更新日: 2014/12/17

日本HPより、11.6型のノートPC「HP Stream 11」が発表・発売開始されました。Microsoft OneDrive 100GBの利用権が2年間分付属する、ストレージにクラウドサービスの併用を想定した製品です。

HP Streamシリーズについては現在、AMD APUを搭載する14型ノート(HP Stream 14-z000)が既に販売されていますが、今回登場の製品はCeleron N2840搭載で税込でも2万円台と非常にリーズナブル。Chromebookへの対抗かと思いますが、値段が上昇傾向となっている製品も多い中、驚異的な安さです。

サイズも14型のHP Streamに比べると小さく、重量も約1.26kgと軽い為、モバイル用のノートとしてはお手頃で扱いやすい製品だと言えるでしょう。HPの製品だけあって、カラーリングなどデザインも美しいです。

今回は、そんなHP Stream 11の外観写真や使用感等について簡単にご紹介いたします。





HP Stream 11 の主な特徴

【主な特徴】

・Microsoft OneDrive 100GBの利用が2年間無料
・iPass(公衆無線LANの国際ローミングサービス)の1年間使用権が付属
・11.6型ワイドHD(1366×768)の非光沢液晶を搭載
・主な構成はWindows 8.1 Update with Bing(64bit)、Celeron N2840、メモリ2GB、32GB eMMC
・重量約1.26kg
・バッテリ駆動時間は約8時間15分(公称値)
・ホライズンブルーの美しいデザイン

税込でも2万円台と、非常にリーズナブルな11.6型のノートです。
OSがWindows 8.1 Update with Bingとなっている事より、従来製品以上の安さを実現できているのだと思いますが、それでも安いです。

クラウドの利用を想定した製品であるため、32GB eMMCとストレージの容量はかなり少ないですが、Microsoft OneDrive 100GBの利用が2年間無料となっており、多数のプログラムをインストールしたり、大きなファイルを頻繁に扱うというのでなければ困る事はないでしょう。

メインPCを持ったうえで、本製品をサブ的なPCとして利用される方も少なくはないでしょうから、データ移行を意識する事のないオンラインストレージの利用は逆に便利だとも言えます。

重量が約1.26kgと比較的軽く、またバッテリ駆動時間は約8時間強と長めであるため、モバイル利用に最適である事、
また好みはあると思いますが、ホライズンブルーの統一感あるデザインは美しく、安物チックな製品でない所も良いです。

日本向けの製品は、海外のようにカラーバリエーションが充実していない所が残念ではありますが、実用的で面白いPCだと思います。



HP Stream 11 筐体外観・インターフェースをチェック

HP Stream 11の筐体外観やインターフェースの内容をチェックします。



HP Stream 11を背面から 真っ青なホライズンブルーのカラーリングが美しい天板

滑らかでマットな質感であるため、指紋などの汚れが付きにくく目立ちにくい

天板中央にはおなじみhpのロゴ HP部分は鏡面仕上げ

背面にはHEWLETT-PACKARDのロゴを印字

底面もボディと同色のカラーリング ゴム足まで色を揃えるという拘りぶり

パームレスト部分にはマイクロドットをあしらったブルーのグラデーションを採用

天板や底面など筺体全体にはソフトタッチペイント仕上げを、
パームレストにはブルーのグラデーションを用いるという統一感のあるデザインです。

パームレスト部分へのデザイン転写はHP Imprintによって行われており、美しいだけでなく傷がつきにくいという特徴を持ちます。

カラーには好みがあるかもしれませんが、好きな人は好きなデザインだと思います。
製品の価格を考えると悪くないです。



HP Stream 11の筐体全体の様子 筺体サイズは幅300mm、奥行き207mm、高さ19~21mmとやや薄型

11.6型ワイドHD(1366×768)の非光沢液晶を搭載

見た感じ、液晶の質は価格相応ではと思いますが、非光沢であるため明るい場所でも見やすいです。



液晶上部のベゼル上にはWebカメラを搭載

筺体左側面にはセキュリティスロット、電源コネクター、SDカードスロットを搭載

筺体右側面にはヘッドフォンとマイクのコンボ、USB2.0、USB3.0、HDMIを搭載

端子の内容や数は必要最小限、またLAN端子の搭載はありません。
あれこれ接続したい場合、不便を感じる事もあるかもしれませんが、一般的な作業で困る事はあまりないと思います。



