更新日: 2018/05/07
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XPS 8500は、PCゲームや動画編集等も可能な高性能デスクトップPC。

クリエイター向けを謳った「Dell Graphic Pro」シリーズに属するデスクトップ製品の一つです。

負荷の高い作業向けとされるだけあって、第3世代のCore i7や比較的高性能なグラフィックカードを搭載できるようになっているなど、ある程度の拡張性を持った製品ですが、本格的なゲーム向けのマシンほどの内容ではないため、PCゲームもするが他の用途にも使いたい・・といったユーザーに向いています。

価格も比較的安価です。




まず構成面についてですが、2013年4月16日現在、XPS 8500の下位モデルにはCore i5-3350P、上位モデルにはCore i7-3770が搭載されます。
グラフィックカードは、 Radeon HD 7570(1GB)や7770(2GB)、GeForce GT640(1GB)、そしてGeForce GTX 660も選択可能。

構成は時期によって変化する可能性があるため、選べるパーツの種類は変わる可能性がありますが、
かなり高性能なグラフィックカードを搭載する事ができるようになっています。

Core i5-3350Pは内蔵グラフィックスを除いたプロセッサで、その分消費電力が低めです。

XPS 8500は標準で外部グラフィックスを搭載するモデルなので、
内蔵グラフィックスを持たない事によるデメリットなどはないと思われますが、逆にメリットもそれ程感じません。
(消費電力が低いといっても、外部グラフィックス搭載なので結局消費電力は上がります。ただ、無駄がないといえばそうかも知れません。)

ラインアップの中でも Core i5-3350Pを搭載したモデルは価格が低いため、コスト重視の方には向いていると思いますが、
Core i7-3770を搭載したパッケージとそれ程大きな価格差があるわけではないため、後々の事を考えるのであればCore i7-3770搭載モデルがおすすめです。


なお、オーバークロックは行えません。(チップセットはHM77)
筐体内部には簡単にアクセスできる構造なので、購入後にパーツを追加する事は比較的簡単に行えると思います。
(いくつかのパーツを取り外さなくてはアクセスできない所もありそうですが)

総評として、価格的にも構成的にも手軽に導入しやすく扱いやすいPCだと言えます。
デザインもシンプルで悪くないです。


【構成の一例】

XPS 8500 エントリーグラフィック搭載

Windows 8 (64bit)
Core i7-3770
8GB (4GB×2)
AMD Radeon HD 7570(1GB)
1TB HDD(NCQ)
DVDスーパーマルチドライブ
IEEE802.11b/g/n
電源:460W

¥84,980 (税込)~ 2013年4月22日まで5,000円オフ、通常は¥89,980~
価格・構成内容は2013年4月16日時点

XPS 8500は「Dell Graphic Pro」に属する製品ですので、
Adobeの写真編集ソフトや動画編集ソフトが選択できるようになっています。
(2013年4月16日時点では、最新バージョンよりも一つ古いAdobe Photoshop Elements 10 & Adobe Premiere Elements が選択可)

普通に購入するよりもかなりお得な価格で買う事ができますので、入用の方はオプションでの購入がお得です。


以下、XPS 8500の写真と簡単なコメントです。


筐体全体。サイズは幅185mm、奥行き445mm、高さ406mmで、重量は最小で12.86kg。

前面パネルの様子。カラーはブラックのみです。

メディアカードリーダー

USB3.0×2基

筐体上部の様子。窪みが見えます。小物などを置くトレイとして利用可能。

トレイの側面にはUSB2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力。

背面全体の様子。

上に電源、中程にLAN、USB2.0×4、USB3.0×2、SPDIF、オーディオ端子、下部に拡張スロット。
蓋がかけられているのは、VGAやHDMIです。

拡張スロットにはRadeon HD 7870が搭載されています。(現在選択できる構成とは異なります)



筐体内部。

細かい部分はこの写真ではわかりにくいですが、
側面のパネルを外すと写真のような感じなので、メンテナンスはそれなりにやりやすいと思います。


以下、Core i7-3770やRadeon HD7870、12GBメモリ、2TB HDD&32GB mSATA SSDを搭載したマシンの性能です。


エクスペリエンス・インデックス

掲載モデルはWindows 7搭載ですが、直販ではWindows 7と8から選択可能です。(2013年4月16日時点)



ディスク性能

MHFベンチマーク 2パターンの解像度で測定

余裕でPCゲームがプレイできる性能を持ち合わせている事がわかります。

なお、掲載モデルの構成と、現在(2013年4月16日)販売されているマシンの構成とでは異なる可能性があります。
上記結果は、構成選択の参考程度にしていただければと思います。



以上となります。

XPS 8500は価格、構成など、バランスの良い製品です。
コストパフォーマンス重視の方には、特に向いていると思います。

さらに詳しい製品情報をご覧になりたい方は、XPS 8500のレビュー記事か、公式サイトの製品ページをご覧ください。

【掲載製品の情報】
XPS 8500