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デルが販売するノートPC、Inspiron 15 5000(5567)のレビューです。

Inspiron 15 5000(5567)は、15.6型フルHDの非光沢、もしくはタッチパネルを搭載するノートPC。

インテルの第7世代Coreプロセッサを採用し、Radeon R7 M445の構成も提供するなど、比較的高いパフォーマンスを持つ製品です。

といってもゲームに向くようなパワーは持ち合わせていませんが、ライトなゲームのプレイや複雑ではない写真や動画編集など、比較的負荷の高い用途にも向いています。

2017年2月13日現在、15,000円相当のAdobe動画像編集ソフト(Adobe Photoshop Elements & Premiere Elements 15)が無料で選択できるというお得なキャンペーンが実施されており、これから写真や動画編集に挑戦したいというユーザーには特におすすめの製品です。

今回は、非光沢液晶やRadeon R7 M445、SSDを搭載する「Inspiron 15 5000 プレミアム・フルHD・SSD」というモデルを利用してみましたので、その外観や性能、使用感について詳しくご紹介いたします。


なお、この Inspiron 15 5000(5567)については、以前にタッチパネルやHDDを搭載したモデルのレビューを掲載しています。

構成違いのモデルのレビューをご覧になりたい方は、以前に掲載したInspiron 15 5000(5567/ネイビー)のレビューもあわせてご覧下さい。

【Inspiron 15 5000(5567) レビュー記事目次】

・製品の特長
Inspiron 15 5000(5567)の主な特長

・Inspiron 15 5000(5567) 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性液晶の見やすさ重量

・Radeon R7 M445搭載モデルの構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
Inspiron 15 5000(5567) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 15 5000(5567)の主な特長

以下、Inspiron 15 5000(5567)の主な特長です。
構成内容は変更となる可能性があります。

・15.6型フルHDの非光沢パネル、タッチパネルを提供
・第7世代のCore i5-7200U、Core i7-7500U搭載モデルを提供
・Radeon R7 M445搭載モデルあり
・光学ドライブ標準搭載
・Windows Hello対応の IRカメラを搭載したモデルも選べる
・ホワイト、ブラック、ネイビー、グレー、レッドのボディカラーを提供

