★本ページはプロモーションが含まれています★

マウスコンピューターが販売するデスクトップPC、LUV MACHINES シリーズのレビューです。

LUV MACHINESシリーズは、マウスコンピューターブランドにてラインアップされているミニタワー型のデスクトップPC。

今回ご紹介するのは、インテルの第6世代Coreプロセッサを採用する製品で、CPUはCorei3からCore i7まで、上位モデルにおいてはグラフィックカードの選択も可能となるなど高い拡張性を持ちあわせています。

ゲームのプレイが目的であるのなら、ゲームプレイに最適化されたG-Tuneブランドの製品の利用が適していますが、軽い用途に利用できるPCや、日常作業に利用できる高性能なPCが欲しいというような方には、よりライトな構成も選択できる本製品の方が適していると言えるでしょう。

本シリーズには 2015年10月に登場した新筐体が採用されており、従来の筺体よりも拡張性が高いという事に加え、インテリア性にも優れています。それでいて、価格は従来モデルと同じように安価であるなど、単純にコスパ重視だという方にもおすすめです。

今回はWindows 10、Core i5-6500、メモリ8GB、GTX 950(2GB)、240GB SSD&1TB HDDを搭載する「LM-iG460S-SH2」というモデルを使用してみましたので、その使用感や性能を詳しくご紹介したいと思います。


【LUV MACHINES シリーズ(H110) レビュー記事目次】

・LUV MACHINES シリーズ 筐体外観・内部の構造をチェック
筺体外観・インターフェース筐体内部の構造付属のキーボード・マウス

・LM-iG460S-SH2の構成特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間

・製品レビューのまとめ
LUV MACHINES シリーズ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


LUV MACHINES シリーズ 筺体外観・インターフェースの内容をチェック

まず、LUV MACHINES シリーズの筺体外観やインターフェースの内容をチェックします。

冒頭にも記載した通り、本シリーズは2015年10月にリニューアルされた新筐体を採用しています。
従来よりもさらにコンパクトになり、さらにストレージ数の増加やより幅広いカスタマイズへの対応が可能となるなど、使いやすさが増しています。

デザインについても、以前は光沢感のあるブラックカラーのケースを採用していたのに対し、新筐体にはマットな質感の素材が用いられており、より落ち着きがあって洗練された印象の筺体となりました。



フロントパネル全体の様子。
上部に光学ドライブ、中央部に端子類、パネル下部には通気口が設けられており、外気を吸気するような構造となっています。



パネル中央部にはヘッドフォン出力、マイク入力、USB2.0×2基、電源ボタンが並び、それら端子類の下部にはHDDのアクセスランプを設置。



マシンの電源オン時、アクセスランプは状態によって青~赤色に点灯します。
控えめな光量ですので、点灯していても特に気にはなりません。



フロントパネル下部にはmouse computerのロゴ。


フロントパネルの側面のみ、ヘアライン加工を施した素材が用いられるなど、さりげなく美しい仕上がりです。

全体のイメージとしては、シンプルではありつつも地味という程でもない、設置場所を選ばないインテリア性の高いデザインだと思います。




背面のインターフェースを確認します。
選択する構成により、背面のインターフェースの内容は異なってきますのでご注意ください。

筺体背面の様子。
上から電源コネクター、PS/2キーボード端子、PS/2マウス端子、USB3.0×2基、USB2.0×2基、LAN、オーディオ端子×3が並び、下部には本製品に搭載のグラフィックカード GTX 950から提供される、DVI-Iや、DisplayPort×3基といった映像出力端子が並びます。



