HPが販売するデスクトップPC、HP Pavilion 550-230jp/CTのレビューです。

HP Pavilion 550-230jp/CTは、OSにWindows 7を採用するミニタワータイプのデスクトップPC。

一通りの機能をそなえながらもリーズナブルな価格が特徴の製品で、最大では第6世代のCore i7や16GBメモリ、ストレージにはSSD&HDDの2ドライブ構成、グラフィックスには GeForce GTX 960の搭載も可能となるなど、かなりハイスペックな構成の選択も可能となっています。

ライトなPCユーザーはもちろんですが、性能が必要なゲームユーザーにも適した製品です。
今回は、そんなHP Pavilion 550-230jpの外観や使用感、性能面について詳しく触れたいと思います。

当ページに掲載の製品には後継モデルが出ています。
レビューを掲載していますので、併せてご覧ください。

HP Pavilion 510 シリーズのレビュー 一通りの機能を備えた低価格ミニタワーパソコン

【HP Pavilion 550-230jp/CT レビュー記事目次】

・HP Pavilion 550-230jp/CT 筐体外観・内部構造
筺体外観・インターフェース筐体内部の構造

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間

・製品のまとめ
HP Pavilion 550-230jp/CT まとめ

Windows 10搭載の「HP Pavilion 550-240jp/CT」のレビュー記事はこちら

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP Pavilion 550-230jp/CT 筺体外観・インターフェース

まず、HP Pavilion 550-230jpで利用されている筐体外観をチェックします。

見る限り、旧モデルに使用されていたものと同じケースが利用されているようです。
フロント部分にブリザードホワイト、もしくはサンセットレッドの鮮やかなパネルを採用したデザイン性の高いケースです。



フロントパネル全体の様子。
掲載モデルにはサンセットレッドカラーのパネルが採用されています。

上部に鏡面仕上げのhpロゴ、センターラインには光学ドライブやオーディオのコンボポート、メディアカードリーダー、USB3.0×2基を備えるなど、机の上などにPCを設置した場合に便利なインターフェースの配置です。




美しい鏡面仕上げのhpロゴ


ドットテクスチャーを採用するパネルのセンターラインには ヘアライン加工調のデザインが採用されている


下部にはB&O PlayとPavilionのロゴ


ケース上部の様子。
フロントパネルの上部に電源ボタンが配置されているのが見えます。



ケース左側面には、計3カ所にメッシュの通気口が設けられています。



ケース右側面には何もなし。



背面全体の様子です。
上部には電源コネクター、中央の拡張スロット付近にはGPUに搭載されている DVI-IやHDMIといった映像出力端子が並び、下部にはオーディオ端子×3、USB3.0×2、LAN、USB2.0×2基が並びます。

なお、背面のインターフェースは、選択する構成により内容が多少変化しますのでご注意ください。



筐体内部構造をチェック

次に、ケース側面の開閉可能なパネルより内部の様子をチェックします。
側面のパネルは、背面にあるネジを取りはずせば簡単に開きます。




背面のネジを緩めるにはドライバーが必要

筐体内部全体の様子です。
右側には電源ユニットや内部のボード類が見えており、左側にストレージが取り付けられているのが見えます。



CPU周りの様子。
CPUの左隣には2基のメモリスロットが見えます。



CPUの上に配置されているグラフィックカード。
グラフィックカードの上には無線LANモジュールが見えます。

本製品では、CPU内蔵グラフィックスの構成も選択可能となっています。



電源ユニットに貼られているラベル。
最大300Wの電源です。




左側には側面のパネルに沿うようにして、ストレージが2基搭載されています。
基本ではストレージ1基の構成となります。

見え辛いですが、ストレージの奥にはスリムタイプの光学ドライブが搭載されています。


全体としてシンプルな構造でありながらも、グラフィックカードや2基のストレージ、光学ドライブの搭載など、
一通りの機能を搭載できるような内容となっており、様々な用途に使いやすいです。

メンテナンス性に優れている点も○。





PC本体に加えて、USB接続のキーボードやマウスが標準付属します。
もちろん、製品購入時にワイヤレスタイプのデバイスへとアップグレードが可能です。



普通に使いやすいキーボードやマウスだと思います。
ただ、有線タイプのデバイスは配線によりPC回りが雑然としてしまうため、インテリアや使い勝手を考慮するのならワイヤレスタイプのキーボードやマウスの方がおすすめです。



HP Pavilion 550-230jpの構成内容とその特徴

掲載しているHP Pavilion 550-230jpの構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【HP Pavilion 550-230jp/CT の主な構成】

OS   Windows 7 Professional 64bit
プロセッサ   Core i7-6700(3.40GHz/TB時最大4.00GHz)
チップセット   H110 Express
グラフィックス   NVIDIA GeForce GT 730(4GB)
メモリ   16GB(8GB×2/PC3L-12800/2スロット/最大16GB)
ストレージ   256GB SSD(SAMSUN製/SATA) + 1TB HDD(Western Digital製/7200rpm)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ(ウルトラスリム)
無線機能   IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 4.0
拡張ベイ   ウルトラスリムベイ×1、3.5インチ×1、3.5インチ/2.5インチ兼用×1
拡張スロット   PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、M.2×1
電源   300W
サイズ   165×378×364(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約6.2kg
保証   1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年5月17日時点のものです。

