ドスパラが販売するゲーミングPC、GALLERIA Gamemaster GT のレビューです。

GALLERIA Gamemaster GTは、GTX 1060(6GB)を搭載するゲーミングデスクトップPC。

以前にもご紹介した、40タイトル以上ものゲーム動作をサポートする GALLERIA Gamemaster(ガレリア ゲームマスター)シリーズのモデルです。

以前の記事: ドスパラより新シリーズ GALLERIA Gamemasterが登場! 40以上ものゲーム動作確認済みのゲーミングPC


通常、ゲームの推奨PCは1モデルに1タイトルという製品が殆どですが、GALLERIA Gamemasterの製品は、 現時点でも40タイトル以上ものゲーム動作をサポートするなど、様々なゲームをプレイしたいというユーザーにも安心して利用できるゲーミングPCです。

ゲームは好きだけれど、スペックやハードウェアについてはよくわからない・・なんてユーザーでも、GALLERIA Gamemasterでサポートされているゲームタイトルを確認するだけで、どのゲームがプレイできるのかが分かるため、構成の選択に迷うことがありません。

製品を購入したユーザー向けのサービスとして、午前1時までのサポート体制を備えられている点も魅力が大きいです。

今回は、GTX 1060(6GB)を搭載する GALLERIA Gamemaster GTを利用してみましたので、製品の外観や特徴、性能面などについて詳しくご紹介したいと思います。

【GALLERIA Gamemaster GT レビュー記事目次】

・GALLERIA Gamemasterとは?
GALLERIA Gamemaster(ガレリア ゲームマスター)の特長

・筺体外観・内部構造のチェック
筐体外観・インターフェース高品質なパーツを使用ゲーミングキーボードとマウスが付属

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間

・製品のまとめ
GALLERIA Gamemaster GT まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


GALLERIA Gamemaster(ガレリア ゲームマスター)の特長

GALLERIA Gamemaster(ガレリア ゲームマスター)シリーズの特長について簡単に解説します。

・40タイトル以上のゲーム動作をサポート
・サポートしているタイトルは実機確認済み
・ゲームプレイの不満や不安を午前1時までサポート
・マシンには高品質なパーツを使用

冒頭でも述べた通り、GALLERIA Gamemasterシリーズでは40タイトル以上ものゲーム動作をサポートしています。

通常、ゲーム推奨のPCは1モデルにつき1ゲームタイトルの推奨となるパターンが殆どですが、複数のゲームをプレイするユーザーは少なくないため、多くのユーザーの本心としては複数のゲーム動作がサポートされていれば・・という思いがあります。

そういったユーザーのニーズを形にしたのが、GALLERIA Gamemasterです。

サポートタイトルは実機で動作確認済みであるため、実際のプレイで動かない、起動しないなんてトラブルは起こりません。

またゲームプレイ中にトラブルに遭遇した場合にも、GALLERIA Gamemasterを購入したユーザーは、午前9時~午前1時までの特別なサポートを受けることができるため、夜遅い時間であっても安心してゲームがプレイできます。

マシンには、特に高品質なパーツを使用しているという点も安心です。

なお、午前1時までのサポートは製品購入後、「ガレリアオーナーメンバー」に登録(無償)する必要があるため、製品を購入した方は速やかに会員登録を行っておきましょう。

メンバーならではの特典を受けることができます。



GALLERIA Gamemaster GT 筺体外観・インターフェース

GALLERIA Gamemaster GTの筐体外観をチェックします。

以前から何度もご紹介している、ガレリアオリジナルのKTケースを採用しています。
日本刀をモチーフとする、フロントパネル側面のラインデザインが特徴的なケースです。

派手な装飾などは一切ありませんが、どことなく力強さを感じさせます。




フロントパネル全体の様子。
上部に光学ドライブベイ、中央付近にはUSB3.0×2基、カードリーダー、マイク入力、ヘッドフォン出力が並びます。

頻繁に利用する端子にアクセスしやすい、使い勝手の良いデザインです。
端子類の下部にはメッシュ構造のパネルを採用しており、内部にはフロントケースファンを標準で内蔵。



