HPが販売するデスクトップPC、HP Pavilion 550-240jpのレビューです。

以前、HP Pavilion 550-230jpというWindows 7を搭載するミニタワーデスクトップPCをご紹介しましたが、今回のHP Pavilion 550-240jpはそのWinddows 10搭載モデルです。

搭載OS以外は550-230jpと同じく、第6世代のCoreプロセッサを搭載し、メモリは最大16GBまで、ストレージは最大でSSDとHDDの2ドライブ構成も可能となっており、光学ドライブ搭載、そしてグラフィックスはCPU内蔵グラフィックスの他、GT 730やGTX960の搭載も可能となるなど、幅広い構成を選択可能なデスクトップPCです。

価格が2016年5月24日現在、6万円台半ば(税抜)からと比較的リーズナブルに販売されており、ライトなPCユーザーはもちろん、ゲームをプレイするようなユーザーにも魅力の大きいモデルだと言えるでしょう。

今回は、Core i5や内蔵グラフィックス、SSDを採用するモデルを利用してみましたので、その使用感等をお伝えしたいと思います。

当ページに掲載の製品には後継モデルが出ています。
レビューを掲載していますので、併せてご覧ください。

HP Pavilion 510 シリーズのレビュー 一通りの機能を備えた低価格ミニタワーパソコン

【HP Pavilion 550-240jp/CT レビュー記事目次】

・HP Pavilion 550-240jp 筐体をチェック
筺体外観・インターフェース筐体内部構造

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間

・製品のまとめ
HP Pavilion 550-240jp まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP Pavilion 550-240jp 筺体外観・インターフェース

まず、HP Pavilion 550-240jpの筐体外観をチェックします。
筐体自体は以前掲載したHP Pavilion 550-230jpに採用されていたものと全く同じですが、カラーが異なります。

550-230jpの記事では、サンセットレッドカラーのフロントパネルを採用した筐体をご紹介しましたが、今回はブリザードホワイトカラーのパネルを採用した筐体を掲載しています。

いずれのモデルでも、両カラーを選択する事が可能です。




サンセットレッドの筐体


ブリザードホワイトの筐体

両筐体は色の違いで印象こそ全く異なるものの、メタルコーティングの質感高いフロントパネルを採用している点は同じであり、いずれのカラーも高級感があって美しいです。



フロントパネル全体の様子。
全体にドットテクスチャーによるデザインが採用されています。

パネルのセンター付近には光学ドライブやオーディオ端子、メディアカードリーダー、USB3.0を2基搭載。



フロントパネルの上部にはhpのロゴ。
鏡面仕上げで質感が高いです。



筺体右側面の様子。
こちら側には何もありません。



筺体左側面には、3カ所にメッシュ状の通気口が設けられています。



背面全体の様子です。
インターフェースは上から電源コネクター、オーディオ端子が3基、USB3.0×2基、HDMI×2基、USB2.0×2基、LAN端子という内容。

今回はCPU内蔵グラフィックスを採用する構成であるため、中央の拡張スロット付近には何も搭載されておらず、映像出力はマザーボードに搭載されているものを利用します。

グラフィックカードを搭載した場合には、インターフェースの内容は若干変わります。



筺体天面の様子。
フロントパネル上部に電源ボタンが搭載されている以外には、何もありません。



筐体内部の構造をチェック

次に、HP Pavilion 550-240jpの筐体内部の様子をチェックします。
左側面側のサイドパネルを取り外し、内部へアクセスする事が可能です。



サイドパネルを固定しているネジは背面にあります。
緩めるにはドライバーが必要です。



筐体内部の様子。
以前掲載した 550-230jpと搭載パーツは異なりますが、内部の構造は同じです。



CPUまわりの様子です。
左側にメモリスロットが2基搭載されているのが見えます。



CPUの上側。
無線LANカードが見えます。(オプション)

グラフィックカードを搭載する構成を選択した場合には、この付近の拡張スロットに搭載されます。



サイドパネルに沿うようにして、ストレージベイが2基備えられています。
今回のモデルでは、そのうちの1つにSSDが搭載されています。

写真では見えにくいですが、奥の方にスリムタイプの光学ドライブが見えます。



電源は最大300W。





簡単にですが、同梱されていたキーボードやマウスをご紹介します。

USB接続タイプのキーボードやマウスです。




普通に使いやすいデバイスだと思います。
カスタマイズでは、ワイヤレスタイプのキーボードやマウスを選択する事も可能です。



HP Pavilion 550-240jp 構成内容とその特徴について

掲載しているHP Pavilion 550-240jpの構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】





