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デルが販売するデスクトップPC、Inspiron 22 3000(3264)のレビューです。

Inspiron 22 3000(3264)は、21.5型フルHDの液晶を搭載するオールインワンPC。

CPUに第7世代のCoreプロセッサを搭載する製品で、液晶にはタッチありと非光沢のパネルをラインアップ。HDMI入力端子が備わっており、モニターとしても利用できる便利な製品です。

これ1台でエンターテインメントはもちろんですが、非光沢パネルを選べばビジネスにも利用しやすいなど、様々なユーザーにおすすめの一体型マシンです。

今回は、ホワイトカラーの「Inspiron 22 3000スタンダード・ホワイト」というモデルを利用してみましたので、その外観や性能、使用感などについて詳しくご紹介いたします。

【Inspiron 22 3000(3264) レビュー記事目次】

・製品の特長
Inspiron 22 3000(3264)の主な特長

・Inspiron 22 3000(3264) 筺体外観や操作性をチェック
イーゼル型スタンドを搭載外観・インターフェース液晶の見やすさ付属のキーボードやマウス

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間

・製品のまとめ
Inspiron 22 3000(3264) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 22 3000(3264)の主な特長

以下、Inspiron 22 3000(3264)の主な特長です。
構成内容は変更となる可能性があるため、参考程度にご覧ください。

・21.5型フルHDの非光沢パネル、もしくはタッチパネルを提供
・CPUには第7世代のCore i3、Core i5を搭載
・HDMI入力端子を搭載
・光学ドライブ標準搭載
・Waves MaxxAudio対応のスピーカーを内蔵
・ホワイトとブラックカラーのモデルを提供

21.5型フルHD液晶を採用するオールインワンPCです。
非光沢パネルとタッチパネルを搭載したモデルが提供されており、用途によって選び分けできます。

CPUには、モバイル向けのCore i3-7100Uや Core i5-7200Uを提供。外部GPUなどは搭載しないため、ゲームで遊んだりするのには向きませんが、映画鑑賞や簡単な写真編集、ストリーミングサービスの利用などには十分な性能です。

HDMI入力端子を搭載しており、モニターとしても利用できる点が便利ですね。ゲーム機を繋いで遊ぶなど、一気に用途が広がります。

ワイヤレスキーボードやマウスが標準付属していること、またスタイリッシュな外観であるため、リビングなどに設置するのにも適しています。



イーゼル型のスタンドを搭載

Inspiron 22 3000(3264)の背面には、イーゼル型のスタンドが搭載されています。

付属の説明書によると、ペデスタルスタンドを搭載するInspiron 22 3000(3264)も存在するようですが、現時点ではイーゼル型以外のスタンドの選択肢はないようです。



おおよそ12.5°~45°まで液晶面を傾けることができます。




液晶面を大きく傾けられる

今回、タッチなしの非光沢パネルのモデルを掲載していますが、Inspiron 22 3000(3264)ではタッチパネルを搭載したモデルも選べます。

液晶を大きく傾けられる構造は、特にタッチ操作でアプリなどを利用する場合に使いやすいのではないでしょうか。



Inspiron 22 3000(3264) 筺体外観・インターフェース

Inspiron 22 3000(3264)の筐体外観をチェックします。

イーゼル型のスタンドを採用し、そのスタンドとディスプレイ底面で筐体を支えるタイプのオールインワンPCです。ホワイトとブラックのカラーバリエーションを提供しており、掲載しているのはホワイトカラーのモデル。

スタンドの構造的に、ディスプレイのスイーベル(首振り)や高さ調整機能などはありませんが、液晶の位置が低い構造は個人的に好みです。



正面側から見た筐体全体の様子。
21.5型フルHDの非光沢パネルを搭載しています。

ほか、21.5型フルHDのタッチパネルも選べます。



ディスプレイの下部には、Waves MaxxAudio Pro対応のステレオスピーカーを内蔵。
プリインストールされているユーティリティを使用し、サウンドの細かな調整を行えます。




