前記事(Inspiron 15 5000(5558)レビュー 第5世代Core i搭載のコスパに優れた15.6型ノート)に続き、今回は Inspiron 15 5000(5558)の構成と性能面について。

掲載しているのはWindows 8.1、15.6型HDタッチ液晶、Core i5-5200U、メモリ8GB、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する上位の「Inspiron 15 5000 プレミアム」というモデル。

今回は、上記構成のモデルの特徴や性能面について詳しく触れたいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在デルでは、以下の後継モデルを販売中です。

New Inspiron 15 5000(2016/9/13発売)

【Inspiron 15 5000(5558) レビュー記事目次】

・Inspiron 15 5000(5558) 筺体外観・液晶・インターフェース・操作性など
外観・インターフェースキーボードの操作性筐体内部構造液晶の品質

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェア

・製品レビューのまとめ
Inspiron 15 5000(5558) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 15 5000(5558)シリーズ 構成内容とその特徴

まず、掲載しているInspiron 15 5000(5558)の主な構成とその特徴について解説します。

【CPU-Z】






【Inspiron 15 5000(5558)プレミアム の主な構成】

OS   Windows 8.1 64bit
プロセッサ   Core i5-5200U (2.2GHz/TB時最大2.7GHz)
グラフィックス   インテル HD グラフィックス 5500
メモリ   8GB(4GB×2/DDR3L)
ストレージ   1TB HDD(5400rpm/Western Digital製)
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ   15.6型HD(1366×768)、光沢、タッチ対応
無線機能   Intel Centrino ワイヤレス-AC 3160、Bluetooth 4.0
バッテリ   4セル(40WHr/実測値は後の項に掲載)
電源アダプター   45W
保証   1年間引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年08月05日時点のものです。

Windows 8.1、15.6型HDのタッチ液晶、Core i5-5200U、メモリ8GB、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する「Inspiron 15 5000(5558)プレミアム」モデルの構成です。

本製品で提供されている中では最上位にあたる構成で、下位モデルの液晶がタッチ非対応であるのに対し、掲載モデルにはタッチ対応のパネルを採用、CPUやメモリも下位モデルには Celeron 3205UやCore i3-4005U、メモリ4GBが搭載されるのに対し、上位モデルにはCore i5-5200Uやメモリ8GBが搭載されるなど、やや性能高めの内容となっています。

ストレージはHDDのみですが容量が大きく、利用するには便利な構成です。


なお、先ほど製品ページを確認したところ、上位のプレミアムモデルは完売してしまったのか、モデル一覧への表示がありませんでした。

現時点でのラインアップは、Celeron 3205U搭載のエントリーモデルと、Core i3-4005U搭載のベーシックモデルのみとやや選択肢が狭まってしまうのですが、価格は最小構成モデルで49,980円(税抜・配送料込/2015年8月5日時点)と、非常にリーズナブルです。

今後また内容が変更となる可能性がありますので、現在のラインアップについては製品ページにて内容をご確認ください。



搭載されているストレージの内容を詳しく見てみます。


HDDの詳細


ディスクの内訳

HDDにはWestern Digital製の「WD10JPVX-75JC3T0」というモデルが搭載されていました。容量1TB、5400rpm、9.5mm厚のHDDです。

速度はHDDとしては普通。
容量が大きい所が便利なディスクです。

どのモデルも、ストレージは1TB HDDのみの搭載となります。



ベンチマークテストの結果

以下、Inspiron 15 5000(5558)で実施したベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.3
メモリ 7.5
グラフィックス 5.6
ゲーム用グラフィックス 5.7
プライマリ ハードディスク 5.9

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 105.9106.4
512K 1.3811.457
4K 107.6100.7
4K QD32 0.5101.332

数値は左がRead、右がWrite/上記はランダムの値


【3DMark】


実行したテストの結果


Fire Strikeの詳細

Ice Storm・・・ 45690
Cloud Gate・・・ 4344
Sky Diver・・・ 2365
Fire Strike・・・ 665


【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】

1280×720(描画設定3) ・・・ 1693

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【BIOHAZARD 6】

1280×720 ・・・ SCORE:1617 / RANK:C


【FINAL FANTASY XIV】

【新生エオルゼア キャラクター編】

【蒼天のイシュガルド(DirectX 9)】

【新生エオルゼア】
1280×720(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:2119 / 評価:普通

【蒼天のイシュガルド(DirectX 9)】
1280×720(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:2056 / 評価:普通


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

1280×720(低品質) ・・・ スコア:5581 / 評価:快適
1280×720(標準品質) ・・・ スコア:4527 / 評価:普通


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 27.73fps
CPU ・・・ 255cb



Minecraft デフォルトの設定で快適に動作


高性能という程ではないですが、軽め~やや負荷のかかる作業程度なら快適に行える性能です。

本モデルはメモリを8GB搭載しているため、複数のアプリケーションやブラウザのタブを少々多く起動していたとしても、そこそこ余裕な状態で利用できるのですが、メモリ4GBの下位モデルだと、使い方によっては本モデル程快適にとはいかないかもしれません。

