★本ページはプロモーションが含まれています★

東芝のノートPC、「dynabook V」シリーズの製品発表会へ参加してきましたので、製品についてご紹介したいと思います。

dynabook Vシリーズは、画面が360度回転する12.5型サイズの2in1ノート。

厚み約15.4mm、重量1099gという薄型軽量を実現したモバイルノートで、OSにはAnniversary Update適用済のWindows 10を、CPUには第7世代Core i7を採用しています。

本製品の特徴としては、薄型軽量でありながら堅牢性に優れるという点に加えて、約17時間ものバッテリ駆動時間の実現や、見やすい非光沢液晶や使いやすいキーボードの採用、 指紋認証や顔認証、手書き機能にも対応するなど、あらゆるシーンで快適に利用できる多彩な機能を持ち合わせています。

回転型の2in1ノートでこの薄さ軽さを実現している・・という点にも惹かれますが、基本構成でも高いパフォーマンスを持ち合わせており、単に軽く持ち運びやすいノートというだけではなく、メインマシンとしてもバリバリ使えるというところが大きな魅力。

頑丈な所も、モバイルする製品としては安心できる要素です。
今回は、そんな dynabook Vシリーズの特徴や使用感について詳しく解説していきたいと思います。

dynabook VシリーズのWebモデル、dynabook VZ72のレビュー記事を掲載しました。
外観や使用感、性能などより詳しくご紹介しています。

dynabook VZ のレビュー 軽い、頑丈、タイピングしやすい!バッテリ約17時間の12.5型 2in1モバイルノート


dynabook Vシリーズの主な特長

以下、dynabook Vシリーズの主な特長です。

・タブレットやノートPCとして使える2in1構造を採用
・厚み約15.4mm、重量約1099gと薄型軽量ながら、堅牢性に優れる
・インテルの第7世代Core i7を搭載
・バッテリ駆動時間は約17時間、急速充電が可能 (お急ぎ30分チャージ )
・ゴリラガラス4を採用する12.5型フルHD非光沢ディスプレイを採用
・使いやすいキーボード
・指紋認証や顔認証に対応
・手書き機能に対応
・herman/karbon バスレフ型ステレオスピーカーを搭載

モバイルノートにあると便利な機能、欲しい機能などが全て盛り込まれたノートPCです。

薄く軽く・・だと剛性はもちろんですが、私自身はキーボードの使い心地が気になってしまうのですが、薄さの割にタイピングしやすく設計されており、その点に特に惹かれます。


次項より、それぞれの特長について詳しく解説します。



持ち運びも安心 堅牢性に優れた筐体

モバイルノートを購入するユーザーからすると、 やはり薄く軽い筐体は魅力です。

冒頭でも述べたとおり、360度回転型の2in1ノートはどちらかというと厚く重くなりやすい傾向がありますが、 本製品は2in1構造を採用しながらも15.4mm厚、約1099gという軽さを実現しています。

それだけ薄く軽いと壊れやすいのではという点が気になりますが、 本製品は設計段階から様々なシュミレーションやテストを実施しており、 100kgf面加圧や76cm落下にも耐える堅牢性を実現。

小型化と堅牢性の両立については、部品の配置や配線の最適化や、小型L字板金を最適な位置に配置することでCPUなどの部品にかかる負荷を低減し、 メインボード(以下の写真) を小型化しながらも衝撃などに強いつくりを実現しているのだとか。





dynabook Vに用いられているボード


では実際にどのようなテストがおこなわれているのかというと、設計~出荷されるまでの間、以下のような多くの厳しい検査を実施しています。

・76cm落下試験
・100kgf面加圧試験
・360度開閉試験

加えてHALT試験(高加速寿命試験 / Highly Accelarated Life Test )等も実施し、経年変化などの検証も行っているとの事。

※製品が壊れるまで強いストレスをかけ続け、製品の弱点などを明確にする試験方法




解析とテストによって薄型軽量、かつ堅牢性に優れた筐体を実現



高い負荷がかかると思われるヒンジ部分については、高い剛性を持つ2軸ヒンジを開発。
2万回以上もの開閉テストにより、信頼性を実証しています。

さらにキーボードのたわみなど、操作感を改善するためにカバーの剛性なども強化。

実際、薄く軽いのにも関わらず、画面回転時にもディスプレイにたわみなどはみられず、 キーボード操作時も安定したタイピングが可能であるなど、使っていて安心感の大きいノートだと思いました。




