前記事(NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズレビュー WQHD液晶やGTX960M搭載の13.3型ゲーミングノート)に続き、今回はNEXTGEAR-NOTE i3501シリーズの構成と性能面について。

掲載しているのはWindows 8.1、Core i7-4710MQ、メモリ8GB、GeForce GTX960M(2GB)、500GB HDDを搭載する「NEXTGEAR-NOTE i3501SA1」というモデル。

2015年7月13日現在、本シリーズで提供されている中ではシルバーモデルに位置づけられるマシンで、ストレージはHDDであるものの、CPUにCore i7を搭載するなどややスペックの高い内容となっています。もちろんカスタマイズが可能です。

今回は、そんなNEXTGEAR-NOTE i3501SA1の構成特徴や性能について、詳しく触れたいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中のGTX 960M搭載ノートについては、以下の記事をご覧ください。

NEXTGEAR-NOTE i5520(i5520GA1)レビュー

【NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズ レビュー記事目次】

・NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズ 筺体外観や液晶・操作性などについて
外観・インターフェースキーボードの操作性筺体底面と内部の構造液晶の品質主な付属品

・構成特徴やベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・搭載されてるソフトウェア
プリインストール・ソフトウェア

・製品レビューのまとめ
NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズ 構成内容とその特徴について

まず、掲載している NEXTGEAR-NOTE i3501SA1の構成内容とその特徴を解説します。


【CPU-Z】




【GPU-Z】

【NEXTGEAR-NOTE i3501SA1 の主な構成】

OS   Windows 8.1 Update 64bit
プロセッサ   Core i7-4710MQ(2.50GHz/TB時最大3.50GHz)
グラフィックス   NVIDIA GeForce GTX960M(2GB)/HD グラフィックス 4600
メモリ   8GB(8GB×1/PC3-12800 DDR3L SODIMM/最大16GB)
ストレージ   500GB HDD (SerialATAII接続/Western Digital製)
ディスプレイ   13.3型 WQHD(2,560×1,440)、非光沢
無線機能   IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth v4.0 + LE
バッテリ   公称の駆動時間:最大約5.7時間
サイズ   330×227×31.9(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.1kg

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年07月13日時点のものです。

Windows 8.1、Core i7-4710MQ、メモリ8GB、GeForce GTX960M(2GB)、500GB HDDという内容を持つシルバーモデルです。

最小構成に比べ、CPUやメモリ、ストレージの容量などが少しづつアップグレードされた内容の構成で、価格は抑えたいけれど性能も妥協できないというような方に向いています。

本シリーズの特徴は、グラフィックスにGeForce GTX960M(2GB)を搭載している点と、高解像度なIGZO液晶を搭載している点、またモバイルに向いているという点などで、基本的にIGZO液晶、GTX960Mは固定構成となりますが、その他の構成についてはカスタマイズが可能です。

最上位構成では256GBのmSATA SSDを2基、RAID 0構成(512GB)で搭載したモデルなども提供されており、性能以外にストレージの速度や容量が必要だというようなユーザーにも十分対応できます。

なお、本シリーズで選択できる液晶は、13.3型 WQHD(2,560×1,440)のIGZO液晶のみとなりますが、G-Tuneでは同じ筐体にフルHDの液晶を搭載した「NEXTGEAR-NOTE i3500シリーズ」といったモデルもラインアップされていますので、フルHD液晶が良い方はそちらを選択すると良いでしょう。

価格はフルHDのNEXTGEAR-NOTE i3500 の方が若干安価です。



搭載されているHDDの内容を詳しく見てみます。


HDDの詳細

HDDにはWestern Digital製の「WD5000LPVX-22V0TT0」という500GB HDD(5400rpm)が搭載されていました。厚みは7mm。

