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ドスパラが販売するゲーミングデスクトップPC、GALLERIA ZGのレビューです。

GALLERIA ZGは、CPUにCore i7-6700Kを、グラフィックカードには GeForce GTX1080(8GB)を標準搭載するゲーミングデスクトップPC。

拡張性に優れたKTケースを採用し、高い冷却性能を持つ大型ヒートシンク&大口径ファンによる高性能CPUクーラーを標準搭載、またDDR4規格のメモリや、ストレージにはSSDとHDDの2ドライブ構成を採用するなど、カスタマイズなしでも十分に高性能な内容を持ちあわせたマシンです。

当分先まで利用できるスペックの高いゲーミングPCが欲しいという方、VRに利用するためのPCが欲しい方など、高い性能を求めるユーザーに向く製品だと言えます。

納期も非常に早く、できるだけ早くゲームPCを手に入れたいという方にもおすすめです。

今回はWindows 10、Core i7-6700K、16GBメモリ、GeForce GTX 1080(8GB)、256GB SSD&3TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載するモデルを利用してみましたので、その使用感や性能を詳しくご紹介したいと思います。


【GALLERIA ZG レビュー記事目次】

・GALLERIA ZG KTケースの外観・内部構造をチェック
KTケースの外観ケース内部の構造GALLERIAゲーミングキーボードやマウスが標準付属

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成内容と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動時間

・製品のまとめ
GALLERIA ZG まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


GALLERIA ZG KTケースの外観・インターフェース

まず、GALLERIA ZGで採用しているKTケースの外観をチェックします。

KTケースは、GALLERIAオリジナルのPCケースです。
日本刀をモチーフにした、シンプルかつ力強さを感じさせるデザインを採用しています。

サイズはやや大きいですが、スッキリとした見た目・形状で部屋のインテリアにかかわらず設置しやすいです。



フロントパネル全体の様子。
上部には光学ドライブ、中央部分にはUSB3.0が2基、メディアカードリーダー、マイク入力、ヘッドフォン出力、リセットボタン、電源ボタンが並び、下部には通気性の良いメッシュパネルを採用。

フロントケースの内側には12cmのフロントケースファンが搭載されており、前方から冷たい空気を吸気するような構造となっています。




続いて背面側の様子を確認します。

背面全体の様子。
上部より、USB3.0×2、PS/2端子、USB3.0×4、LAN、オーディオ端子×3基が並び、中央の拡張スロット付近にはグラフィックカード(GTX 1080)から提供されるDisplayPort×3、HDMI、DVI端子が並び、下部には電源コネクターが配置されています。

前後合わせて、USB3.0が計8基と非常に数が多いです。
標準でカードリーダーも搭載しています。



ケース右側のサイドパネル。
内部にCPUやグラフィックカードが配置されるあたりに、メッシュ状の通気口が採用されています。

基本構成ではこの部分には何もありませんが、カスタマイズで最大2基のサイドケースファンを搭載可能です。



ケース左側のサイドパネル。
右上に小さな通気口が配置されています。

ちょうどCPUの裏側にあたる位置です。



ケース底面には一定のスペースが設けられています。





ケース底面や4角に配置されたインシュレーター

底面には、HPI(ハイポジションインシュレーター)と呼ばれるインシュレーターを採用。不要な振動の抑制や、ケースの高い安定性を保つ効果があります。



天面。
2か所にメッシュ状の通気口が設けられています。

見ての通り、背面寄りの位置に配置されている通気口にはトップケースファンが搭載されています。
基本構成ではトップケースファンに搭載されているファンはこの1基のみですが、カスタマイズでもう1基を追加する事が可能です。



ケース内部の構造をチェック

次に、ケース内部の構造をチェックします。



サイドパネルのネジは、よほどきつく締めなければドライバーを使わずに開く事ができます。
両側のサイドパネルを開く事が可能です。

両サイドが開く構造はストレージのケーブルの脱着をはじめ、ケーブルの取り回しがしやすいため便利です。



ケース内部全体の様子。
右側のサイドパネル内部です。

右上から時計回りに5 インチベイ、3.5(2.5)インチベイ、電源ユニット、グラフィックカード、CPUやメモリというパーツの配置です。

ケーブルが多いですが、とても綺麗に整頓されています。

フロント側には、光学ドライブベイやHDDベイがそれぞれ5基ずつ配置されています。
最初から全てを使い切る方は少数だと思いますが、将来的なストレージの追加にも対応できる、拡張性の高い内容です。