15.6型フルHD液晶を搭載するノートPCです。
非光沢パネル、タッチパネルを搭載したモデルをラインアップしており、用途にあった液晶を選べます。

PCの用途により、液晶の仕様がどうであるかは大きく好みが分かれるところですから、種類を選べるようになっているのは良いと思います。

構成については、CPUには第7世代のCore i5やi7を、また外部GPUを搭載したモデルも提供するなど、比較的ハイパフォーマンス。

下位モデルであっても高性能だと思われますが、上位モデルでは、軽めのゲームプレイや写真・動画編集を行えるくらいのパワーはあるでしょう。

キーボードはテンキー付き、また光学ドライブを標準搭載するなど、多くのユーザーに利用しやすいノートPCです。

カラーを選べる点も、デザインにこだわりたい方には魅力の大きい要素だと思います。以前は4色のカラーバリエーションでしたが、新たにカラーが追加されたようです。



Inspiron 15 5000(5567) 筺体外観・インターフェース

Inspiron 15 5000(5567)の筐体外観をチェックします。

ホワイト、ブラック、グレー、ネイビー、レッドの5色からボディカラーを選べるという、カラーバリエーション豊富な製品です。

今回、ホワイトカラーのボディを採用したモデルを掲載しています。
艶感ある真っ白なパネルと、やや丸みを帯びたフォルムが美しいモデルです。

15.6型サイズのノートにしてはややスリム・軽量に設計されており、PCを様々な場所で利用したい場合にも扱いやすいです。




天板の様子。
ペタッとした感じのホワイトではなく、非常に微細なラメが混じったような光沢感を持つ、奥行きのあるホワイトカラーです。




中央にはシルバーカラーのDELLのロゴ



背面から見た筐体全体の様子。
角に丸味を持たせた、柔らかい雰囲気のデザインを採用しています。




ディスプレイには、15.6型フルHDの非光沢パネルを採用。
非光沢パネルの他、フルHDのタッチパネルも選べます。




液晶上には HD(720p)対応のWebカメラと、デュアル・デジタルマイクを内蔵

タッチパネルを搭載したモデルには、Windows Hello対応のIRカメラが内蔵されます。




液晶下にはDELLの小さなロゴ



液晶の最大開閉角度は約135~140度。
他のノートPCと大差はありませんが、やや大きく開く方だと思います。

液晶面の角度調整がしやすいです。




筐体側面のインターフェースを確認します。

左側面の様子。
電源コネクター、LAN(10/100 RJ45)、HDMI 1.4a、USB3.0×2、ヘッドフォン出力&マイク入力のコンボジャックが並びます。

LAN端子は、下部のカバーを押し下げてケーブルを装着するタイプのLANです。




右側面。
メディアカードリーダー、USB2.0、光学ドライブ、セキュリティケーブル用のロックスロットが搭載されています。

光学ドライブは、掲載製品にはDVDスーパーマルチドライブが搭載されていますが、ブルーレイディスクドライブを搭載したモデルも提供されています。




筐体正面側には、中央に電源のインジケーターランプが、背面には何も見当たりません。


最新のインターフェースなどはないものの、USBは全3基、映像出力はHDMI、カードリーダーやLAN端子などひととおり必要なものが備わっており、家庭で利用するノートPCとしては十分な内容だと思います。





ディスプレイとキーボードの間、見えない部分に排気口が設けられている

底面の様子。
写真は上が筐体正面側、下が背面側となります。

一枚板の見た目にすっきりとした構造です。
バッテリは内蔵されており、取り外しはできません。




底面中央にはinspironをかたどったロゴ



底面カバーの端の方、正面寄りの位置にWaves MaxxAudio Pro対応のチューニングスピーカーを内蔵。
付属のユーティリティにて、サウンドの詳細なカスタマイズが行えます。




Waves MaxxAudio Pro対応のサウンドユーティリティ




PC本体と付属の電源アダプター&ケーブル


19.5V、3.34Aの65W電源アダプターが付属していました。

本製品にはCPU内蔵グラフィックスの構成と、外部グラフィックスを搭載する構成が提供されており、CPU内蔵グラフィックスオンリーのモデルには45W電源が、外部グラフィックスを搭載するモデルには65Wの電源アダプターが付属します。



キーボードの操作性

Inspiron 15 5000(5567)に搭載されている、キーボードの操作性をチェックします。





やや丸みのあるキーを採用する、テンキー付きの日本語キーボードです。

特に変わった配列や機能の搭載はありませんが、特殊な形状の Backspaceや Enterキーを採用しており、慣れないと最初のうちは使いづらいと感じるかもしれません。

とはいっても、しばらく利用しているうちに慣れると思います。
特殊なキーの形状にさえ慣れてしまえば、タイピングは普通にしやすいです。

強くキーを押すと、キーボード中央がやや撓む感じはあるものの、使いづらいと感じるほどのものではありません。



Windowsモビリティセンターより、ファンクションキーの動作変更が行えます。

輝度や音量の調整など、マルチメディア機能をファンクションキーのデフォルトの動作にしたり、全角半角の切り替えやページの更新といった、ファンクションキー本来の機能をデフォルトの動作に設定できます。




キートップは平らな形状 ややざらついた感じのマットな素材が用いられており、指紋痕が目立ちにくい


パームレストにはヘアライン調のデザインが用いられており、高級感がある

ボタン一体型のタッチパッドです。
テンキーが右側にあるため、キーボードのホームポジションに合わせて左寄りの配置が採用されています。

パッドの面積は大きくクリックボタンも適度な柔らかさで、ボタン一体型のパッドにしては使いやすいタッチパッドだと思います。



液晶のみやすさ

Inspiron 15 5000(5567)に搭載されている、液晶の見やすさをチェックします。




15.6ワイドフルHD(1920×1080)の非光沢パネルを搭載しています。
初期時の画面のスケーリング設定は125%。ややコンテンツが大きめに表示される設定となっていました。

今回の液晶は、表示されている色が全体的にやや浅い感じはするものの、光沢感が少なく作業がしやすい液晶だと思います。

本製品では上記のパネルの他、フルHDのタッチパネルを搭載したモデルも選択できます。





視野角は狭いです。
画面を斜めから見ると色が大きく変化してしまいます。

複数人での閲覧には適さない液晶です。
1人で利用する場合は、真正面から画面を閲覧しながら作業を行う方が殆どでしょうから、特に問題はないと思います。



なお、本製品には「True Color」と呼ばれる、ディスプレイの色の最適化をおこなうソフトウェアがプリインストールされており、画面の色を最適な設定へとカスタマイズできます。


