HPが販売するノートPC、HP Stream 11-r000のレビューです。

HP Stream 11-r000は、Windows 10を搭載する11.6型サイズのモバイルノート。

OneDrive 100GBを2年無料で利用できるという特典が付属しながらも、3万円以下(税抜)という非常にリーズナブルな価格を実現したお手頃な製品です。

必要なファイルはクラウド上に置いておき、外出先からクラウドにアクセスして作業を行うようなサブノート的な使い方や、日常的に軽い作業しかしないライトユーザーに向いています。

スマートフォンやタブレットは持っているけれど、PCは持っていない・・というユーザーにも、クラウドを無料で利用できる本製品はおすすめです。

今回は、そんなHP Stream 11-r000の外観や使用感、実際の性能について詳しくご紹介したいと思います。

HP Stream 11-r000 製品ページ

以下、最新製品 HP Stream 11-y000の実機レビューです。
製品の外観や使用感、性能面についてより詳しく解説しております。

HP Stream 11-y000 の実機レビュー

【HP Stream 11-r000 レビュー記事目次】

・HP Stream 11-r000 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボード周りの操作性重量液晶の見やすさOneDrive 100GBの利用特典

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品レビューのまとめ
HP Stream 11-r000 まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP Stream 11-r000 筐体外観・インターフェース

まず、HP Stream 11-r000の外観をチェックします。

以前、同種のモデルで「HP Stream 11-d000」という製品が販売されていましたが、そのモデルと外観こそ似ているものの、新製品はサイズや重量、細かなデザインが変更され、より洗練されたモバイルノートPCへと生まれ変わりました。

具体的には約 1.26kgだった重量が約1.18kgの重さに、厚みも約18.4mmと薄く、天板やパームレストのデザインなども微妙に変更されています。





鮮やかなコバルトブルーの天板デザインを採用しています。
中央には、ブルーをベースとする鏡面仕上げのHPロゴを配置。

質感美しく、指紋汚れも目立ち難い素材でモバイルノートとしては扱いやすいです。





背面、もしくは正面から見たマシン全体の様子。



ディスプレイには11.6型HD解像度の非光沢液晶を採用。
非光沢パネルの採用で映り込みや反射が目立たないため、明るい場所でも比較的見やすいです。



液晶の上にはHP TrueVision HD Webcamと呼ばれる、約92万画素のWebカメラを内蔵。




筺体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面にはセキュリティスロット、USB2.0、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポートが並びます。



右側面にはHDMI出力、USB3.0、MicroSDカードスロット、電源コネクターを搭載。




前面・背面には何もありません。

LANがない事とUSBの数は少ないものの、映像出力やカードスロットなど必要なものは備えており、不便を感じる事はさほどないのではと思います。

なお、カードスロットはmicroタイプとなるため、活用される方はご注意ください。



底面全体の様子です。
バッテリは完全に内蔵されているよう。



底面正面よりの位置に、スピーカーを内蔵しています。



PC本体と電源コネクター、ケーブル。




電源コネクターの仕様は19.5V、2.31Aで45W、プラグの形状はミッキー型です。



キーボード周りの操作性

次に、HP Stream 11-r000に搭載されているキーボード周りの操作性をチェックします。





アイソレーションタイプの日本語キーボードです。
キーピッチは縦横共に約18.9mm、ストロークは約1.5mmとやや浅目ですが、HPのノートPCでは標準的な仕様と言えます。

上部のファンクションキーには、明るさや音量などの調整機能が搭載されており、デフォルトではそれらの機能が動作するようになっています。

使いやすさは普通・・といった感じです。
特別使いやすいとは思いませんが、キー入力がストレスになるという事はなく、入力作業がそこそこ多い方でも問題なく利用できると思います。