また、電源には標準で800W(80PLUS GOLD )のEnhance EPS-1780GA1が採用されているようです。もちろん他の電源も選択可能ですが、デフォルトの電源でも十分すぎるくらいだと思います。



トレー式のHDDを採用。
ドライバーなどを使わずにディスクの装着が行えるなど、ストレージの追加が手軽です。




マザーボードまわりを確認します。
ASRockの Z170 Pro4Sが採用されていました。


CPU回り


グラフィックカードの下部

本製品には標準で、「静音パックまんぞくコース」と呼ばれる大型ヒートシンクと大口径ファンを組みあわせたCPUクーラーが採用されています。

見るからに、ノーマルタイプのファンとは異なる大きなサイズのファンで、冷却性能を高めると共に静音性も向上させています。

サイズが大きくなると音が煩くなりそうなイメージがありますが、サイズが大きいと少ない回転数でも十分な風量が得られるため、その結果より静かに、より高い冷却性能を得る事ができるのだとか。

なお、カスタマイズでは水冷を選択する事も可能です。



グラフィックカードです。
今回のモデルには GeForce GTX 1080(8GB)が搭載されています。

2016年9月28日時点で提供されているGALLERIA Zシリーズの中では、最上位のグラフィックカードとなります。

本モデルで選べるグラフィックカードはGTX 1080(8GB)のみですが、Zシリーズ全体ではGTX 1070や GTX 1060、GTX 960といったグラフィックカードを搭載するモデルも提供されています。



ゲーミングキーボードやマウスが標準付属

GALLERIA ZGには、標準でオリジナルのゲーミングキーボード「GALLERIA Gaming Keyboard」や、ゲーミングマウスの「GALLERIA レーザーマウス」が付属します。

これらのデバイスは、今回掲載の製品だけでなく、全てのGALLERIA デスクトップPCに標準付属するのだそうです。






GALLERIA Gaming Keyboardです。
メンブレン式のキーボードで、キーピッチは19mm、キーストロークは4.0mmとかなり深さがあります。

結構重さのあるずっしりとしたキーボードで、打鍵時の撓みもなく、強く打ってもキーボードがずれないため、安定した操作が可能です。

ゲームだと思わず強くキーを打ってしまったりすることがあるのはわかりますが、個人的には普段のキー入力時でも、重さのあるキーボードの方が操作時に安定感があって好みです。



もちろんゲーミングキーボードだけあって、複数のキー同時入力に対応。

USB接続だと上図赤枠内の最大13キー、PS2接続だと最大で24キーの同時入力が可能となっています。



キートップは僅かに湾曲する指なじみの良い形状。
キー内部にはプランジャーを搭載しており、どの位置からキーを押しても確実な入力が可能です。

約1,000万回ものキーストロークが可能な高耐久性も持ちあわせているのだとか。



キーボード右側にはModeボタンを搭載。
このボタンはゲーミングモードを切り替えるためのもので、Windowsキーやアプリケーションキーを無効にしたり、PS2接続ではキーリピート(連射)の切り替えなども3段階に設定する事ができます。(USB接続ではキーリピートは利用出来ません)



