更新日: 2013/04/25

STYLISTIC QHシリーズは、富士通が販売する液晶部を着脱可能なコンバーチブル型の11.6型ノートPC。

インテルのCore iプロセッサを採用しており、タブレットしてはとても高い性能を持ち合わせた製品です。

このタイプの製品としては珍しく、非光沢の液晶を搭載しているため、屋外でも反射や映り込みを気にする事なく利用する事ができますし、バッテリの持ちに関しても、ノートPCの状態では約10時間(実測値)という長時間駆動を実現するなど、モバイルする製品としては使い勝手の良い内容です。

重量が約1.70kg(ノートPC時)と重めではありますが、タブレット単体では約850gと軽量なため、携帯時はタブレット単体で・・といった具合に使い分ければ特に問題はないでしょう。




主な特徴は・・

・タブレットとキーボードドッキングステーションとに分離可能
・11.6型の非光沢・IPS液晶を搭載(タッチ操作・スタイラスペン操作が可能)
・Core i3-3217U、およびCore i5-3427U等のプロセッサを選択可能
・DTCP-IP対応
・指紋センサー付き
・バッテリ駆動時間が長い(ノートPCの状態だと約10時間弱は持つ)

着脱できる構造や、高性能である部分など様々な特徴がありますが、個人的には液晶が非光沢だという部分に魅力を感じます。
特に屋外で使う機会のある製品だと、反射の少ない非光沢液晶の方が使いやすい為、タブレットに非光沢液晶の採用は大賛成です。

キーボードドッキングステーション側のキーボードやタッチパッドもなかなか使いやすく、ノートPCとしての使い勝手も○。
外観のデザインなども、高級感があって良いです。


欠点は重さで、タブレットとキーボードドッキングステーションとを合わせると約1.70kgという重さになります。

11.6型という筐体のサイズを考えると、この重量は重め。
とはいえ、タブレット単体の場合は約850gと軽量なので、携帯時はタブレットスタイルであれば問題はないです。

あと、この製品を「タブレットスタイルも可能なノートPC」・・とお考えの方も多いかと思いますが、
直販(富士通WEB MART)のカスタムメイドモデル(今回のWQ2/J)では、タブレット単体でも購入できます。

あくまでもキーボードドッキングステーションはオプションであり、
キーボードは別に要らないという方や、市販の外付けキーボードで十分という場合には、購入する必要がありません。
(カスタムメイドモデル以外では、キーボードは標準で付属します)


余談ですがこの製品、先日(2013年4月23日)銀座にある「STAR JEWELRY the shop GINZA」のブライダルフロア接客用の機器として導入されたそうです。
主に、電子カタログを用いた商品の説明や、在庫確認・売上情報の入力といった業務を行うために利用するのだとか。

基幹となるシステムにアクセスするだけで各種の作業を行えるなど、業務の効率化にもなりますし、
着脱式のノートPCだと、複数人で画面を見る場合はタブレット、情報の入力を行う場合はキーボード・・といった具合に、
場面に応じた使い方を臨機応変に行う事ができます。

普通のノートPCだと上記のようには使いにくいですし、タブレットのみだと入力作業がままなりませんので、
一台で二役をこなせる着脱型のノートPCには適役だと感じます。

2013年4月25日追記:さらに、サークルKサンクスへも1,700台の「STYLISTIC Q702/F」が導入されました。
店舗指導員、および開発担当者向けに利用するそうです。STYLISTIC Q702/Fは法人向けのSTYLISTICシリーズです。内容は個人向けと大きくは変わりません。


【構成の一例】

STYLISTIC QHシリーズ WQ2/J(カスタムメイドモデル)

Windows 8 (64bit)
Core i3-3217U
4GB (4GB×1)
11.6型ワイドHD、非光沢、IPS、タッチパネル
HD グラフィックス4000
64GB SSD
IEEE802.11a/b/g/n+Bluetooth4.0
駆動時間:タブレット単体だと約5時間
スタイラスペン付属
キーボードなし

¥105,800 (税込)~ 15%OFFクーポン利用で¥89,930~(2013年5月1日14時まで)
価格・構成内容は2013年4月24日時点

上記は、キーボードドッキングステーションを付属しない場合の構成と価格です。
キーボードドッキングステーションは、2013年4月24日時点、¥30,000の有料オプションとなります。

少し価格は高めですが、キーボードとして使い勝手が良い事、またキーボードドッキングステーション側にも
いくつかのインターフェースが搭載されている事を思うと、あった方が便利ではあります。

なお、記事記載時点では15%オフのクーポンが発行されているため、クーポンを利用する事で¥89,930~となりますが、
クーポンの割引率は時期によって変化しますので、正確な価格については製品ページでご確認ください。


以下、STYLISTIC QHシリーズ WQ2/Jの写真と簡単な解説です。


天板のカラーはダークシルバー。これ一色のみ。

11.6型ワイドHDの非光沢IPS液晶を採用。画面が綺麗で見やすいです。

左側面

右側面

タブレットとキーボードドッキングステーション、両側にインターフェースが搭載されています。
充実した内容ですが、タブレット側にもペンホルダーがあると尚よかったです。(ホルダーはキーボード側で、タブレット側にはペンひも取付用の穴のみ)

タブレット単体でも利用できるよう、キーボードドッキングステーションがなくても十分間に合うようなIFの配置になってはいますが、
キーボードドッキングステーションはあった方が便利だと思います。



キーボードとタッチパッド

キーボードは右側のカーソルキー付近がやや使いにくいですが、打ち心地は○。
ボタン分離型のタッチパッドも使いやすいです。



タブレットとキーボードの接続部。左側にリリースボタンがあるのが見えます。

キーボードからタブレットを分離させるには、ボタンを左側にスライドさせます。


分離しました。

タブレットの背面には指紋センサーを搭載。

キーボードドッキングステーションの底面。バッテリを取り外しています。

バッテリはタブレットと、キーボードドッキングステーションの両方に搭載されています。
そのため、タブレットとキーボードドッキングステーション合体時のバッテリ駆動時間は約10時間弱と非常に長いです。

Atomなどを搭載した製品なら、バッテリ駆動時間が長いのも頷けますが、
今回の製品はよりパフォーマンスの高いCore iプロセッサを搭載しています。

その内容でありながら、10時間ものバッテリ駆動が可能だというのは優秀です。



付属のスタイラスペン

私自身は未確認ですが、筆圧感知機能に対応しているとの事。
筆圧入力を行うには、筆圧入力に対応したソフトを利用する必要があります。



タブレットのみだと、実測で約811g



以下、Core i5-3427Uや4GBメモリ、256GB SSDを搭載したSTYLISTIC WQ2/Jの性能です。


エクスペリエンス・インデックス

ディスク性能

とても高性能です。
タブレットのみで上記のパフォーマンスを発揮する事ができます。



キーボードドッキングステーション合体時のバッテリ駆動時間(測定にはbbenchを利用)

上でも述べましたが、バッテリ駆動時間も約10時間(バッテリ残量が100%から6%になるまでの時間)と非常に長いです。



以上となります。

ノートPCを持ち歩きたい方には、重さの面で少々使いにくさがある製品ですが、
家ではノートPC、外出時はタブレット・・という使い方をされる方には、非常に使い勝手の良い製品ではないかと思います。

通常のノートPCに比べるとやや高めではありますが、クーポンを利用すると若干安く購入する事ができますので、
購入はクーポンの利用が可能な直販がおすすめです。

なお、クーポンの割引率は時期によって変化します。詳しくは製品ページをご確認ください。

【掲載製品の情報】
STYLISTIC QHシリーズの製品詳細icon