日本HP主催の「HP Elite x3」製品体験会へ参加し、実際にHP Elite x3に触れてきましたので、簡単にではありますが製品についてご紹介したいと思います。

HP Elite x3は、Windows 10 Mobileを搭載する、5.96インチ(有機EL/WQHD)のSIMフリースマートフォン。

Windows 10で利用できるContinuum機能によって、オプションを組み合わせる事でスマートフォンというスタイルだけではなく、PCとしても利用可能なフレキシブルな製品です。

CPUにはSnapdragon 820を採用しており、メモリは4GB、64GBのeMMCを内蔵するなど、PCとしても十分に通用するパフォーマンスを備えている事に加え、虹彩認証と指紋認証の両方に対応するなどセキュリティ面も万全。防塵防水仕様、MIL-STD 810Gをクリアするなど、落下などのトラブルに見舞われやすいスマートフォンに相応しい堅牢性を持ちあわせています。

この製品は、もともと法人向けとして発売が予定されていたものなのですが、9月5日より個人向けにも販売が開始されるのだそう。

法人はともかく個人ユーザーに関しては、人によって評価がはっきりと分かれそうな機器ではありますが、他のWindows 10 Mobile搭載スマートフォンにはない要素が盛り込まれているだけに、興味深く見ているユーザーもおられるのではないでしょうか。

今回は、そんなHP Elite x3の特徴や外観、機能などについて解説したいと思います。


現在、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIにて実施中の期間限定イベント「HP Premium Familyポップアップストア」についても触れていますので、HP Elite x3をはじめとするHPのプレミアム製品に興味をお持ちの方は、目を通してみてください。


HP Elite x3の主な特徴

HP Elite x3の主な特徴は以下の通り。

・Windows 10 のContinuum機能により、ノートPCやデスクトップPCとしても利用できる
・IP67水準の防塵防水に加え、米軍調達基準である MIL-STD 810Gをクリアするなど高い堅牢性を実現
・虹彩認証や指紋認証、ストレージの暗号化などセキュリティ面も万全
・HP Workspaceにより既存のデスクトップアプリを利用できる
・SIMフリー対応(KDDIとの接続性テストは実施済、au VoLTEにも対応)
・Qualcomm Snapdragon 820、メモリ4GB、64GB eMMC搭載
・5.96インチWQHD(2,560×1,440)有機ELディスプレイ搭載

基本的にスマートフォンではあるのですが、Windows 10の機能やオプションを組み合わせる事によって、デスクトップPCとしてもノートPCとしても利用できるという点がHP Elite x3の大きな特徴となります。

この製品1つでスマートフォンとPCの役割を兼ねられるため、企業は両方のデバイスを用意する必要がなくコストを抑えられること、またユーザーは幾つものデバイスをもち運ぶ必要がないというメリットがあります。

法人向け製品だけあって、堅牢性に優れている事に加えて、セキュリティ面が万全である点もポイント。、

一般的なパスワードを入力するような認証方法だと、パスワードが流出する事によって重量なデータが外部へ漏れてしまう恐れがありますが、虹彩(目の一部)や指紋ではそのようなリスクがありません。

ストレージ内のデータについてもBitLockerによって暗号化されるなど、Windowsならではのセキュリティ機能により、安全を確保する事ができます。

その他、SIMフリーである点や、CPUには Snapdragon 820を採用しておりPCとしても十分な性能を持ち合わせている事、またHP Workspaceというサービスを利用すれば、既存のデスクトップアプリの利用も可能となるなど、本製品1つで様々な作業を支障なく行えるような内容となっています。

このHP Elite x3を使いこなすとなると、オプション品等も揃えなくてはならずそれなりのコストはかかってしまうのですが、スマートフォンとPCを兼ねられるため、複数のデバイスを管理しなくても良くなる点など、企業向けとしては魅力ある製品だと言えます。




IP67水準の防塵防水仕様で、水没にも耐えられる


HP Elite x3の想定利用シーン スマートフォン、ノートPC、デスクトップPCとして利用可能


個人向けには「早得」キャンペーンを実施 キャンペーン中は1万円引の価格で販売



HP Elite x3の外観をチェック

HP Elite x3の外観をチェックします。



背面の様子。
非常にシンプルなデザインです。

上の方に1,600万画素の背面カメラ(LEDフラッシュ付)を内蔵、その反対側にはHPのプレミアムブランドの証であるHPスラッシュロゴが配置されています。



液晶側から見て右側面の様子。
丸味のあるフォルムを採用しています。

ボタンは電源とボリュームコントロール。



左側面側にはmicroSDカードスロット兼、Nano SIMスロット。
会場の製品には、KDDI(au)のSIMが使われていました。

KDDIもHP Elite x3の販売パートナーなのだそうで、KDDIのSIMに関しては接続性テストなどがなされているため、確実に繋がる事が確認されているのだとか。au VoLTEに対応しており、品質の高い音声通話が可能な点など、ビジネス利用には魅力が大きいです。

