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富士通が販売するノートPC、LIFEBOOK WA2/A3(AHシリーズ)のレビューです。

LIFEBOOK WA2/A3は、15.6型ワイドHD液晶を搭載するノートPC。
量販店などでは LIFEBOOK AHシリーズとして販売されているモデルの、Web限定モデル(カスタムメイドモデル)となります。

特徴としては、インテル第6世代のCore i3からCore i7まで幅広い構成を提供しており、用途にあわせてライト~ハイスペックな構成を選べること、また使いやすいキーボードや光学ドライブを搭載しており、写真・動画の管理やビジネスアプリの利用など、日常作業に幅広く利用できる性能や機能を持ち合わせている点などがあげられます。

これ1台で色々な用途に利用できることに加えて、富士通製PCならではのサポートツールが充実しているため、パソコンの操作に詳しくない方であっても機能を使いこなしやすく、新しいPCの購入を検討している社会人や、PCの購入が初めてという学生の方にもおすすめのノートPCだと言えるでしょう。

今回は、Core i7-6700HQを搭載する「LIFEBOOK WA2/A3」というモデルを使用してみましたので、外観や特徴、使い勝手、性能面などについて詳しくご紹介いたします。

【LIFEBOOK WA2/A3(AHシリーズ) レビュー記事目次】

・製品の特長
LIFEBOOK WA2/A3の主な特長

・LIFEBOOK WA2/A3 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性液晶の見やすさ

・ソフトウェア
サポートツールやマニュアルが充実

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
LIFEBOOK WA2/A3 まとめ



【構成違いのモデルのレビュー記事】

AMD APU搭載! LIFEBOOK WA1/A3(AHシリーズ)のレビュー


LIFEBOOK WA2/A3の主な特長

2017年2月28日現在提供されている、カスタムメイドモデル(Web限定)の LIFEBOOK WA(AH)シリーズには、主に第7世代インテルCPUを搭載する「WA3/B1」、第6世代インテルCPUを搭載する「WA2/A3」「WA2/B1」、そしてAMD APUを搭載する「WA1/A3」の3種がラインアップされています。

今回掲載しているのは、第6世代インテルCore i5、Core i7を搭載する「WA2/A3」にあたるモデルです。

【LIFEBOOK WA(AH)シリーズのラインアップ(2017年2月28日時点)】

WA3/B1 ・・ 第7世代インテルCPU
WA2/A3 ・・ 第6世代インテルCore i5、Core i7 掲載モデル
WA2/B1 ・・ 第6世代インテルCore i3
WA1/A3 ・・ AMD APU (LIFEBOOK WA1/A3のレビュー

第7世代インテルCPUを搭載する「WA3/B1」は、LIFEBOOK WA(AH)シリーズではハイスペックに位置づけられるモデルであり、高性能であることはもちろん、NFCやハイレゾ対応のスピーカーの搭載など、機能面も綬実しているのが特徴。

一方で、今回の「WA2/A3」はベーシックに位置づけられるモデルで、上位シリーズに比べると機能は削られてはいるものの、最大Core i7-6700HQや16GBメモリ、ストレージにはHDDやSSDを選ぶこともできますし、光学ドライブにはスーパーマルチドライブのほか、ブルーレイディスクドライブの選択も可能となるなど、ライト~ハイスペックな構成も選べます。


以下、LIFEBOOK WA2/A3の主な特長です。

・15.6型ワイドHD(1366×768)光沢液晶を採用
・使いやすいキーボードや、ATOKを採用
・最大Core i7-6700HQや16GBメモリ、ストレージにはHDDやSSDを選べる
・光学ドライブ標準搭載、ブルーレイドライブも選べる
・サポート系のツールやマニュアルが充実
・マカフィーリブセーフ 3年版を標準搭載
・3年保証(標準保証を合計3年間に延長)が標準