ただ、底面からストレージやメモリスロットへ容易にアクセス(パーツの追加&換装)できるため、その辺りの構成はそれ程問題ではないかなと思います。



消費電力・温度

Inspiron 15 5000(5558)の消費電力を測定してみました。
以下はアイドル時、およびベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6)の消費電力です。

画面の輝度は50%程度に設定。

アイドル時 ・・・ 7W
ベンチマーク実行時 ・・・ 28W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

語尾にUのつく低電圧版のCPUを搭載するなど、電力消費の大きいパーツは搭載していないため、15.6型のノートとしては軽負荷時も高負荷時も消費電力はかなり低めです。




続いて、Inspiron 15 5000(5558)の筐体内パーツの温度を測定。
以下アイドル時、およびベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度測定結果です。

高負荷な状態が続くとCPUの温度が上昇しますが、高温という程にはならないようです。




さらに、高負荷時のキーボード表面の温度を測定してみました。

全体的に温度は低いです。
キーボード入力時などに、表面の熱さが気になる事は多分ないと思います。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、Inspiron 15 5000(5558)の再起動にかかる時間を測定。
以下は9回の測定時間とその平均値です。

1回目 1:17
2回目 1:05
3回目 1:00
4回目 0:58
5回目 1:01
6回目 1:28
7回目 1:32
8回目 1:35
9回目 1:31

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分16秒

Inspiron 15 5000(5558)の再起動にかかる時間はおよそ1分16秒。
HDD搭載のPCでは再起動に1分弱~1分半程度かかるという結果が多く出ており、比較すると本製品の再起動時間は
標準的な速度だと言えるでしょう。

速くはないけれど遅くもない、と言う程度の速度です。
SSDの速度に慣れた方だと、遅く感じられるかもしれません。



バッテリ駆動時間

Inspiron 15 5000(5558)のバッテリ駆動時間をbbenchで測定してみました。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎に、ワイヤレスLANによるインターネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。

画面の輝度は50%程度に設定。


バッテリの電力残量が100%から5%になるまでの時間は25846秒。
約7.2時間(7.1794444..)のバッテリ駆動が可能という結果です。

15.6型サイズのノートにしてはそこそこバッテリは持つようです。
外出時に持って出るようなタイプの製品ではないため、十分だと思います。



プリインストール・ソフトウェアの内容

Inspiron 15 5000(5558)に標準搭載されているソフトウェアの内容について、簡単にご紹介します。
製品購入時期や、選択するオプションの内容によっては以下の内容とは異なる可能性があるため、ご注意ください。




デスクトップ画面


スタート画面



アプリ一覧画面

プリインストールされているソフトウェアの内容は、上記掲載画面の通り。
多くがデル製のツールで、他にCyberLink製のソフトウェアが数点と、セキュリティソフトなどが搭載されるという内容です。

特徴的なもののみをあげると、PCの管理を行う「My Dell」やバックアップなどの作業を管理する「Dell Backup and Recovery」、システムの状態を最新に保つ「Dell Update」、電源管理ツール「Dell Power Manager Lite」、オーディオ関連のユーティリティ「Dell Audio」、画面の色調整を行う「True Color」、購入ソフトウェアの管理ツール「Dell Digital Delivery」等が搭載されていました。

他に、CyberLink製の再生ソフトやライティングソフトなども搭載されており、とりあえず、搭載されているソフトウェアのみでも一通りの作業を行えると思われる内容です。




My Dell システムの総合的な管理を行うためのツール


Dell Backup and Recovery バックアップ&リカバリー管理ツール


Dell Power Manager Lite 電源管理


Dell Digital Delivery FastAccess Facial Recognitionをダウンロード・インストールできるようになっていた


CyberLink Media Suite CyberLink製ソフトの各種機能へアクセスできる


Dropbox 20GBを1年間無料で利用できる特典が付属



Inspiron 15 5000(5558)シリーズ まとめ

Inspiron 15 5000(5558)シリーズのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・15.6型HD、HDタッチパネルを提供(2015年8月5日時点ではタッチモデルは販売されていないよう)
・光学ドライブなど一通りの機能を備えている
・価格がリーズナブル

15.6型HDの液晶を搭載する、スタンダードノートに位置づけられる製品です。

搭載できるCPUは最大で第5世代のCore i5、外部グラフィックスのオプションは提供されないなど、高負荷な作業には向かないマシンですが、その分価格が安く一通りの機能を搭載するなど、日常用途に使えるPCをお探しの方には魅力は大きいです。

省電力でこのサイズのノートとしてはバッテリの持ちも良いため、部屋を移動してPCを利用されるような方にも使いやすいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在デルでは、以下の後継モデルを販売中です。

New Inspiron 15 5000(2016/9/13発売)