True Color

予め、幾つかのプロファイルが用意されており、場面に合わせた色設定を簡単に適用できるほか、手動で設定を行うことも可能です。



重量

Inspiron 15 5000(5567)の重さをはかってみました。



PC本体の重さは2340g。

外出時に持ち運ぶにはやや重いですが、PCを持って部屋の中をウロウロする程度の移動には、扱いやすい重さだと思います。



電源アダプターやケーブルを合わせた重さは350g。
今回は65Wの電源アダプターが付属しており、この重さですが、45Wの電源アダプターの場合だともう少し軽くなるでしょう。



Inspiron 15 5000(5567) 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 15 5000(5567)の構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】




【GPU-Z】

【Inspiron 15 5000(5567) プレミアム・フルHD・SSD の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i5-7200U(2.50GHz/TB時最大3.1GHz)
ディスプレイ   15.6型ワイドフルHD(1920×1080)、非光沢
グラフィックス   Radeon R7 M445(4GB GDDR5)
メモリ   8GB(DDR4 2400MHz/最大16GB)
ストレージ   256GB SSD(SATA/インテル製)
光学ドライブ   トレイロード式 DVDスーパーマルチドライブ
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1、2.4&5GHz、1×1
バッテリ   42Wh、3セル バッテリ
サイズ   390×259×23.3(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   2.32kg(タッチ非対応)、2.33kg(タッチ対応)
カラー   ホワイト
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年02月13日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、15.6型フルHD非光沢液晶、Core i5-7200U、Radeon R7 M445、メモリ8GB、256GB SSD、DVDスーパーマルチドライブという構成内容のモデルです。

Inspiron 15 5000(5567)シリーズで提供されている「Inspiron 15 5000(5567) プレミアム・フルHD・SSD」という名称のモデルで、搭載CPUは本モデルで提供されている中では下位のCore i5ですが、Radeon R7 M445や 256GB SSDを搭載しており、パフォーマンスは高いです。

Radeon R7 M445は、グラフィックスとしてはさほど性能の高いモデルではなく、CPU内蔵グラフィックスを利用する構成と比較して、若干グラフィック性能が向上するといった程度。

目に見えて性能が上がるというわけではありませんが、写真や動画編集など重めの作業を行うのなら、搭載モデルを選んでおくと良いでしょう。


以下、本製品で提供されている主な構成内容です。

あくまでもバリエーションを掲載しており、記載のパーツを自由に組み合わせられるというものではないため、ご注意ください。あと、提供される構成内容は変更される可能性があります。

OS Windows 10 Pro 64ビット 日本語
Windows 10 Home 64ビット 日本語
液晶 15.6型フルHD(1920×1080)、タッチパネル
15.6型フルHD(1920×1080)、非光沢
CPU Core i5-7200U(2.50~3.1GHz)
Core i7-7500U(2.70~3.5GHz)
メモリ 8GB(DDR4 2400MHz/最大16GB)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 620
Radeon R7 M445(4GB GDDR5)
ストレージ 1TB HDD(5400rpm)
2TB HDD(5400rpm)
256GB SSD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ブルーレイディスクドライブ
無線LAN 802.11ac(2.4&5 GHz、1×1)、Bluetooth 4.1
802.11ac(2.4&5 GHz、1×1)、Bluetooth 4.2
バッテリ 42Wh、3セルバッテリ
カラー ブラック
ホワイト
ネイビー
グレー
レッド
サイズ 390×259×23.3(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 2.32kg(タッチ非対応)
2.33kg(タッチ対応)



以下、搭載ストレージの詳細です。


SSDの仕様


ストレージの内訳

インテル製の「SSDSC2KF256H6」という256GB SSDが搭載されていました。
SATA規格のモデルですが、読み書きともに速く高性能なSSDです。

本製品では、SSDの他に1TB HDD(5400rpm)、2TB HDD(5400rpm)を搭載したモデルも選べます。容量が必要な方は、HDD搭載モデルをお選びください。