15.6型ワイドHDの光沢液晶を搭載しています。
先にも述べたようにベーシックノートではあるものの、ハイスペックな構成も選べます。

サポートツールやマニュアルが充実していることはもとより、利用者の多いATOKを採用するなど、幅広いユーザーに使いやすい15.6型ノートだといえるでしょう。

マカフィーリブセーフ 3年版の標準搭載や、3年保証の標準付属も大きな魅力です。



LIFEBOOK WA2/A3 筺体外観・インターフェース

LIFEBOOK WA2/A3の筐体外観をチェックします。

本モデルは筺体カラーにシャイニーブラック、もしくはアーバンホワイトを選べるようになっており、今回掲載しているのはシャイニーブラックの筐体。

漆黒のボディに艶々とした光沢感が映える、シンプルながら美しいデザインの筐体です





天板の様子。
ブラックカラーのパネルの中央に、鏡面仕上げを施した富士通のロゴが配置されています。




背面、正面から見た筐体の様子。
最近は15.6型サイズのノートPCでも、スリムボディを持つ製品が少なくはないですが、本製品はやや薄くはあるもののスリムというほどではありません。

ですが、スッとした印象でシルエットが美しいです。
光学ドライブやLAN端子の搭載など、機能豊富である点も○。



ディスプレイには、15.6型ワイドHDの光沢液晶を搭載。
本製品で選べる液晶はこれのみとなります。




液晶上のベゼルにはHD Webカメラを内蔵


液晶下部にはFujitsuのロゴをプリント



ディスプレイの最大開閉角度は135度前後。
液晶面の角度調整は普通にしやすいです。




筐体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面です。
LAN端子、HDMI出力端子、USB3.0が3基並んでいます。

3基あるUSB端子のうち1基は、電源オフ時のUSB充電に対応しています。




右側面にはマイク入力とヘッドフォン出力の兼用端子、USB2.0、光学ドライブ、電源コネクターが並びます。





正面側の様子です。
端の方にインジケーターランプが並び、その下部にSDメモリーカードが設置されています。




背面には何もありません。


USBは全4基、HDMIやLAN、光学ドライブを搭載するなど、必要にして充分な機能が備わっています。大抵の用途や環境に対応できる内容です。




筐体底面の様子です。
写真は上が筐体背面側、下が正面側。

背面側にはバッテリを搭載したスロットが、その手前に、開閉できそうなカバーがいくつか配置されているのが見えます。



左側に見える小さなカバーの内部にはHDDベイ、右側の小さなカバ―の内部にはメモリスロットが内蔵されています。

内部のパーツにアクセスしやすい構造であるというのは、あとあと便利そうですね。




バッテリは取り外しが可能。

49Whの内蔵バッテリパックが装着されていました。
Core i3のモデルを選んだ場合、45Whのバッテリパックが装着されるようです。




PC本体と、付属の電源アダプターやケーブル


電源アダプターは19V、3.42Aで65W。



キーボードの操作性

LIFEBOOK WA2/A3に搭載されている、キーボードの操作性をチェックします。





右側に4列のテンキーを搭載する、アイソレーションタイプの日本語キーボードです。

主要なキーのピッチは約18.4mm、キーストロークは約1.7mmとまずまず深さがあり、打ちやすいと感じます。打鍵時のキーボード底面のたわみなども、殆ど感じられません。

加えてキーボード面が、前後にかけて僅かに傾斜するようなスタイルとなっており、自然な姿勢でのタイピング可能です。

特に変わった配列や機能は見られず、使いやすいキーボードだと思います。
ATOKの標準採用も、多くのユーザーにとって魅力が大きいです。

なお、F11キーには「ECO」と呼ばれる機能が割り当てられており、省電力モードと通常モードとの切り替えが行えます。




テンキー付近には余裕のあるキー配置が採用されており、とても打ちやすい

キートップの形状は平ら。
ややザラツキのある素材が用いられており、指紋汚れなどが目立ちません。

キーボードの上部には「My Cloud」、「MENU」、「SUPPORT」ボタンを搭載。
各ボタンに割り当てられているソフトウェアを起動できます。

ワンタッチボタンの設定と呼ばれるツールを利用すれば、ボタンに割り当てるソフトウェアの内容を変更することも可能です。




ワンタッチボタンの設定 キーボードの上部のボタンの機能を変更できる



ディスプレイとPC本体の境にあたる部分に、スピーカーを内蔵しています。
プリインストールされているWaves MaxxAudioのユーティリティを使用し、サウンドのカスタマイズが可能です。