背面全体の様子です。
左上からPS/2端子(キーボード&マウス)、USB3.0 Type-C、USB 3.0×2基、USB 2.0、LAN端子、オーディオ端子×3、中央付近には、搭載されているグラフィックカードから提供されているDisplayPort×3基、HDMI、DVI端子といった映像出力端子が並びます。

最下部には電源コネクタを配置。



左サイドパネル(正面から見て)の様子です。
内部にCPUやグラフィックカードが配置されているあたりに、メッシュ状の通気口が配置されています。



右サイドパネルの様子です。
右上のほうに、小さなメッシュ状の通気口が設けられているのが見えます。



天面の様子です。
背面寄りの位置にメッシュ状の通気口が2つ設けられており、片側の通気口のすぐ内側にトップケースファンが搭載されているのが見えます。

この部分のファンは標準搭載品です。



高品質なパーツを使用

ケース内部の様子をチェックします。

冒頭でも述べた通り、本製品には高品質な電源や、静音性・冷却性能に優れたCPUクーラーが標準で採用されています。

ゲーミングPCを買う場合に、電源や冷却系のパーツについては注意して見ておきたい部分であるだけに、最初から品質の高いパーツが搭載されているというのは安心です。



ケース内部の様子。
右上から時計回りに5インチベイ、3.5インチベイ、電源ユニット、グラフィックカード、CPUやメモリーなどが配置されるという構造です。

フロント側のファンから吸気し、リアケースファンやトップケースファンから排気を行うという空気の流れとなっています。

標準で3基ものファンが内蔵されており、またCPUには「静音パックまんぞくコース」と呼ばれる高性能CPUファンが標準搭載されるなど、冷却性能は高いと言えるでしょう。



今回のモデルに搭載されている、GTX 1060(6GB)。
2016年12月19日時点では、カスタマイズでGTX 1070(8GB)へとアップグレードができるようです。



フロントパネル寄りの位置に、5インチベイや3.5インチベイが数多く配置されています。
これだけ豊富にベイが備えられて入れば、後々の拡張も安心です。



ハードディスクマウンタは、ツールレスで簡単に引き出せます。



静音パックまんぞくコースで搭載される、高性能CPUファンです。

通常のCPUファンを搭載した状態と比較したわけではないため、一概にどうとは言えませんが、高負荷時にパーツ温度を測定したところ、CPU温度は比較的低温でした。



CPUの下には、M.2スロット。
ただ、M.2 SSDなどを搭載するカスタマイズオプションは提供されていません。



電源です。
本製品には、80PLUS TITANIUM認証の高品質な 600W電源が標準搭載されています。

80PLUSとは電源変換効率の高さを示す規格であり、TITANIUMはその中でも特に高いランクに位置づけられます。

品質の高い電源は電力の利用に無駄がなく、消費電力を削減する効果もありますし、発熱も小さくて済むため、パーツの耐久性が向上するというメリットがあります。

特に高負荷が長時間続くゲーミングPCでは、重視したい部分であるだけに、高品質な電源が標準搭載されているというのは、とても安心できる要素だと思います。



反対側のサイドパネルの内部です。
マザーボードの裏側に、冷却用のエアインテークが装備されているのが見えます。

冷却効果を高めるための細かい配慮です。



マシン起動時の画面です。
ガレリアゲームマスター専用の画面が表示されます。



オリジナルのゲーミングキーボードとマウスが付属

GALLERIA Gamemaster GTには、GALLERIAオリジナルのGALLERIA Gaming Keyboardと、GALLERIA マウスが標準搭載されます。

24キーの同時入力機能など、ゲームに役立つ様々な機能を搭載する特殊なゲーミングキーボードとマウスです。

すでにゲームをされている方なら、ご自分のゲーミングキーボードやマウスをお持ちかもしれませんが、ゲームが初めてだという場合、ゲーム専用のキーボードやマウスは無い場合も多いでしょうから重宝すると思います。

GALLERIA Gaming Keyboardや GALLERIA マウスについては、以前に掲載した記事の「GALLERIAゲーミングキーボードやマウス」をご覧ください。




