更新日: 2019/06/01
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CES 2014に先駆けて 2014年1月6日に発表されたレノボの製品群、「MIIX 2 10」「MIIX 2 11」「YOGA 2 11」「YOGA 2 13」「Flex 14D」「Flex 15D」について、特徴を簡単にまとめておきたいと思います。

2014年1月7日現在、どの製品も日本ではまだ未発表で、日本では販売されない可能性もあります。また販売されるとしても、海外の製品とは内容が異なる可能性があります。

なお、同様に発表された「ThinkPad 8」と「ThinkPad X1 Carbon(New ThinkPad X1 Carbon)」については別記事にします。


MIIX 2 10 / MIIX 2 11

Miix 2 10 およびMiix 2 11は、Miix 2 8のサイズ違いとなるモデル。Miix 2 10が10.1型で、Miix 2 11が11.6型です。
ただ、Miix 2 8と違って脱着式のキーボードが標準添付されており、どちらかというとノートPCに近い扱いの製品だと思います。

ThinkPad Helixのように 液晶部を逆向きにしてキーボードに取り付け、スタンドスタイルで利用する事も可能。
タブレット、ノートPC、スタンドの3つのスタイルです。

Miix 2 10と Miix 2 11の共通点としては microSDHCスロットの搭載や、前面200万画素、背面500万画素のカメラの搭載、
また、JBLステレオスピーカーやMini HDMI、Micro USB、USB 2.0をキーボードドック側に搭載。

無線機能はIEEE 802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0に対応し、オプションでGPS/3Gモデムを追加可能となっています。
両モデルはスペックが異なりますが、バッテリ駆動時間は同じで最大8時間。

以下、Miix 2 10と Miix 2 11の構成特徴です。

【Miix 2 10】

Windows 8.1(32bit)
Atom Z3000シリーズ(Bay Trail)
10.1型 WUXGA(1,920×1,200)、10点マルチタッチに対応の液晶
2GB(LPDDR3)メモリのみ
最大128GBのeMMC
本体:約589g、キーボードドック:約440g
499ドルから、3月出荷予定

【Miix 2 11】

Windows 8.1(64bit)
最大で第4世代Core i5プロセッサ
11.6型 WUXGA(1,920×1,200)、10点マルチタッチに対応の液晶
最大で8GB(DDR3L)メモリ
最大で256GBのSSD
本体:約798g、キーボードドック:約549g
699ドルから、4月出荷予定

上記はあくまでも海外モデルの仕様なので、
日本で発売されるにしてもWWANのオプションなどは用意されないのではないかと思います。

Miix 2 11位のサイズになると、もう普通のノートPCと変わらない重さ(キーボード含む)なので
あまり魅力を感じないのですが、Miix 2 10はキーボード合わせてもギリギリ1kgで欲しいという方はいるでしょう。

個人的には、先日購入したMiix 2 8がキーボード付きだったら非常に嬉しかったです。
(それか純正のキーボード等が、オプション品として別売りで用意されるか)



Lenovo Miix 2



YOGA 2 11 / YOGA 2 13

YOGA 2 11や YOGA 2 13は、IdeaPad Yoga 13Yoga 11sの後継となるモデル。
ノートPC、スタンド、テント、タブレットの4スタイルが可能なノートPCです。

後継といっても、前モデルに比べると全体的にスペックや価格が抑えられています。
少し前に 高解像度のYoga 2 Proが登場しましたが、そちらが上位モデルという扱いで、内容を区別しているのかもしれません。

【YOGA 2 11】

Windows 8.1
Pentium(Bay Trail-Mベース)
11.6型HD(1,366×768)、10点マルチタッチに対応
最大4GBメモリ、2GB構成も可能
最大500GB HDD
IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
100万画素
重量:約1.32kg
最大6時間のバッテリ駆動
529ドルで1月末に出荷予定

YOGA 2 11は価格が非常に安価です。
旧製品の内容や価格を考えると、随分と様子が変わりました。

Bay Trail-MベースのPentium搭載の割に、バッテリ駆動時間がやや短めのように思います。


【YOGA 2 13】

Windows 8.1
第4世代Coreプロセッサ
13.3型フルHD(1,920×1,080)、10点マルチタッチに対応
最大8GBメモリ
500GB HDD、500GB SSHD(ハイブリッド)
IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0
前面100万画素のカメラ
重量:約1.59kg
最大8時間のバッテリ駆動
999ドルから2月に出荷予定

YOGA 2 13は、13.3型でフルHDと液晶の解像度が高めです。
ストレージがSSDでないためか、価格は999ドルからと従来のモデルに比べると比較的安価。



YOGA 2



Flex 14D / Flex 15D

そして Flex 14Dと Flex 15D。
Yogaのように360度液晶が回転するのではなく、300度まで開く事が可能なノートPCです。
タブレットスタイルとしては利用できませんが、スタンドスタイルでの利用は可能。


Flex 14D

FlexシリーズのノートPCとしては、既にインテルのプロセッサを搭載したFlex 14やFlex 15といった製品が販売されていますが。
Flex 14Dと15DはプロセッサにAMD A6-5200Mを搭載しており、インテルモデルよりも安価です。

Radeon HD 8570(1GB)をカスタマイズ時に追加可能で、それ以外のスペックはインテルモデルとほぼ同じだそうです。
価格は499ドルから。

その他、「ThinkPad 8」や「ThinkPad X1 Carbon(New ThinkPad X1 Carbon)」なども発表されましたが、そちらはまた別記事にまとめたいと思います。