Waves MaxxAudioのサウンドユーティリティを搭載




分離型のボタンを採用するタッチパッド(フラットポイント)です。
ボタンが独立しており、クリックなどがしやすいです。

個人的に、このタイプのタッチパッドがもっとも使いやすいと感じます。



Alpsのタッチパッドドライバーが搭載されていました。
タスクトレイなどからアクセスできるユーティリティより、タッチ感度やジェスチャーの設定などを行えます。



液晶の見やすさ

LIFEBOOK WA2/A3に搭載されている、液晶の見やすさをチェックします。




15.6型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶です。
本製品で選べるのはこの液晶のみとなります。

アイコンや文字のサイズが大きく、細かい文字をよむのが苦手という方にも見やすい液晶です。

光沢感があるため、外光が差し込むような明るい場所だと画面の内容がやや見辛くなりますが、屋内での利用なら問題はないでしょう。





視野角は狭いです。
真正面からの閲覧は問題ありませんが、斜めから見ると、画面全体の色が白っぽく変化してしまいます。

複数人での閲覧には適しませんが、1人で利用する場合には真正面から画面を閲覧することが殆どでしょうから、作業には影響ありません。



サポートツールやマニュアルが充実

LIFEBOOK WA2/A3には、ユーザーのPC利用をサポートする様々なツールが搭載されており、PCの操作に不慣れなユーザーであっても、必要な設定を簡単に行ったり、機能を使いこなすことができるようになっています。

例えば、PCを乗り換える際の各種設定やデータの移行、初めに行うべき設定、また各種プログラムやOSのアップデート、データのバックアップなどが、ソフトウェアの画面に表示されている指示に従うだけで簡単に行えます。




富士通アドバイザー

サポートやサービス情報、マニュアル、アップデートなど様々な情報を参照できるツールです。
他にも多くのサポートツールが搭載されており、初心者であっても、安心してPCを利用できますね。




もちろん、サポート系のツール以外にも、数多くの便利なソフトウェアがプリインストールされており、例えば写真や動画を取り込んで管理や編集をおこなうためのソフトや、ハガキ作成ソフトなども搭載。

PCの操作に詳しくない場合だと、写真や動画の取り込み方すらわからないという方もおられると思いますが、そういった操作を簡単に行えるツールも搭載されています。

ビジネス作業を行いたいという場合には、カスタマイズでMicrosoft製のオフィスも搭載できますし、セキュリティソフトに関しては、3年版が予めプリインストールされているため、セキュリティに疎い方の利用も安心です。


マカフィーリブセーフ3年版がプリインストールされている

このマカフィーリブセーフは、購入した本PCでの利用はもちろんですが、その他のPCやスマートフォンなどにもインストール出来るタイプのソフトです。

3年版がプリインストールされているというのは、とてもお得だと思います。



LIFEBOOK WA2/A3 構成内容とその特徴について

掲載しているLIFEBOOK WA2/A3の構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】






【LIFEBOOK WA2/A3 の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-6700HQ(2.60GHz~3.50GHz)
ディスプレイ   15.6型ワイドHD(1366×768)、光沢
グラフィックス   インテル HD グラフィックス 530
メモリ   16GB(8GB×2/DDR4 SDRAM PC4-17000/2スロット)
ストレージ   256GB SSD(SATA/Samsung製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
無線機能   IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.1
バッテリ   リチウムイオンバッテリ49Wh、約5.7時間
サイズ   378.0×255.9×25.4~30.0mm(幅×奥行×高さ/mm)
重量   約2.4kg
カラー   シャイニーブラック
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ 3年版、Microsoft Office Home and Buisiness2016
標準保証   3年保証(標準保証を合計3年間に延長)