キートップの形状は完全に平ら。
ややザラツキのある質感で指紋痕が目立ち難く、また押しやすいです。



パームレストには木目調のデザインがプリントされています。
以前のモデルにはなかった要素です。



タッチパッドはボタン一体型。
操作性は悪いという程ではないですが、使いやすくもないです。

外出先でちょっと使うくらいなら問題のない操作性ですが、自宅ではマウスを利用したいです。



重量

HP Stream 11-r000の重量を測定してみました。



マシン本体の重さは1118g。
仕様で謳われている約1.18 kgとほぼ変わらない重さです。

この位の重さなら、まあ余裕で持ち運べます。



付属の電源アダプターとケーブルを合わせた重量は297g。
PCと合わせて持っても1.5kgを少し切るくらいの重さです。



液晶の見やすさ

HP Stream 11-r000に搭載されている液晶をチェックします。
全ての製品に同じ液晶が搭載されるとは限りませんので、参考程度にご覧ください。



11.6型サイズで1366×768ドットの非光沢パネルが採用されています。

画面のスケーリング設定はデフォルトで100%となっており、文字やアイコンの表示サイズは大き過ぎるという事も小さすぎるという事もなく、多くの方に使いやすい表示です。

非光沢タイプのパネルであるため、明るい場所でも使いやすいです。





視野角は狭いです。
斜めから画面を見ると真っ白に見えてしまいます。

また画面はかなり青っぽい色味ですが、閲覧に問題があるという程はありません。



OneDrive 100GBの利用が2年無料になる特典

本製品には、OneDrive 100GBを2年間無料で利用できるという特典が標準付属しています。




本体のストレージ容量は32GBと極端に少なくはあるものの、ファイルの保管に関してはクラウドストレージで十分賄えると思います。



HP Stream 11-r000 構成内容とその特徴について

HP Stream 11-r000の構成内容とその特徴について解説します。

【CPU-Z】




【HP Stream 11-r000 (HP Stream 11-r016TU)の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Celeron N2840(2.16GHz~2.58GHz)
グラフィックス   インテル HDグラフィックス
メモリ   2GB(2GBオンボード/DDR3L-1333MHz)
ディスプレイ   11.6型ワイドHD(1366×768)、非光沢
ストレージ   32GB eMMC
無線機能   IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.0
バッテリ   2セル、駆動時間:約10時間30分(駆動時間の実測値は後の項に掲載)
電源アダプター   45W
サイズ   345×241×23.9(縦置き/幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.18kg
カラー   コバルトブルー
付属   OneDrive 100GB 2年分
保証   1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年02月02日時点のものです。

HP Stream 11-r000の構成は上記の通り。
Windows 10、Celeron N2840、メモリ2GB、32GB eMMCという構成内容で、主要な構成のカスタマイズは不可。Microsoft Officeの搭載は可能です。

構成としては低価格向け・・という感じではありますが、ストレージにeMMCを搭載しているため、HDDを搭載する低価格ノートよりもサクサクとした動作で使いやすいです。

あと無線LANにはAC対応のモデルが採用されているため、ネットワークへの接続性は良いです。

上記の内容に、OneDrive 100GBの特典をプラスして3万円を切る価格(税抜)・・は、非常にお得だと思います。



搭載されているストレージの内容を確認します。


eMMCの詳細


ディスクの内訳

ストレージにはSunDisk製の「SDW32G」という32GB eMMCが搭載されていました。

Cドライブの容量は28GB、うちユーザーが利用できるのは20GB強と、少し余裕がない感じの容量ですが、サイズの大きいソフトウェアでなければ、多少はインストールできると思います。

ですが、今後Windowsアップデートの容量も必要となってきますので、できるだけストレージの容量は開けておいた方が良いでしょう。

本製品にはOneDriveが付属しますので、サイズの大きいファイルの保管はクラウド上か、もしくはMicroSDが好ましいと思われます。



ベンチマークテストの結果

以下、HP Stream 11-r000で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】



【3DMark】


実行したテストの結果



【BIOHAZARD 6】


1280×720



【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】


DirectX 9/1280×720/標準品質(ノートPC)