速度はHDDなりといった感じで、速くはないですが遅いというわけでもありません。ただSSDに慣れているような方だと、遅く感じられると思います。

上でも述べた通り、起動ドライブにSSDを持ってくるような構成も可能となっていますので、速度を重視される方はSSDへカスタマイズを行うか、もしくは最初からSSDを搭載している構成を選択すると良いでしょう。



NEXTGEAR-NOTE i3501SA1 ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているNEXTGEAR-NOTE i3501SA1で実行したベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 8.1
メモリ 8.1
グラフィックス 5.2
ゲーム用グラフィックス 5.2
プライマリ ハードディスク 5.9

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 114.5113.9
512K 1.3641.531
4K 112.2113.0
4K QD32 0.5071.490

数値は左がRead、右がWrite/上記はランダムの値


【3DMark】


3DMark 各テストのスコア


Fire Strikeのスコア詳細


Fire Strike Ultraのスコア詳細

Cloud Gate・・・ 15321
Sky Diver・・・ 12474
Fire Strike・・・ 4050
Fire Strike Ultra・・・ 797


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1280×720 ・・・ 16195~16272
1920×1080 ・・・ 8076~8104
2560×1440 ・・・ 4891~4903


【BIOHAZARD 6】

1280×720 ・・・ SCORE:10795 / RANK:S
1920×1080 ・・・ SCORE:6101 / RANK:S
2560×1440 ・・・ SCORE:3845 / RANK:B


【FINAL FANTASY XIV】

新生エオルゼア キャラクター編


蒼天のイシュガルド DirectX 11で実行


【新生エオルゼア】
1920×1080(高品質 ノートPC) ・・・ SCORE:7860 / 評価:非常に快適
1920×1080(最高品質) ・・・ SCORE:5948 / 評価:とても快適
2560×1440(最高品質) ・・・ SCORE:3635 / 評価:快適

【蒼天のイシュガルド(DirectX 11)】
1920×1080(高品質 ノートPC) ・・・ SCORE:5938 / 評価:とても快適
1920×1080(最高品質) ・・・ SCORE:4188 / 評価:快適
2560×1440(最高品質) ・・・ SCORE:2542 / 評価:やや快適


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

1280×720(最高品質) ・・・ スコア:14719 / 評価:すごく快適
1920×1080(最高品質) ・・・ スコア:11147 / 評価:すごく快適


【Tomb Raider】


1920×1080(NORMAL) ・・・ MIN:58.1 / MAX:60.2 / AVERAGE:60.0
1920×1080(HIGH) ・・・ MIN:52.0 / MAX:60.0 / AVERAGE:59.1
1920×1080(ULTRA) ・・・ MIN:40.7 / MAX:60.0 / AVERAGE:50.0
1920×1080(ULTIMATE) ・・・ MIN:24.0 / MAX:42.0 / AVERAGE:33.0
1920×1080(ULTIMATE/手動で最高設定) ・・・ MIN:11.7 / MAX:22.6 / AVERAGE:16.5


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 90.21fps
CPU ・・・ 567pts


大抵のPCゲームを高画質で快適にプレイできる性能です。

重めのゲームタイトルをプレイする場合や、高解像度設定でプレイする場合には、やや描画設定を調整する必要がありそうですが、概ね満足できる性能だと思います。



消費電力・温度

NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズの消費電力を測定してみました。
以下はアイドル時、ベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

Optimus関連の設定は「自動選択」に、画面の輝度は50%に設定。

アイドル時 ・・・ 16W
ベンチマーク実行時 ・・・ 115W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

ベンチマーク実行時はやや高めの数値となりますが、高解像度液晶を搭載している割にアイドル時は低め。アイドル時の電力消費が小さいのは、IGZO液晶が省電力だという理由もあると思います。




次に、NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズの筐体内にあるパーツ温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度です。

