ドスパラが販売するデスクトップPC、GALLERIA XTのレビューです。

GALLERIA XTは、第7世代Core i7や GeForce GTX 1060(6GB)を標準搭載するゲーミングデスクトップPC。冷却性能、拡張性に優れた GALLERIAオリジナルのKTケースを採用する定番のPCです。

フルHDなら多くのゲームタイトルを高画質でこなせるパワーを持つなど、高性能である割にリーズナブルな価格で提供されており、GALLERIAゲーミングデスクトップPCの中でも特に人気の高い製品です。

コスパ重視の方はもちろん、性能の高いゲーミングPCを買いたいけれど何を選んだら良いかわからないというような方にもおすすめ。

今回は、そんな GALLERIA XTの外観や性能面について詳しくご紹介いたします。

【GALLERIA XT レビュー記事目次】

・製品の特長
GALLERIA XTの主な特長

・GALLERIA XT 筐体外観・内部構造をチェック
ケース外観ケース内部の構造キーボードやマウス

・構成特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・製品のまとめ
GALLERIA XT まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


GALLERIA XTの主な特長

以下、GALLERIA XTの主な特長です。
構成は時期により変化する可能性があります。

・第7世代 Core i7-7700、Core i7-7700Kを搭載
・GeForce GTX1060(6GB)を搭載
・冷却性、拡張性に優れたGALLERIAオリジナルの「KTケース」を採用
・柔軟なカスタマイズが可能
・ゲーミングキーボードやマウスが付属
・コストパフォーマンスに優れている

第7世代のCore i7に、GeForce GTX1060(6GB)を標準搭載するゲーミングデスクトップPCです。

フルHDの解像度なら、多くのゲームを高画質~最高画質でプレイできることに加え、VRの利用も可能な性能を持ちながらも、リーズナブルな価格を実現しています。

小さすぎず、また大き過ぎずの「KTケース」を採用しているため、様々な場所に設置しやすく、なおかつメンテナンスがしやすい構造を採用するなど、長くPCを利用したい方にも扱いやすいモデルです。

かかるコストを抑えながらも、満足できるゲームプレイをお考えのユーザーには魅力の大きいPCだといえるでしょう。



GALLERIAオリジナルの「KTケース」 外観チェック

まず、GALLERIA XTの外観について。
本製品には、GALLERIAオリジナルの「KTケース」が採用されています。

日本刀をモチーフにした力強いデザインを採用するケースです。
サイズはゲーミングPCとしては程よい大きさで、机の下などにも設置しやすいです。

また高い拡張性や冷却性能を持ち合わせており、ゲームのプレイには最適なケースだと言えるでしょう。




フロントパネル全体の様子

ゲーミングPCのケースというと変わった装飾が施されていたり、派手なものも多い中、GALLERIAのKTケースはブラック一色のシンプルなデザインを採用しています。

シンプルですが質素とはやや異なり、どことなくシャープさを感じさせるスタイリッシュなケースです。

デバイスやインターフェースの配置は、上部に光学ドライブベイ、中央付近にはUSB3.0×2やメディアカードスロット、マイク入力やヘッドフォン出力、電源ボタンなどが備わっています。

フロントパネルの下部には、吸気を効率よく行うためのメッシュパネルを採用。内側には12cmの冷却ファンが標準搭載されています。

ファンの種類は高速大風量のファンや、ブルーLED付きのファンなどカスタマイズが可能です。




フロントパネル中央付近にはUSBやカードリーダー、オーディオ端子などが並ぶ



ケース背面のインターフェースの内容をチェックします。

背面上部にはPS/2端子×2(キーボード、マウス)、USB3.0×4(Type-A)、USB2.0×2、LAN、オーディオ端子×3(マイク入力、ライン入力、ライン出力)等が並び、中央の拡張スロット付近には、グラフィックカードに搭載されているDVI、HDMI、DisplayPort×3などの映像出力端子が並びます。

下部には電源コネクターと電源ボタンを配置。




ケース右側面 右上の方に通気口が見える(CPUの真裏にあたる)