他のSIMに関してはKDDIのSIMのようなテストはされていないものの、実際に利用して繋がる事は確認しているそうです。



スマートフォン上部の様子。
オーディオ端子が搭載されているのが見えます。



下部。
データ転送やドッキング、充電等が行えるUSB 3.0 Type-C端子を搭載。



液晶側です。
約6インチ(2,560×1,440)の有機ELディスプレイが搭載されています。

有機ELかつ高解像度であるため、表示がとても綺麗です。



ディスプレイ上部には800万画素の前面カメラと、虹彩認証用に利用する240万画素の赤外線カメラが搭載されています。



ディスプレイ下部には、B&Oブランドのスピーカー。
全体にシンプルながら、細部に凝ったデザインを採用しているという印象です。



オプションとの組み合わせでノートPCやデスクトップPCとしても利用可能

HP Elite x3に提供されるオプション品と、実際にスマートフォンを接続した際の様子について解説します。



こちらは、HP Elite x3 ノートドックと呼ばれるオプション品。(49,800円/税抜)
言わなくても分かると思いますが、写真左がHP Elite x3、右がノートドックです。

一見すると、ノートPCでスマートフォンの充電やデータコピー等を行っているようにも見えますが、右のノートドックはあくまでもディスプレイ的な存在であり、これのみでは利用できません。



ノートドック自体の仕様はディスプレイが12.5型フルHD、約1.07kgの重量、インターフェースについては、HP Elite x3とのドッキングや充電用のUSB Type-Cが1基、データ転送用のUSB Type-Cが2基、Micro HDMI、ヘッドフォン出力という内容です。

重量が約1.07kgと12.5型のノートに比べると軽量ですが、スマートフォンが約194gであるため、両方を合わせて持つと1.2~3kg。

携帯性に関しては軽いノートPCを持つのと変わらない重さ・・と、一般的なノートPCと比較して余り優位性はないように思いますが、ノートドックに4150mAhという大容量バッテリが搭載されており、HP Elite x3への給電が行えるなど、モバイルバッテリーとしても利用できる点は大きなメリットです。




こちらは液晶モニターにHP Elite x3 を接続する事ができるHP Elite x3 デスクドック。(12,000円/税抜)
スマートフォンをデスクトップPCのように利用するためのデバイスです。



インターフェースはDisplayPort、USB-A×2、USB-C、LAN端子という内容になります。


オプション品を揃えるとなると、価格がそれなりにしてしまうのがネックでしょうか。
上記の他に、HP Elite x3用の耐衝撃ケースやスクリーンプロテクタなども販売されます。



HP Workspaceでデスクトップアプリも利用可能

HP Elite x3にはノートドックやデスクドックといったデバイスの他に、HP Workspaceと呼ばれる仮想環境によるクラウドサービスも提供されます。

Windows 10 Mobileでは対応アプリがあまり多くはなく、加えてデスクトップ向けのアプリは動作しませんが、HP Workspaceを利用する事によって、ビジネスで利用する事が多いデスクトップアプリなども、問題なく動作させる事が出来るようになります。



HP Workspaceを起動すると、仮想化環境上にあるデスクトップアプリを利用出来るようになります。

クラウドと接続して作業となると動作が気になる所ですが、アプリは快適に動いており、動作には問題なさそうな感じでした。




オフィスを利用して作業も可能


データの保存には、DropboxやOneDriveの既存のストレージサービスが利用可能



HP Elite x3の主な構成

HP Elite x3の主な構成は以下の通りとなります。


【HP Elite x3の主な構成】

・Windows 10 Mobile
・5.96インチWQHD(2560×1440)有機EL
・Qualcomm Snapdragon 820
・4GB(LPDDR4)
・64GB(eMMC)
・通信:2G/3G/4G LTE対応WWAN能、802.11 ac/a/b/g/nデュアルバンド
・SIM:nano SIM(シングルSIM対応)
・バッテリ:スタンバイ約500時間、通話約33時間、Webブラウジング約14時間(公称)
・幅83.5×高さ161.8×奥行き7.8mm
・重量約195g