開発された2軸ヒンジ


キーボード上、底面などカバーの剛性が高い



約17時間の長時間駆動

本製品は約17時間という、驚異的な駆動時間を実現しています。
軽くても、肝心のバッテリの持ちが悪いと外出時の利用が難しくなりますので、約17時間という駆動時間は魅力が大きいです。

実際の利用でどの程度持つのかについては、使ってみない事にはわかりませんが、 構成のみを考慮してもロングバッテリであるのは容易に想像できますし、 本製品ではさらに、回路設計からの効率化によって最大限の長時間駆動を実現しているのだそうで、期待できそうです。


お急ぎ30分チャージと呼ばれる急速充電については、わずか30分の充電で約7時間ものバッテリ駆動が可能となる充電時間を実現しています。

例えば外出の直前に充電したとしても、外出時の作業を行うだけの電力を確保することができるというものです。

その際も、一定量の充電が行われると充電電流を減らすなどの仕組みにより、バッテリへ大きな負荷がかからないようになっているため、バッテリが通常よりも早く劣化してしまうのでは・・という心配は不要です。



指紋認証や顔認証に対応

指紋認証や顔認証に対応している点は、使い勝手の面でメリットが大きいです。

顔認証機能は一部のモデルで、指紋認証機能については全モデルが対応しているとの事で、 Windows10に搭載の Windows Helloによるログインが行えます。


顔認証センサーについては、顔認証センサーとWebカメラ、デュアルマイクといった3つの機能を全て内蔵するモジュールを採用。

このモジュールは、本製品のために新規開発したものなのだとか。



1つのモジュールに3つの機能を内蔵


また指紋認証に関しては、クリックパッド上にタッチ型の指紋認証センサーを搭載しています


最近よく見かけるタイプのクリックパッド パッド上に指紋認証センサーを実装



使いやすいキーボード

12.5型サイズの小型ノートながら、使いやすいフルサイズキーボードを採用しています。
キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mmと、筐体の薄さのわりに深さがあるキーボードです。

中央が0.2mmへこむ形状のキートップを採用しており、指を置いた際の感触が良いこと、また見やすいフォントや、爪がキーに引っかかり難い構造を採用するなど、操作性を重視したつくりとなっています。

キーボード操作時に気になりやすい底面のたわみですが、本製品はプレートのビスの位置を最適化するなど、薄くてもたわまない設計を採用してるため、安定したタイピングが可能。

加えて使いやすいキー配置を採用しており、操作性はとても良いと思います。




キーボードプレートの剛性が高く、安定したタイピングが可能



手書き機能に対応

手書き機能に関しては、頻繁に利用する方とそうでない方がおられると思いますが、 企画書を作成したり、手書きでメモを頻繁にとるようなユーザーには便利な機能です。

本製品の上位モデルには、アクティブ静電結合方式のワコム製デジタイザペン(2,048段階の筆圧検地に対応)が付属しており、メモやイラストなどを紙に書くような感覚でディスプレイに書きこむことができます。

例えばWindows 10のInk機能を利用したり、本製品にプリインストールされているオリジナルの手書きノートアプリ「TruNote」などで活用することが可能です。




スラスラとかける

実際に利用してみたところ、驚くほど滑らかな書き心地で、まるでペンを使って紙に書いているような感触でした。

これにはディスプレイ表面の素材を改良するだけではなく、ペン芯や表面材料の最適化なども行う事によって、これだけの書き心地を実現しているのだとか。

2,048段階の筆圧検地にも対応しており、繊細なイラストなどを描くのにも向いていそうです。



herman/karbonのバスレフ型ステレオスピーカーを搭載

薄型コンパクトな製品ながら、高音質にもこだわっています。

スピーカーには、herman/karbonと共同開発したバスレフ型ステレオスピーカーを搭載。
スピーカーボックス内のバスレフの形状を最適化することにより、力強い低音を実現するとともに、スピーカーを筐体の手前に前向きに配置する事によって、繊細な高音にもこだわっているのだとか。