ケース左側面 左上付近2か所に通気口が設けられている

ケース左側面に配置されている2つの通気口には、それぞれオプションで冷却ファン(サイドケースファン)を追加する事ができます。

ただしCPU水冷ユニットなど、選択するCPUファンの内容によっては上部のサイドケースファンは選択できません。



ケース天面には背面寄りの位置に排気口が2つ設けられています。
どちらの排気口にもファンを搭載可能です。



ケース内部の構造をチェック

次に、ケース内部の様子をチェックします。



左側のパネルを開いた時の様子。
左上から時計回りにCPUやメモリ、光学ドライブベイ、HDDベイ、電源ユニット、グラフィックカードという一般的なパーツの配置です。

ベイの数がとても多く、HDDやSSD、光学ドライブなどを多数搭載する事ができます。

フロント側はベイで完全に塞がれていますが、比較的奥行きのあるケースであるため、長さのあるグラフィックカードの搭載も可能です。

ファンについては、フロント、リアの2つが標準搭載パーツで、各ファンはそれぞれ別のファンにカスタマイズが可能。また、好みに応じてサイドパネルの2か所と、ケース上部2か所にファンを追加できます。

ただし先ほども書いた通り、選択するCPUのファンの種類によってはサイドケースのファンは選択できません。




グラフィックカード 掲載製品にはGTX 1060(6GB)が搭載されている


CPU周りの様子 CPUの右にはメモリ、下にはM.2スロット


グラフィックカード下部の様子


HDDマウンタはツールレスで取り出し可能


反対側のパネルを開いた時の様子



キーボードやマウス

GALLERIA XTには、ゲーム向けのキーボード「GALLERIA Gaming Keyboard」やマウス「GALLERIA レーザーマウス」が付属しています。

無償付属するデバイスですが高耐久性かつ、キーボードは複数のキー同時入力へ対応するなど比較的高機能であり、ゲーム向けのキーボードやマウスをお持ちでない方には中々便利なものだと言えるのではないでしょうか。





GALLERIA Gaming Keyboard




Modeボタン Windowsキーを無効にしたり、PS2接続時においてはキーリピート(連射)の切り替え等も可


GALLERIA レーザーマウス dpi(解像度)の変更が行える

これらのデバイスについては、以前に掲載したGALLERIAゲーミングデスクトップPCの記事で詳しく解説しています。詳細については「GALLERIAゲーミングキーボードやマウス」をご覧ください。



GALLERIA XT 構成内容と特徴について

掲載している GALLERIA XT(GTX 1060搭載)の構成内容とその特徴について解説します。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【GALLERIA XT の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-7700(3.60GHz/TB時最大4.20GHz)
チップセット   H270 Express
グラフィックス   NVIDIA Geforce GTX 1060(6GB)
メモリ   8GB(4GB×2/PC4-19200/4スロット/最大64GB)
ストレージ   500GB SSD(Crucial製/SATA) +2TB HDD(Seagate製/7200rpm)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
拡張ベイ   5インチ×5、3.5インチシャドウ×5
拡張スロット   PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、PCI Express x1×4
電源   500W(80PLUS BRONZE/AcBel製)
ケース   ガレリア専用 KTケース ブラック(ATX)
サイズ   207×520.7×450.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約13.9kg
キーボード・マウス   GALLERIA Gaming Keyboard、レーザーマウス
保証   1年間 持込修理保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年4月12日時点のものです。

Windows 10 Home、H270 Expressチップセット、Core i7-7700、Geforce GTX 1060(6GB)、メモリ8GB、500GB SSD&2TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、500W電源など、ストレージ以外はほぼ基本構成そのままの内容を持つモデルです。

現時点で販売されている製品は期間限定のキャンペーンにより、500GB SSDが無償で付属しています。

カスタマイズ内容については非常に細かく選択できるため、詳しくは実際のカスタマイズページにてご確認いただきたいのですが、CPUはCore i7-7700Kへのアップグレードも可能です。