CPUにはSnapdragon 820を搭載しており、PCでいうとCore i3程度の性能は持ち合わせているという事で、ビジネス利用でのパフォーマンスについては全く問題はないと思われます。、

内蔵ストレージも64GBと余裕の容量です。

バッテリについては、実際に試してみなくてはわからないところがありますが、HPの方の話によるとバッテリの持ちは良いとの事。

オプションのノートドッグと組みわせて利用するのであれば、ノートドッグからの給電が行えるため、その場合だとかなり余裕がでるのではと思われます。



HP Elite x3 まとめ

HP Elite x3については以上となります。

全ての機能を生かすとなると、コストがややかさむ印象のデバイスではありますが、あくまでもそれは個人向けのデバイスとしてであり、企業向けの製品としては非常によく考えられたスマートフォンだと思います。

先にも書いた通り 9月5日発売予定となっており、同時に実施される「早得」キャンペーンにて通常価格より1万円オフでの購入が可能です。

HP Elite x3に興味をお持ちの方は、是非製品をチェックしてみてください。




HP製品が買える!「HP Premium Familyポップアップストア」オープン

2016年08月31日(水)から 9月30日(金)まで、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIの特設イベントスペースで実施されている、「HP Premium Familyポップアップストア」についてご紹介いたします。

HP Premium Familyとは、HPのプレミアムブランドに位置づけられる製品の総称。

「HP Premium Familyポップアップストア」では、プレミアムブランドであるHP Spectre 13HP Spectre 13 x360 Limited EditionHP EliteBook FolioHP Elite x2、HP Elite x3を展示、実際に購入する事が出来るようになっています。(HP Elite x3は展示のみ)


先に掲載した HP Elite x3のイベントが六本木で実施されたため、その流れで「HP Premium Familyポップアップストア」へと足を運び、見学・撮影をさせていただきましたので、簡単にではありますがその様子を掲載したいと思います

こちらはTSUTAYA TOKYO ROPPONGIの1Fに展示されていた、HP Spectre 13。

TSUTAYA TOKYO ROPPONGIは一般的なTSUTAYAとは異なり、六本木らしい高級感あるお洒落な感じのお店となっているのですが、その場所にぴったりと言っても過言ではないくらい、場の雰囲気に溶け込んでいました。



こちらは2F。
エスカレーターをあがってすぐの場所にも、幾つかのHP製PCと B&Oブランドのオーディオ機器とが一緒に展示されていました。




こちらはHP Elite x2 1012 G1 12インチの2 in 1タブレット


HP Spectre 13


フロアの奥にも、大規模な展示があります。
非常にゴージャスです。




PCの背面に見える革張りの内装など、全てこの展示のために用意したものなのだとか。
PCがインテリアに溶け込み過ぎていて、パッと見てPCを展示しているという感じには見えず・・

改めて、HP製品のインテリア性、デザイン性の高さを感じさせられる場です。



ショーケース内にPCが展示されています。




左がHP Spectre 13、右がHP Spectre 13 x360 Limited Edition


左がHP Elite x3、真ん中がHP Elite x2 1012 G1、右がHP EliteBook Folio G1


実際に、ここで製品を購入する事が出来るようになっています。(HP Elite x3は展示のみ)

イベント実施期間中、対象製品を購入した方に「Bang & Olufsen特製USB」がプレゼントされるという特典(なくなり次第終了)があるそうですので、製品を購入予定の方はもちろん、製品に興味をお持ちの方は六本木へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

製品を買わなくとも、一見の価値が充分にある展示だと思います。

期間: 2016年08月31日(水) – 2016年09月30日(金)
時間: 7:00~翌4:00(TSUTAYA TOKYO ROPPONGIの営業時間)
参考URL: http://real.tsite.jp/ttr/event-news/2016/09/hp-premium-familyopen.html



おまけ: HPロゴのケーキとマカロン

おまけです。
HP Elite x3の製品体験会会場では製品展示だけではなく、軽食等も提供していただいたのですが、その中にとてもユニークなケーキがありました。




hpロゴのケーキです。
苺のショートケーキの上に、なんとチョコレートで作られたhpロゴが飾られています。

ロゴはチョコレートそのままの味、苺のショートケーキはやや甘さ控えめのクリームがたっぷりサンドされており、私好みの味でした。



帰りには、お土産までいただきました。



hpロゴの載ったマカロンです。
滅多にないものだけにとても貴重ではあるのですが、消費期限もあるという事でおいしくいただきました。

ユニークなお土産を有難うございました。