GALLERIA Gaming Keyboardと GALLERIA マウス



GALLERIA Gamemaster GT 構成内容とその特徴

掲載しているGALLERIA Gamemaster GTの構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【GALLERIA Gamemaster GT の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
チップセット   インテル H170 チップセット
プロセッサ   Core i7-6700(3.40GHz/TB時最大4.00GHz)
グラフィックス   NVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)
メモリ   16GB(8GB×2/DDR4 SDRAM/4スロット/最大64GB)
ストレージ   480GB SSD(SATA3/Intel製)+ 2TB HDD (7200rpm/Seagate製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク   1000BASE-T LAN
拡張スロット   PCI Express x16×1、PCI Express x4×1、PCI Express x1×2、PCI×2
拡張ベイ   5インチ×5、3.5インチシャドウ×5
電源   Enhance 600W(80PLUS TITANIUM / ATX-1860)
ケース   ガレリア専用 KTケース
サイズ   207×520.7×450.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約13.9kg
ソフトウェア   Steamクライアント、マカフィー・リブセーフ12ヶ月製品版 他
標準保証   1年間 持込修理保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年12月19日時点の情報に基付く内容となります。

主にWindows 10 Home、H170、Core i7-6700、16GBメモリ(DDR4)、480GB SSD&2TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、600W電源という構成内容のモデルです。

特徴としては、高性能なCore i7-6700や GTX 1060(6GB)が標準で採用されていることに加えて、高性能CPUファンが標準搭載されていること、また電源にも80PLUS TITANIUM認証の「Enhance ATX-1860」が標準搭載されている点などがあげられます。

高品質なパーツを搭載すると、余分な発熱や騒音を抑えられたり、長い目でみるとパーツの劣化を抑えることもできるなど様々なメリットがあります。

安心してゲームプレイできる環境が標準で備わった本製品は、ゲーム初心者はもちろん、パーツの品質を重視する方にもおすすめできるPCだと言えるでしょう。


あと構成内容については、ほぼカスタマイズはできませんが、現時点ではGTX 1060(6GB)を GTX 1070(8GB)へアップグレードする事はできるようです。

GTX 1060(6GB)ほどのパワーがあるグラフィックカードを搭載したPCなら、多くのゲームを高画質でプレイできるのはもちろん VR用途にも利用できますし、性能の割にお手頃価格であるため、コスパ重視の方には魅力が大きいでしょう。

ただ多少なりとも予算に余裕があるのなら、カスタマイズで GTX 1070(8GB)を選んでおくと、この先当分PCの買い替えを考えなくても済むと思います。



以下、搭載ストレージの内容です。


SSDの仕様


HDDの仕様


ストレージの内訳

SSDにはインテル製の「SSDSC2KW480H6(540sシリーズ)」という480GB SSDが、HDDにはSeagate製の「ST2000DM006-2DM164」という2TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

現時点(2016年12月19日)では、ストレージのカスタマイズオプションは提供されていませんが、上記のストレージ構成で不便を感じるようなことはまずないでしょう。

もちろん購入製品に、掲載モデルと全く同じSSD&HDDが搭載されるとは限りませんが、掲載モデルに関してはSSD、HDD共に性能は高くとても快適な使用感です。



ベンチマークテストの結果

以下、GALLERIA Gamemaster GTで実行したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用 左がSSD、右がHDDのスコア


【3DMark】



Fire Strikeの実行結果



Fire Strike Ultraの実行結果



Time Spyの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から1280×720、1920×1080、3840×2160/最高品質、ウィンドウモードで実行


【ドラゴンズドグマ オンライン】


1980×1080 / 最高品質


【ファンタシースターオンライン2 EP4】


1920×1080(設定3)、1920×1080(設定5)、1920×1080(設定6)


【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】




上から1280×720、1980×1080、3840×2160(DirectX 11/最高品質)


【CINEBENCH R15】


【GTA V】

GTA Vのベンチマークテストを実行してみました。
以下は、標準画質(デフォルトの画質)、最高画質設定にした場合のテスト実行結果です。解像度はフルHDと4Kの2パターンに設定。

なお、4K解像度で最高画質に設定した場合、ビデオメモリの利用量がグラフィックカードの持つメモリ容量を超えてしまい、ゲームの実行自体ができなくなるため、最高画質からやや設定を落とした状態でベンチマークを実行しています。