またメモリ、ストレージや光学ドライブ、電源などの主要なパーツの変更や増設はもちろん、CPU水冷ユニットの選択やCPUグリスの変更、冷却ファンの変更や追加、光学ドライブの変更他、非常に細かい部分までカスタマイズを行えます。

メンテナンスもしやすく、購入後のユーザーによるパーツ変更や増設なども容易であるなど、とても柔軟性の高いデスクトップPCです。

なお、本製品は 6GBのVRAMを持つGTX 1060を搭載するモデルですが、GALLERIA Xシリーズにはこのモデルとは別に、GALLERIA XJという3GBのVRAMを持つ GTX 1060搭載のモデルもラインアップされており、今回のモデルよりも価格が安いです。

大容量のグラフィックメモリを必要としないのなら、GALLERIA XJの選択もおすすめです。



搭載されているストレージの内容を詳しく見てみます。


SSDの仕様


HDDの仕様


ディスクの内訳

起動ドライブにはCrucial製の「CT525MX300SSD1」という500GB SSDが、HDDにはSeagate製の「ST2000DM006-2DM164」という2TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

SSDは読み書き共に速く、高性能なモデルです。
SSDのみでも十分な容量ですが、さらに2TB HDDが搭載されるなど、数多くのゲームをプレイするユーザーはもちろん、ゲームの録画ファイルを扱うようなユーザーにも便利なストレージ構成です。

なお、SSDの搭載は実施されているキャンペーンによるものであり、必ずしも販売製品にSSDが標準搭載されるとは限らないため、ご注意ください。

カスタマイズではSSDの選択はもちろん、複数台のHDD or SSDの搭載など、幅広い構成の選択が可能です。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載している GALLERIA XTで行ったベンチマークテストの結果です。

なお、幾つかのテストに関しては、第6世代のCore i7-6700やGTX 1060(6GB)を搭載する旧モデルのデータも一緒に載せてあるため、比較してみてください。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用 左がSSD、右がHDDのスコア



【3DMark】



Fire Strikeの実行結果



Fire Strike Ultraの実行結果



Time Spyの詳細


以下、Core i7-6700、GTX 1060(6GB)、16GBメモリを搭載する旧モデルのデータです。




上からFire Strike、Fire Strike Ultra、Time Spyの詳細



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

【Core i7-7700】

最高品質、ウィンドウモードで実行  1280×720 / 1920×1080 / 3840×2160

【Core i7-6700】

最高品質、ウィンドウモードで実行  1280×720 / 1920×1080 / 3840×2160



【ドラゴンズドグマ オンライン】

【Core i7-7700】

1920×1080 / 最高品質

【Core i7-6700】

1920×1080 / 最高品質



【ファンタシースターオンライン2 EP4】

【Core i7-7700】

1920×1080、左が描画設定3 右が描画設定6

【Core i7-6700】

1920×1080、左が描画設定3 右が描画設定6



【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】

【Core i7-7700】



DirectX 11、最高品質、上から1280×720、1920×1080、3840×2160

【Core i7-6700】



DirectX 11、最高品質、上から1280×720、1920×1080、3840×2160



【CINEBENCH R15】

【Core i7-7700】

【Core i7-6700】



【GTA V】

GTA Vのベンチマークテストを実行してみました。
以下は、フルHD(基本画質&ほぼ最高画質)と、4K(基本画質&ほぼ最高画質)という全4パターンの設定で実行した結果です。

なお、基本画質とはデフォルトの画質設定を指します。

【標準画質】
MSAA x4、リフレクションMSAA x4、異方性フィルタリング x16、その他多くが「高、超高」

【ほぼ最高画質】
出来うる限り上限のグラフィック設定(消費グラフィックメモリが6GBを超えてしまうため、「高度なグラフィック設定」は触らず)


【フルHD&基本画質】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 12.358349 157.003799 125.221542
Pass 1 81.878777 171.326935 126.462906
Pass 2 25.134436 177.494263 119.042290
Pass 3 85.192261 204.207077 142.518311
Pass 4 48.208828 220.318909 132.403275