ベンチマークテストの結果

掲載しているInspiron 15 5000(5567)で実施した、ベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】




上からSky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720(標準品質)、1920×1080(標準品質)/ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】



上から1280×720、1920×1080(DirectX 9/標準品質(ノートPC))


【Minecraft】



デフォルトの画質~画質を上げてもサクサクとした動作


【CINEBENCH R15】


CPU内蔵グラフィックスを利用する構成と比較して、差は大きくはないものの、Radeon R7 M445の搭載によるグラフィック性能の向上は見込めるようです。

全くスコアの変わらないベンチマークテストもありますが、多くのベンチマークテストで、CPU内蔵グラフィックスのみのモデルよりも若干高いスコアが出ています。
参考: CPU内蔵グラフィックスを利用するInspiron 15 5000(5567)のベンチマーク結果

写真や動画編集ソフトを利用するなど、多少でも負荷のかかる作業を行うというのなら、Radeon R7 M445搭載モデルを選んでおくと良いでしょう。



消費電力・温度

Inspiron 15 5000(5567)のアイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定した状態で、測定を行っています。(以降、全てこの設定でテストを実行)



アイドル時 ・・・ 6W
ベンチマーク実行時 ・・・ 42W

※実際の値は若干上下します

アイドル時は非常に低消費電力です。
一方でベンチマーク実行時は、外部GPUを搭載しているためか、それがない状態の構成と比較するとやや消費電力は増すようですが、それでも低い方です。




アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度を測定してみました。


アイドル時のCPU温度


高負荷時のCPU温度

高負荷な状態が続いても、CPUはやや高くなるといった程度の温度です。
グラフィックスの温度は測定できませんでした。




高負荷な状態が長く続いた場合の、キーボード表面温度を測定してみました。

キーボード左側がやや温かくなりますが、文字入力中に指先にやや熱を感じる程度で、殆ど気にならない程度の温かさです。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

Inspiron 15 5000(5567)の再起動時間を測定。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 0:49
2回目 0:42
3回目 0:42
4回目 0:42
5回目 0:43
6回目 0:43
7回目 0:42
8回目 0:41
9回目 0:42
10回目 0:43

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 42秒

Inspiron 15 5000(5567)の再起動時間は およそ42秒。
SSDを搭載しているため、高速です。

本製品には大容量HDDの構成も提供されていますが、速度重視の方はSSD搭載モデルがおすすめです。

ただし提供されているSSDは容量が256GBのみであるため、容量が必要な方はHDDのモデルを選択した方が良いかもしれません。



バッテリ駆動時間

Inspiron 15 5000(5567)のバッテリ駆動時間を測定。

駆動時間の測定にはbbenchを利用、設定はキーストロークが10秒毎、ワイヤレスLAN接続によるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。


バッテリの電力が100%から3%に減少するまでの時間は24208秒。
約6.7(6.724444444…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

簡単な文字入力やネット閲覧など、かなり軽めの作業を行う場合、バッテリはそこそこ持つようです。

負荷をかけた使い方をすれば、大幅に駆動時間が短くなる可能性はあるものの、屋内で利用するノートとしては十分なバッテリ駆動時間だと思います。



Inspiron 15 5000(5567) まとめ

ホワイトやブラック、ネイビー、グレー、レッドの5色からボディカラーを選べる 15.6型のノートPCです。

非光沢パネル、タッチパネルのモデルを提供していることに加え、光学ドライブの搭載やIRカメラの選択肢など、基本機能が充実しており多くの方に使いやすい製品です。

構成については、主にCPUには第7世代のCore i5-7200Uや Core i7-7500Uを提供し、メモリは8GB、Radeon R7 M445を搭載したモデルもラインアップ。

ストレージには大容量HDDの他、SSDの構成も用意するなど、サクサクとした使い心地にこだわるユーザーにも向いています。

下位モデルでも十分に高性能ですが、上位モデルではライトなゲームのプレイはもちろん、写真・動画編集を行えるくらいのパワーがあります。

いつまで提供されるものかは不明ですが、2017年2月13日時点では15,000円相当のAdobe動画像編集ソフト(Adobe Photoshop Elements & Premiere Elements 15)が無料で選べるというキャンペーンが実施されていますので、これから写真や動画編集をはじめようというユーザーには、特にお得感の大きいモデルだといえるでしょう。