CPUもGPUもやや高温気味になりやすいようです。
長時間ゲームをプレイし続ける場合などは、ノートPC用のクーラーなどを利用した方が安心できそうです。




さらに、NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズの高負荷時のキーボード表面温度を測定。

キーボード表面の温度が高めです。
キーボード入力を行うと、指先が少し熱く感じられます。

底面の温度も高くなりやすいので、膝の上にPCを載せて作業される場合には注意が必要です。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズの再起動にかかる時間を測定。
以下は5回分の再起動時間と、その平均値です。

1回目 1:12
2回目 1:06
3回目 1:05
4回目 1:06
5回目 1:06

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分7秒

NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズの再起動にかかる時間はおよそ1分7秒。
HDD搭載PCの再起動にかかる時間は大体1分~1分半程度という結果であり、本製品の再起動にかかる時間はHDD搭載のPCとしては標準的だと言えます。

HDDとしては遅い方ではありませんが、SSDの速度に慣れている方だと遅く感じられると思います。速度重視の方はSSDをご選択ください。



バッテリ駆動時間

NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズのバッテリ駆動時間を測定。
駆動時間の測定にはbbenchを使用、ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、無線LANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎という内容です。

Optimus関連の設定は「自動選択」に、画面の輝度は50%に設定。




バッテリの電力残量が100%から5%に減少するまでの時間は16190秒。
約4.5(4.497222…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

軽い使い方だと4時間半程度はバッテリが持つようですが、負荷をかけた使い方だとバッテリの持ちはかなり短くなると思います。

短時間の利用ならばともかく、基本的に電源の確保できない場所での利用には向かなさそうです。



プリインストール・ソフトウェア

NEXTGEAR-NOTE i3501 にプリインストールされているソフトウェアの内容を簡単にチェックします
製品の購入時期や、選択するオプションの内容によっては、以下に掲載の通りではありませんのでご注意ください。




デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)



アプリ一覧画面

本製品にプリインストールされているソフトウェアの内容は、アプリ一覧画面に表示の内容の通り。

特徴的なものとしては、プログラマブルキ―の設定などを行える「FLEXIKEY」や、システムや機能の設定を管理できる「Control Center」等があげられます。

「FLEXIKEY」ではゲームにプレイ時に利用するショートカットキーの操作を登録しておいたり、「Control Center」では、Windowsキーの有効無効が行えるなど、ゲームに役立つ機能を利用する事ができます。

光学ドライブを搭載しないモデルであるため、再生ソフト等は搭載されておらず、全体的にシンプルなソフトの内容です。




Control Center システム設定やデバイスの設定などを行える


FLEXIKEY キーのマクロ設定などを登録する事ができる



NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズ まとめ

NEXTGEAR-NOTE i3501 シリーズのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・GeForce GTX960M(2GB)を搭載
・13.3型WQHD(2,560×1,440)のIGZO液晶を搭載
・持ち運べるサイズのゲーミングノート

13.3型WQHDのIGZO液晶を搭載する、ゲーミングノートPCです。

モバイルタイプのノートPCとしてはやや重いですが、ゲーミングノートとしては小型かつ軽めであり、出張や旅行先でもPCゲームを楽しみたいというユーザーに便利な製品です。

GeForce GTX960M(2GB)を標準搭載しており、比較的負荷の高いPCゲームも高画質で快適にプレイできる性能を持ち合わせている事に加え、液晶も高精細で美しく、ゲームの映像を存分に楽しむ事ができるでしょう。

操作性もそこそこ良く、ゲーム以外の作業も快適に行えると思います。

なお、解像度の高過ぎる液晶が苦手だという方向けに、本製品と同じ筐体でフルHDの液晶を搭載する NEXTGEAR-NOTE i3500iconというシリーズも提供されていますので、そちらもあわせてご覧いただければと思います。

フルHD液晶を搭載するNEXTGEAR-NOTE i3500の方が i3501に比べて若干安いため、GTX960Mを搭載する小型のゲーミングノートを、できるだけ安く買いたいという方にも向いています。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中のGTX 960M搭載ノートについては、以下の記事をご覧ください。

NEXTGEAR-NOTE i5520(i5520GA1)レビュー