右側のサイドパネルには、メッシュ状の通気口が2カ所に設けられています。



左側のサイドパネルには何もなし。



筺体天面の様子。
特に何もありません。



筐体内部の構造をチェック

次に、LUV MACHINES シリーズの筐体内部の構造をチェックします。



サイドパネルのネジを取り外し、内部へアクセスします。
ドライバーが必要です。



筐体内部全体の様子。
右上から時計回りに光学ドライブベイ、HDDベイ、ファン、グラフィックカード、CPUやメモリ、電源ユニットというパーツの配置です。

手前からは電源の仕様が分かりませんが、500W(80PLUS SILVER)の電源ユニットが搭載されています。最大では700Wの大容量電源の選択も可能です。

なお、掲載モデルには背面のファンとフロントファンが標準搭載されていますが、選択する構成によっては背面にしかファンが標準搭載されないものもあります。



光学ドライブべイ(5.25インチ)、HDDベイ(3.5インチ)が設置されているすぐ下に、2.5インチシャドウベイが設置されています。

今回のモデルは、2.5インチベイに 240GB SSDを搭載。



フロントファンが設置されている付近には大きなスペースが設けられており、前面から取り入れた空気を直接、後部のグラフィックカードやCPUなどの発熱の大きいパーツへ送る事ができます。

冷却面にメリットがあるのはもちろん、この構造により、寸法の長いカードの搭載も可能となっています。




CPU周りの様子


グラフィックカード周りの様子


コンパクトかつ効率の良いエアフローを採用した構造のケースですが、光学ドライブは2基、HDDやSSDも複数搭載できるようになるなど、拡張性は高いです。

一般的な用途への利用には十分すぎる内容です。



標準付属のキーボード・マウス

標準付属のキーボードやマウスをご紹介いたします。

なお、掲載製品にはUSBキーボードやマウスが付属していましたが、下位構成ではキーボードやマウスが付属しないモデルもあります。





USB接続の日本語キーボードです。
右側にはテンキーを搭載。ストロークはやや浅目です。

特別使いやすいという事もなく使いにくいという事もない、普通のキーボードだと思います。



キートップは平ら。ややザラツキのある質感です。




チルトが可能。
ややキーボード面を傾斜させる事ができます。



光学式のUSBスクロールマウス。
こちらも特に変わった機能はない、普通のUSBマウスです。


なお、キーボードやマウスはカスタマイズにて、サードパーティ製のデバイスを選択する事が可能です。



LUV MACHINES シリーズ「LM-iG460S-SH2」の構成内容とその特徴について

次に、掲載している LUV MACHINES シリーズの構成内容とその特徴について解説します。

【CPU-Z】





【GPU-Z】

【LM-iG460S-SH2 の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i5-6500(3.20GHz/TB時最大3.60GHz)
チップセット   H110 Express
グラフィックス   NVIDIA GeForce GTX 950(2GB)
メモリ   8GB(4GB×2/PC3-12800/2スロット/最大16GB)
ストレージ   240GB SSD(Kingston製)+1TB HDD(Seagate製/7200rpm)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
拡張ベイ   2.5型シャドウ×1、3.5型オープン×1/シャドウ×2、5.25型オープン×2
拡張スロット   PCI Express x16×1、PCI Express x1×3
電源   500W(80PLUS SILVER)
サイズ   170×403×360(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約8.5kg
保証   1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年12月29日時点のものです。

Windows 10、Core i5-6500、メモリ8GB、GeForce GTX 950(2GB)、240GB SSD&1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する「LM-iG460S-SH2」というモデルの構成です。

「冬のボーナスセールモデル」としても提供されているマシンで、GTX 950やデュアルストレージを搭載しながらも、2015年12月19日時点では99,800円 (税別)というリーズナブルな価格を実現しています。

ゲームなど高負荷な用途にはやや物足りない構成ではありますが、一般的な用途であれば、大抵の作業は快適にこなせるだろうと思われるハイパフォーマンスなモデルです。

スピードも容量も十分であり、ライトな写真や動画編集用のマシンとしてもよさそうです。より性能が必要だというのなら、Core i7や上位のグラフィックカードも選択できます。

上記のようなスペックの高いモデルが存在する一方で、下位構成ではCore i3を搭載するモデルを5万円台から選択可能です。

デュアルストレージを選択したとしても6万円台と非常に安価であり、単純に低価格なデスクトップPCをお探しの方にも最適なモデルだと言えるでしょう。

安さに加え、カスタマイズ性に優れる点も大きな魅力です。



搭載されているストレージの内容を確認します。


SSDの仕様


HDDの仕様


ディスクの内訳

起動ドライブであるSSDには、KINGSTON製の「SV300S37A240G(V300シリーズ)」という240GB SSDが、HDDにはSeagate製の「ST1000DM003-1ER162」という1TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