ゲーミングモードに切り替わった状態。
状態によってLEDランプの点灯数が変化します。




チルトスタンドを搭載しており、高さを変える事ができます。
デフォルトでも、キーの高さはわずかにではありますが傾斜しています。




続いて、GALLERIA レーザーマウスです。
こちらは以前の記事にも掲載した事があります。



上部にはホイールボタンやdpi(解像度)変更ボタン、左右にもボタンを搭載。



dpi変更ボタンでは、3段階まで解像度を変更可能です。

マウスが無発光の状態では800dpi、赤色では1600dpi、青色では2400dpiとなるようです。



キーボード、マウス共に標準搭載のデバイスとしては悪くないと思います。
キーボードは一般作業への利用にも使いやすかったです。

製品購入時のカスタマイズでは、他にもサードパーティ製のキーボードやマウスを購入可能となっていますので、好みで追加すると良いでしょう。



GALLERIA ZG 構成内容とその特徴について

掲載しているGALLERIA ZGの構成内容やその特徴を解説します。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【GALLERIA ZG の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-6700K(4.00GHz/TB時最大4.20GHz)
チップセット   Z170 Express
グラフィックス   GeForce GTX 1080(8GB)
メモリ   16GB(8GB×2/PC4-17000/4スロット/最大64GB)
ストレージ   256GB SSD(samsung製)+2TB HDD(Seagate製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
拡張ベイ   5インチ×5、3.5インチシャドウ×5
拡張スロット   PCI Express x16×2、PCI Express x1×3
電源   Enhance 800W 電源(80PLUS GOLD/EPS-1780GA1)
ケース   ガレリア専用 KTケース ブラック
サイズ   207×520.7×450.2(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約13.9kg
キーボード&マウス   GALLERIA Gaming Keyboard、レーザーマウス
保証   1年間 持込修理保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年09月28日時点の情報となります。

Windows 10 Home、Z170、Core i7-6700K、GTX 1080(8GB)、16GBのDDR4メモリ、256GB SSD&3TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載するというほぼ基本構成と同じ内容のモデルです。

CPUには、第6世代のプロセッサの中でも上位モデルとなる Core i7-6700Kを、またハイエンドグラフィックカードGTX 1080(8GB)を採用し、メモリはDDR4規格、SSDとHDDの2ストレージ構成・・と、デフォルトで非常にハイスペックな内容となっています。

構成に関しては、その時々で実施されているキャンペーンにより内容が変わる事が多く、2016年9月28日時点ではストレージには512GB SSD&3TB HDDが、メモリは倍の32GB搭載がデフォルトとなるなど、ちょうど購入を検討しているというユーザーには非常にお得感の大きい内容となっています。

正確な内容については製品ページに記載のスペックを見ていただきたいのですが、多くのゲームタイトルをプレイするのであれば、本製品は選択しておいて間違いない構成だと言えるでしょう。



搭載されているストレージの詳細を確認します。


搭載されているSSD&HDD


ディスクの内訳

SSDにはsamsung製の「MZVPV256HDGL-00000」という256GB SSDが、HDDにはSeagate製の「ST3000DM001-1ER166」という3TB HDDが搭載されていました。

SSDは爆速だと言われるSM951シリーズのNVMe SSDです。
ベンチマークスコア、体感速度共に文句なしの性能を持ちあわせたSSDで、加えて3TBもの容量を持つHDDを搭載。

ゲームや写真・動画編集など、容量を必要とするユーザーにも十分過ぎる内容のストレージ構成となっています。

なお先にも述べた通り、ストレージの構成はキャンペーンなどによって変化する可能性がある為、正確な内容については製品ページにてご確認ください。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載している GALLERIA ZGのベンチマークテストの実行結果です。


【CrystalDiskMark】



【3DMark】



Fire Strikeの実行結果



Fire Strike Ultraの実行結果



Time Spyの実行結果


当サイトで計測した、他のGPUを搭載したPCの3DMarkスコアも比較として掲載しておきます。

Fire Strike Fire Strike Ultra(4K) Time Spy
GTX 1060搭載PC 11835 2768 3724
GTX 1070搭載PC 18165 4122 5511
GTX 1080搭載
(GALLERIA ZG)
22164 5052 6739

※いずれもグラフィックスコアを記載



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


最高品質、ウィンドウモードで実行  1280×720 / 1920×1080 / 3840×2160



【ファンタシースターオンライン2 EP4】


1980×1080、左が描画設定3 右が描画設定6



【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】




DirectX 11、最高品質、上から1280×720、1920×1080、3840×2160



【GTA V】


フルHD&基本画質 余裕のパフォーマンス


フルHD&最高画質 フルHDなら最高画質でも快適


4K&基本画質 4Kの解像度であっても基本画質なら概ね快適なよう 稀にフレームレートが極端に下がる事があります


4K&最高画質 さすがに4Kで高い画質設定ではカクつきがひどくプレイは難しいです


詳細なスコアは以下の通りとなります。
記載の基本画質設定は、GTA Vのデフォルトの設定、最高画質設定は「グラフィックス」「高度なグラフィックス」の設定を可能な限り最高に設定した状態です。