Waves MaxxAudio Proのサウンドユーティリティ 再生や録音などサウンドに関する様々な設定を行えます




液晶上部のベゼルにはHD 720p 対応のWebカメラと、その隣にデュアルデジタルマイクを内蔵


液晶下部、スピーカーの上部には鏡面仕上げによるDELLのロゴを配置




筐体左右のインターフェースをチェックします。

筺体右側面には、上から光学ドライブ、輝度調整ボタン、ディスプレイのオンオフボタン、電源ボタンが並びます。

左側面には4-in-1 メディアカードリーダー、USB3.0×2基、マイク入力とヘッドフォン出力のコンボジャックが搭載されています。

光学ドライブは、掲載製品にはDVDスーパーマルチドライブが搭載されていますが、ブルーレイディスクドライブを搭載するモデルも選べます。



背面全体の様子です。
なだらかな流線型のフォルムに、清潔感あるホワイトカラーが映えます。




背面にはシルバーカラ―のDELLのロゴを配置



スタンドの右側には電源コネクター、ライン出力、LAN(10/100)、USB2.0×2基、HDMI入力といった端子が並びます。

特に最新のインターフェースを備えているわけではありませんが、HDMI入力を搭載しているという点に、惹かれる方は多いのではないでしょうか。



スタンドの中央に、電源ケーブルなどを通すことができるホールが設けられています。



背面上部付近、見えにくい位置に排気口を配置。



付属の電源アダプターやケーブル。




19.5V、3.34Aの 65W電源アダプターです。

製品ページには、外部GPUを搭載する構成には90Wの電源アダプターが付属するとの記載がありますが、記事作成時点では、外部GPUを搭載する構成は存在しません。

後に追加される可能性はあります。(追加されない可能性も)



液晶の見やすさ

Inspiron 22 3000(3264)に搭載されている、液晶の見やすさをチェックします。




21.5型フルHD(1920×1080)のIPS非光沢パネルを搭載しています。
画面サイズが大きいため、表示されるコンテンツが大きく見やすいです。また、明るく色鮮やかな液晶だと感じます。

IPS方式のパネルであるため、液晶面を斜めに大きく傾けても画面の色が変わってしまうこともなく、また光の反射なども気になりにくく見やすいです。

本製品では、他にIPSのタッチパネルを搭載したモデルも選べます。



最大輝度に設定したInspiron 22 3000(3264)を、外光の入る明るい場所に設置してみましたが、それほど見づらくなることもなく、普通に操作が行えます。





視野角は広いです。
複数人で画面を閲覧するような用途にも向いています。



ワイヤレスキーボード&マウスが付属

Inspiron 22 3000(3264)には、「KM636」という名称のデル製ワイヤレスキーボード&マウスが付属しています。

筐体と同色のキーボード&マウスです。
ブラックカラーのモデルを選択した場合、ブラックカラーのキーボードやマウスが付属します。

ワイヤレスタイプのデバイスだと、机の上にケーブルが散らかりませんし、やや離れたところからでも操作ができるため便利です。



デルのワイヤレスキーボードと ワイヤレスマウス。
PC本体のUSBにレシーバーを装着し、接続するタイプのデバイスです。





特に変わった機能はない、テンキー付きの日本語キーボードです。
ストロークがやや深くキートップの形状も工夫されているため、タイピングしやすいです。



キートップは僅かに湾曲する形状を採用。
キーストロークも深く、文字入力が快適に行えます。



キーボード底面。
電池を入れるスロットが備わっています。



設置時、キーボード面が傾斜するような構造が取り入れられています。




ワイヤレスマウス。
全体に石のようなマットな質感の素材が使われており、指紋汚れが目立ちません。

サイズも大きすぎず小さすぎずで、持ちやすいです。



Inspiron 22 3000(3264) 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 22 3000(3264)の構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】





【Inspiron 22 3000 スタンダード・ホワイト の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i3-7100U(2.40GHz)
ディスプレイ   21.5型フルHD(1920×1080)、非光沢、IPS
グラフィックス   インテル HD グラフィックス620
メモリ   4GB(DDR4 2400MHz)
ストレージ   1TB HDD(7200rpm/東芝製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
無線機能   Intel Dual Band Wireless-AC 3165(2.4&5GHz、1×1)、Bluetooth4.2(4.0との記載もあり、どちらが正しいかは不明)
電源   65W ACアダプター
サイズ   526.2×34.2×347(幅×奥行き×高さ/mm/タッチ非対応)
重量   不明
カラー   ホワイト
キーボード&マウス   Dell KM636(ワイヤレスキーボード&マウス)
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年02月14日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、21.5型フルHD非光沢液晶、Core i3-7100U、4GBメモリ、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する、「Inspiron 22 3000 スタンダード・ホワイト」という名称のモデルです。

CPUには第7世代のCore i3-7100Uを搭載し、4GBメモリを搭載するなどややライトな用途向けの構成で、上位モデルには、Core i5-7200Uや 8GBメモリを搭載したモデルも提供されています。

また液晶は非光沢のほか、タッチパネルを搭載したモデルも選択可能です。

記事作成時点では、ストレージの選択肢はHDDのみとなりますが、容量が1TBと大きい点は、写真や動画などサイズの大きいデータを扱う方には便利だと思います。

パワーが必要な用途には向きませんが、価格も手ごろで、気軽な用途向けのオールインワンPCとしては適当な製品ですね。HDMI入力を搭載しており、モニターとして使える所も魅力です。


以下、2017年2月14日時点で提供されている Inspiron 22 3000(3264)の構成内容です。

あくまでもバリエーションを掲載しているだけであり、以下のパーツを自由に組み合わせられるというものではありません。また、提供される構成内容が変更となる可能性もあります。