最近見かける事が多いM.2規格のSSDほどではありませんが、高速なSSDです。体感でも非常に高速であり、快適に作業が行えます。

もちろん、他メーカーや容量違いのSSDの選択も可能。
HDDについても、さらに大容量のモデルを選択可能です。

提供されるストレージに関しては、時期により変更される可能性がありますので、詳細は製品ページにてご確認ください。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載している「LM-iG460S-SH2」で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】



【3DMark】


実行したテストの結果


Fire Strikeの詳細



【BIOHAZARD 6】


span class=”aka”>左:1280×720 / 右:1920×1080



【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】



DirectX 11、高品質(デスクトップPC)で実行 1280×720 / 1920×1080



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】



【CINEBENCH】



【Minecraft】



Minecraft デフォルトの描画設定で快適に動作 下はMinecraft実行時のパフォーマンス概要


どちらかというとエントリー寄りのミドルレンジGPU・・と言われるGTX 950を搭載するモデルですが、やや負荷のかかるゲームタイトルでも、画質を高く設定しなければ十分にゲームがプレイできる位の性能は持ちあわせています。

グラフィック性能はもちろん、CPUの性能もそこそこ高く、写真や動画編集などにも利用できるでしょう。

2015年12月29日時点では、最大で GTX970(4GB)の選択も可能となっており、より高い性能を求める方にも対応できます。

もちろん内蔵GPUの構成も選択できますので、安いPCが欲しい、また一通りの作業が快適にできればそれでいいというような方には、グラフィックカードなしのモデルがお勧めです。



消費電力・温度

LM-iG460S-SH2の消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

以下の数値に、液晶の電力は含みません。

アイドル時 ・・・ 29W
ベンチマーク実行時 ・・・ 143W

負荷をかけるとやや消費電力は高くなりますが、アイドル時の消費電力は低めです。




続いて、LM-iG460S-SH2の筐体内パーツの温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度です。

高負荷な状態が続いても、全体的に温度は低めです。
なお、今回のモデルは上記のような感じですが、構成が変わるとパーツの温度も変化する可能性があります。



再起動(起動・シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、LM-iG460S-SH2の再起動時間を測定。
以下は9回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:31
2回目 0:27
3回目 0:27
4回目 0:27
5回目 0:28
6回目 0:27
7回目 0:28
8回目 0:27
9回目 0:27

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 27秒

掲載しているLM-iG460S-SH2の再起動時間は、およそ27秒。

Windows 10を搭載するPCは起動やシャットダウンがやや遅い・・という印象があったのですが、本製品はなぜか非常に高速でした。平均すると30秒を切るなど、本当に速いです。

速度は搭載するパーツの内容によって大きく変化するため、SSDとHDDを選択したとしても必ずしも上記のような結果になるとは限りませんが、使用感を考えるのならSSDの構成がお勧めです。



LUV MACHINES シリーズ まとめ

LM-iG460S-SH2のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・コンパクトなミニタワーの新筐体を採用するデスクトップPC
・小型でありながら比較的拡張性は高い
・第6世代のCore i3~Core i7を選択できる
・内蔵グラフィックスの構成を選択する事はもちろん、グラフィックカードの搭載も可能
・低価格

第6世代Coreプロセッサを搭載する、ミニタワーデスクトップPCです。
インテルの第6世代Core プロセッサを採用しており、下はCore i3から、上はCore i7まで幅広い構成を提供しています。

グラフィックスに関しても、内蔵GPUの構成はもちろん、高性能なグラフィックカードの選択も可能となっており、ゲーム向けを謳った製品ではないものの、ゲームのプレイや写真・動画編集といった負荷のかかる作業を行うユーザーにも対応可能なシリーズです。

似たような構成のデスクトップPCは他にも数多く存在しますが、LUV MACHINES シリーズは幅広い構成の提供に加えて柔軟なカスタマイズが可能となっており、必要な構成をぴったり選べるという点が大きな魅力。思い通りの構成を選べるデスクトップPCが欲しい、という方に適していると言えるでしょう。

価格もギリギリまで安くなっているという感じの設定であり、単純に安いPCを探しているという方にもおすすめです。