【フルHD&ほぼ最高画質】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 4.905540 58.637791 41.902042
Pass 1 16.954802 75.895447 33.070034
Pass 2 23.465998 119.210236 42.667431
Pass 3 31.976252 146.986740 47.549824
Pass 4 22.508379 104.541588 41.526985


【4K&基本画質】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 22.299208 82.857086 45.618431
Pass 1 21.310572 133.455795 44.842159
Pass 2 35.018986 163.967453 43.417183
Pass 3 35.365623 161.913422 46.642059
Pass 4 24.805620 254.350021 47.998009


【4K&ほぼ最高画質】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 4.173003 128.153168 15.212117
Pass 1 7.015328 105.466667 14.872217
Pass 2 12.412706 264.790680 18.136017
Pass 3 9.962583 163.009506 18.357561
Pass 4 9.442460 118.160393 15.683556

フルHDの解像度でも、最高画質設定にした場合だとフレームレートがやや抑え気味になるため、最高画質から若干画質を落とすくらいの設定がプレイしやすいと思います。

4Kでのゲームプレイは基本画質でもややカクツキが見られますが、画質を落とせばとりあえずプレイは可能です。



【SteamVR Performance Test】

【Core i7-7700】

SteamVR Performance Testの結果はVRレディ。
VR用途への利用は可能です。


ベンチマークテストのスコアはいずれも高く、フルHDの解像度であれば沢山のゲームを高画質~最高画質で、4K解像度ではゲームによるものの、画質を落とせばプレイは可能でしょう。

あと、第6世代Core i7やGTX 1060(6GB)を搭載したモデルと比較した場合、第7世代のCore i7を搭載したモデルの方が若干ではあるものの、性能は向上しているようです。

製品価格を考えると、コストパフォーマンスは非常に高いです。



消費電力・温度

掲載している GALLERIA XTの消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(3DMark)実行時の消費電力測定結果です。

液晶の消費電力を含まない数値です。

アイドル時 ・・・ 33W
ベンチマーク実行時 ・・・ 178W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

ゲームプレイなどで負荷をかけると消費電力は高くなりやすいですが、高性能な割には消費電力は抑えられていると思います。




次に、筐体内パーツの温度を測定してみました。
以下はアイドル時と、ベンチマーク実行時(3DMarkを20分以上実行)の温度測定結果です。

全体的にやや低めの温度だと思います。

動画のエンコードなど、用途によってはもう少し高温になる可能性もありますので、そういった作業を頻繁に行う場合は、冷却ファンを追加したり、水冷CPUのオプションを選択すると良いかもしれません。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、GALLERIA XTの再起動にかかる時間を測定。
以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:37
2回目 0:30
3回目 0:31
4回目 0:31
5回目 0:31
6回目 0:31
7回目 0:31
8回目 0:31
9回目 0:30
10回目 0:32

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 31秒

GALLERIA XTの再起動にかかる時間はおよそ31秒という結果です。
SSDを搭載しているため、再起動時間は非常に高速です。



GALLERIA XT まとめ

GALLERIA XTのレビューは以上となります。
第7世代のCore i7や、GeForce GTX 1060(6GB)を標準搭載するゲーム向けのデスクトップPCです。

基本構成でも快適にゲームをプレイできる性能を持ち合わせている事に加え、拡張性・冷却性に優れたガレリアオリジナルの「KTケース」を採用しており、ゲーム向けのPCとしてはとても扱いやすい製品です。

柔軟なカスタマイズにより用途に合った構成を組みやすいこと、またメンテナンス性も優れており、製品購入後のユーザーによるパーツの追加や換装等も簡単に行えます。

性能の割に、比較的リーズナブルだという点も魅力です。
記事作成時点ではありますが、キャンペーンにて大容量SSDが無償追加されるというところも、お得感が大きいと思います。

コスパに優れたゲーミングPCが欲しい方、またゲーミングPCを買いたいけれど何を選んだら良いかわからないような方に、本製品はおすすめです。

モデルによっては当日出荷にも対応しており、お急ぎの場合にも対応可能です。