実際の音質に関しては、騒々しい会場内で簡単に聴いただけではありますが、薄型ノートの割に奥行きのあるサウンドであると思いました。





内部スピーカー



インテルの第7世代Core i7を採用

インテルの第7世代Core i7を採用しています。
Kaby Lakeと呼ばれる世代のモデルです。

メモリは上位モデルは8GB、ストレージは全てSSDとのことで、一般的な作業、またビジネス利用などにもパフォーマンスは十分と言えそうです。

なお、各モデルの構成については製品ページか、後に掲載しているdynabook VZ(ウェブモデル)の構成表をご参照ください。




会場に展示されていたモデルの主なパーツ



性能面の補足として、ファンには高品質、高寿命の薄型ファンが採用されており、かつW吸気(2つの排気口から吸気)を行う新空冷システムの採用により、温度が高くなりやすいCPUを効率的に冷やすことができます。

薄型タイプのノートで負荷のかかる作業を行うと、特にCPUの温度が上がりやすい傾向にありますが、本製品では、CPUの温度が上がることによるパフォーマンス低下を防ぐことができるようになっています。




実際に採用されている薄型の冷却ファン



dynabook Vの外観写真

dynabook Vの筐体外観写真をご紹介します。



背面の様子。
オニキスメタリックというカラーを採用しています。



正面から。
12.5型フルHDの非光沢パネルを採用しています。

視野角の広い綺麗で見やすい液晶です。






フルHDのパネルを採用



底面の様子。
左上に吸気口が配置されています。



筐体背面。
左側が排気口、右側にあるのが吸気口です。

底面と背面、2か所から吸気を行うことで放熱効率を向上させています。




筺体左右側面のインターフェース。
左側面にはThunderbolt 3(USB Type-C)、オーディオ端子を配置、右側面には電源ボタン、USB3.0(Type-A)が並びます。

LANや映像出力端子はありませんが、本製品にはUSB Type-C用のアダプターが付属しており、そちらにLANやHDMI、VGAなどが搭載されているため、問題ないでしょう。




USB Type-C用のアダプター



タブレットスタイル。
文字を書きこんだりする場合などに便利です。



キーボード上の様子。
主要なキーのピッチは約19mm、キーストロークは1.5mmのフルサイズキーボードを採用しています。



中央部分が、0.2mmへこむ形状のキートップを採用。
タイピングがしやすいです。



タッチパッド。
タッチタイプの指紋センサーが左上に配置されています。



ウェブモデル「dynabook VZ」の主な構成

東芝製品の直販サイト、東芝ダイレクトで販売されている「dynabook VZ」シリーズの主な構成をご紹介します。

量販店で販売されているdynabook Vシリーズとは名前が異なりますが、製品自体は同じものです。ただし提供されている構成は若干異なります。


dynabook VZ72/B dynabook VZ62/B dynabook VZ42/B
OS Windows 10 Home 64ビット
ディスプレイ 12.5型ワイドフルHD、タッチパネル(Corning Gorilla Glass4採用)
CPU Core i7-7500U Core i3-7100U
メモリ 8GB(LPDDR3-1600)
ストレージ 256GB SSD / 512GB SSD 128GB SSD
デジタイザペン アクティブ静電ペン なし(別売り)
セキュリティ機能 指紋センサー


製品ページを見る限り、ウェブモデルに顔認証機能は搭載されないようです。
ただ、指紋認証センサーは全機に標準搭載されていますので、Windows Helloは利用可能です。


こだわりの機能を多数搭載しており、かつハイスペックであるため、価格が結構高くなってしまうのかなと思いましたが(価格は製品ページにてご確認ください)、ウェブモデルは東芝ダイレクトの会員になれば安く購入できますので、その価格だとものすごく高いわけではないようです。

会員になれば即、会員価格での購入が可能になりますので、製品を購入される場合はまず会員登録(Room1048会員)を行うことをおすすめいたします。