更新日: 2018/05/07
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ThinkPad X1 Carbonの新モデル、New ThinkPad X1 Carbonがグローバルのレノボより発表されました。

旧モデルと同じ名称で呼ばれるようですが、構成内容や筺体は大きく変化しています。

といっても、構成は第4世代Core プロセッサと今さら珍しいものではありません。しかし、6列配列のキーボードが5列になり、残り1列のファンクションキーがソフトウェアキーボードに代わるという非常に大きな変化を遂げています。

ファクションキーは常時利用するものではありませんが、全角や半角など、IMEの変換などに使われる方は多いと思います。が、最近では Ctrl+Oや Ctrl+Pなどといったショートカットキーを利用し、変換にファンクションキーを利用しないユーザーが増えてきている事がわかったため、ソフトウェアキーボードに置き換えるといった大幅な変更を採用したのだとか。

筺体に関しては、強度の高いカーボン素材の利用は従来と変わりませんが、重量が約1.31kg~と、従来の約1.36kg~という数字に比べて僅かに減少しているよう。

また、液晶の解像度のバリエーションも増えており、従来は14型HD+(1,600×900)液晶のみであったものが、WQHD(2,560×1,440)という高解像度なIPS液晶が追加され、10点マルチタッチも選択可能となっているのだとか。

その他インターフェースに関してはUSB3.0やMini DisplayPort、オーディオ端子に加え、フルサイズのHDMIも追加。別売りとなるドッキングステーション用のポート、OneLinkドッキングコネクターも備えています。

【New ThinkPad X1 Carbonの主な特徴】

Windows 8.1
第4世代Coreプロセッサ(HD グラフィックス 5000内蔵のUプロセッサを選択できるらしい)
最大8GBメモリ
SSDは最大512GB
14型HD+(1,600×900/TN)、14型WQHD(2,560×1,440/IPS)、マルチタッチ選択可
Adaptive Keyboardを採用(使用アプリやディスプレイの開き具合に応じて変化。キーの割り当てはユーザーが設定可)
バッテリ駆動時間は最大9時間(Rapid Charge対応)
Wi-Fi(ac対応可)、Bluetooth 4.0、NFC、WWAN(LTE)
サイズ:331×226.5×17.7mm(タッチモデルは奥行きが226mm、高さが18.46mm)
重量:約1.31kg~
1,299ドル~で1月末に出荷予定

自分はファンクションキーを入力の変換に利用しているので(昔からの癖はなかなか変わりません)、
Adaptive Keyboardと呼ばれるソフトウェアキーボードの使い勝手が非常に気になる所。

ファンクションキーがタッチパネルに変化しているだけでなく、キーの配列なども所々変化しており、
今のキーボードで十分に使いやすいのに、さらに変えてしまう必要があるのだろうかという疑問もあります。
(今後、ユーザーのフィードバックによっては、他のThinkPadシリーズにも採用される可能性はあるのかなどという事も気になる)

新しいThinkPad X1 Carbonは日本でも販売されるでしょうから、機会があれば是非触ってみたいです。