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デルが販売するInspiron デスクトップ(3650)のレビューです。

Inspiron デスクトップ(3650)は、小型サイズのミニタワー筐体を採用しながらも、程々の拡張性を持ちあわせた第6世代Coreプロセッサ搭載のエントリー・デスクトップPC。

低価格かつ省スペースなデスクトップPCが欲しいけれど、拡張スロットの装備などある程度の拡張性は欲しいという方に向く製品です。

スリムタイプのPC程の省スペース性は持ちあわせていませんが、奥行きが短く、机の上にも設置しやすいサイズ感を実現しています。ローエンドグラフィックカードも選択できますので、CPU内蔵のGPUでは少し心許ないというような方の利用にも適しているでしょう。

今回は、そんなInspiron デスクトップ(3650)の内容をご紹介いたします。

なお、通常のレビューでは外観、構成、ベンチマーク結果・・といった記事の構成で製品をご紹介しておりますが、今回、トラブルによりベンチマーク等を実施する事が出来なかった為、ベンチマークテストの結果等の掲載はありません。

製品の外観や内観を中心に、ご紹介させていただきたいと思います。


【Inspiron デスクトップ(3650) レビュー記事目次】

・Inspiron デスクトップ(3650) 筺体外観・内観をチェック
ケース外観ケース内部の構造付属のキーボード・マウス

・Inspiron デスクトップの構成特徴
構成特徴 インテルの第6世代Core i5-6400を搭載

・製品のまとめ
Inspiron デスクトップ(3650) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron デスクトップ(3650) ケース外観の様子をチェック

まず、Inspiron デスクトップで採用されている小型のケース外観をチェックします。

小型・・といってもスリムケース程のコンパクトさは持ちあわせていませんが、奥行きが352mmと短く、机の上に設置する場合などに扱いやすいサイズ感を実現しています。




フロント側には光沢感のあるブラックカラーのパネルが採用されています。

中央にはスリムタイプの光学ドライブが、その右隣には電源ボタンやカードスロット、オーディオ端子、USB3.0×2基を備えるなど、机の上に設置した場合に使いやすい端子の配置となっています。




フロントパネルの左上にはInspironの文字が、中央にはおなじみとなるDELLのロゴが配置されています。



フロントパネルの下部にはメッシュ状の吸気口。




続いて背面の様子です。

背面には上部側にオーディオ端子×3基、USB2.0×4基、LAN端子が並び、中央の拡張スロットにはグラフィックカードに搭載されているDVIやHDMI、VGAが、下部には電源コネクターが配置されています。

本製品では内蔵GPUの構成と、GeForce 730(2GB)を搭載する構成が選べます。



筐体左側のサイドパネル。
こちらには何もありません。



右側のサイドパネルには、下の方にメッシュ状の通気口が備えられています。
単なる通気口ではなく、幾何学的なパターンによるデザインが施されており、やや凝った雰囲気です。



天面には何もなし。
隅の方に(ぼかしをかけている部分)、サポートを受ける場合などに利用するサービスタグのシールが張られていました。



ケース内部の構造をチェック

次に、ケース内部の構造をチェックします。
筺体右側のサイドパネルを取り外す事で、内部へアクセスする事が可能です。




サイドパネルを開くには、背面にある2か所のネジを緩めて外します。
ドライバーが必要です。



サイドパネルを外したところ。
パネルには、ベイ等の操作方法が書かれたシールが張られています。



フロントパネルを取り外します。
フロントパネルを取り外す事で、ドライブベイが搭載されている側面を開く事ができるような構造となっています。



このように側面を開く事ができます。



マザーボードとその周囲の様子です。
中央にCPUが、その右隣にメモリスロットが見えます。

CPUの下部にあるのはグラフィックカードです。



側面に搭載されているドライブ類。
左側のやや奥まった場所に見えるのがスリムタイプの光学ドライブで、右側に搭載されているのが3.5インチのHDDです。



3.5インチベイ等がある下部には、2.5インチベイが配置されています。

が、HDDマウンタが設置されておらず、オプションや付属品にもそのようなものは見当たらないため、カスタマイズなどでのディスクの搭載を想定したものではないようです。



電源は240W。
グラフィックカードを搭載していますが、省電力なローエンドタイプのカードであるため、これで十分です。



付属のキーボードやマウス

Inspiron デスクトップ(3650)に付属のキーボードやマウスをご紹介いたします。
標準ではKB216というデル製のUSBキーボードに、MS116 というUSBタイプのオプティカルマウスが付属します。





スタンダードなUSB日本語キーボードです。
取り立てて上げるような機能はないのですが、キーの配列や形状、質感などがよく使いやすいです。




キートップはやや湾曲する形状で、指を置きやすいです。




僅かにですが、チルトが可能。



こちら、USBタイプのマウスです。
特に述べるような特徴はありません。



Inspiron デスクトップ(3650) 構成特徴

Inspironデスクトップ(3650)の構成特徴を確認します。
以下、今回掲載しているモデルの主な構成です。

【Inspironデスクトップ(3650) の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i5-6400 (2.7GHz/TB時最大3.3GHz)
グラフィックス   NVIDIA GeForce GT730(2GB)
メモリ   8GB(8GB×1/DDR3L 1600MHz)
ストレージ   1TB HDD(7200rpm)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
無線機能   Dell Wireless 1707(802.11b/g/n / Bluetooth4.0)
電源   240W
サイズ   154×352×274(幅×奥行き×高さ/mm)

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年01月13日時点の情報に基づくものです。

本製品の主な構成は上記の通り。
こちらはGeForce GT730搭載するモデルの構成ですが、他に内蔵グラフィックスの構成も選択できます。

GPUやOfficeの有無、OS、ソフトウェア以外はほぼ固定の構成となっており、どのモデルを選択してもCPUはCore i5-6400、メモリは8GB、ストレージは1TBとなります。

ストレージにSSDの選択肢は提供されていません。

構成を自由に選べない所はやや残念ですが、利用には困らない性能と容量を持ちあわせていますので、特に不満を感じるような場面に遭遇する事はないと思われます。

デスクトップPCでありながら無線LANやBluetoothも標準で搭載しており、使用感は悪くないでしょう。
価格も比較的安く、内容から考慮してコスパは悪くないです。



Inspiron デスクトップ(3650) まとめ

Inspiron デスクトップ(3650)のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・奥行きが短いミニタワー・デスクトップPC
・小型でありながらグラフィックカードを搭載できる
・インテルの第6世代Coreプロセッサを搭載
・低価格

ミニタワー筺体を採用する、小型のデスクトップPCです。

スリムタイプのPCほどのコンパクトさはないものの、やや小型のサイズと程々に高い拡張性を両立させており、小型かつやや高性能なデスクトップPCをお探しの方に向いています。

ローエンドではありますがグラフィックカードも搭載できますので、やや高負荷な用途にも利用可能です。

カスタマイズ性はいまいちですが、標準構成で高性能かつ容量にも余裕があるなどバランスが良く、扱いやすいデスクトップPCだと思います。

キャンペーンなどと組み合わせた価格の低さも魅力。
エントリー ~やや性能の高いデスクトップPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。