【HP Pavilion 550-240jp/CT の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i5-6400 (2.70GHz/TB時最大3.30GHz)
チップセット   H110 Express
グラフィックス   HDグラフィックス 530
メモリ   8GB(8GB×1/PC3L-12800/2スロット/最大16GB)
ストレージ   512GB SSD(SAMSUNG製/SATA)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ(ウルトラスリム)
無線機能   IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 4.0
拡張ベイ   ウルトラスリムベイ×1、3.5インチ×1、3.5インチ/2.5インチ兼用×1
拡張スロット   PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、M.2×1
電源   300W
サイズ   165×378×364(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約6.2kg
カラー   ブリザードホワイト
保証   1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年5月24日時点のものです。

Windows 10、Core i5-6400、メモリ8GB、512GB SSD、スリムタイプのDVDスーパーマルチドライブを搭載するという内容です。

以前掲載した550-230jpと構成は異なるものの、搭載OS以外に選択できる構成は全く同じ。

CPUには最大 Core i7-6700を、メモリには最大16GBを選択できるほか、グラフィックスにはGT730やGTX960の選択や、ストレージは最大2基まで、光学ドライブはブルーレイディスクドライブの選択も可能となるなど、幅広い構成の選択が可能となっています。

一通りの機能を搭載可能であるため、多くのユーザーに使いやすいバランスの良いマシンだと言えるでしょう。

比較的価格がお手頃な点も魅力です。



搭載されているストレージの内容をチェックします。


SSDの仕様


ディスクの内訳

SAMSUNG製の「MZ7LN512HCHP-000H1」という512GB SSDが搭載されていました。SATA接続のSSDです。

今回のモデルはストレージ1基の構成となりますが、他に最大3TBまでのHDDの選択も可能となっており、速度も容量も必要だというユーザーにも対応できます。


【HP Pavilion 550-240jpで選択可能なストレージ】

起動ドライブ: 500GB、1TB、2TB、3TB HDD / 256GB、512GB SSD (SATA)
2ndドライブ: なし / 1TB / 2TB / 3TB HDD



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているHP Pavilion 550-240jpで実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用



【3DMark】




【ドラゴンズドグマ オンライン】


標準品質、1280×720



【BIOHAZARD 6】


1280×720



【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】



標準品質(デスクトップPC)、DirectX 9  1280×720/1920×1080



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】



【CINEBENCH】


CPU内蔵グラフィックスを利用する構成であるため、ゲームなどはかなり軽いものでないとプレイは難しいですが、日常作業になら快適に利用できるパフォーマンスを持ちあわせているようです。

またSSDを搭載しているため、サクサクとした快適な操作が可能です。


消費電力・温度

HP Pavilion 550-240jpの消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(3DMark)実行時の消費電力測定値です。

以下の測定結果に、液晶の電力は含まれていません。

アイドル時 ・・・ 13W
ベンチマーク実行時 ・・・ 43W

CPU内蔵グラフィックスを利用する構成であるため、消費電力は低めです。




続いて、HP Pavilion 550-240jpの筐体内パーツの温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(3DMarkを20分以上実行)のパーツ温度です。

発熱の大きいパーツを搭載していないため、高負荷な状態が続いてもパーツ温度は全体的に低いままでした。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、HP Pavilion 550-240jpの再起動時間を測定。
以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:31
2回目 0:34
3回目 0:35
4回目 0:33
5回目 0:34
6回目 0:33
7回目 0:33
8回目 0:34
9回目 0:32
10回目 0:34

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 33秒

HP Pavilion 550-240jpの再起動にかかる時間は、平均して33秒。
SSDを搭載しているため、かなり高速な再起動時間です。

基本構成ではHDD搭載となりますが、SSDへのアップグレードがお勧めです。



HP Pavilion 550-240jp まとめ

HP Pavilion 550-240jpのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・Windows 10搭載
・CPUはCore i3からCore i7まで、グラフィックスは内蔵GPUの他、GT 730や最大ではGTX960も選択可能
・ブリザードホワイトとサンセットレッドカラーのインテリアに映える美しい筐体を採用
・ストレージは最大2台まで搭載可能 最大512GB SSDを選択できる
・低価格

OSにWindows 10を搭載する、ミニタワータイプのデスクトップPCです。

CPUは第6世代のCore i3からi7まで、メモリは最大16GB、グラフィックスにはCPU内蔵GPUの他、GT 730や最大ではGTX960の搭載も可能となるなど、幅広い用途に対応可能な構成を提供しています。

ストレージは最大2基まで選択でき、組み合わせによってSSDとHDDの2ドライブ構成も選べるなど、速度と容量両方を重視する方にも納得の内容だと思います。

比較的低価格な製品でありながら、インテリアに映える美しい筐体を採用している点も本製品の大きな魅力です。

2016年5月24日現在、製品をよりお得に購入できるキャンペーンが実施されているようですので、本製品に興味をお持ちの方は是非チェックしてみて下さい。

当ページに掲載の製品には後継モデルが出ています。
レビューを掲載していますので、併せてご覧ください。

HP Pavilion 510 シリーズのレビュー 一通りの機能を備えた低価格ミニタワーパソコン