OS Windows 10 Pro 64ビット 日本語
Windows 10 Home 64ビット 日本語
液晶 21.5型フルHD(1920×1080)、非光沢、IPS
21.5型フルHD(1920×1080)、タッチパネル
CPU Core i3-7100U(2.40GHz)
Core i5-7200U(2.50GHz~3.10GHz)
メモリ 4GB(DDR4 2400MHz)
8GB(DDR4 2400MHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
ストレージ 1TB HDD(7200rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ブルーレイディスクドライブ
無線LAN Dell Wireless 802.11ac(2.4&5GHz、1×1)、Bluetooth4.0(or 4.2)
カラー ホワイト
ブラック
サイズ 526.2×34.2×347(幅×奥行き×高さ/mm/タッチ非対応)
526.2×34.2×33.1(幅×奥行き×高さ/mm/タッチ対応)



掲載モデルのストレージの詳細をチェックします。


SSDの仕様


ストレージの内訳

ストレージには、東芝製の「MQ01ABD100」という1TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

2.5インチのディスクで、性能はHDDとしては普通。
遅くはありませんが、高速でもありません。

記事作成時点では、本製品で提供されているストレージはこの1TB HDDのみ。

SSDを使い慣れている方には、やや動作が緩慢に感じられる場面もあるかもしれませんが、容量が1TBと大きい点は便利です。データの保存や、アプリのインストールには困らないと思います。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているInspiron 22 3000 スタンダード・ホワイトで実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】



上からSky Diver、Fire Strikeの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(標準品質)、1920×1080(標準品質)/ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】


上から1280×720(DirectX 9/標準品質(デスクトップPC))


【Minecraft】



デフォルトの画質設定で快適に動作


【CINEBENCH R15】


マインクラフト程度の軽いゲームなら、快適に動作するグラフィック性能です。

ストレージがHDDであるため、アプリ起動時に少し待たされる感はあるものの、インターネットのWebページや動画を閲覧したり、ストリーミングサービスを利用したコンテンツの視聴、オフィスのようなビジネスアプリの利用、写真編集なども簡単な処理であれば問題なく行えます。

重めの作業が多い方は、上位のCore i5搭載モデルをご選択ください。


消費電力・温度

Inspiron 22 3000(3264)のアイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定した状態です。(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 23W
ベンチマーク実行時 ・・・ 41W

※実際の値は若干上下します

21.5型の液晶を搭載するPCにしては、低消費電力です。




Speccyを用い、アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度を測定してみました。


アイドル時のCPU温度


高負荷時のCPU温度

高負荷時のCPU温度は、65度前後。
標準的な温度だと思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

Inspiron 22 3000(3264)の再起動時間を測定してみました。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 2:07
2回目 1:51
3回目 1:44
4回目 2:52
5回目 2:54
6回目 1:36
7回目 1:48
8回目 2:02

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 2分6秒

Inspiron 22 3000(3264)の再起動時間は およそ2分6秒。
測定データにはムラがあり、速くて1分半強、遅いと3分近くかかる事もありました。OSのアップデートは済ませた上で測定しており、原因は不明です。

いずれにせよ、起動やシャットダウンにはそこそこの時間がかかるようです。HDDを搭載するPCとしては、標準~やや遅い位の速度です。



Inspiron 22 3000(3264) まとめ

非光沢パネル、タッチパネルを選べる21.5型フルHDのオールインワンPCです。

第7世代のモバイル向け Core i3や Core i5を搭載するモデルをラインアップし、ストリーミングサービスの利用や映画観賞、簡単な写真・動画編集、ビジネス系のアプリケーションの利用に十分なパワーを提供します。

大画面液晶にスピーカーの内蔵など、本製品1つで様々な用途に利用できるという点が便利ですね。

無線LANは内蔵されていますし、キーボードやマウスもワイヤレスタイプであるため、ケーブルでPC周辺がごちゃ付いたりすることもなく、設置場所を選ばないところも本製品の魅力でしょう。

光学ドライブを標準で搭載しているため、大切な写真や動画などを外部メディアヘバックアップすることもできますし、HDMI入力端子が搭載されているため、PCではなくモニターとしても利用できます。

例えば、リビングに設置しておいて家族皆でストリーミングサービスを楽しんだり、本製品自体はゲームには向かないPCですが、家庭用のゲーム機などをつなげればゲームで遊ぶこともできます。

価格もお手頃であり、普段使いのPCが欲しい、家族で利用できるPCが欲しい、自宅でのビジネス作業用のPCが欲しいという方にはうってつけのオールインワンPCだといえるでしょう。

なお、割引クーポンが利用できる場合があるため、製品購入時は必ずクーポンの有無を確認しましょう。利用できるクーポンがある場合は、製品ページに記載されています。