主にWindows 7、Core i7-6700、16GBメモリ、GeForce GT 730(4GB)、256GB SSD&1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、AC対応の無線LANを搭載するという構成内容のモデルです。

本製品は第6世代のCore i3~i7までのCPUを搭載可能となっており、メモリは4GB~16GBまで、グラフィックスはCPU内蔵やGT730、GTX960等も選択でき、ストレージは1ドライブ構成でHDDやSSDを搭載できるのはもちろん、今回のように2ドライブ構成とする事も可能となっています。

光学ドライブはブルーレイディスクドライブへのアップグレードも可能、無線LANはオプションです。

ライトな用途向けの構成から、ゲームも可能な高性能グラフィックカードを搭載する構成まで、幅広いユーザーに向く構成内容を備えたモデルです。

価格も2016年5月17日時点では69,800(税抜)~と、比較的リーズナブルに提供されています。



搭載されているストレージの内容を詳しく確認します。


SSDの仕様


HDDの仕様


ディスクの内訳

起動ドライブであるSSDには、SAMSUN製の「MZ7LN256HCHP-000」という256GB SSDが、HDDにはWestern Digital製の「WD10EZEX-60M2NA0」という1TB HDDが搭載されていました。

基本構成では、500GB HDDが搭載されるようです。


【HP Pavilion 550-230jpで選択可能なストレージ】

起動ドライブ: 500GB、1TB、2TB、3TB HDD / 256GB、512GB SSD (SATA)
2ndドライブ: なし / 1TB / 2TB / 3TB HDD



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているHP Pavilion 550-230jpで実施したベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】



【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用



【3DMark】




【ドラゴンズドグマ オンライン】


最高品質、1280×720/1920×1080



【BIOHAZARD 6】


1280×720/1920×1080



【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】



高品質(デスクトップPC)、DirectX 9  1280×720/1920×1080



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


最高品質、ウィンドウモードで実行  1280×720/1920×1080



【CINEBENCH】


軽いゲームなら、やや高画質な設定であってもプレイできると思われる性能です。
ゲームに向くとまではいかないものの、GT 730の搭載でややグラフィック性能は高くなっているようです。

グラフィックスはCPU内蔵タイプのGPUの選択から、最大ではGTX960の搭載も可能となっており、ゲームはもちろん写真や動画編集などにも利用可能です。



消費電力・温度

HP Pavilion 550-230jpの消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(3DMark)実行時の消費電力測定値です。

以下の測定結果に、液晶の電力は含まれていません。

アイドル時 ・・・ 20W
ベンチマーク実行時 ・・・ 56W

グラフィックス搭載の構成ではありますが、搭載されているグラフィックスは比較的省電力なモデルであるため、消費電力もそれ程高くはならないようです。




続いて、HP Pavilion 550-230jpの筐体内パーツの温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(3DMarkを20分以上実行)のパーツ温度です。

高負荷な状態が続いても、どのパーツも比較的低温です。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、HP Pavilion 550-230jpの再起動時間を測定。
以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:30
2回目 0:26
3回目 0:26
4回目 0:26
5回目 0:26
6回目 0:26
7回目 0:26
8回目 0:26
9回目 0:26
10回目 0:26

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 26秒

掲載しているHP Pavilion 550-230jpの再起動時間は約26秒。
起動ドライブとしてSSDを搭載しているため、非常に高速です。



HP Pavilion 550-230jp/CT まとめ

HP Pavilion 550-230jpのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・Windows 7搭載
・CPUはCore i3からCore i7まで、CPUは内蔵GPUの他、GT 730や最大ではGTX960の搭載も可能
・ブリザードホワイトとサンセットレッドの美しいデザインを採用
・ストレージは最大2台まで搭載可能 起動ドライブはSSDの選択肢も
・低価格

色鮮やかな美しいケースを採用するミニタワーデスクトップPCです。

今回のモデルはOSにWindows 7を採用し、CPUには第6世代のCore i3~Core i7を、メモリは最大16GBまで、グラフィックスは内蔵GPUをはじめ、GT 730や最大ではGTX960の搭載も可能となっており、光学ドライブは標準搭載、ストレージには1~2ドライブの構成を選択できるようになるなど、幅広いユーザーに向く構成が提供されています。

起動ドライブにはHDDやSSDを選択でき、かつデータドライブには最大3TBもの大容量HDDを選択可能となっていますので、速度も容量も必要だというユーザーには便利な構成です。

またグラフィックスを選べるため、ライトなPCユーザーはもちろんですが、GTX960の搭載によりやや重めのゲームをプレイするようなユーザーの利用にも向いています。

価格も比較的リーズナブルあり、日常に利用するデスクトップPCとしてはバランスよく使いやすい内容のデスクトップPCだと言えるでしょう。

なお、今回の製品はWindows 7搭載のモデルとなりますが、同じような構成でWindows 10を搭載するモデルも提供されています。そちらの製品についてはまた後日掲載予定です。

当ページに掲載の製品には後継モデルが出ています。
レビューを掲載していますので、併せてご覧ください。

HP Pavilion 510 シリーズのレビュー 一通りの機能を備えた低価格ミニタワーパソコン