快適にプレイできるかどうかは「Avg」の値を参考にしてください。
数値が60(fps)を超えていれば多分快適にプレイできます。


【フルHD&基本画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 10.559175 143.551102 122.871727
Pass 1 29.587000 167.139130 140.064682
Pass 2 102.382004 270.532501 144.777969
Pass 3 111.492737 196.390579 171.537857
Pass 4 15.665029 281.344452 146.732132


【フルHD&最高画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 5.941447 89.947350 71.500900
Pass 1 13.863370 71.221687 49.340416
Pass 2 12.933267 108.356651 71.289619
Pass 3 14.082894 143.083862 83.461967
Pass 4 13.605979 135.669281 70.044250


【4K&基本画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 10.672950 111.289711 75.310783
Pass 1 14.398180 148.535507 71.687233
Pass 2 13.159863 227.073105 70.026726
Pass 3 55.577694 208.582947 78.197083
Pass 4 30.269037 154.309448 77.830704


【4K&最高画質設定】

Frames Per Second (Higher is better) Min Max Avg
Pass 0 3.863566 52.482754 23.701622
Pass 1 4.350187 59.893787 19.841871
Pass 2 5.324656 126.845093 24.470186
Pass 3 7.837162 149.437195 28.356323
Pass 4 5.295251 93.118713 25.460743



【CINEBENCH R15】


フルHDの解像度であればあらゆるゲームを最高画質で、4K解像度であっても軽いものであれば快適に、重いものでも画質を調整すればプレイできると思われる性能です。

GTX 970以上を推奨スペックとするVRの利用が快適である事はもちろんですが、フルHD以上の高解像度環境でゲームをプレイしたいという方におすすめの構成です。

特定のゲームしかプレイせず、ここまでの性能は必要がないという方にはオーバースペックですが、最新ゲームを数多くプレイするという方には、当分先まで使えるコスパの高いPCだと思います。



消費電力・温度

GALLERIA ZGの消費電力を測定してみました。
以下はアイドル時、ベンチマーク(3DMark)実行時の消費電力測定値です。

液晶の電力は含みません。

アイドル時 ・・・ 42W
ベンチマーク実行時 ・・・ 280W

負荷をかけると消費電力は高くなりますが、グラフィック性能などを考えればまだ低い方のように思えます。




続いて、筐体内パーツの温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(3DMarkを連続して20分以上実行)のパーツ温度です。

負荷をかけるとグラフィックカードの温度は普通に上昇しますが、CPUはサイズの大きなヒートシンクとファンを用いているためか、温度は低めです。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、GALLERIA ZGの再起動にかかる時間を測定。
以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:40
2回目 0:40
3回目 0:38
4回目 0:38
5回目 0:38
6回目 0:38
7回目 0:38
8回目 0:38
9回目 0:38
10回目 0:37

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 38秒

掲載している GALLERIA ZGの再起動にかかる時間は約38秒。
SSDを搭載しているため、起動やシャットダウンは非常に高速です。

SSDを搭載しているとゲームのロードが高速になるため、ロードが多いゲームなどでもイライラしません。もちろんゲームだけでなく、あらゆる作業が快適に行えます。



GALLERIA ZG まとめ

GALLERIA ZGのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・GTX 1080(8GB)を搭載しており、あらゆるゲームを高画質でプレイできる
・第6世代Coreプロセッサの上位モデル Core i7-6700Kを標準搭載
・Z170 チップセット採用
・DDR4規格のメモリを採用
・拡張性・冷却性能に優れたKTケースを採用

Z170チップセットを採用する、ハイエンドなゲーミングデスクトップPCです。

Core i7-6700KやDDR4規格の16GBメモリ、ハイパフォーマンスなグラフィックカード GTX 1080(8GB)を搭載するなどワンランク上の性能を持つモデルであり、ゲームをプレイするためのPCとしては大きな満足感を得られるマシンだと言えるでしょう。

安価とまではいかないものの内容の割にリーズナブルであり、現在適用されている無料アップグレードの内容なども含めて考えると、コスパは非常に高いです。

納期はカスタマイズを行ったとしてもとても早く、お急ぎの方にもおすすめ。

性能重視のゲーミングPCをお探しの方、また当分使えるゲーミングPCをお探しの方には選択肢に入れても損はない製品だと言えるでしょう。