重量は約1.26kg 片手で持つとちょっと重い

タブレット&モバイルキーボードなどの組み合わせに比べるとやや重いですが、モバイルノートとしては十分な軽さ。

1kgも後半となると頻繁な持ち歩きには辛いですが、約1.2kg程度の重さなら平気という方も少なくはないでしょう。
薄型でカバンなどへも収納しやすいです。



キーボードの外観や操作性をチェック

HP Stream 11に搭載されているキーボードの操作性などをチェックします。





キーボード面全体の様子とキーボード拡大写真

アイソレーションタイプのキーボードを搭載しています。
筺体のブルーカラーによく映えるホワイトカラーを採用しており、見た目に清潔感があります。

キーの配列自体はHP製のノートPCでよく見られるもので、カーソルキーの上下やBackspaceキー等が他のキーに比べて少し小さく押しにくい感はあるものの、使い勝手は悪くはないです。



キートップの形状は完全に平ら

パームレスト左側にStreamのロゴを印字

ボタン一体型のタッチパッドを搭載

タッチパッドの使用感はまずまずと言った所。
ボタンが少し硬いように思いますが、使い難いという程ではないです。

キーボード操作時に右の掌がパッド表面に当たりやすいかなと思いますが、
少し操作をしただけであるため、誤動作が起こり易いかどうかはわかりません。



Microsoft OneDrive 100GBの利用が2年間無料

冒頭でも述べた通り、本製品はストレージが32GBと少ない代わりに、
Microsoft OneDrive 100GBを2年間無料で利用する事ができるようになっています。



オンラインストレージサービスのOneDrive

通常、OneDriveは15GBまでの利用が無料であり、100GBの利用には月190円のコストがかかります。(2014年12月17日時点)
高くはないとはいえ、2年間利用するとなるとそれなりのコストがかかってきますが、本製品の利用ユーザーは無料。

これまでオンラインストレージをあまり活用してこなかった方にはもちろん、
オンラインストレージを活用されていた方には特に使いやすいノートPCだと言えるでしょう。

ファイルをクラウドに保存していると、PCやタブレットなど様々なデバイスからアクセスする事ができ、とても便利です。
外出先で作成、または編集したファイルをクラウドに保存しておけば、USBメモリなどを用いて他のPCに移す手間などが省けます。



他、本製品に搭載されているHP製ツール 実際の製品とは異なる可能性があります



オプションのPCケース

製品購入時のオプションとして販売されている、HP Stream 11用のPCケースをご紹介いたします。
PCと同じ、鮮やかなブルーカラーのインナーケースです。



厚みのある布製のインナーケース

良く見るとケースの端の方にhpのロゴが配置されています

中身は真っ白 

カバンなどにPCを入れて持ち歩くと、物が当たって細かい傷がつきやすく、せっかくの美しいデザインが残念な事になってしまいます。
PCの外装に傷を付けたくない、という方はPCケースをご利用ください。



HP Stream 11-d000 構成と価格

HP Stream 11-d000の主な構成と価格について触れます。
変更となる可能性がありますので、正確な内容についてはHPの製品ページにてご確認ください。


HP Stream 11-d000
CPU Celeron N2840
OS Windows 8.1 Update with Bing(64bit)
デザイン ホライズンブルー
ディスプレイ 11.6型ワイドHD(1366×768)非光沢
メモリ 2GB
グラフィックス インテルHDグラフィックス
ストレージ 32GB eMMC
光学ドライブ なし
無線LAN IEEE802.11b/g/n + Bluetooth
サイズ/質量 約300×207×19~21mm/約1.26kg
バッテリ駆動時間 約8時間15分
Officeソフト なし
付属品など 速攻!HPパソコンナビ特別版他
保証 1年
価格(税抜) 25,800円

デバイスマネージャより構成詳細を確認

ストレージの内訳

Cドライブの容量は21GB弱。
ここからアプリ分の容量などを引くと、もう少し使える容量は少なくなると思います。

データ保存はオンラインストレージやSDカード等に行えば問題ありませんが、
多数のソフトウェアをインストールしたいという方は容量が不足する可能性がありますので、注意が必要です。



簡単な性能

Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアです。
確認する間がなかったため、CPUとメモリとディスクのスコアのみですが、数字を見る限りでは悪くはないと思います。

特にディスクが7.05とやや高めのスコアであり、高速ではないものの2万円台のノートPCにしては使用感は良いです。





HP Stream 11については以上となります。

個人的に、Chromebookが少し良さそうだと思っていたのですが、
ここまで安価なWindowsノートが出てしまうと、どうしてもWindowsの方に気持ちが傾いてしまいます。

あと最近、タブレットにキーボードが標準付属する製品が多いですが、
HP Stream 11-d000をそういった製品と比べると若干重くはあるものの、価格はかなり安価。

本製品はOfficeを搭載しないため、PCと一緒にOfficeも欲しいというユーザーには向きませんが、
そうでないのなら購入を検討する価値は十分にあると思います。

製品に興味をお持ちの方は、是非チェックしてみてください。