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年02月28日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home 64bit、15.6型ワイドHDの光沢液晶、Core i7-6700HQ、16GBメモリ、256GB SSD、DVDスーパーマルチドライブ、ac対応無線LANなどを搭載するモデルです。

今回のインテルCPUを搭載するモデルには、大きく分けてCore i3-6100U、Core i5-6300HQ、Core i7-6700HQを搭載する構成がラインアップされており、掲載しているモデルは、ほぼ最上位の構成を持つモデルだと考えて良いでしょう。

量販店向けに提供されているカタログモデルとは異なり、Web限定のカスタムメイドモデルは、目的や予算に合わせてPCの構成を柔軟に変更できる点がメリットです。

性能は、選ぶ構成によって大きく変わりますが、掲載モデルに関しては、16GBのメモリや256GB SSDを搭載するなど、使わずとも使い勝手が良いであろうことが想像できる構成です。

複雑な処理を行うのでなければ写真や動画編集などにも利用できますし、軽いゲームができるくらいのパワーは持ち合わせています。

セキュリティソフトのマカフィー リブセーフ 3年版が標準で付属していること、また3年保証が無償で付属しているところなども、PCを長く利用したい方には魅力が大きいです。


以下、LIFEBOOK WA2/A3(Core i5、Core i7)、WA2/B1(Core i3)で提供されている主な構成内容の一覧です。

この15.6型のLIFEBOOK AHシリーズには、インテルCPUを搭載する今回のモデルのほか、AMD APUを搭載する構成(WA1/A3)も存在するのですが、ややこしくなってしまうため、AMD APU搭載モデルについては後の記事でご紹介いたします。(LIFEBOOK WA1/A3(AHシリーズ)のレビュー

なお、時期によって提供される構成は変わる可能性があるため、正確な情報については公式サイトにてご確認ください。

LIFEBOOK WA2/A3 LIFEBOOK WA2/B1
OS Windows 10 Home (64bit)
液晶 15.6型ワイドHD(1366×768)、光沢
CPU Core i7-6700HQ
(4コア/2.60GHz~3.50GHz)
Core i5-6300HQ
(4コア/2.30GHz~3.20GHz)
Core i3-6100U
(2コア/2.30GHz)
メモリ 4GB、8GB、16GB(DDR4 SDRAM PC4-17000/2スロット)
グラフィックス Intel HD Graphics 530 Intel HD Graphics 520
ストレージ 500GB HDD(5,400rpm)
1TB HDD(5,400rpm)
1TB ハイブリッドHDD(5,400rpm/NAND型フラッシュメモリ)
256GB SSD
光学ドライブ スーパーマルチドライブ
BDXL対応 Blu-ray Discドライブ
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.1
カラー シャイニーブラック
アーバンホワイト
シャイニーブラック
プレミアムホワイト
サイズ(幅×奥行×高さ) 378.0×255.9×25.4~30.0mm 378.0×256×24.7~26.4mm
重さ 約2.4kg 約2.3Kg
バッテリ容量 49Wh 45Wh


インテルCPUを搭載するモデルに関しては、最小構成のCore i3-6100U搭載モデルのみ、Core i5やCore i7搭載のモデルと比較して選べる色がやや異なる事、また内蔵バッテリパックの容量も若干小さく、筐体がわずかに薄いという違いがあります。

が、性能以外に大差はないと考えても良いでしょう。



搭載されているストレージの詳細を確認します。


SSDの仕様


ストレージの内訳

ストレージにはSamsung製の「MZ7LN256HCHP-00000(PM871シリーズ)」という256GB SSDが搭載されていました。

本モデルで提供されている中では、唯一のSSDです。
他、500GB HDD(5,400rpm)や1TB HDD(5,400rpm)、1TB ハイブリッドHDD(5,400rpm)の選択が可能です。

