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ドスパラが販売するタブレット、「Diginnos DG-D08IWB 32GB」のレビューです。

「Diginnos DG-D08IWB 32GB」は、OSにWindows 8.1 with Bingを搭載する8型のWindowsタブレット。

以前、「Diginnos DG-D08IWB」という16GBのストレージを持つWindowsタブレットをご紹介しましたが、本製品はその32GB版となるモデルで、CPUにはAtom Z3735Fを、メモリは2GB、ストレージには32GB eMMCを搭載しています。

もちろん、価格は16GB版よりも若干高くはなってしまいますが、それでも2万円台半ば(税込/2014年1月4日時点)と非常にリーズナブル。

Windowsタブレットをできるだけ安く手に入れたい方や、格安な「Diginnos DG-D08IWB」にちょっと興味があるけれど、16GBのストレージはちょっと・・と言うような方に向くWindowsタブレットです。

今回は、そんなDiginnos DG-D08IWB 32GBの外観や性能、使用感について詳しく触れてみました。


【Diginnos DG-D08IWB 32GB レビュー記事目次】

・Diginnos DG-D08IWB 32GB 外観や液晶・附属品など
外観・インターフェース重量付属品液晶の見やすさ

・構成内容と特徴、ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容について
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品のまとめ
Diginnos DG-D08IWB 32GB まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Diginnos DG-D08IWB 32GBの外観・インターフェースの内容

まず、Diginnos DG-D08IWB 32GBの外観やインターフェースの内容をチェックします。

本体サイズは縦置きの状態で幅214mm、奥行き128mm、高さ8.6mmとやや薄型で、重量は約345gと軽量。カバン等に入れて難無く持ち運べるサイズです。




背面カバー全体の様子


背面には、ヘアライン加工を施したブラックカラーのパネルを採用。
本体側面にはマットブラックカラーのフレームが用いられており、デザインに統一感があります。

見た目に薄く、スタイリッシュな印象です。




背面カバーの角の方に約200万画素の背面カメラを搭載



液晶前面側の様子もチェックします。



約200万画素の前面カメラを搭載


Windowsキーはタッチセンサー式

10点マルチタッチに対応する 8型WXGA(1,280×800)の光沢液晶を搭載。

光沢タイプのパネルであるため、明るい場所では映り込みや光の反射がやや気になりますが、そういった場合でも輝度を高くすればそれなりに見やすく、タッチの反応も良く使いやすいです。

なお、液晶については後の項でまた詳しく触れます。





本体側面のインターフェースの内容を確認します。


タブレット左側面

左側面(縦置きの状態で)には何もなし。





タブレット右側面

タブレット右側には電源ボタン、ボリュームコントロールボタン、パネルの内部にmicroSDカードスロットを搭載。




microSDカードスロット付近を拡大




下部には何もなし




タブレット上部

上部にはスピーカー、microHDMI、microUSB、ヘッドフォン出力を搭載。
充電にはmicroUSB端子を利用します。

標準的な端子の内容だと思いますが、USBが1基しかない所が少し不便でしょうか。

キーボードやUSBメモリなど、複数のUSBデバイスの同時利用はUSBハブ等を用いる事で可能ですが(USBが供給できる電力の範囲内で)、充電とUSBタイプの周辺機器の利用を同時に行えないため、USB接続のデバイスを常時利用しようという方にはやや不便に感じられるかもしれません。

※一応、OTGケーブルを使用する事で充電しながらUSBデバイスを利用出来る場合もあるのですが、BIOS上の設定変更が必要であること、またケーブルと機器の相性等もある為、本製品で必ずしも充電しながらのUSBデバイス利用が行えるとは限りません。



重量

Diginnos DG-D08IWB 32GBの重量を測定してみました。
microSDカード非搭載時の重量です。



タブレット本体の重量は343g。
公称の345gという値とほぼ同じです。

8型のWindowsタブレットとしては標準的~やや軽めだと思います。



付属の電源アダプターや、microUSBケーブルの重量も測定してみました。

電源アダプターやケーブルを合わせた重量は78g。
持ち歩く事はそうないと思いますが、タブレットと合わせて持っても400g台と軽いです。



付属品の内容

Diginnos DG-D08IWB 32GBの付属品の内容をチェックします。
オプション選択の内容や購入時期によっては、以下とは付属品の内容が異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。




左からクイックガイド、電源アダプター&microUSB-USB変換ケーブル、microHDMI-HDMI変換ケーブル



電源アダプターの出力は5V、2Aで10W

microHDMI-HDMIの変換ケーブルも標準で付属します。
タブレット本体のmicroHDMI出力端子に接続する事で、外部の液晶ディスプレイやテレビに映像を映し出す事が可能です。



液晶の見やすさ・品質をチェック

Diginnos DG-D08IWB 32GBの液晶に見やすさや品質をチェックします。
販売製品に同じ液晶が搭載されるとは限りませんので、参考程度にご覧下さい。



10点マルチタッチに対応する、8型WXGA(1280×800)の光沢液晶を搭載しています。画面の表示サイズはデフォルトで100%に設定。

最近のタブレットは高解像度液晶を搭載するものも少なくはなく、そういった製品に比べると平凡な解像度ですが、アイコンや文字のサイズは程よい感じで使い勝手は良いです。




画面の視野角をチェックします。


画面を正面から見た場合


画面を下部から見た場合


画面を左側面から見た場合

視野角は広いです。
仕様にはパネル方式等の記載はありませんが、IPSパネルではないかと思います。




次に、色域について。
以降、カラーセンサー「Spyder 4 Elite」による測定結果を掲載しています。

sRGBのカバー率は75%、AdobeRGBのカバー率は56%という結果です。
色域は広くはありませんが、低価格帯のタブレットの液晶としては普通です。




ガンマカーブを確認します。


左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2) / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブはRGBとも、高輝度域でターゲットのカーブに比較してやや持ち上がる格好となっています。

青が強めに抑えられた補正カーブを見ればわかるとおり、液晶はデフォルトの状態ではやや青味が強いです。とはいえ、色のずれはそれ程大きくはありません。




さらに、画面の均一性について。
色や輝度のムラをチェックします。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

画面の左下と右上側を比較した場合に、やや色差が大きいようです。
とはいえ、小さい液晶ですので目で見て分かるほどのムラは感じません。

輝度ムラに関しては、殆どないと言って良いでしょう。


総合すると、液晶の品質は価格なりだと思いますが、広視野角で明るく見やすいです。

使用する環境によっては、映り込みや反射等が目立ちますが、光沢液晶を搭載する一般的なタブレットと同等程度のもので、特別使い辛いとは感じませんでした。

製品価格を考えると、十分満足できるクオリティの液晶だと思います。





Diginnos DG-D08IWB 32GBの外観や液晶、付属品等については以上となります。
引き続き、次記事では掲載製品の構成や性能面について触れたいと思います。

製品に興味をお持ちの方は、次記事にも目を通してみてください。
次: Diginnos DG-D08IWB 32GB のベンチマーク結果 Atom Z3735Fや2GBメモリを搭載