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


1280×720 / 低品質



【CINEBENCH】



【Minecraft】



Minecraftプレイ時のパフォーマンス 画質設定を下げてもカクカクします 遊べない事はないですが快適には難しい


ゲームは軽いものでも快適なプレイは難しそうです。
が、ネットや動画の閲覧など軽い用途なら快適に行えます。

本製品にはストレージにeMMCが採用されており、HDDを搭載する構成よりも若干スピードが高速であるため、製品価格の割には快適な使用感です。



消費電力・温度

HP Stream 11-r000 の消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

画面の輝度がは50%程度に設定。

アイドル時 ・・・ 6W
ベンチマーク実行時 ・・・ 12W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

消費電力はかなり低いです。
アイドル時の消費電力は、5Wに近い6Wでした。




続いて、HP Stream 11-r000 の筐体内パーツの温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度です。

CPUの温度は高負荷な状態が続くとそれなりに上昇しますが、それ程高温にはならないようです。




高負荷時の、HP Stream 11-r000 のキーボード表面の温度を測定してみました。

キーボード右上付近がやや熱くなるようです。
が、常に手が触れるような場所ではないため、あまり気にはなりませんでした。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、HP Stream 11-r000の再起動にかかる時間を測定してみました。
以下は8回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 1:22
2回目 1:18
3回目 1:19
4回目 1:18
5回目 1:17
6回目 1:18
7回目 1:19
8回目 1:18
9回目 1:20

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分18秒

HP Stream 11-r000の再起動にかかる時間は約1分18秒。
HDDを搭載するようなPCと、大体同じくらいの速度です。



バッテリ駆動時間

HP Stream 11-r000のバッテリ駆動時間を測定してみました。

利用したソフトウェアはbbench、ソフトウェアの設定はストロークの実行が10秒毎に、無線LAN利用によるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容。

画面の輝度は50%前後に設定しています。




バッテリの電力が100%から3%に減少するまでの時間は49930秒。
約13.8(13.869444…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

かなりバッテリの持ちは良いようです。
実際の利用では、もう少し負荷をかけた使い方をするユーザーが多いと思われますので、上記数値よりもバッテリの持ちは短くなりますが、それでも十分な駆動時間だと言えるでしょう。

自宅などでの利用であっても、充電を長時間しなくてよいのは便利です。


HP Stream 11-r000 まとめ

HP Stream 11-r000のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・11.6型サイズで約1.18kgのモバイルノート
・日常的な軽い用途を快適に行える性能を持ちあわせている
・ストレージ容量が32GBと少ないかわりに、OneDrive 100GBを2年無料で利用できる
・コバルトブルーの鮮やかなカラーや筐体の質感など、個性的で美しいデザイン
・税抜価格3万円以下と非常に安価

11.6型サイズのコンパクトなモバイルノートです。
重量約1.18kgと軽く、また筐体が薄いため、気軽に持ち運びする事が可能です。

性能に関しては低価格ノートという感じの内容であり、高負荷な用途には向きませんが、ネットや動画閲覧、文書の編集など軽めの作業であれば快適に行えるパフォーマンスを持ちあわせています。

ストレージの容量は32GBと小さいですが、クラウドストレージの利用が可能となっているため、ファイルの保管などで困る事はないでしょう。クラウドにデータを置くようにすれば、サブノートとしての利用もしやすいです。

本製品は税抜価格が3万円以下と非常に安価ですが、その割に内容は良くデザインも優れています。普通にクラウドストレージを借りた場合のコストを考慮すれば、どれだけリーズナブルであるのかがよくわかると思います。

単純に価格が安いノートが欲しいという方に向いているのはもちろんですが、価格関係なく、外出時に使えるライトなサブノートが欲しいとか、ネット閲覧用のノートが欲しいといった方にもおすすめです。

以下、最新製品 HP Stream 11-y000の実機レビューです。
製品の外観や使用感、性能面についてより詳しく解説しております。

HP Stream 11-y000 の実機レビュー