容量が必要だというのならばHDDの選択も視野に入れた方が良いかもしれませんが、サクサクとした使い勝手にこだわるのなら、SSDの選択がベストでしょう。



ベンチマークテストの結果

以下、LIFEBOOK WA2/A3で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(標準品質)、1280×720(最高品質)/ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】


1280×720(DirectX 9/標準品質(ノートPC))


【Minecraft】



画質をあげても快適に動作(MODなし)


【CINEBENCH R15】


CPU内蔵グラフィックスを利用するシンプルな構成のモデルですが、さすが上位モデルだけあってパフォーマンスは高いです。

軽いゲーム程度ならプレイできるパワーを持ち合わせています。複雑な処理を行うのでなければ、写真や動画編集などにも利用できるでしょう。

ネットや動画閲覧、オフィスなどのビジネスアプリの利用など、軽い用途にしかPCを利用しないという方には、Core i3やCore i5の構成でも十分だと思います。



消費電力・温度

LIFEBOOK WA2/A3のアイドル時、ベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力を測定。
画面の輝度は50%に設定した上で測定しています。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 8W
ベンチマーク実行時 ・・・ 43W

※実際の値は若干上下します

15.6型ノートとしては低消費電力です。




アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度を測定してみました。

高負荷時のCPU温度は80度弱。
やや高め~標準範囲内の温度です。




高負荷な状態が続いた場合の、キーボード表面温度を測定してみました。

キーボード左側が少し温かいと感じる程度の温度です。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

LIFEBOOK WA2/A3の再起動時間を測定してみました。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 0:46
2回目 0:45
3回目 0:43
4回目 0:43
5回目 0:42
6回目 0:43
7回目 0:42
8回目 0:43
9回目 0:43
10回目 0:44

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 43秒

LIFEBOOK WA2/A3の再起動時間は およそ43秒。
SSDを搭載しているため、とても高速です。



バッテリ駆動時間

bbenchを使用し、LIFEBOOK WA2/A3のバッテリ駆動時間を測定。

設定はストロークの実行が10秒毎、無線LANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から4%に減少するまでの時間は29605秒。
約8.2(8.22361111…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

あくまでも、ライトな作業時のバッテリ駆動時間ではありますが、15.6型ノートにしてはバッテリは持つ方だと思います。

これだけ持てば、電源のない場所でも作業がしやすいです。



なお、本製品にはバッテリーユーティリティと呼ばれるツールがプリインストールされており、バッテリの情報を参照したり、バッテリの充電設定などを行うことができるようになっています。


バッテリーユーティリティ


充電モードの設定などが行える

バッテリーをフル充電したくない方は、バッテリーユーティリティの「充電モードの設定」より、80%充電モードを選んでおくと良いでしょう。



LIFEBOOK WA2/A3 まとめ

15.6型HDの大画面液晶や光学ドライブの標準搭載など、基本機能を備えたノートPCです。

下は第6世代のCore i3から、上はCore i5やCore i7など提供されている構成の幅が広く、ネットや動画閲覧、ビジネスアプリの利用といったライトな用途から、やや負荷のかかる写真や動画を扱うような用途まで対応できるなど、幅広いユーザーに向いています。

サポートツールやマニュアルが充実しており、PCの操作に不慣れな方にもわかりやすいこと、またATOKの採用など使いやすい工夫が各所に凝らされており、ユーザーに優しいノートPCです。

マカフィーリブセーフ 3年版を標準搭載している点や、3年保証が無償で付属している点なども、PCを長く使いたい方には嬉しい要素だと思います。

単純に、日常用途に使える15.6型ノートをお探しの方はもちろん、新生活用のPCや、PCの購入が初めての方などにもおすすめできる製品だといえるでしょう。

上位モデル(WA3/B1)のように、ハイレゾ対応のスピーカーやNFC機能の搭載はないものの、必要にして十分な機能が備わっており、様々な場面で活躍してくれるはずです。

内容の割に、比較的価格がお手頃なところも魅力が大きいですね。