従来モデルと同じ、光沢のあるピアノブラックのフロントパネルに、メルロートリム。
フラッグシップ機だけあって、HPの個人向けデスクトップ製品の中では、最も大きな筐体を持ちます。

■ハイスペック&フルカスタマイズ

HPE 390jp は、HPの個人向けデスクトップ製品の中で最もハイスペック、最上級のパーツを選択する事が可能です。

量販店モデルでは、Core i7-930GTX460などを搭載した固定仕様の製品のみとなりますが、ウェブモデル(HP Directplusモデル)ではフルカスタマイズが可能になっているのが大きな特徴です。

構成内容に関しては、プロセッサはCore i7 900番台を3種(最高でCore i7 -980X EE)、グラフィックスに関しても NVIDIA 3種と ATI 2種の中より選択が可能となる他、SSD&HDDの2ドライブ構成など、様々な組み合わせで製品を発注する事ができるようになっています。

より、スペックに拘りたい方にはウェブモデルが断然お勧めです。

■東京生産

このモデルに限った事ではないのですが、HPの製品の多くは東京の昭島工場で生産されており、フルカスタマイズモデルを注文したとしても、僅か5営業日で手元に届きます

国内生産は品質面で安心感がありますが、それ以上にマシンを迅速に入手できるという部分は大きなメリットだと思います。




【HPE 390jp FF14推奨認定モデルの構成とパフォーマンス】

次に、今回掲載している HPE 390jp FF14推奨認定モデルの構成とパフォーマンスです。

【HPE 390jp FF14推奨認定モデルの主な構成と性能】

OS: Windows 7 Ultimate 64bit
プロセッサ: Core i7-980X EE  (3.33 GHz、TB時最大3.6GHz/L2 1.5MB + L3 12MB)
メモリ: 24GB(4GB×6/スロット数6/最大24GB)
チップセット: X58 Express
グラフィックス: GeForce GTX460
HDD: 1TB HDD(7,200rpm) + 160GB SSD
光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ、ブルーレイドライブ(ブルーレイ記録)

※エクストリーム・エディションの略

構成の特徴としては、最上級の Core i7-980X エクストリーム・エディションが搭載されているという事、
また夏モデルのオプションにはなかった GeForce GTX460 や、1TB HDDと160GB SSDの搭載も、
冬モデルならではの特徴として需要なポイントです。


ゲームプレイに関してはスコアを見る限りでは、大きな負荷がかかるシーンなどでは動作がやや重くなることもあるかもしれませんが、FF14のプレイに関しては問題なさそうです。

推奨環境を満たし、快適に動作する事が保証されたマシンなので当然かもしれませんが、デモ映像に関しても、とても美しく流れていました。




次は価格面。


【HPE 390jp FF14推奨認定モデルの価格】

高性能なモデルは快適ですが、やはり色々オプションをつけたモデルはそれなりに高価です。

特にFF14推奨モデルには、Core i7-980X EEGTX460 などの高価なパーツが搭載されており、最小構成でも¥221,760(税込)の価格となるのですが、今回掲載しているモデルには、最大容量のメモリ(通常12GB→24GB)やSSD他、様々なオプションが追加されている為、単純に計算しても約35万円前後の価格となります。

OSのグレードアップやUSB3.0ポート拡張カード、無線LANなど、細かなオプションの追加によって、価格が上がっているのもありますが、やはりメモリ(12GB→24GBで+¥48,300)と、SSD(+¥32,550)の追加が大きいと言えるでしょう。

あらゆる部分にパフォーマンスを求めるのであれば、SSDは是非選択しておきたいところですが、FF14ベンチのスコア自体は、SSD非搭載の HPE 390jp FF14推奨認定モデルでも、SSD搭載モデルでもそう大きく変わるものではありません

ですので、FF14向けのゲーミングPCが欲しいけれどコストはできるだけ抑えたい、という方は、最小構成のモデルを選択されると良いかと思います。


ちなみに、別にFF14推奨認定PCでなくても、同様の構成を組むことは可能です。

ですが HPE 390jp FF14推奨認定モデルには、台数限定で FF14推奨ゲームパッドや、FF14コレクターズエディション付属の特典などが用意されています。

同じ構成のモデルであっても、通常の製品よりも内容が魅力的となっていますので、FF14推奨認定モデルの購入をご検討されている方は、台数がなくなる前に申し込まれた方が良いかもしれません。


あと、少し前の記事でも述べたのですが、この HPE 390jp、FF14ではなく他のゲームのプレイ目的で購入される方がとても多いそうです。

FF14は非常に推奨環境の要求水準が高い為、これまでに掲載したようなハイエンドな構成が必要になりますが、大抵のゲームではここまでのスペックは必要ありません。

HPE 390jp をそこそこの構成(15~20万円程度)に抑えても、十分にハイスペックですので、コストパフォーマンスが高く、かつ高性能なゲーミングモデルをお探しの方には、ややスペックを抑えた HPE 390jp がおすすめです。


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