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デルが販売するノートPC、Inspiron 15 5000(5558)のレビューです。

Inspiron 15 5000(5558)は、インテルの第5世代Coreプロセッサを搭載する15.6型サイズのノートPC。

光学ドライブなど基本的な機能を備えたスタンダードノートで、オプションではタッチパネルも選択可能。大体5~8万円前後と価格が安く、日常作業に使えるノートPCをお探しの方には扱いやすく手頃な製品です。

今回は、タッチパネルを搭載する上位のInspiron 15 5000シリーズ プレミアム を用い、外観や性能面などについて詳しくレビューしてみました。


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【Inspiron 15 5000(5558) レビュー記事目次】

・Inspiron 15 5000(5558) 筺体外観・液晶・インターフェース・操作性など
外観・インターフェースキーボードの操作性筐体内部構造液晶の品質

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェアの内容
プリインストール・ソフトウェア

・製品レビューのまとめ
Inspiron 15 5000(5558) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 15 5000(5558)シリーズ 外観・インターフェース

まず、Inspiron 15 5000(5558)の筺体外観やインターフェースの内容をチェックします。

サイズは幅380mm、奥行き260.4mm、厚みが23.75mmで、最小重量は2.45kg。これはタッチ操作対応モデルの数字で、タッチ非対応の場合は重量がわずかに軽くなります。

いずれにせよ、携帯には少し大きく重すぎると思われるサイズです。
屋内での利用が向いていると思います。






天板には凸凹とした細かい表面加工がなされている


天板中央にはDELLのロゴ

シルバーカラーのシンプルなデザインを採用。
天板表面には網の目の様な 凸凹とした加工が施されており、重厚感があります。

加工によって指紋などが付きにくく、また付いても目立ちにくくなっているため、扱いやすいです。





ディスプレイには 15.6型ワイドHD解像度の光沢パネルを採用。
本製品にはタッチ対応と非対応のモデルが提供されており、掲載モデルはタッチ操作に対応しています。




液晶ベゼルは段差が浅いタイプ フラットではない


液晶パネルの上にはHD(720p)対応のWebカメラを内蔵


液晶下にはDELLのロゴ




筺体側面のインターフェースを確認します。

筺体左側面には電源コネクター、LAN、HDMI、USB3.0、SDカードスロットを搭載。




右側面にはUSB2.0×2、光学ドライブ、セキュリティスロットが並びます。




前面にはインジケーターランプが配置されるのみ。
やや底面に入ったところに2基のスピーカーを内蔵しています。




背面にはなにもなし。

全体として、15.6型のノートとしては充実・・という程ではありませんが、家庭用のノートとしては不足もないと思われる内容です。



液晶の最大開閉角度は約140度。
開きが大きく、環境に合わせて液晶面の角度を調整しやすいです。




PC本体と電源アダプタ―類



電源アダプタ―のコネクターの形状はミッキー型、仕様は19.5V、2.31Aで45W



キーボードやタッチパッドの操作性

次に、Inspiron 15 5000(5558)のキーボードやタッチパッドの操作性について。




キーボード全体の様子


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

アイソレーションタイプのキーボードを搭載しています。
右側にはテンキーを搭載。

15.6型サイズのノートなので、キーピッチには余裕がありますが、ストロークはやや浅い気がします。と言っても打ち難いという事はなく、操作性は普通。

ただし、backspaceやEnterキーの幅が極端に狭い所は使い辛いです。右側にテンキーがある為、慣れないと誤ってそちらを打ちそうになります。




キートップは完全に平らな状態


backspaceやEnter等のキー付近が打ち難い 一方でカーソルキーは独立していて打ちやすい

ボタン一体型のタッチパッドを搭載。
ボタンの固さは普通です。

使い心地は良いという程ではないですが悪くもなく、普通。

このサイズのノートではマウスを利用される方も多いと思いますので、操作性はそれ程重視するところではないと思います。



筺体底面からアクセスできる内部構造

Inspiron 15 5000(5558)の筺体底面の状態と、底面からアクセスできる内部の構造をチェックします。




底面 写真は上が筺体背面側、下が前面側

背面にバッテリスロット、底面手前側には開閉可能なパネルのカバーが配置されているのが見えます。





搭載されているバッテリの仕様は14.8V、40Wh



底面のカバーを開くと内部にはHDDベイやメモリスロット、内蔵電池、無線LANモジュールなどが配置されていました。

HDDやメモリに簡単にアクセスできるのは便利です。

購入時に提供されている構成のバリエーションが少なかったとしても、購入後に市販のパーツを追加する事ができます。(分解やパーツの交換により、製品保証が利用出来なくなる可能性がありますのでご注意ください)



液晶の見やすさ・品質

Inspiron 15 5000(5558)に搭載されている液晶に見やすさ・品質をチェックします。

掲載のモデルに搭載されているのは、タッチ対応のパネルです。
同じ構成を選択したとしても、実際の製品に搭載されているパネルとは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。



15.6型ワイドHD(1366×768)の光沢パネルを搭載しています。
10点のタッチ操作に対応しており、パネルに直接触れることによる操作が可能です。

本製品では、タッチ非対応のパネルも提供されていますが、そちらも解像度はHD。
高解像度液晶が好みの方には使いにくいかもしれませんが、細かい文字が苦手だというような方には使いやすいです。




画面の視野角をチェックします。



視野角は狭いです。
斜めから見ると真っ白に画面の色が変化してしまいます。

真正面から見る限りでは、問題ありません。




次に、色域の測定結果について。。
以降、Spyder 4 Eliteを用いて測定した結果を掲載しています。

sRGBのカバー率は43%、AdobeRGBのカバー率は32%と言う結果です。
色域はかなり狭いです。実際の画面も、色が浅く見えます。




続いて、ガンマカーブを確認します。


左:ガンマ応答カーブとガンマ2.2のカーブ / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ応答カーブはRGB共にバラつきが見られます。
初期状態では、かなり青味の強い液晶です。




さらに、画面の均一性を測定してみました。
色ムラや輝度ムラをチェックします。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色ムラも輝度ムラもやや存在するという程度。
差異は小さく、目で見て感じるほどのものではないです。


総合的に考えて、価格なりの液晶だと感じます。
全体的に色が薄くまたデフォルトでは青味が強く、写真編集など色味を気にしなくてはならないような作業にはあまり向かないパネルですが、単純に閲覧するといった作業を行う分には問題ありません。

タッチ操作に対応しているため、Windows 8ならではの操作も楽に行えます。




なお、本製品には「True Color」という液晶の色調整を行うユーティリティが標準で搭載されていました。

数値で色温度を指定できるようなものではなく、あくまでも大まかな画面の色調整を行うためのものですが、トーンをスライドで微調整できる他、予め提供されているプロファイルを利用し、環境や用途に適したモードへの変更を簡単に行う事ができます。





Inspiron 15 5000(5558)シリーズの外観や液晶、操作性等については以上となります。
次記事では、掲載製品の構成や性能面について詳しく触れたいと思います。

次:Inspiron 15 5000(5558)のベンチマーク結果 上位のプレミアムモデルの性能は?