【フルHD&標準画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 12.898898 119.910713 100.796028
Pass 1 50.124580 139.666870 113.503555
Pass 2 80.560654 157.305939 109.639961
Pass 3 91.251427 167.748077 133.063538
Pass 4 25.002794 184.026642 117.030045


【フルHD&最高画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 5.118849 56.111172 40.239655
Pass 1 8.454241 58.255241 31.668810
Pass 2 9.805119 102.005142 40.954414
Pass 3 11.924350 137.593933 45.967831
Pass 4 13.686851 81.392075 40.000500


【4K&標準画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 19.868093 101.143417 43.270508
Pass 1 19.382803 79.818787 41.223312
Pass 2 23.024033 115.235764 39.839226
Pass 3 33.179050 134.730957 44.647236
Pass 4 29.421963 109.151031 43.819633


【4K&最高画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 9.013347 110.359917 19.175657
Pass 1 8.601871 61.770340 16.252777
Pass 2 14.147180 139.100723 20.282185
Pass 3 14.619927 111.922386 21.076244
Pass 4 5.181282 82.397659 18.294802

フルHD解像度&標準画質(デフォルト画質)の場合、プレイは余裕という結果ですが、最高画質だとややフレームレートが低めとなるため、最高画質から少し落としたくらいの画質だと快適にプレイ出来るでしょう。

4K解像度の場合、標準画質でもややカクつきがみられる場面があります。
設定をもう少し落とした状態でプレイするか、もしくはフルHDで高画質設定でのゲームプレイが無難ではと思います。



【SteamVR Performance Test】

SteamVRのベンチマーク結果は「VRレディ」。
平均忠実度は8と出ており、VRの利用も可能だという事がわかります。



消費電力・温度

以下、GALLERIA Gamemaster GTのアイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)の消費電力測定結果です。

アイドル時 ・・・ 32W
ベンチマーク実行時 ・・・ 153W

※実際の値は若干上下します

負荷をかけると消費電力はやや高くなりますが、性能の高いパーツを搭載している割には、低消費電力だと言えるでしょう。




次に、高負荷時のパーツ温度を測定。
以下は、ベンチマークテスト(3DMarkのFire Strike)を20分以上実行した後のパーツ温度です。

比較的低温です。
CPU温度も低いですが、特にグラフィックカードの温度が低いように思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

GALLERIA Gamemaster GTの再起動時間を測定。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 0:41
2回目 0:32
3回目 0:32
4回目 0:32
5回目 0:32
6回目 0:39
7回目 0:32
8回目 0:31
9回目 0:32
10回目 0:32

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 33秒

GALLERIA Gamemaster GTの再起動にかかる時間は 約33秒。
SSDを搭載しているため、非常に高速です。

ゲームのロードも速く、快適に利用できるストレージです。



GALLERIA Gamemaster GT まとめ

GALLERIA Gamemaster GTのレビューは以上となります。

数多くのゲームをプレイするけれど、起動しないなどのトラブルで悩まされたくない方、ゲーミングPCを買いたいけれどスペックなどに詳しくないため、何を選んだら良いのかわからない方に向くゲーミングPCです。

スペックやハードウェアには詳しくないユーザーであっても、サポートされているゲームタイトルを確認するだけで、どのゲームがプレイできるのかが即座に分かるため、選択に迷うことがありません。

40タイトル以上ものゲーム動作をサポートしていることに加えて、午前1時までという通常ではありえないサポート体制も設けており、安心して様々なゲームで遊ぶことができます。

品質の高いパーツを使用している点も安心です。

性能面については、今回の製品はハイパフォーマンスなGTX 1060(6GB)を標準搭載しているため、パフォーマンスで不満を感じるような事はまずないでしょう。GTX 1070(8GB)へのアップグレードも可能です。

標準でSSDやHDDの2ドライブ構成を採用しているという点も、使い勝手を重視するユーザーには大きな魅力。写真や動画など、ゲーム以外の用途にも積極的に使えそうです。

拡張性の高いKTケースを採用しているため、将来HDDやSSDを追加したいと思った場合にも容易に対応できる点も○。

スペックに詳しくない方はもちろんですが、ハードには詳しいけれど、すぐにゲームで遊びたい、不具合など余計なトラブルに煩わされたくないというユーザーにも本シリーズはおすすめです。